上野賢一郎議員
自由民主党・無所属の会
賛成
発言53回
スタンス判定の根拠
地方版政労使会議開催や取適法改正などを挙げ、賃上げの波及に取り組む方針を表明
「まさに今委員から御指摘のありましたとおり、中小企業、またフリーランスの方、あるいは非正規雇用労働者、また地方、そうしたところも含めまして賃上げをしやすい環境を整備していくこと、これは政府の役割だと考えております。」
大企業中心の賃上げを中小・フリーランス・地方へ波及させる実効策が問われています。
本テーマは、近年の賃上げ動向が大企業・正規雇用労働者を中心に進む中、中小企業・フリーランス・非正規雇用労働者・地方といった層への賃上げ効果の波及をいかに実現するかをめぐる議論です。国会では、賃上げ支援助成金パッケージや地方版政労使会議の開催、取引適正化法(取適法)の改正など、政府が講じてきた施策が取り上げられています。一方で、こうした取り組みが十分な実効性を持っているかどうかについては、より強力な対策を求める声もあります。政府側は、中小企業・フリーランス・非正規雇用労働者・地方を含めた賃上げしやすい環境の整備が政府の役割であると認識しており、各種施策を通じた波及を目指す方針を示しています。他方、質問者側は既存の取り組みを認識しつつも、社会全体への所得向上の流れを波及させるためのより実効性ある取り組みを求めており、現状の施策の効果や十分性に疑問を呈しています。賃上げの恩恵が一部に偏らず広く社会に行き渡るかどうかが、引き続き重要な論点となっています。
政府は賃上げ支援助成金パッケージや地方版政労使会議、取適法改正などの取り組みを進めていますが、これらが中小企業・フリーランス・非正規雇用・地方への賃上げ波及に十分な実効性を持つかどうかについて、より強力な対策を求める意見があり、施策の効果をめぐって見解が分かれています。
賃上げの波及対象として、中小企業・フリーランス・非正規雇用労働者・地方など多様な層が挙げられており、政府がこれらすべての層に対して均等かつ効果的に対応できるか、またどの層を優先的に支援すべきかという点が論点となっています。
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中小企業が賃上げを実施した際に、助成金や税額控除などの財政支援を行う施策です。政府はすでに賃上げ促進税制や業務改善助成金などを整備しており、これらの対象範囲拡大や支援額の引き上げによって、中小企業の賃上げ原資確保を後押しする方向性が議論されています。
関連する争点: 既存施策の実効性
メリット
デメリット
下請法や取引適正化法(取適法)の改正・運用強化により、大企業から中小企業・フリーランスへのコスト転嫁を促進する施策です。人件費や原材料費の上昇分を取引価格に反映しやすくすることで、中小企業が賃上げ原資を確保できる環境を整えることを目的としています。
関連する争点: 既存施策の実効性
メリット
デメリット
フリーランスと発注事業者との間の取引適正化を図るため、2023年施行のフリーランス・事業者間取引適正化等法(フリーランス保護法)の実効性を高め、報酬の不当な引き下げや遅延を防止する施策です。フリーランスが適正な対価を受け取れる取引環境の整備が目指されています。
関連する争点: 波及対象の広さと優先順位
メリット
デメリット
地域ごとに政府・経営者団体・労働組合が一堂に会して賃上げの機運を高める「地方版政労使会議」を各都道府県で推進し、地域の実情に応じた賃上げ目標の設定や取り組みの共有を促進する施策です。全国一律ではなく地域特性を踏まえた対応を可能にする点が特徴です。
関連する争点: 波及対象の広さと優先順位
メリット
デメリット
法定最低賃金を継続的かつ大幅に引き上げることで、非正規雇用労働者や中小企業労働者の賃金底上げを図る施策です。近年は毎年度50円程度の引き上げが続いており、全国加重平均1,000円超を達成していますが、さらなる引き上げ速度の加速を求める議論があります。
関連する争点: 波及対象の広さと優先順位
メリット
デメリット
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