参議院財政金融委員会において、財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律の一部を改正する法律案(特例公債法改正案)、東日本大震災復興財源確保法改正案、所得税法等の一部を改正する法律案の三法案を一括して審議し、各党委員が特例公債法の五年授権化、防衛特別所得税の創設、所得税基礎控除の引上げ・物価連動化、暗号資産課税、スルガ銀行問題などについて質疑を行った。
本会議での議論の要点をAIが要約したものです。
浅田均委員が、2024〜2026年にかけてGDPデフレーターがCPIを上回る理由について財務大臣と日銀総裁に質問した。片山さつき大臣(中立)は、資源価格下落による輸入物価の鈍化がGDPデフレーターを押し上げる一方でCPIを抑制したこと、企業間取引物価の上昇が設備投資デフレーターを押し上げたことを挙げた。植田和男日銀総裁(中立)も同様の見解を示し、「輸入価格を控除した統計であって、例えば資源価格が下落して輸入価格が下落すると逆にGDPデフレーターの方は上昇してしまうという性質がある」と説明し、設備投資デフレーターの堅調さと輸入価格の性質という二点が両者の乖離の主因と分析した。
GDPデフレーターが輸入価格を控除した統計であって、例えば資源価格が下落して輸入価格が下落すると逆にGDPデフレーターの方は上昇してしまうという性質があるものでございます。
この期間において、資源価格の下落などにより輸入物価の伸びが鈍化したことが、輸入を控除項目とするGDPのデフレーターの押し上げにつながった一方、消費者物価指数には一定程度の抑制効果をもたらしたということのほか、企業が人件費等の上昇分を価格転嫁していく中で、設備投資を行う際の企業間取引の物価水準が消費者物価に比べて上昇したことがGDPデフレーターの消費者物価指数を上回る伸びにつながったということがあるのではないかと理解をしております。
防衛特別所得税の創設
小池晃委員(反対寄り)が、インボイス制度はフリーランス・小規模事業者の経営を脅かしているとして廃止を主張した。消費税導入時の大蔵省主税局長の答弁(単一税率ならインボイス不要)を引用し、「五%に戻して消費税廃止すると、インボイスなくすというのが一番国民にとって今必要なこと」と訴えた。片山さつき大臣(賛成寄り)は、付加価値税本来の設計としてインボイスが必要と擁護し、「百七十以上の国が行っている。客観的証明性は上がっており、本来の仕組みを適正・公平に運用するためには本来必要な仕組みだ」と述べた。
小池晃委員(反対寄り)が、二割特例を三割・八割控除を七割に見直すことについて、「インボイスを考えるフリーランスの会の緊急アンケートでも評価できないという声が圧倒的」と批判し、経過措置を現状のままで延長すべきと強く求めた。廃業・転職を検討する声が二割を超えるアンケート結果を示した。片山さつき大臣(中立)は、商工会や商工会議所等「何とかこれだったら、だんだんならしていくという意味でやっていけるかなという御理解をいただいた面もある」と述べ、インボイス制度の円滑な導入に向けた経過措置として段階的な見直しの方針を擁護した。
浅田均委員(反対寄り)が、コストカット型からの脱却を唱えながら石油・LPガス補助金でコストを下げるのは矛盾だと批判し、「コストカット経済を維持していると言わざるを得ない」と指摘した。植田和男日銀総裁(賛成寄り)は、「賃金と物価が共に緩やかに上昇するメカニズムが復活した」と政府の認識を共有し、企業の賃金・価格設定行動の積極化が続いていると評価した。片山さつき大臣(賛成寄り)は、燃料補助は「異常な状況を抑えるという意味で今回は緊急型措置」と説明し、長期的にはコストカット型からの脱却が進んでいると述べ、賃金転嫁の定着を評価した。
私どもとしましても、二〇一三年から実施してまいりました大規模な金融緩和、あるいはこの間の政府の様々な取組が我が国経済に強力な刺激効果をもたらし、賃金と物価が共に緩やかに上昇するメカニズムが復活したと考えております。
コストカットして何とかGDPを維持していたやつを、コストカット型ではなくて、価格に転嫁させるべきところを、また石油の卸のところにお金入れるとか、さっきの話ですと、タクシーにLPガスの補助金入れるとか、コストの方を補助してしまったら、コストカット型経済から脱却しつつと言いながらも、コストカット経済を維持していると僕は言わざるを得ないと思うんですけれども。
確かに、委員御指摘のように、総売上高、それから経費、それで粗利という考え方から申し上げますとそういう部分はあるかもしれませんが、やはり長い流れの中でコストカット型からの脱却でだんだんだんだん賃金転嫁ができてきている。
森ゆうこ委員(反対寄り)と大島九州男委員(反対寄り)がスルガ銀行問題の全面解決を強く求めた。森委員は、物件売却後も三分の二以上の物件で債務が残り、債務残額平均が五千万円に上るとする被害者弁護団資料を示し、「金融行政の不作為だ」と批判し、委員会決議及び被害者全面救済に向けたロードマップの提出を要求した。大島委員は、差押え・競売を許さないよう指導を求め、議員立法での救済を訴えた。片山さつき大臣(中立)は「スルガ銀行が適切に対応を行っているかについてはしっかりと確認してまいりたい」と述べ、司法手続きの枠内での解決を強調し、積極的な救済表明は行わなかった。委員長は委員会決議の要求について理事会で協議することを約した。
ラサール石井委員(反対寄り)が、単年度のPB黒字化目標を放棄してドーマー条件のみに依存する方針は危険だとして批判し、大和総研の調査報告を引用してドーマー条件が将来成立しなくなる可能性を指摘した。片山さつき大臣(中立)は、「単年度ごとのPB黒字化目標の達成状況を見てそれに拘泥していくということはしない」とし、「数年単位でバランスを確認する方向に見直していきたい」という高市総理の方針を説明した上で、ドーマー条件を特定の学説として前提にしているわけではないと述べた。
西田英範委員(賛成寄り)が、中堅企業の賃上げが地域経済の牽引役として重要と主張し、「地方を引っ張っていくための牽引役が中堅企業であり、その賃上げが地方の賃上げの波につながる」として政策の総動員を訴えた。越智俊之経済産業大臣政務官は、中堅企業が大企業を上回る従業員数・給与総額の伸び率を示し地域雇用創出に重要と説明し、大規模成長投資補助金や地域未来投資促進税制による支援を紹介した。
この中堅企業がしっかりとその賃上げを実現することが、それが、その地方で賃上げの波が広がっていって、地方が引っ張る日本経済の成長ということが実現するんだろうと思います。
松田学委員(賛成寄り)が、大企業向け賃上げ税制廃止とコーポレートガバナンス改革への転換について言及し、「新自由主義的な株主資本主義の是正、従業員・地域社会・取引先など様々なステークホルダーを向いた日本型資本主義の回帰」という思想が背景にあるか確認した。片山さつき大臣(賛成寄り)は、「行き過ぎた株主資本主義ではなくて、従業員、地域社会、取引先、まさに様々なステークホルダーを向いたという意味では御指摘のとおり」と肯定し、人的投資・成長投資への転換を支持する姿勢を示した。
企業の長期的な成長に資するような人的投資、新事業投資がより積極的に行われるように、まさに投資ということで強い経済をつくっていくという経済政策の内閣でございますから、こういった成長志向型に変容させる方向でコーポレートガバナンスの改訂が行われるように頑張っているところであります。
今般の賃上げ税制改正の説明の中で触れられているこのコーポレートガバナンス改革、この背景には、高市政権として、この行き過ぎた株主資本主義を是正していこうと、従業員、地域社会、取引先など様々なステークホルダーが、そっちの方を向いた従来の日本型資本主義を取り戻そうという基本的な思想といいますか、スタンスがあるんでしょうか、その点について確認したいと思います。
