テーマの概要
2029年導入予定の給付つき税額控除の対象範囲と制度設計を巡り議論されています。
給付つき税額控除制度とは、税額控除と現金給付を組み合わせた仕組みであり、所得が低く税額が控除額を下回る場合にも差額を現金で給付することで、低所得者層を含む幅広い層を支援する制度です。本テーマでは、2029年4月からの導入が想定されている給付つき税額控除について、その対象範囲の設計と制度的な位置づけを巡る議論が行われています。一方では、制度の本格導入前の「つなぎ」として消費税減税等の暫定的措置を位置づけ、給付つき税額控除を中心的な政策として推進すべきとする立場があります。他方では、対象範囲がいまだ決定されていない点を問題視し、中間層にも増税の影響が及ぶ可能性を懸念する声も上がっています。このように、制度そのものへの賛否よりも、対象範囲の未確定という設計上の課題と、暫定措置との関係性・時間軸の整合性が主な論点となっています。
