テーマの概要
林業の地ごしらえ・植栽への有料職業紹介解禁を巡り、実態把握を前提に検討が求められています。
本テーマは、林業分野における有料職業紹介事業の対象拡大の是非を巡る論点です。現行制度では、有料職業紹介事業の対象から林業の一部作業(地ごしらえ・植栽など)が除外されており、林業への短期雇用・人材供給の円滑化を妨げているとの指摘があります。議員側からは、安全教育や労災保険料率の適切な適用を前提としつつ、地ごしらえや植栽作業に係る有料職業紹介を認めるよう検討を求める意見が提示されました。これに対し、政府側(農林水産大臣政務官および厚生労働大臣政務官)は、林業従事者の保護への影響を勘案する必要性を挙げつつも、林野庁による現場実態・ニーズの把握や関係団体の意見聴取を経た上で検討を進める姿勢を示しています。本制度は平成11年(1999年)に関係団体の意見を踏まえて定められた経緯があり、制度改正にあたっては同様のプロセスを踏む必要があるとされています。人材確保と従事者保護のバランスをいかに図るかが主要な争点となっています。