松田学委員(反対寄り)が、六十年償還ルールはほかの先進国で採用されておらず、「ほとんど痩せ我慢」として廃止を提案し、廃止すれば一般会計の公債金・国債費を圧縮した形で財政の姿をより健全に示せると主張した。片山さつき大臣(賛成寄り)は、「財政健全化の精神を体現するものとして定着している」「返済の負担の見える化の意味がある」として現行維持を擁護し、「今マーケットの影響が非常に大きい中でそのリスクを取るのかということはちょっと余り今当面検討していない」と述べた。
このルールはもう廃止して、国債の償還は全額国債整理基金の借換債で賄うというふうにしますと、例えば来年度予算案の一般会計の新規国債発行額は、債務償還費に相当する十八・二兆円分減ることになります。
政府といたしましては、先ほど松田委員のエピソードにありましたように、債務償還費を計上することが財政健全化の精神を体現するものとして定着しているものであるという説明をしておりまして、また多くの国民の方々に御負担をいただいている税金等で成り立つ一般会計でですね、一般会計において債務返済の負担の具体的な額を明らかにすることが返済の負担の見える化の意味も有意義であると、こういう整理をしております。
上田清司委員(反対寄り)が、法人税を高くすれば企業が節税のため設備投資・賃上げを行うと主張し、内部留保・株主優先の現状を批判した。松田学委員(中立)は、内部留保が六百三十七兆円超に上るとする現状への国民の不公平感に言及しつつ、内部留保課税や法人税率引上げの可能性を問うた。片山さつき大臣(中立)は、「近年の与党の税制改正大綱で、法人税改革は意図した成果を上げてこなかったと言わざるを得ず」と認め、「めり張りのある法人税体系を構築していく」方向性を述べた。
本音で語られます。むしろ、法人は、法人税は高い方がいいんだよと。そうすると、その高い法人税を払うのが嫌だから、賞与だとか、あるいは社内の車を買い換えろとか、場合によっては社屋を建て直せとか、国税庁に払うのは半分でいいんだと、そんな払い過ぎてどうするんだと。
こういう事態に関して、私は、国家が国民から取り過ぎて企業を甘やかしているんではないか。
近年の与党の税制改正大綱では、法人税改革は意図した成果を上げてこなかったと言わざるを得ず、法人税率を引き上げつつターゲットを絞った政策対応を実施するなど、めり張りのある法人税体系を構築していくとされておりまして。
上田勇委員(反対寄り)が、行き過ぎた円安が食料・エネルギーの輸入物価高の主因と指摘し、「根本的なマクロ経済政策として行き過ぎた円安の是正の方向に必ずしも働いていない」と問題提起した。片山さつき大臣(中立)は、「円安の進行は輸入物価の上昇を起点とした価格転嫁を通じて消費者物価の押し上げ要因の一つになるという認識はもちろんしている」と認めつつ、ガソリン等の緊急激変緩和措置など物価高対策を実施中と説明し、令和八年度予算・関連法案の早期成立を求めた。
今、政府の予算についてのお話もあったんですが、現在内閣の取っているこうしたマクロ経済政策、これは対症療法的な、今おっしゃったようなガソリンの補助金とかというようなものも含まれていて、それは是非やってもらわなければいけないんですが、ただ、これはやっぱり根本的なマクロ経済政策、これは必ずしも行き過ぎた円安の是正の方に働いているんではないというふうに私は考えておりますので、そのことは申し上げたいというふうに思います。
円安の進行というのは、総理が申し上げておりますように、輸出物価の変動を通じた企業の海外売上げ等への影響がある一方で、委員御指摘の輸入物価の上昇を起点とした価格転嫁を通じて消費者物価の押し上げ要因の一つになるという認識はもちろんしております。
上田勇委員(反対寄り)が、食料・エネルギーの輸入物価高の大きな原因として円安を指摘し、「行き過ぎた円安を是正していくような財政政策・金融政策が重要」と是正を求めた。現行の物価高対策はガソリン補助金等の対症療法的なものにとどまり、根本的な円安是正策が必要と述べた。
物価高、家計に直接影響を持っている物価高の大きな、その原因の大きなものがやはりこの行き過ぎた円安、為替にあるんではないかというふうに私は考えております。
上田勇委員(反対寄り)が、ペーパーレス化が進む中で紙の文書にのみ課税する印紙税は「公平ではない、課税根拠が乏しくなっている」として廃止または縮小を主張した。片山さつき大臣(中立)は、令和八年度予算で二千三百九十億円の貴重な財源であることや、基幹税目を補完する役割を挙げ、「中長期的な観点に立って検討していく必要がある」と述べて当面の現行維持を説明した。
森ゆうこ委員、上田清司委員、江原くみ子委員、片山大介委員らが可処分所得増加を重要課題として取り上げた。森委員(賛成寄り)は「まずは足下の国民の可処分所得を増やすことが重要」と訴え、現政策が不十分と批判した。上田清司委員(賛成寄り)は「国家が取り過ぎている」として国民負担率の高さを批判し、可処分所得を増やすことで医療費削減など好循環が生まれると主張した。江原委員(賛成寄り)は「手取りを増やす政策が必要」と強調し、「働いても働いても暮らしが楽にならない閉塞感」を指摘した。片山さつき大臣(賛成寄り)は、基礎控除引上げにより「納税者一人当たり約三万円から六万円の手取りの増加になる」と述べ、就労促進にもつながると評価した。片山大介委員(賛成寄り)は百七十八万円への引上げによる可処分所得増加と消費底支えへの期待を表明した。
国民の負担率が上がらないような仕組み、そして、国民に懐が温かくなるような仕組みを考えない限り、高市内閣の経済成長戦略も、これはもう失敗は間違いなし。
国民の可処分所得を増やすことが今のような経済状況、そして今後の状況を考えますと極めて重要だ、それと同時に、負担増はあってはいけないというふうに思っておりますが、いろいろこれから負担増がございます。
今国民が必要としているのは手取りを増やす政策だと思います。
この見直しで、令和七、八年の二年間の税制改正、合わせ技で、納税者一人当たり約三万円から六万円の手取りの増加になるとともに、全ての納税者にとって所得税の負担が生じ始める水準が百七十八万円以上となることで、所得税の負担を理由に就業調整を行っていた方々の就労促進にもつながるという意味で、そちらの方も期待できるということで考えているところでございます。
百七十八万まで課税最低額が引き上げられたと。まずこれについて、その可処分所得の増加だけではなくて、これ、消費の底支えだとか、あとは人手不足に悩んでいる労働市場にどう活性化していくのか、そうしたいろんな連鎖を生んでいければよいかと思いますが、そこら辺はどのような期待を持っていらっしゃるのか、まず大臣にお伺いしたいと思います。
国民は、減税の方は減税で、これは随分と可処分所得が上がるなと思いつつ、先々のこととは言え、所得税で後になってそのツケはちゃんと返してもらいますよというようなことをおっしゃっているようで、政策のちょっと整合性が取れていないなと。
上田勇委員(反対寄り)が、令和八年度国債発行計画で超長期債を約三割削減することについて、「借換え時の金利上昇リスクが高まる」と懸念を示した。片山さつき大臣(中立)は、生命保険会社の保有資産年限長期化がおおむね一巡して超長期債の購入ペースが鈍化したことを踏まえた市場ニーズに基づく決定であると説明し、「コスト面でのメリットとリスクのバランスを考慮しつつ需給バランスに配意していくことが重要」と述べた。
