加藤勝信議員
自由民主党・無所属の会
反対
発言51回
スタンス判定の根拠
公平性の観点から現行の控除順序を維持する立場で、変更案には慎重
「仮に、御指摘のような、雑損控除を人的控除より後に行うとした場合、例えば、同じ所得金額、同じ損失の金額を有する納税者の間で世帯構成によって雑損失の繰越額が異なってしまうと、こういったことが出てくるわけで、こういったものを税の負担の公平性という意味から見てどう考えていくのか、そういった点で現行の取扱いになっているというふうに承知をしております。」
災害時の雑損控除と人的控除の適用順序を巡り、公平性と被災者支援が議論されています。
このテーマは、災害に遭った納税者の所得税において、雑損控除(災害控除)と人的控除をどの順序で適用するかを巡る論点です。国会審議では、雑損控除を人的控除より後に行う順序に改めるべきかどうかが取り上げられました。現行の取扱いを維持する立場は、順序を変更すると、同じ所得金額・同じ損失額の納税者であっても世帯構成によって雑損失の繰越額が異なってしまうことを問題とし、税負担の公平性の観点から変更に慎重な姿勢を示しています。一方、変更を求める立場は、被災地に心を寄せる形で、先に人的控除を行ってから災害控除を行う順序とし、1年で控除しきれなかった分については繰越しを認めるよう求めています。この質疑では、被災者への支援のあり方と、税制における負担の公平性とが対比される形で論じられています。
控除順序を変えると、同じ所得金額・同じ損失額の納税者の間でも、世帯構成によって雑損失の繰越額が異なる事態が生じ得ます。この点を税負担の公平性の観点からどう捉えるかが、現行の取扱いを維持する立場の根拠となっています。
現行の取扱いを維持する立場に対し、被災地に心を寄せる形で、人的控除を先に行ってから災害控除(雑損控除)を行う順序に改めるべきだという意見があり、控除順序そのものの見直しが争点となっています。
人的控除を先に行った上で、1年で消化できなかった損失について繰越しを認めるよう求める意見が示されています。繰越しの認め方が世帯構成による差異と関わる点も、論点の一つです。
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現行制度のとおり、雑損控除を先に適用し、その後に人的控除を行う順序を維持する考え方です。同じ所得金額と損失額であれば、世帯構成にかかわらず同じ基準で雑損失の繰越額が算定される点が重視されています。
関連する争点: 税負担の公平性をどう考えるか
メリット
デメリット
基礎控除や扶養控除などの人的控除を先に行い、その後の所得から雑損控除(災害控除)を差し引く順序へ改める考え方です。被災した納税者の人的控除が有効に使われる効果が見込まれます。
関連する争点: 控除順序を改めるべきか
メリット
デメリット
人的控除を先に行った上で、1年で控除しきれない損失について繰越しを認める、または繰越しの扱いを調整する考え方です。被災後の複数年にわたる負担を和らげることが想定されています。
関連する争点: 1年で控除しきれない分の繰越し
メリット
デメリット
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