このテーマの概要
このテーマは、高額な薬剤が登場する中で、医療資源をどのように配分し、公的医療保険による給付の範囲をどう定めるかを巡る論点です。提示された意見では、薬剤が承認を受ければ自動的に保険給付の対象とする従来の運用を続けた場合、高齢者の増加も重なって医療費全体が押し上げられ、現役世代の負担が増すことが懸念されています。そのうえで、費用対効果や実臨床での有効性の評価、保険収載後の価格調整にとどめるのか、それともどの医療をどの患者にどの条件で公的保険として給付するかという給付範囲そのものの議論に踏み込むのかを曖昧にしたままにすべきではないと主張されています。背景には、皆保険制度の持続可能性が守れなくなるおそれがあるという問題意識があります。
何が対立しているのか
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承認即給付の運用を続けるか
薬剤承認を受ければ全て保険給付とする従来の運用を続けると、高齢者の増加もあって医療費全体が押し上げられ、現役世代の負担が増すとの懸念が示されています。この運用を見直すべきかどうかが論点です。
- 2
価格調整か給付範囲の議論か
費用対効果や実臨床での有効性の評価、保険収載後の価格調整にとどめるのか、対象患者や条件を含む給付範囲そのものの議論に踏み込むのかが問われています。この点を曖昧にすべきでないとの意見です。
- 3
皆保険制度の持続可能性の確保
給付範囲の議論を避けたまま医療費が増え続ければ、現役世代の負担増を通じて皆保険制度の持続可能性が守れなくなるおそれがあるとされています。持続可能性をどう確保するかが論点です。
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