超長期国債の発行を減額することになりますと、借換え時、借換え時が早く来ますから、借換え時には金利が高くなっているリスクが高い、そうすると、超長期的な国債による歳出増加、もうそうした超長期の国債を減らすことによる歳出増加のリスクというのは高くなるのかどうか。
ということは、国債発行計画を作っている上では、この市場のニーズを十分に把握し、市場参加者との丁寧な対話を行ってこういうものを作っておりますので、ニーズがないところに発行はできないので、そのコスト面でのメリットとリスクのバランスを考慮しつつ、その時々の需給バランス、これに配意をしていくことを組合せでやっているというか、それが重要と考えております。
星北斗委員(賛成寄り)が、適正・公平な課税実現のために国税組織の定員・機構の確保が必要と主張した。舞立昇治副大臣は、令和八年度予算で消費税不正還付への対応やインボイス制度の円滑な実施への対応のため国税庁の定員を二十三名純増させること、消費税専門官や国際税務専門官など機構の充実を図ることを説明し、引き続き確保に努めると表明した。
このためには引き続き国税組織の定員、機構の確保に努める必要があると考えますが、政府の方針と、この体制をしっかりと確保していくということに関する意気込みをお伺いしたいと思います。
江原くみ子委員(反対寄り)が、百七十八万円への引上げを評価しつつ、「いつまでも特例の継ぎはぎでは国民は将来の設計が立たない」として時限措置ではなく恒久化すべきと主張した。片山さつき大臣(賛成寄り)は、国民民主党と自民党の党首間合意及び与党税制改正大綱に基づく二年間の時限措置であることを説明し、「その後の在り方については、その時点の経済・物価状況等を踏まえて丁寧に検討する」として現行方針を擁護した。
江原くみ子委員(賛成寄り)が、三年間の繰越税額控除を評価しつつ、「帝国データバンクの調査では設備投資予定額の平均が一億二千四百二十九万円」であることを踏まえ、中小企業に対する五億円という投資下限額が高過ぎると懸念を示した。青木孝徳政府参考人は、中小企業向けには中小企業経営強化税制や中小企業投資促進税制など別途の減税制度があると説明し、それらと組み合わせた活用を促した。
三年間の繰越税額控除については我が党も強く求めてきたものでございまして、一定の評価をしております。
江原くみ子委員(賛成寄り)が、子育て世代から年少扶養控除復活を求める声が多いとして、「税制面での負担軽減、すなわち年少扶養控除の復活を検討すべき」と明示的に主張した。片山さつき大臣(中立)は、平成二十二年度に「控除から手当へ」の考えで廃止された経緯を説明し、「所得再分配機能の適切な発揮や子育て世帯への配慮などの観点から、児童手当制度等の歳出面も含めた政策全体での対応も勘案しつつ、包括的に検討を行う必要がある」として即座の復活には慎重な姿勢を示した。
江原くみ子委員(賛成寄り)が、物価上昇で以前は十万円以下で買えた備品が今は超えてしまうとして基準額の見直しを求め、「十万円未満の基準も引上げを求める」と主張した。青木孝徳政府参考人は、中小企業向けの租税特別措置については三十万円未満から四十万円未満への引上げを今般実施すると説明したが、大企業も対象となる十万円未満の基準については「今後大企業などの実態を把握した上で検討を進める」と述べた。
現状維持ということにおいても、実質的な増税と同じというふうに思っております。また、国産PCを本当は買いたいんだけれども十万円の上限を超えてしまうので買えないという話も現場では聞いております。
森ゆうこ委員(中立)が、百七十八万円への引上げに一定の評価を示しつつ、六百五十五万円付近での手取り逆転現象(崖)を「許容し難い」と厳しく批判した。片山さつき大臣(賛成寄り)は、「全ての納税者にとって所得税の負担が生じ始める水準が百七十八万円以上となり、年収の壁への対応として一定の効果が見込まれる」と評価し、給付付き税額控除の専門家会議で逆転問題にも対応していくと述べた。
森ゆうこ委員(反対寄り)と江原くみ子委員(反対寄り)が、六百六十五万円を境に手取りが逆転する問題を厳しく批判した。森委員は「財務省が出してきたにしては信じられない。こんな適当なところで決めてしまった」と問題視した。江原委員も「一生懸命働いて責任ある立場になって給料が増えたのに振り込み額を見ると減っている、これでは働く意欲をそぐ」と批判した。片山さつき大臣(賛成寄り)は、国民民主党との党首間合意・与党大綱を踏まえた措置であり「中間層の負担軽減を重視した結果一部に減税額のばらつきが生じた」と説明し、給付付き税額控除の議論での解決を示した。片山大介委員(賛成寄り)は百七十八万円への引上げを評価しつつ好循環への期待を表明した。
全ての納税者にとって所得税の負担が生じ始める水準が百七十八万円以上となることで、所得税の負担を理由に就業調整を行っていた方々の就労促進にもつながるという意味で、そちらの方も期待できるということで考えているところでございます。
片山大臣、これ納得されますかね、当事者は。余りにも不公平じゃないですか。これ許容し難いと思うんですけど、この崖。
そうした好循環が本当生まれればいいなというふうに思っていますが、それで、先ほど大臣から言われたように、基礎控除、今後、物価に連動して引き上げる仕組みというのを創設することになりました。
大臣、この働けば損をするといういびつな構造を放置したまま、どうやって我が国の経済成長を実現をするおつもりなのでしょうか。
片山大介委員(賛成寄り)が、課税最低限が三十年近く放置されてきた百三万円から百七十八万円まで引き上げられたことを評価し、「可処分所得の増加・消費の底支え・労働市場の活性化につながる連鎖を生んでいければよい」と期待を表明した。また、物価連動ルールの創設を評価し、二年ごとの見直し頻度や参照指標の妥当性について質問した。
今回百七十八万まで課税最低額が引き上げられたと。まずこれについて、その可処分所得の増加だけではなくて、これ、消費の底支えだとか、あとは人手不足に悩んでいる労働市場にどう活性化していくのか、そうしたいろんな連鎖を生んでいければよいかと思いますが。
江原くみ子委員(賛成寄り)が、子育て世代から年少扶養控除の復活を求める声が多いとして、明示的に検討すべきと主張した。片山さつき大臣(中立)は廃止の経緯(平成二十二年に「控除から手当へ」の流れで廃止)を説明し、「包括的な検討が必要」と述べて即時復活には慎重な姿勢を示した。
森ゆうこ委員(賛成寄り)が、物価高の中でマクロ経済スライドにより年金が実質目減りしていると指摘し、「GPIFの約三百兆円の運用益を活用してマクロ経済スライドを一時凍結し特例給付を実施することを検討してはどうか」と提案した。吉田修厚生労働省政府参考人(反対寄り)は「将来世代の年金の給付水準の低下につながり得るため適当ではない」と反対した。片山さつき大臣(反対寄り)も、マクロ経済スライドは賦課方式の下で将来世代の負担を過重にしないための仕組みであり、「全面的にやめてしまうと将来世代の給付水準の低下につながり得る」と述べ、現状の政府見解を踏まえた否定的姿勢を示した。
森ゆうこ委員(中立)が、高市内閣の危機管理投資・成長投資方針を否定せず一定の理解を示しながらも、「国民生活に目を向けて可処分所得を増やす政策、もっと国民生活に向けた積極財政が必要だ」と格差是正をより重視すべきと主張した。インフレによる税収増を財源として国民生活を直接支援することを訴えた。
私は、もちろんそれは否定しません、重要なことだと思いますけれども、国民生活に目を向けて、このインフレで税収もまだ増える可能性があるわけですから、それを財源としてもっと積極的に国民の可処分所得を増やす政策、もっと国民生活に向けた積極財政が必要だと考えますが。
