このテーマの概要
本テーマは、国と地方の役割分担を前提に、地方分権と地方創生をどのように再構築するかを巡る議論です。提示された意見では、二つの方向性が示されています。一つは、エッセンシャルサービスについて、自治体の財政格差に委ねる段階を過ぎており、国が全国一律で責任を持つ分野とすべきだとする主張です。もう一つは、災害対策において、災害対策基本法を抜本的に見直し、国、関係省庁、都道府県、市町村の責務を再整理すべきだとする主張です。後者では、補完性の原理を強化し、大規模災害時の被災者支援を中心とした事務を都道府県にも分担させ、都道府県の責務を法令上明確にすることが求められています。人口の少ない市であっても全ての対応を担わなければならない状況が解消されないという問題意識が示され、補完的な業務は広域的に行う方がよいとされています。これらは、国の責任の拡大と、都道府県を含む広域的な分担の明確化という観点から、国と地方の役割を見直す議論です。
何が対立しているのか
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必須サービスの責任主体は誰か
エッセンシャルサービスを、自治体の財政格差に委ねる分野とみるのか、国が全国一律で責任を持つ分野とみるのかという論点です。提示された意見は、国が全国一律で責任を持つべきだとの立場を示しています。
- 2
災害対策における各主体の責務
災害対策基本法を抜本的に見直し、国、関係省庁、都道府県、市町村の責務をどのように再整理するかという論点です。提示された意見は、責務の見直しを強く求めています。
- 3
都道府県による補完と市町村の負担
大規模災害時に、被災者支援を中心とした事務を都道府県にも分担させ、都道府県の責務を規定するかという論点です。人口の少ない市が全ての対応を担う事態を解消するため、補完性の原理に基づく広域的対応が主張されています。
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