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集団的自衛権の行使範囲と憲法九条の関係をめぐり各党の立場が対立しています。
集団的自衛権の行使範囲をめぐる論点は、日本国憲法第九条との関係において、どの範囲まで集団的自衛権の行使を認めるべきかという憲法解釈上の問題です。2014年の閣議決定により、従来の政府解釈が変更され、限定的な集団的自衛権の行使が容認されましたが、その是非と範囲については国会においても様々な立場からの議論が続いています。フルスペック(全面的)な集団的自衛権の行使を認めるべきという立場は、現在の安全保障環境を根拠として九条二項の削除を主張します。一方、現行憲法の枠内での限定的行使を支持する立場は、九条二項を削除してフルスペックの集団的自衛権を認める必要はないと述べています。さらに、憲法に自衛権の位置づけを明記した上で統制の在り方を規定すべきとする立場や、2014年の閣議決定および安保法制そのものを九条違反として批判し、行使容認に反対する立場も存在します。こうした各党の見解を踏まえ、平和主義の範囲内での国民的議論が必要との認識も示されており、憲法改正論議と連動しながら論点が整理されつつあります。
