テーマの概要
廃プラ油化を妨げる軽油引取税の制度見直しを巡る議論です。
廃プラスチックのケミカルリサイクルとは、廃棄プラスチックを化学的に分解・変換して油や燃料などの原料として再利用する手法です。本テーマは、このケミカルリサイクル(特に油化)の普及・事業化を進める上で、軽油引取税の課税制度が障壁となっているという問題を巡る議論です。廃プラスチックを油化した際に得られる生成物が軽油引取税の課税対象となり得るため、事業採算性が損なわれ、リサイクル事業の立ち上げや拡大が困難になっているとの指摘があります。質疑では、環境省が資源循環政策の推進役として主導的に動き、経済産業省・総務省と連携しながら事業者の実態把握と制度見直しの協議を早急に開始すべきとの強い要望が示されました。これに対し、環境省側の答弁者は現状の問題認識を共有しつつ、関係省庁との協議を進める意向を表明しています。廃プラスチックの資源循環促進という環境政策の目標と、税制上の扱いが実態に即していないという課題が交差する問題として議論されています。