復興財源確保法の延長と防衛特別所得税との関係について複数の委員が議論した。上田清司委員(反対寄り)は、復興住民税終了後に森林環境税が課される等、国民が知らぬ間に負担が増えていると批判した。大島九州男委員(反対寄り)は、「防衛費に付け替えるゆでガエル政策だ」と批判した。星北斗委員(賛成寄り)は復興財源確保法の年度内成立を強く求め、仮に成立しなければ放射性物質測定調査の空白や児童手当・職員給与の支払困難が生じると述べた。森ゆうこ委員(反対寄り)は「こそくなやり方だ」と廃止を訴え、江原くみ子委員(反対寄り)は「目先の負担感を隠す手法だ」と批判した。片山さつき大臣(賛成寄り)は「本法案はそうした取組をしっかりとした財源の裏付けを持って進めるために不可欠」として年度内成立を強く要請した。西田英範委員(賛成寄り)は被災地の復興推進に向け政府の全力を求めた。
本法案はそうした取組をしっかりとした財源の裏付けを持って進めるために不可欠なものであり、是非年度内の成立をお願いしたいと考えております。
復興税の住民税、はい、期限が切れました、終わりと思ったら、森林環境税千円しっかり取っておる。
この復興特別財源、特別税からの、言わば、何といいますか、防衛特別所得税は付け替えですよね。痛税感をなくすために、復興特別所得税の税率を下げて、そして期間を引き延ばして、で、その分を防衛増税に充てると。これ、すごくこそくなやり方だというふうに思いますし。
防衛増税しました、で、これ復興が十年で終わりましたと、そのときにはもう既に二%国民が払うのはもう何か当たり前みたいになっていて、結果、それが防衛費に流れていくんだろうな、これ、ゆでガエル政策かなというふうに思うわけよ。
改めて申し上げるまでもなく、東日本大震災からの復興、創生は日本の未来に向けた挑戦であり、令和八年度からの第三期復興・創生期間の五年間も、被災地の復興に向け、政府として総力を挙げて取り組んでまいる決意でございます。
原子力災害地域を含めてまだまだ被災地の多くにおきまして、人々がふるさとに戻れていない、そして、なりわいの再建がまだ道半ばでございます。政府として全力を尽くさなければいけないと思います。
防衛特別所得税の創設に伴って復興特別所得税の税率を一%下げて期間を延ばすという手法は、私自身、国民の皆さんもそうかなと思うんですが、目先の負担感を何となく隠して財源調整をしているように見えております。
片山さつき大臣(賛成寄り)が、物価上昇への対応として基礎控除引上げを実施すること、「物価に連動した形での基礎控除の更なる引上げ」を総合経済対策に盛り込んでいると説明した。物価上昇に応じた引上げの意義を強調した。
令和八年度税制改正における所得税の基礎控除の引上げのうち、物価上昇を超える特例的な引上げについては、まさに昨年十二月、御党国民民主党と自由民主党との党首間合意というのがありまして。
片山さつき大臣(賛成寄り)が、「今後二年ごとに物価上昇率に連動して見直すことを基本とするルールを初めて定めた。この意義は非常に大きい」と評価した。片山大介委員(賛成寄り)は、物価連動ルール創設を歓迎しつつ、これまで日本で導入されてこなかった理由と、参照指標として基礎的支出項目ではなく総合指数を採用した理由を問い、政府は「あらゆる所得層に適用される総合指数が適当」と説明した。
上田勇委員(賛成寄り)が、基礎控除等引上げによる低・中堅所得層の負担軽減措置を評価した。江原くみ子委員(賛成寄り)も評価しつつ時限措置の恒久化を求めた。片山さつき大臣(賛成寄り)は、「物価上昇に応じた基礎控除引上げと二年ごとの物価連動ルール創設を積極的に評価」し、「令和七・八年の二年間の税制改正合わせ技で納税者一人当たり約三万円から六万円の手取りの増加」となると強調した。片山大介委員(賛成寄り)は党として推進する立場から家計負担軽減への効果を表明した。
この七年度、八年度の税制改正では、基礎控除及び給与所得控除の最低保障額について、物価上昇に応じた引上げを行うとともに、今後二年ごとに物価の上昇率に連動して見直すことを基本とするというルールを、まあ初めてというか、定めたところでございまして、これによって、今後は、この問題については物価上昇に応じて適切に負担軽減を図ることができるという、この意義は非常に大きいというふうに思っております。
百七十八万円への引上げを一時的な恩恵で終わらせるというのではなく、恒久的な制度にすべきと考えます。
これ、我が党が、自民党の連立政権合意書の中にも掲げられた項目なので、これは是非やってもらいたいということで入れ込んで、これが家計負担の軽減にもつながっていくと思うし、様々な効果はあると思います。
法案には、所得税の基礎控除及び給与所得控除を引き上げることによって低、中堅所得層の負担を大きく軽減する措置であるとか、企業に対する様々な減税であるとか、我が国の経済の成長力を高めていく措置なども含まれておりますので、評価する点も多いというふうに考えてはおります。
森ゆうこ委員(反対寄り)が、高市総理関連の政治団体と同じ住所に合同会社「Veanasジ」が法人登記されている問題を取り上げた。登記簿を示し、会社目的に「金融業」が含まれること、高市総理の後援会青年部代表が役員になっていることなどを指摘し、政治資金規正法・公職選挙法上の問題があると問題提起した。総務省政府参考人は「政治資金規正法・公職選挙法上、事務所に特段の要件を定めた規定はない」と一般論での回答にとどめた。
総務省に伺います。これ、政治資金規正法、公職選挙法上の問題があるのではないかと私は考えますが、いかがですか。
ラサール石井委員(反対寄り)が、ドーマー条件のみに依存してPB黒字化を放棄する方針は危険として批判した。上田清司委員(反対寄り)は「財政均衡論で国民を脅かす増税をやめるべき」と訴えた。松田学委員(反対寄り)は「債務残高対GDP比の低下見通しを示すだけではマーケットの信認を得られるか疑問」と懸念を示した。片山さつき大臣(賛成寄り)は「成長率の範囲内に債務残高の伸び率を抑え、政府債務残高の対GDP比を安定的に引き下げることで財政の持続可能性を実現し、マーケットからの信認を確保する」と繰り返し強調した。
PB黒字化目標を放棄して、ドーマー条件さえ満たされればよいという考えは危険だと考えますが、大臣の御認識をお答えください。
政府としては、引き続き、責任ある積極財政の考え方に基づき経済財政運営を行い、経済・財政新生計画の期間を通じて経済・財政一体改革の取組を進め、債務残高対GDP比を安定的に引き下げていくことで、財政の持続可能性を実現し、マーケットからの信認を確保してまいります。
財政の均衡論はもうやめてください。一千四百兆あります、こればっかりしか言わない。七百兆、七百八十兆の資産がありますなんか絶対言わないじゃないですか。
果たしてこの債務残高の対GDP比を低下させていくという見通しを示すだけでマーケットが本当に信認が得られるのかどうか。
西田英範委員(賛成寄り)が、日本版DOGEと特例公債法五条に基づく租税特別措置・補助金の政策効果検証・見直しを支持し、「単なるコストカットではなく国としての政策的優先順位付けとEBPMによるめり張りが重要」と訴えた。片山さつき大臣(賛成寄り)は、EBPMの考え方を重視するとし、研究開発税制での見直し事例を紹介した。国民から寄せられた三万六千件の意見をAIの力を借りて整理しているとも述べた。
森ゆうこ委員(反対寄り)が、片山さつき大臣の政治資金収支報告書でコピー機使用料が複数の政党支部と後援会に二重計上されている問題を取り上げ、「事務ミスとは到底言えない、二百万円に上る問題」と批判し、詳細の委員会報告を要求した。片山さつき大臣(中立)は、税理士事務所への業務委託の下で千九百枚の領収書の中から数枚が二重になっていたと説明し、「全くその意図はなく、原因究明を今しているところ。再発防止に努めたい」と述べた。
