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副首都法案が大阪特化か否かをめぐり、多極分散型社会実現との整合性が問われています。
副首都法案をめぐり、法案が事実上大阪一都市のみを対象とした特定都市向けの立法ではないかという疑念と、本来目指すべき多極分散型社会の実現との整合性が問われています。賛成側は、大規模災害時の首都機能バックアップや東京一極集中の是正という政策目標自体には異論がなく、特別市制度との組み合わせにより全国複数の強い経済圏が誕生し、多極分散型社会の実現につながると主張しています。一方、批判側は法案の四要件が大阪以外の都市には事実上適用できない構造になっており、大阪の大型開発やカジノ規制緩和を国費で推進するための口実に過ぎないと強く批判しています。また中間的な立場からは、名古屋・福岡・札幌など他の大都市が将来的に特別市として副首都を目指せる制度的な道を開くことこそが真の多極分散型経済圏の形成につながるとして、制度設計の改善を求める声もあります。法案の立案者側は全国で複数箇所の指定を想定しており特定都市に限定していないと反論しており、運用の前提として副首都への過度集中を避け国土全体の多極分散を図ることが重要だという点では与野党で一定の合意が見られます。
