基本計画のKPI設定の妥当性と、予算裏づけ・検証頻度のあり方を巡る議論
このテーマは、食料・農業・農村基本計画に盛り込まれたKPI(重要業績評価指標)の設定内容と、その達成状況をどのように検証していくかを巡る議論です。閣議決定された基本計画には食料安全保障の確立に向けた複数のKPIが含まれており、確実な達成のために予算面の裏づけが必要だとする意見が示されています。検証の仕組みについては、政策評価部局と連携し、毎年、食料・農業・農村政策審議会企画部会に目標やKPIの達成状況を諮り、透明性と客観性を持って政策評価を行い、結果を政策へフィードバックする方針が説明されています。一方で、年一回の検証では頻度やスピード感に違和感があるとの指摘もあります。個別のKPIについては、令和十一年度までに八割以上とする農業水利施設の保全体制のKPIが早期の体制確立を狙ったものだと説明されています。また、集積率の目標については、実現性のある数字だとする見方と、目標を七割に下げたことを問題視し再考を求める見方が示されています。
基本計画のKPIを確実に達成するには、施策の実行に加えて十分な予算面の裏づけが必要だとして、財務省を含む協力を求める意見があります。目標の設定だけでなく、それを支える財源の確保が論点となっています。
毎年KPI達成状況を審議会に諮り政策評価を行う方針が示されています。これに対し、毎月KPIを確認していた経験を踏まえ、年一回では頻度やスピード感に違和感があるとの指摘があります。
集積率の目標について、審議会が掲げた実現性のある数字だとして受容する見方があります。他方で、実現可能であってもそれでよいのかと問題視し、目標設定の再考を求める意見もあり、評価が分かれています。
実効性のある目標値となるよう審議会で議論すべきだとする意見や、現行計画の検証・評価・反省を徹底したうえでより良い計画を作るべきだとする意見があり、目標の中身と検証の徹底が論点となっています。
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KPIごとに必要な施策と財源を結びつけ、予算編成の過程で達成に必要な額を確保することを目指す方法です。目標設定と財政的な裏づけを一体として扱い、施策の実行可能性を高めることを狙いとします。
関連する争点: KPI達成に向けた予算の裏づけ
メリット
デメリット
年一回の審議会での検証に加え、担当部局が月次や四半期など短い周期で指標を確認する方法です。進捗の遅れを早期に把握し、施策の軌道修正を早める効果が期待されます。
関連する争点: KPI検証の頻度とスピード感
メリット
デメリット
現状の実績や政策手段を踏まえ、達成可能な水準にKPIを置く方法です。審議会での議論を経て、実現性のある数字として設定することで、達成状況の評価を明確にします。
関連する争点: 集積率目標を7割にしたことの是非
メリット
デメリット
現行計画の検証・評価・反省を徹底したうえで、課題解決に必要な水準を基準に高めの目標値を設定する方法です。審議会で目標の実効性を議論し、次期計画に反映させます。
関連する争点: 実効性ある目標値の設定
メリット
デメリット
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