ラサール石井委員(賛成寄り)が、高市総理が日銀総裁に面会した際に追加利上げに難色を示したとの報道を挙げ、「政府が利上げに難色を示すことは日銀の独立性侵害であり許されない」と批判した。片山さつき大臣(賛成寄り)は、「植田総裁は面会後、総理から政策についての御要望は特になかったと説明した」と報道を否定し、日銀の金融政策の独立性を尊重する立場を表明した上で、「日銀法第四条に基づき政府と十分な意思疎通を図ることも求められる」と連携の必要性も述べた。
上田勇委員(賛成寄り)が、サナエトークン事案を詳細に取り上げ、「総理や信用の高い有識者が関わっているかのようにかたって多くの人々をだました非常に悪質な行為」と指摘し、無登録業者による詐欺的行為への規制強化と再発防止を求めた。金融庁に対し積極的な事案解明と再発防止の取組を要請した。片山さつき大臣は、金融庁への問合せは四、五件で被害規模は巨額とは言えないと説明しつつ、無登録業者に対する罰則強化・監視委員会権限拡大等を盛り込んだ金融商品取引法改正案の提出方針を表明した。
今回のこのサナエトークンのような無登録事業者によりますあたかも詐欺的な行為、これはもう再発防止をしなければならないというふうに考えておりますけれども。
星北斗委員(賛成寄り)が、2028年1月からの分離課税適用を資産形成の多様化として歓迎しつつ、投資家保護とリテラシー向上への取組を求めた。森ゆうこ委員(反対寄り)は、「総合課税から分離課税への必然性に疑問。タックス・ザ・リッチをうたいながら分離課税を増やすのはちぐはぐだ」と批判した。片山さつき大臣(賛成寄り)は、「利用者保護の規制整備を前提に、暗号資産取引に係る利用者保護の充実を図るための規制整備を前提に、株式等の有価証券取引と同様に分離課税の対象とする観点から措置されるもの」と肯定的に説明した。
一定の暗号資産取引について株式等の有価証券取引と同様に分離課税の対象とする観点から措置されるものでございまして、金融庁としては、今回の課税の見直しの前提となる金融商品取引法等の改正案を準備が整い次第今国会に提出するなどの対応を進めております。
資産形成に政府として推奨しているわけではないと言いながら、別に金商法に入れるからといって分離課税の方に入れる必要も必然性もないわけで、ちょっと疑問が残ります。
分離課税の適用は最短でも二〇二八年の一月からということで、その後は、暗号資産が国民の資産形成の手段ということで受け入れられていけば、この資産形成の手段の多様化につながるということが期待されておりますし、歓迎はしたいと思います。
小池晃委員(反対寄り)が、消費税廃止を主張し、社会保障財源としての消費税の位置付けについても問題提起した。松田学委員(中立)は、消費税が社会保障財源として一般国民に見える化されていないと問題提起し、一般会計を歳出・歳入の区分で社会保障勘定として可視化する工夫を提案した。片山さつき大臣(賛成寄り)は、「消費税法上、年金・医療・介護・少子化対策の社会保障四経費に充てると明記しており、令和八年度においても国の消費税収全ての二十一・五兆円が社会保障四経費に充てられる」と説明した。
私たちは、やっぱり食料品だけでは駄目だと思います。一律五%にまず減税をし、複数税率なくして、インボイスも撤廃をし、廃止を目指すというのが一番合理的だと。
また、実際の予算においては、令和八年度のこの予算案におきましては、国の社会保障四経費が三十四・六兆円であるのに対し、地方交付税を除く国の消費税収は二十一・五兆円でございまして、国の消費税の全てが社会保障四経費に充てられるという形にはなっております。
つまり、受益と負担の見える化というのが民主主義の基本ではないかというふうに思います。現状では、一般会計の丼勘定といいますかね、そう言ったら失礼かもしれませんが、その中で、歳出と歳入の関係が国民には見えていないという問題が根っこにあるような気がいたします。
上田勇委員(賛成寄り)が、サナエトークン問題を具体的に取り上げ、「無登録業者によるあたかも詐欺的な行為の再発防止のために厳格な規制強化を求める」と強く主張した。井上俊剛政府参考人(賛成寄り)は、金融審議会ワーキンググループの議論を踏まえ、無登録業に対する罰則引上げ、監視委員会の犯則調査権限追加、裁判所による緊急差止め命令の対象化などを盛り込んだ金融商品取引法改正案を今国会に提出すると表明した。星北斗委員(賛成寄り)は安心した取引のための投資家保護の必要性を強調した。森ゆうこ委員(賛成寄り)はサナエトークン問題について実態把握と適切な対応を求めた。片山さつき大臣(賛成寄り)は「罰則強化・監視委員会権限拡大等を盛り込んだ法改正案を提出する方向で進めている」と明言した。
こうした行為について対処していく、そういったことは今回のこのワーキンググループでの議論、あるいは今検討されている法改正において適切に対処していく、そういうお考えなのでしょうか。
そういう利用者保護の一層の充実を図るための制度整備を盛り込んで金融商品取引法等の改正案を準備ができ次第国会に提出したいという、そういう方向ですので、もちろん、これも参考人の方から答弁がございましたように、ここの金融商品としての、あるいは運用商品としての、これを望む方もいらっしゃるわけですよ。
その中で、無登録業者への対応の強化、情報の非対称性を解消するための情報公表規制の整備、暗号資産交換業者への規制の強化、インサイダー取引規制の創設を含む不公正取引規制の強化などの措置を講ずる予定でございます。
しかし一方で、安心して取引を行うためには、しっかりとした投資家保護が必要であります。
暗号資産といえば、このお配りした資料にもありますとおり、サナエトークンが話題になりました。
片山大介委員(賛成寄り)が、物価連動ルール創設を評価しつつ、二年ごとという見直し頻度が妥当か、参照指標として消費者物価の総合指数を採用した理由を問うた。政府参考人は、基礎控除があらゆる所得層の納税者に適用されることから総合指数を採用したと説明し、アメリカ・イギリス・フランスなど主要先進国も同様の指数を用いていると述べた。また、見直し頻度については、物価の早期反映と源泉徴収義務者の事務負担軽減のバランスから二年に一度とし、端数を万円単位に調整するなど事務負担への配慮も示した。
先ほど大臣から言われたように、基礎控除、今後、物価に連動して引き上げる仕組みというのを創設することになりました。これ、我が党が、自民党の連立政権合意書の中にも掲げられた項目なので、これは是非やってもらいたいということで入れ込んで。
政府による緊急激変緩和措置として三月十九日からガソリン補助を再開し、予備費七千九百四十八億円を基金事業に措置したことが複数の質疑で確認された。上田勇委員(中立)は「対症療法的であり根本的な円安是正策が必要」と指摘した。浅田均委員(反対寄り)は、石油補助やLPガス補助が「コストカット型経済の維持にあたる」と批判した。片山さつき大臣(賛成寄り)・金子容三大臣政務官(賛成寄り)・西田英範委員(賛成寄り)は、中東情勢悪化に伴う緊急措置として必要と支持し、切れ目のない支援を強調した。
足下で原油価格が高騰する中、国民の皆様の生活と経済活動を守るため、緊急的激変緩和措置として、三月十九日から、燃料油価格激変緩和基金の残高を活用し、ガソリンについては小売価格を全国平均で百七十円程度となるように補助を行うとともに、軽油、重油、灯油などについても同様の措置を講じております。
また、足下の中東情勢を踏まえ、先週十九日からはガソリン等の緊急的激変緩和措置も実施しており、本日、予備費七千九百四十八億円をこの基金事業に措置したところであります。
