FOIPを外交の柱として推進・進化させ、同志国やグローバルサウスとの連携強化を図ります。
自由で開かれたインド太平洋(FOIP)は、安倍元総理が提唱した外交構想であり、自由・民主主義・法の支配といった基本的価値に裏付けられた国際秩序の維持・強化を目指すものです。議論では、FOIPを日本外交の柱として位置づけ、時代の変化に合わせて進化させながら推進していく方針が繰り返し表明されています。具体的には、各国の自律性や強靱性を高める取組として国際会議の場でも注目を集めており、同盟国・同志国のみならずグローバルサウス諸国との連携強化にも結び付けていくことが課題として挙げられています。また、日米同盟をインド太平洋の平和と繁栄の礎として位置づけつつ、FOIP構想との整合性を保ちながら地域の主要国との信頼・協力関係を構築していく方向性が議論の中心となっています。FOIPをどのように進化させ、関係国との具体的な連携強化に結び付けるかという点が今後の課題として認識されています。
FOIPを時代に合わせて進化させていくことは各者が共通して認識していますが、具体的にどのような形で進化させるか、各国の自律性・強靱性の向上をどう実現するかについては、詳細な方向性をめぐって議論が求められています。
基本的価値を共有する同志国との連携に加え、グローバルサウス諸国との連携強化をFOIPの枠組みにどう組み込むかが論点となっています。従来の価値共有国に限らない広範な連携をどう設計するかが課題として浮上しています。
FOIP構想への理解が国際的に深まっているとの認識は共有されていますが、理解から具体的な連携強化へどうつなげるかが問われています。国際会議での発信にとどまらず、実質的な協力関係を構築する手段についての議論が求められています。
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米国・オーストラリア・インドとのQUAD枠組みを軸に、英国・フランスなどインド太平洋戦略を持つ欧州諸国や韓国・フィリピン等との多層的な安全保障・外交協力を強化するアプローチです。共同演習、情報共有、技術協力などを通じて地域の抑止力と安定を高めることを目指します。
関連する争点: 関係国との具体的連携の実現
メリット
デメリット
アフリカ・中東・中南米・太平洋島嶼国など、必ずしも基本的価値を共有しないグローバルサウス諸国との連携をFOIPの枠組みに組み込むアプローチです。インフラ支援・人材育成・技術協力等を通じて各国の自律性と強靱性を高め、特定大国への過度な依存を防ぐことを目指します。
関連する争点: グローバルサウスとの連携強化
メリット
デメリット
重要鉱物・半導体・医薬品等の戦略物資についてサプライチェーンの多元化・強靱化を図り、特定国への依存リスクを低減するアプローチです。FOIP参加国間での経済連携を深め、ルールに基づく自由で公正な経済秩序の構築を目指します。
関連する争点: FOIPの進化の方向性
メリット
デメリット
G7・G20・国連等の国際会議や多国間フォーラムを通じてFOIPの理念と具体的取組を積極的に発信し、航行・飛行の自由、紛争の平和的解決、国際法遵守といった規範の形成・普及を図るアプローチです。
関連する争点: 関係国との具体的連携の実現
メリット
デメリット
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