福岡資麿議員
自由民主党・無所属の会
賛成
発言138回
スタンス判定の根拠
企業規模問わず全事業者にカスハラ対策を進め、中小企業支援も行うと表明
「これまで企業の自主的な取組に委ねてきたカスタマーハラスメント対策について、企業規模を問わず全ての企業において進めていただくこととなりますため、中小企業に対して支援を行うこと、極めて重要だと考えています。」
カスハラ対策の措置義務化を評価しつつ、実効性や罰則、禁止規定の要否が問われている。
このテーマは、顧客等からの著しい迷惑行為であるカスタマーハラスメントについて、企業に対策の措置を義務づける法改正をどう評価し、どのように実効性を高めるかを巡る議論です。これまで企業の自主的な取組に委ねられてきた対策が、企業規模を問わず全ての企業に求められることとなり、法制化そのものは多くの意見で評価されています。一方で、具体的で現場の実効性が高い指針の策定、業界ごとのマニュアルや事例集の整備、中小企業への支援、企業間連携や第三者相談窓口の設置などが求められています。また、仮処分命令の申立てなど顧客を引き離す措置を例示に加える提案や、罰則がなく公表にとどまることへの懸念、社会通念上相当な範囲の曖昧さ、障害者や顧客の権利への配慮不足の指摘もあります。さらに、対策の措置義務だけでは不十分として、包括的なハラスメント禁止規定を求め、法案に反対する立場も示されています。
改正案は公表にとどまり罰則が規定されていないため、実効性が担保できるのかという懸念が示されています。悪質な場合は刑法の暴行罪や脅迫罪に頼らざるを得ず、罰則は今後の論点として残るとの指摘もあります。
繰り返される悪質なカスハラに対し、事業主が労働者を守るために仮処分命令の申立てを行うことを措置の例示に加える修正案が示されています。現場で働く人の徒労感に触れ、実効性を重視する意見です。
防止措置義務だけでは人権侵害の放置につながるとして、ハラスメントを明確に禁止する包括的な規定を求める意見があります。禁止規定がないことを理由に法案に反対する立場も示されています。
社会通念上相当な範囲の曖昧さや、障害者への配慮不足が指摘されています。東京都の条例にある、顧客等の権利を不当に侵害しないよう留意する文言を例に挙げる意見もあります。
現場の実効性が高い指針や計画の策定、業界ごとのマニュアルや事例集の整備、各省庁や業界団体への働きかけが求められています。企業規模を問わず進めるため、中小企業への支援も重要とされています。
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事業主に相談体制の整備、対応方針の明確化と周知、被害者への配慮といった雇用管理上の措置を義務づけ、具体的な内容は指針で示す方式です。業界別のマニュアルや事例集の整備、中小企業への支援を組み合わせる案も議論されています。
関連する争点: 指針・マニュアル整備と中小企業支援
メリット
デメリット
措置義務に違反した企業への勧告や公表に加え、罰則など強い制裁を設けて遵守を促す考え方です。現行案は公表にとどまり、悪質な事案は刑法の暴行罪や脅迫罪などで対応することになります。
関連する争点: 罰則の有無と実効性の担保
メリット
デメリット
繰り返される悪質な行為に対し、事業主が従業員を守るために裁判所へ仮処分命令を申し立てることなどを、措置の例示に加える案です。接触や来店の差止めなど強い対応を可能にする狙いがあります。
関連する争点: 顧客を引き離す強い措置の例示
メリット
デメリット
防止措置の義務づけにとどまらず、ハラスメント行為そのものを法律で明確に禁止する規定を設ける考え方です。人権侵害の放置を防ぐ観点から提案されており、判断基準や顧客の権利への配慮との関係も論点です。
関連する争点: 包括的なハラスメント禁止規定の要否
メリット
デメリット
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罰則の導入や包括的なハラスメント禁止規定の要否が、引き続き論点として残るとの指摘があります。