コストカット型ではなくて、価格に転嫁させるべきところを、また石油の卸のところにお金入れるとか、さっきの話ですと、タクシーにLPガスの補助金入れるとか、コストの方を補助してしまったら、コストカット型経済から脱却しつつと言いながらも、コストカット経済を維持していると僕は言わざるを得ないと思うんですけれども、そういうところに対して片山大臣はどういうふうな御見解をお持ちでしょうか。
現在の見通しや取組について内閣府にお伺いをしたいと思います。
今、政府の予算についてのお話もあったんですが、現在内閣の取っているこうしたマクロ経済政策、これは対症療法的な、今おっしゃったようなガソリンの補助金とかというようなものも含まれていて、それは是非やってもらわなければいけないんですが、ただ、これはやっぱり根本的なマクロ経済政策、これは必ずしも行き過ぎた円安の是正の方に働いているんではないというふうに私は考えておりますので、そのことは申し上げたいというふうに思います。
特例公債法の令和八〜十二年度五年授権について多くの委員が議論した。ラサール石井委員(反対寄り)は「衆議院議員の任期を超える五年授権化は財政規律弛緩のおそれがある」と疑問を呈し、毎年国会で審議すべきと訴えた。上田勇委員(反対寄り)は「経済が大きく変化している今こそ毎年度審議すべき」と主張した。小池晃委員(賛成寄り)は「特例公債法は日切れではないのでしっかり議論すべき」と述べた。松田学委員(賛成寄り)は国債を正当な財源と位置付ける立場から基本賛成とした。片山さつき大臣(賛成寄り)は、新たな第五条の行財政改革条項の追加により改革の姿勢を明確化し市場信認を確保できると述べた。
私は大変疑問に思っております。やっぱり変化があるわけだから、やっぱりこれは従来のように、従前のように、毎年、毎年度国会でちゃんと審議をし、そして承認をしていく、それが妥当な方法ではないかというふうに思っております。
今般の改正に当たっては、改革の姿勢を明確に示して、市場の信認を確保する観点から、租税特別措置、補助金の適正化など、行財政改革を徹底する旨の新たな条文第五条を設けることとしております。
五年間赤字国債を発行してよいとなると、毎年度財政健全化をしようという意識が生まれづらく、財政規律が弛緩するおそれがあると思うんですね。
参政党は、財源はあくまで税金であって国債は悪なんだというのではなくて、国債を堂々たる財源に位置付けるという立場から今般の特例公債法案には基本的に賛成の立場であります。
特例公債法などは、これは別に日切れじゃないんですから、やっぱり年度を越えてもこれはしっかり議論をするということを求めたいというふうに思います。
星北斗委員(賛成寄り)が、五年間の特例公債発行を可能とする改正において財政規律をどのように担保し市場信認を確保するかを問うた。片山さつき大臣は、新たに設けた第五条の行財政改革徹底規定と、各年度の発行額を毎年度予算で国会議決する枠組みにより規律を担保するとし、債務残高対GDP比の安定的引下げで信認を確保すると答えた。
政府としては、引き続き、責任ある積極財政の考え方に基づき経済財政運営を行い、経済・財政新生計画の期間を通じて経済・財政一体改革の取組を進め、債務残高対GDP比を安定的に引き下げていくことで、財政の持続可能性を実現し、マーケットからの信認を確保してまいります。
片山さつき大臣(賛成寄り)が、令和八〜十二年度の五年授権化について、経済・財政新生計画と整合した期間設定であること、新設の第五条で行財政改革を徹底する姿勢を明確化することで「市場信認を確保できる」と擁護した。各年度の具体的発行額は毎年度予算として国会議決を経るという手続き的な担保も説明した。
政府としては、引き続き、責任ある積極財政の考え方に基づき経済財政運営を行い、経済・財政新生計画の期間を通じて経済・財政一体改革の取組を進め、債務残高対GDP比を安定的に引き下げていくことで、財政の持続可能性を実現し、マーケットからの信認を確保してまいります。
江原くみ子委員(賛成寄り)が、テレワーク光熱費や単身赴任手当、仕事で使う自動車の任意保険料など、社会情勢の変化に合わせた特定支出控除の対象拡大を求めた。「昭和の時代の必要経費の概念に固執しているように感じる」と指摘した。青木孝徳政府参考人は、給与所得控除が主要国比較でも手厚い水準にあることを踏まえ、「他の所得との公平性・中立性の観点から留意が必要」と否定的見解を示した。
社会情勢の変化に合わせた制度の見直しについて、政府の明確な見解を伺います。
江原くみ子委員(賛成寄り)が、直近の確定申告での特定支出控除利用者が約二千三百万人の申告者のうち三千三百四十九人にとどまることを示し、「社会情勢の変化に合わせた制度の見直しを明示的に求める」と訴えた。青木孝徳政府参考人(反対寄り)は、給与所得控除が主要国比でも高水準にあることなど公平性・中立性の観点を挙げ、対象拡大に否定的見解を示した。
単身赴任手当や帰宅交通費、住宅手当など非課税対象の拡大、さらにはテレワークなどの光熱費や機材費、また仕事で使う自動車の任意保険料など、特定支出控除の対象に含むべきではないでしょうか。
この特定支出控除の範囲を拡大することにつきましては、他の所得との公平性、中立性の観点、政策的配慮の必要性を踏まえる必要があるほか、我が国の、先ほど申し上げました給与所得控除、これは経費の概算控除という意味合いもあるんですけれども、こちらが主要国との比較におきましても全体的に高い水準となっておりまして、既に相当手厚い仕組みになっていることにも留意する必要があるというふうに考えております。
片山さつき大臣(賛成寄り)が、政府税調の税制EBPMに関する専門家会合での分析を踏まえ、「近年の試験研究費は三ポイント程度増加しているものの物価上昇等の影響が反映された程度にとどまっている可能性がある」との委員意見を受けて、控除率カーブ等の見直しを実施したと説明した。
令和の八年度税制改正において、研究開発税制では、昨年十一月に開催された政府税調の税制のEBPMに関する専門家会合におきまして、税務データに基づく適用状況に係る分析を踏まえ、委員からは、近年の試験研究費は三ポイント程度増加しているものの、これは物価上昇等の影響が反映された程度にとどまっている可能性があるといった御意見をいただき、こうした課題について与党で御議論をいただいた結果、控除率カーブ等について見直しを行うことといたしました。
小池晃委員(反対寄り)と松田学委員(反対寄り)が、社会保障国民会議の参加要件を批判した。小池委員は、「消費税廃止・食料品だけでは不十分として一律五%減税を主張する政党が排除されており、国会で直接議論すべき」と批判した。松田委員は、「消費税に反対する政党を排除する要件は不適切であり、国民会議という名称にふさわしくない。将来の増税合意形成の布石ではないか」と問題提起した。片山さつき大臣は、参加要件は社会保障財源としての消費税認識と給付付き税額控除への賛同を条件としたと説明したが、政党間合意で決まったものとして詳細への言及は控えた。
江原くみ子委員(反対寄り)が、給与所得控除額が年収八百五十万円で頭打ちとなり、六百六十五万円を境に控除額の算出方法が変わることで手取りが逆転する問題を批判した。「一生懸命働いて責任ある立場になって給料が増えたのに振り込み額を見ると減っている。働けば損をするいびつな構造だ」と指摘し、是正を求めた。
現在、給与所得控除額は、年収八百五十万円で頭打ちとなり、また六百六十五万円を境に控除額の算出方法が大きく変わり、先ほども質疑ございましたけれども、年収が上がったにもかかわらず、税負担の急増によって手取り額が逆転するという現象が生じている点です。
