テーマの概要
申請不要のプッシュ型行政サービスへの転換を巡り、厚労省の積極推進が求められています。
プッシュ型行政サービスとは、国民が自ら申請を行わなくても、行政側が必要な支援を能動的に届ける仕組みのことです。従来の「申請主義」では、制度を知らない、手続きが複雑で申請できないなどの理由により、必要な支援が届かないケースが生じてきました。マイナンバーの活用によって個人情報を行政側が把握し、申請不要で給付や通知を行う「プッシュ型」への転換が議論されています。本テーマでは、厚生労働省を中心に、プッシュ型サービスの推進に向けた研究・検討が必要との認識が示されています。議員からは、申請主義に代わる仕組みとして、厚労省が積極的に先導すべきとの強い提案がなされており、省側も推進環境が整いつつあるとして、様々な手法について研究を進める姿勢を示しています。課題としては、どの範囲でプッシュ型を実現するか、マイナンバー活用の具体的方法、プライバシーへの配慮などが挙げられます。国民に必要な支援を確実に届けるという目標は共有されつつも、実現に向けた具体策は引き続き検討段階にあります。
