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PB黒字化目標を単年度から数年単位に見直すべきかを巡り議論されています。
プライマリーバランス(PB)黒字化目標の見直しとは、国の基礎的財政収支において黒字を達成するという従来の財政運営目標を変更すべきかどうかを巡る議論です。PB黒字化目標は、社会保障費や公共投資などの歳出を、借金(国債)に頼らず税収などの歳入で賄えているかを示す指標として、日本の財政健全化の柱とされてきました。議論の焦点は、単年度ごとにPB黒字化を達成することにこだわるべきか、あるいはより柔軟な基準に転換すべきかという点にあります。見直し論の一つとして浮上しているのが、ドーマー条件(経済成長率が国債金利を上回れば債務残高対GDP比が安定的に低下するという考え方)を満たすことを優先し、単年度PB黒字化目標は放棄するという考え方です。これに対して、PB黒字化目標の放棄は財政規律の緩みにつながるとして危険視する立場もあります。また、単年度目標ではなく数年単位でバランスを確認する方向への見直しという、より穏健な修正案も提示されており、骨太の方針の策定とあわせて具体的な方向性が議論されています。
