片山さつき議員
自由民主党・無所属の会
賛成
発言67回
スタンス判定の根拠
コストカット型からの脱却が進んでいると述べ、賃金転嫁の定着を評価
「確かに、委員御指摘のように、総売上高、それから経費、それで粗利という考え方から申し上げますとそういう部分はあるかもしれませんが、やはり長い流れの中でコストカット型からの脱却でだんだんだんだん賃金転嫁ができてきている。」
コスト削減依存の経済構造から賃金・価格転嫁による成長型経済への移行が論じられています。
コストカット型経済から成長型経済への転換とは、企業がコスト削減によって収益を確保してきた従来の経済構造から脱却し、賃金上昇や価格転嫁を通じて成長を実現する経済モデルへの移行を指します。日本では長期にわたるデフレ経済のもと、企業は人件費や仕入れコストの削減によって利益を確保する傾向が続いてきました。この構造からの脱却に向け、政府は2013年以降の大規模金融緩和や各種政策を通じて経済への刺激を図ってきました。議論では、賃金転嫁が徐々に定着しつつあるとの肯定的評価がある一方、エネルギー補助金などコスト側への財政支援がかえってコストカット型経済を温存しているとの批判も提起されています。賃金と物価が共に上昇するメカニズムの復活については日本銀行も認識を共有していますが、政策の整合性や転換の実効性については引き続き論点となっています。
コストカット型経済からの脱却について、賃金転嫁が徐々に定着しつつあると肯定的に評価する立場と、依然として十分に進んでいないと見る立場が対立しています。脱却の進度をどう判断するかが論点となっています。
コストカット型経済からの脱却を掲げながら、石油卸やLPガスなどエネルギーコストへの補助金を継続することは政策として矛盾しているとの批判があります。コスト側を補助することで価格転嫁を促す成長型への移行が阻害されるという指摘が提起されています。
2013年以降の大規模金融緩和が賃金と物価の上昇メカニズム復活に寄与したとの評価がある一方、その効果の持続性や経済転換への十分性については議論の余地が残っています。
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政府が税制優遇や補助金を通じて企業の賃上げを後押しするとともに、政労使の三者協議を通じて賃金引き上げの社会的合意を形成するアプローチです。春闘での賃上げ率向上や最低賃金引き上げと組み合わせて、賃金と物価の好循環を実現することを目指します。
関連する争点: 賃金転嫁の進捗評価の相違
メリット
デメリット
中小企業がコスト上昇分を取引先に転嫁できるよう、下請け取引の適正化や価格交渉の環境整備を進めるアプローチです。公正取引委員会や中小企業庁が連携し、優越的地位の濫用を防ぐ取り組みを強化します。
関連する争点: 賃金転嫁の進捗評価の相違
メリット
デメリット
石油卸やLPガス等へのエネルギー価格補助金を段階的に縮小・廃止することで、コスト側への財政支援から脱却し、企業や家計が価格シグナルに基づいて行動できる環境を整えるアプローチです。省エネ・再エネ投資促進との組み合わせが想定されます。
関連する争点: エネルギー補助金と政策の整合性
メリット
デメリット
日本銀行が長期にわたる大規模金融緩和から脱却し、政策金利を段階的に引き上げることで、資源配分の効率化と賃金・物価の安定的上昇を促すアプローチです。超低金利環境で温存されてきた非効率な企業の退出と生産性向上を促す効果も期待されます。
関連する争点: 金融緩和政策の効果の評価
メリット
デメリット
労働者のスキル向上や職業訓練(リスキリング)を通じて労働生産性を高め、企業が高付加価値ビジネスへと移行できる人材基盤を整えるアプローチです。政府が教育訓練給付の拡充や企業の研修投資支援を行います。
メリット
デメリット
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