テーマの概要
藻場再生と里海づくりをブルーカーボン・温暖化対策として推進する議論です。
アマモなどの藻場再生と里海づくりは、沿岸域の生態系保全と気候変動対策を同時に追求する取り組みをめぐる議論です。アマモをはじめとする海草・海藻類が形成する藻場は、多様な海洋生物の生息・育成環境を提供するとともに、光合成によって二酸化炭素を吸収・固定する「ブルーカーボン」機能を持つことが注目されています。里海づくりとは、人と海との共生を基本理念として、地域コミュニティが主体となって沿岸環境を管理・再生していく考え方です。国会審議においては、政府側が藻場育成を目指す里海づくりの推進を表明するとともに、議員側もブルーカーボンの観点から温暖化対策としての有効性を指摘し、積極的な推進を求めています。両者ともスタンスは一致しており、生態系保護と温室効果ガス削減という二つの政策目標を藻場再生によって同時に達成できるとの認識を共有しています。今後は具体的な取り組みの規模・手法・予算などの政策的詳細が焦点になると考えられます。
