テーマの概要
シリア・ミャンマー難民向け留学支援プログラムの拡充を巡り、推進と慎重検討が対立しています。
本テーマは、シリア難民およびミャンマー難民・避難民の若者に対する日本の教育支援、特に留学プログラムの拡充を巡る論点です。国会では、既存のシリア難民向け教育プログラムが一定の評価を受けていることを前提に、その対象範囲を大学院生以外にも広げるべきか、またミャンマー難民・避難民に対しても同様の留学支援プログラムを設けるべきかが議論されています。議員側からは、評価されているプログラムの門戸を拡大するとともに、ミャンマー難民への支援も同等に講じるよう外務省・JICAへの働きかけが求められています。一方、政府側(JICA)は、ミャンマーについてはすでに7名の受け入れ実績があることを示しつつも、大学院生レベル以外への拡大については外務省等と協議しながら検討を進めるとして、即時の拡大には慎重な姿勢を示しています。難民・避難民への教育機会の提供という人道的観点と、プログラム拡充に伴う調整・体制整備の課題との間で議論が続いています。