複数の委員が給付付き税額控除について言及した。松田学委員(中立)は「消費税増税への布石となる懸念がある」としつつ、多様な政党の意見を聞く場にすべきと提案した。森ゆうこ委員(賛成寄り)は手取り逆転問題の解決策として重要と肯定的に言及した。浅田均委員(賛成寄り)は社会保障国民会議で食料品消費税ゼロと並行して議論されていると述べた。片山さつき大臣(賛成寄り)は「給付付き税額控除の専門家会議が始まり、中低所得者の給付と負担の在り方を検討している」と述べた。
だからこそ給付付き税額控除の議論も重要なんですけれども、でも、それにしても、今回提出されたこの法案、この法案によって生まれる六百六十五万円の年収の方は、急に控除額が減って、そして手取りの逆転現象が起こる。
今後、給付付き税額控除に係る議論がまさに今専門家会議も含めて始まったところでございますが、こういったことも含めて、当然、もちろん視野に入っているところではございます。
今、高市内閣では、給付付き税額控除の導入、制度設計に二年ぐらい掛かるので、それまでは食品消費税をゼロ%にできないかということで国民会議が今開かれております。
給付付き税額控除の制度設計もいろんな政党の意見を聞くべきであろうと思いますし、そういった多様な政党の意見を聞く場にできるはずではないかと思うんですが、この点についてはいかがでしょうか。
小池晃委員(中立)が、国民会議での議論方式には批判的な立場を取りつつ、「様々な立場の意見がある、だからこそ国会で議論すべき」と主張した。国民会議が食料品消費税ゼロと給付付き税額控除を並行検討する場として設定されていることに対し、「消費税廃止・一律五%への減税を主張する政党が排除されている以上、まともな議論にならない」と批判した。片山さつき大臣(賛成寄り)は、社会保障国民会議で両テーマを並行検討し、夏前に中間取りまとめを行い、必要な法案を国会に提出する方向で進めていると説明した。
星北斗委員(賛成寄り)が、五年間の特例公債発行において財政規律をどう担保し市場信認を確保するかを問うた。片山さつき大臣(賛成寄り)は、「行財政改革の徹底と成長率の範囲内に債務残高の伸び率を抑えることで市場信認を確保する」と明言した。新設の第五条により市場に対して改革の姿勢を明確に示すことが信認確保につながると述べた。
片山さつき大臣(賛成寄り)が、趣旨説明及び各委員への答弁を通じて、「責任ある積極財政の考え方の下、強い経済の実現に取り組むとともに、財政の持続可能性にも十分配慮する」という方針を繰り返し強調した。成長率の範囲内に債務残高の伸び率を抑え、政府債務残高の対GDP比を安定的に引き下げることでマーケットの信認を確保するとした。
政府は、責任ある積極財政の考え方の下、危機管理投資、成長投資といった投資すべき分野に大胆に投資するなど強い経済の実現に取り組むとともに、予算全体のめり張り付け等を通じて、令和八年度予算では、国の一般会計において、新規国債発行額を二年連続で三十兆円未満に抑え、公債依存度も低下させたほか、二十八年ぶりにプライマリーバランス黒字化を達成するなど、財政の持続可能性にも十分配慮してきました。
松田学委員(賛成寄り)が、積極財政の方向を支持する立場を示しながらも、今般の特例公債法に新設された第五条(行財政改革の徹底)について「緊縮的な条文が加わることで過度な抑制になりかねない」と懸念を表明した。また、ドーマー条件のみへの依存やPB黒字化目標放棄についても問題提起し、マーケットの信認を真に得るためにはより具体的な財政運営の在り方を検討する必要があると述べた。
積極財政を掲げる高市政権の財政運営と相反するのではないでしょうか。この本条文は削除すべきではないでしょうかという質問をさせていただきたいと思います。
江原くみ子委員(中立)が、「賃上げ税制の具体的な活用状況と実際にどれだけ賃上げの呼び水となったか政府はどのように総括しているか」と問うた。また、中小企業向け要件の見直しが今回行われなかった理由も質問した。青木孝徳政府参考人は、大企業向け廃止の背景として「適用企業の賃上げ率と措置の要件との間の関連性が余り見られず、インセンティブ措置として十分に機能していないおそれが見受けられた」と説明した。松田学委員(中立)は、大企業向け賃上げ税制廃止とコーポレートガバナンス改革への転換を着目・評価した。西田英範委員(中立)は中堅企業向け廃止の方向を承知しつつ引き続き賃上げ政策の総動員を求めた。片山さつき大臣(中立)は、「法人税改革は意図した成果を上げてこなかったと言わざるを得ず、めり張りのある法人税体系構築を検討する」と表明した。
今回の税制改正法案で一つ注目いたしましたのは、これまでの賃上げ税制について、大企業については税制上の措置をやめると、そして、現預金、内部留保を積み上げた企業が人的投資に資金を回すというコーポレートガバナンス改革をもって賃上げに対応しようとしているということはちょっと着目したわけなんですけれども。
今回の税制のその見直しがあったことは重々承知をしておりますし、理由もあることも承知をしておりますけれども、引き続き中堅企業の賃上げに向けて政策を総動員すべきであると考えております。
これまでの制度の具体的な活用状況と、それが実際にどれだけ賃上げの呼び水となったのか、政府はどのように総括されておりますでしょうか。
近年の与党の税制改正大綱で、法人税改革が意図した成果を上げてこなかったと言わざるを得ず、法人税率を引き上げつつターゲットを絞った政策対応を実施するなど、めり張りのある法人税体系を構築していくとされていることももう本当に事実でございます。
片山さつき大臣(賛成寄り)が、大企業向け賃上げ税制廃止について「適用企業の賃上げ率と本措置の賃上げ要件との間の関連性が余り見られず、インセンティブ措置として十分に機能していないおそれが見受けられたためEBPM的判断に基づき廃止する」と説明した。
また、賃上げは企業収益の動向や雇用情勢など税制以外の要因による影響も受けるため、税制の効果だけを取り出すことは困難な面もございますが、それを踏まえましても、適用企業の賃上げ率と本措置の賃上げ要件との間の関連性、これ、効果検証をしたんでございますが、関連性が余り見られず、本措置がインセンティブ措置として十分に機能していないおそれが見受けられました。
小池晃委員(反対寄り)が、所得一億円超の申告納税者の合計所得が2024年に約十一・五兆円、株式譲渡所得が約五・九兆円と十年で急増しているデータを示し、「今回の見直し対象が所得六億円以上の約二千人にとどまるのは余りに腰が引けている」として金融所得の総合課税化・税率引上げを主張した。片山さつき大臣(中立)は、「今回の見直し(特別控除額を三・三億から一・六五億円に引下げ、税率を二二・五から三〇%に引上げ)は一定の対応。貯蓄から投資への流れや一般投資家への影響も総合的に考える必要がある」と説明し、更なる課税強化には慎重な姿勢を示した。
やはり、富裕層の金融所得、この課税、ここにしっかり着目をして、それでないやり方をするからピンポイントにならないんですよ。やっぱり金融所得課税については、今の住民税含めて二〇%から高額所得者については少なくとも欧米並みの三〇%以上に引き上げていく、そして将来的には高額所得者については総合課税にする。
令和八年度税制改正では、同措置について特別控除額を引き下げると、三・三億から一・六五億円にするとともに、税率は二二・五から三〇%に引き上げまして、三〇%台ということを御主張されている向きもあるわけですから、一定の対応はできたのではないかと思っております。
