テーマの概要
社会的養護の質向上と経験者の自立支援を推進する取り組みが議論されています。
社会的養護の質の向上と社会的養護経験者等の自立支援は、児童福祉施策の中核的な課題の一つです。社会的養護とは、保護者のない児童や、保護者に監護させることが適当でない児童を、公的な責任のもとで社会全体で養育・支援する仕組みであり、施設養護や里親委託などが含まれます。本テーマでは、こうした社会的養護のもとで育った子どもたちへの支援の質を高めること、また施設や里親家庭を離れた後の社会的養護経験者が自立した生活を送れるよう継続的に支援することが議論されています。国会の場では、こども家庭センターの設置・機能強化や児童相談所の体制整備と並行して、ヤングケアラー支援、一人親家庭支援、子どもの貧困対策といった周辺施策と一体的に取り組む方向性が示されています。社会的養護経験者は進学・就労・住居など多方面での困難を抱えやすいとされており、退所後の自立支援の充実が重要な政策課題として位置づけられています。
