石破茂議員
自由民主党・無所属の会
中立
発言27回
スタンス判定の根拠
オブザーバー参加は検証の上で適切に判断と述べ、賛否を示さず条件付き
「従来から申し上げておりますとおり、核兵器禁止条約締約国会合に関する対応につきましては、これまでオブザーバー参加をした国々の状況等に関する検証を行った上で、政府として適切に判断をいたします。」
核兵器禁止条約へのオブザーバー参加の是非を巡り、参加要求と政府の検証継続が対立しています。
このテーマは、日本が核兵器禁止条約の締約国会議にオブザーバーとして参加するかどうかを巡る議論です。参加を求める側は、日本が唯一の戦争被爆国であることや、日本被団協のノーベル平和賞受賞、被爆から八十年という節目を踏まえ、被爆の実相を伝え、核兵器の使用は人道上許されないというメッセージを国際社会に発信すべきだと主張しています。また、核保有国と非保有国の双方との対話を通じて橋渡しの役割を果たし、核軍縮や核廃絶の取組を新たな段階に高めるべきだとする意見もあります。さらに、オブザーバー参加にとどまらず条約の批准へ進むべきだとする主張も見られます。一方、政府は、これまでオブザーバー参加をした国々の状況等に関する検証を続け、熟慮している段階であり、結論には至っていないとしています。また、米国との間で拡大抑止の信頼性を確保しつつ安全保障上の脅威に適切に対処することを大前提とし、唯一の戦争被爆国としての歴史的責務をどう果たすかという難しい課題の一環と認識していると述べています。
参加を求める側は、唯一の戦争被爆国として被爆の実相を伝え、核兵器使用は人道上許されないとのメッセージを発信すべきだと主張します。政府は歴史的責務の果たし方を難しい課題の一環と認識し、参加の賛否は示していません。
オブザーバー参加により、核保有国と非保有国の双方と対話し、橋渡しの役割を果たすことで、核軍縮や核廃絶の取組を新たなステージに高められるとする意見があります。この点について政府の見解は示されていません。
政府は、米国との間で拡大抑止の信頼性を確保しつつ安全保障上の脅威に適切に対処することを大前提としています。そのうえで条約への対応を検討する立場であり、参加を求める意見との間で前提の置き方に違いがあります。
政府はオブザーバー参加をした国々の状況等を検証し、熟慮を続けているとして結論を留保しています。これに対し、質問者側は総理に参加を迫り、決断を求めています。さらに批准へ進むべきだとの主張もあります。
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条約に加入せず、締約国会議に議決権のないオブザーバーとして出席する方法です。会議での議論を直接把握しつつ、被爆の実相や核兵器使用への懸念を国際社会に伝える機会として位置づけられています。
関連する争点: 被爆国としての責務と参加の是非
メリット
デメリット
核保有国と非保有国の双方と対話し、段階的な核軍縮の議論を促す役割を担う方法です。オブザーバー参加や核兵器不拡散条約の枠組みでの議論を通じて、対話の場づくりを進めることが想定されます。
関連する争点: 橋渡し役としての役割
メリット
デメリット
米国との拡大抑止の信頼性を確保しつつ、安全保障上の脅威に対処することを前提に、他国の事例を検証して対応を判断する方法です。現在の政府が示している立場に近いものです。
関連する争点: 拡大抑止と安全保障との関係
メリット
デメリット
オブザーバー参加にとどまらず、条約に署名し批准して締約国となる方法です。条約上の義務を負い、核兵器の使用や威嚇などを法的に禁止する立場を明確にします。
関連する争点: 検証の継続か早期の決断か
メリット
デメリット
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