上田勇委員(反対寄り)が、現行計画と次期計画の財源を一体的に議論すべきとし、「防衛特別所得税を今回の法案から削除して改めて議論することが妥当」と主張した。片山さつき大臣は、本年中に三文書を改定し新たな防衛力整備計画を策定する方針であり、その財源の在り方も「財政の持続可能性に十分配慮しながら安定的な財源が確保されるよう検討する」と述べた。松田学委員(中立)は、防衛費増額の財源として国債発行も選択肢に入れるべきと問題提起した。
防衛特別所得税の創設について、委員間で賛否が大きく分かれた。ラサール石井委員(反対寄り)は「恒久的徴収は防衛費拡大に歯止めがかからない」と明確に反対した。上田勇委員(反対寄り)は「大幅所得税減税と同時の防衛増税は政策の整合性がなく、法案から削除すべき」と主張した。大島九州男委員(反対寄り)は「復興税を防衛費に付け替える手法を批判、国民が賛成していない」と述べた。森ゆうこ委員(反対寄り)は「こそくなやり方であり廃止すべき」と反対した。一方、星北斗委員(賛成寄り)は「防衛力強化の安定財源として理解・支持する」と述べた。松田学委員(反対寄り)は「増税では到底足りず、財政法改正で国債発行対象とすべき」と主張した。片山さつき大臣(賛成寄り)・舞立昇治副大臣(賛成寄り)・青木孝徳政府参考人(賛成寄り)は、「安全保障環境の厳しさを踏まえた安定財源確保として、足下で家計負担が増加しないよう復興特別所得税の税率を引き下げた上で創設するもの」と説明した。
こそくですよ、やり方が。そして、一旦これをセットしたらもう軽々に税率が引き上げられるんじゃないか。これは許されないというふうに思います。
防衛費の拡大により、市民の暮らしに必要な財源が圧迫されています。防衛特別所得税の導入そのものに反対だということを強く申し上げて、終わりたいと思います。
国民はこの苦しい中で二・一%の所得税を払っていますよと、これはもう東日本大震災の復興のためだからと。勝手にこれを、今度防衛費をいただきますから、この部分をちょっと一%下げてこっちに回しますよというふうに、みんなそういうふうに受け取りますよ。
したがって、本法案で防衛費の一部に所得税を充てることをここで決めてしまうと、次の計画、今年中にも決めるという次の計画も、やっぱりこれを所得税を財源にする、国民が広く負担するんだということにつながるのではないか、そういうことを懸念をするものであります。
我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中で防衛力の強化は必須と考えておりまして、こうした状況が近い将来に根本から変わるかというと、その可能性は低いのではないかと考えております。
防衛力の抜本的な強化を図るための安定財源、これは極めて重要でありますし、既定の方針に従って防衛特別所得税を創設するという今回の法案の内容は理解をします。
令和九年一月から、所得税額に対して税率一%の新たな付加税として防衛特別所得税を課すことというのが今回の改正案に入っているわけで、その際、復興特別所得税については、足下での御家庭の負担が増加しないように税率を一%引き下げるとともに、復興財源の総額を確実に確保する観点から課税期間を十年間延長すると、こういうふうにしているわけでございます。
防衛力の強化は国民の命、暮らしなどを守るためのものでございまして、個人にも広く裨益するものであることから、所得税も対象になったものというふうに承知しております。
恒久財源として計画されている増税としては、今般の税制改正で防衛特別所得税の創設が掲げられていますが、平年度ベースで、これと防衛特別法人税、たばこ税を合わせて約一・三兆円ということで、先ほどの金額にはこれ到底足りない金額であります。
防衛特別所得税の創設の必要性は理解はしておりますけれども、だからこそ、目先の負担感を隠すのではなくて、正面から国民の皆様に必要性を理解をしていただく説明をすべきではないかということを述べさせていただきまして。
ラサール石井委員(反対寄り)が、防衛費の一部を建設国債対象としていることについて「かつて軍事国債を乱発した過去の過ちを繰り返しかねない」と強く批判した。1975年の国会答弁で大蔵省主計局次長が「軍事費は消費的支出」と答弁していたことを引用し、政府の認識変化を問題視した。松田学委員(賛成寄り)は、防衛費全般を建設国債対象とする財政法四条改正を検討すべきと提案した。片山さつき大臣は、海上保安庁など他省庁の施設整備費等が以前から建設公債対象であることと整合的な考え方を採用したと説明した。
小池晃委員(反対寄り)が、食料品だけの消費税ゼロは不公平・不十分として一律五%への恒久減税を主張した。食料品ゼロ化では飲食店とテークアウト・宅配の税率差が拡大して飲食店が不利になる問題、仕入れ消費税減少分と同額だけ納税額が増えるため飲食店には一円の得にもならない問題などを指摘した。片山さつき大臣(中立)は、「外食産業からも様々な懸念をいただいており、社会保障国民会議の実務者会合に団体を順次お呼びして丁寧に議論を進めている」と述べ、現時点では法案提出前の国民的議論を優先させる立場を維持した。
私たちは、やっぱり食料品だけでは駄目だと思います。一律五%にまず減税をし、複数税率なくして、インボイスも撤廃をし、廃止を目指すというのが一番合理的だと。
食料品消費税率ゼロの実施ということがアジェンダになったときから、外食産業からは、テークアウト等との税率差が拡大することに伴って需要がそちらにシフトし売上げが減るのではないか、あるいは食材の仕入れに係る税率引下げが外食の税込み価格にも反映されるということに取られて、消費者から、本来はそこまではとても下げられないんだけど、その分下げろという値下げ要求が来るのではないか等々いろいろと御課題をいただいております。
三法案について幅広い論点が議論された。所得税基礎控除の百七十八万円への引上げと物価連動ルール創設には一定の評価が集まった一方、六百六十五万円付近の手取り逆転現象(崖)や時限措置の恒久化問題、防衛特別所得税の創設・復興特別所得税との関係などについては与野党間で対立が残った。特例公債法の五年授権化は財政規律の観点から議論があり、スルガ銀行問題については委員会決議・議員立法を含む対応を求める声が上がり、委員長が理事会で協議することとした。
この要約はAI(自然言語処理モデル)を用いて生成しています。 要約の精度向上に努めていますが、解釈の違いや誤りが含まれる可能性があります。
必ず元の議事録本文もご確認ください。
三法案について幅広い論点が議論された。所得税基礎控除の百七十八万円への引上げと物価連動ルール創設には一定の評価が集まった一方、六百六十五万円付近の手取り逆転現象(崖)や時限措置の恒久化問題、防衛特別所得税の創設・復興特別所得税との関係などについては与野党間で対立が残った。特例公債法の五年授権化は財政規律の観点から議論があり、スルガ銀行問題については委員会決議・議員立法を含む対応を求める声が上がり、委員長が理事会で協議することとした。
○委員長(宮本周司君) 財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律の一部を改正する法律案、東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法の一部を改正する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案、以上三案を一括して議題といたします。 まず、政府から順次趣旨説明を聴取いたします。片山財務大臣。
| モデル | Claude (Anthropic) |
|---|---|
| 要約方式 | 抽出+要約 |
| 対象範囲 | 議事録 全文 (約124,759文字) |
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