石破茂議員
自由民主党・無所属の会
中立
発言28回
スタンス判定の根拠
年収の壁対策に前向きで支援策拡大と適用拡大を推進、野党案には慎重
「いわゆる年収の壁につきましては、当面の対応として取りまとめました年収の壁・支援強化パッケージにおける支援策の更なる活用拡大に取り組むとともに、働き方に中立的な制度を構築する観点から、被用者保険の更なる適用拡大など、制度的な対応も含めた年金法改正案を取りまとめてまいります。」
年収の壁による就業調整への当面の対策と抜本改革の是非を巡る議論
このテーマは、社会保険の加入要件や税制上の基準額を境に、収入が増えても手取りが減る、あるいは保険料負担が生じるために就業調整が行われるという、いわゆる年収の壁を巡る論点です。議論では、当面の対応として年収の壁・支援強化パッケージの活用拡大やキャリアアップ助成金の拡充を検討する立場、被用者保険の適用拡大や三号被保険者制度の見直しを含め、働き方や家族構成に中立的な制度へ抜本的に改革すべきとする立場が示されています。一方で、三号被保険者の廃止や縮小には、育児や介護などの事情を抱える多様な方がいることから課題があるとの指摘があります。また、社会保険料は相互扶助に基づく拠出であるとして、公費による労働者への直接給付や事業主への助成には慎重な検討が必要とする姿勢がある一方、壁を超えた際の収入減を労働者への給付で補うべきだとする提案もあります。さらに、103万円の壁を178万円へ引き上げる方向で合意されたことも紹介されています。
支援強化パッケージの活用拡大や助成金の拡充で当面対応する立場がある一方、被用者保険の適用拡大などを通じ、壁を意識せずに働ける中立的な制度へ全体を改革すべきとの主張があり、対応の進め方に違いが見られます。
働き控え解消のため三号被保険者制度のフェードアウトや廃止を含む改革を求める意見があります。他方で、育児や介護などの事情で働けない方や多様な属性の方がいるため、廃止や縮小には課題があるとの見解も示されています。
社会保険料は相互扶助に基づく拠出であるとして、公費による直接給付や事業主助成には慎重な検討が必要との姿勢があります。これに対し、事業者経由ではなく労働者に直接給付し手取りを減らさない方法を求める意見があります。
支援強化パッケージなどの対策が就業調整の緩和に効果があるとする見方がある一方、収入減少を補填する就労促進支援給付のほうがより効果的だとして、現行対策に否定的な主張も示されています。
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一時的な収入増に伴う扶養の継続を事業主の証明で認める特例や、社会保険の適用に伴う手取り減を補う賃上げに対するキャリアアップ助成金を活用し、現行制度の枠内で就業調整の緩和を図る方法です。
関連する争点: 当面の支援策か抜本的な制度改革か
メリット
デメリット
短時間労働者への被用者保険の適用範囲を広げ、賃金要件や企業規模要件の見直しなどを通じて、働き方や家族構成に左右されにくい制度へ再設計する方法です。
関連する争点: 当面の支援策か抜本的な制度改革か
メリット
デメリット
保険料負担なしで基礎年金を受けられる三号被保険者制度を縮小、段階的廃止するなどして、働き控えの要因を取り除く方法です。
関連する争点: 三号被保険者制度の見直しの是非
メリット
デメリット
社会保険の適用により収入が減る分を、事業主経由ではなく労働者に直接給付して補い、手取りを減らさないようにする方法です。
関連する争点: 公費による補填の方法と給付先
メリット
デメリット
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