テーマの概要
新規就農の障壁となる農業機械の高コストをどう下げるかが焦点です。
新規就農者の機械導入にかかる資金負担をいかに軽減するかをめぐる論点です。農業機械の価格高騰が新規就農の障壁となっており、資金需要の拡大が就農のハードルを上げているという認識が共有されています。野間健議員は、融資や補助による資金支援の拡充よりも、農業機械そのもののコストを下げることが根本的な解決策であると主張しています。機械価格が高いまま資金需要が増えることは新規就農の阻害要因になるとし、農業に参入しやすくするためには資金需要自体を低く抑える必要があるという立場です。一方、鈴木憲和政務官(農林水産省)は、農業近代化資金の拡充による対応を進めつつも、農機具コストの低減が重要との認識を示しています。また、農業機械を「所有」から「利用」へ転換する方向性を打ち出し、農作業の受託などを行う農業支援サービス事業者への機械導入支援を積極的に推進することで、新規就農者が機械を購入せずとも農業に参入できる環境整備を図るとしています。この議論は、資金供給の拡充か機械コストそのものの低減かという政策手段の優先順位、および所有から利用への転換という農業経営モデルの変革を核心的な争点としています。
