テーマの概要
LPガス自動車の燃料タンクを災害時の動力源に活用するための法令改正検討をめぐる議論です。
本テーマは、LPガス自動車の燃料タンクを災害時の避難所等における動力源として活用できるようにするため、法令改正を含めた制度的検討を進めるべきかどうかをめぐる議論です。近年、電気自動車(EV)については災害時に車載バッテリーを外部電源として利用する仕組みが整備されてきました。一方、タクシーをはじめ広く普及しているLPガス自動車については、燃料タンクを避難所の動力源として活用することが現行法令上認められておらず、制度的な対応が求められているという指摘があります。国会審議においては、議員側がLPガス自動車の燃料タンク活用に向けた法令改正の検討を強く求めたのに対し、経済産業省側は安全上の課題を科学的データに基づいて整理した上で関係者と引き続き議論を行う方針を示しており、積極的な推進論と慎重な検討論の間で立場が分かれています。LPガス自動車は既存インフラとして広く普及しており、災害時のエネルギー確保という観点から活用促進を求める声がある一方、安全性の担保や規制改正の手続きには慎重な対応が必要とされています。
