テーマの概要
農地集約の地域計画整備が進む中、目標地図の達成率は一割にとどまり体制強化が課題です。
本テーマは、農地の集約化を推進するための地域計画(目標地図)に基づく体制整備を巡る議論です。農業の担い手不足や農地の分散・遊休化が深刻化する中、国は市町村を中心に農業委員会・農地バンク・都道府県が連携して農地集約を進める仕組みを構築しようとしています。農林水産省は職員が市町村に直接出向いて現場課題を共に解決する取り組みや、農家負担ゼロの基盤整備事業、地域ぐるみの集約化支援などを展開しているとしています。一方で、地域計画の目標地図において将来の受け手への集約化が明確化されているものは全体の約一割にとどまっており、残り九割については地域計画のブラッシュアップが必要との指摘もあります。担い手への農地集約、受け手不在農地の解消、担い手の育成・確保に向けた目標の再設定が課題として挙げられており、国・都道府県・市町村が一体となった推進体制の充実が求められています。
