根本祐二参考人
無所属
中立
発言13回
スタンス判定の根拠
離島も一万人拠点集約の考え方を適用可能だが、安全保障目的は国の責任で別途対応が必要と主張
「安全保障なり、あるいは地産地消、国土保全という観点で必要だというのであれば、住民がそれをやるんではなくて、国の責任でやっていく、国家公務員がそこに行く。」
有人国境離島の維持を誰がどのように担うかが問われています。
離島地域の維持と活性化をめぐる議論では、主に有人国境離島の存続と安全保障上の意義、および離島における人口維持・地域活性化の手法について論点が展開されています。一方では、鹿児島選出の政治家として、奄美などの有人国境離島を無人島にしないことが国防の要であるという立場から、サトウキビ政策を含む離島振興策を積極的に推進すべきとの主張がなされています。他方では、離島においても人口一万人規模の拠点への集約という考え方を適用できるとしつつも、安全保障・地産地消・国土保全といった目的での離島維持については、住民が担うのではなく国の責任において対応すべきであり、必要であれば国家公務員を派遣する形で対処すべきとの見解も示されています。このように、離島の維持をめぐっては、地域住民主体の振興策と国家責任による維持管理という二つのアプローチの間で、役割分担のあり方が問われています。離島の安全保障的価値と地域振興の両立をいかに図るかが、今後の政策議論における中心的な課題となっています。
離島の維持・活性化において、地域住民や自治体が主体となって取り組むべきか、それとも安全保障・国土保全の観点から国が責任を持って対応すべきかという点で意見が分かれています。住民主体の振興策と国家主導の維持管理のどちらが適切かが問われています。
離島維持の目的として、安全保障・国土保全と地域経済振興・住民生活の維持は区別して論じるべきとの見方があります。安全保障目的の維持は国の責任とし、地域振興は別途の枠組みで対応するという役割分担の是非が争点となっています。
人口一万人規模の拠点への集約という考え方を離島に適用した場合、小規模離島の存続が困難になる可能性があります。人口減少下での効率的な行政運営と、有人離島を維持するという政策目標をいかに両立させるかが問われています。
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地域住民や離島自治体が中心となり、観光振興・特産品開発・移住促進などを通じて地域経済を活性化するアプローチです。地方創生交付金や離島振興法に基づく補助制度を活用しながら、住民の主体性と地域の個性を生かした持続可能なコミュニティ形成を目指します。
関連する争点: 離島維持の主体は住民か国家か
メリット
デメリット
安全保障・国土保全・排他的経済水域確保を目的として、国が責任を持って有人離島の維持を担うアプローチです。必要に応じて国家公務員の派遣や国直轄の管理体制を整備し、島の有人状態を国家として維持します。住民への過度な負担を避けつつ、国益の観点から離島存続を図ります。
関連する争点: 安全保障と地域振興の切り分け
メリット
デメリット
2017年施行の有人国境離島法の枠組みを拡充し、航路・航空路の運賃低廉化、雇用機会の創出、物価高騰対策などの支援措置を強化するアプローチです。国が財政支援を行いながら、住民の生活基盤を整備して自発的な定住を促します。
関連する争点: 離島維持の主体は住民か国家か
メリット
デメリット
人口一万人規模の拠点島に医療・教育・行政機能を集約しつつ、周辺小規模離島との交通ネットワークを整備して広域的に生活サービスを提供するアプローチです。行政運営の効率化を図りながら、小規模離島の有人維持との両立を目指します。
関連する争点: 人口集約論と離島存続の両立
メリット
デメリット
離島の基幹産業であるサトウキビ栽培や水産業への補助金・価格保証・担い手育成支援を強化し、農林水産業を通じた雇用と人口の維持を図るアプローチです。地産地消の推進や農産物のブランド化と組み合わせることで、離島経済の自立的な基盤を構築します。
関連する争点: 安全保障と地域振興の切り分け
メリット
デメリット
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