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ホルムズ海峡の自由で安全な通航確保に向けた日本の外交・安全保障上の対応が問われています。
ホルムズ海峡の航行安全確保を巡る議論は、日本のエネルギー安全保障と外交政策の根幹に関わる重要な論点として国会で繰り返し取り上げられています。日本は原油輸入の約9割をホルムズ海峡経由に依存しており、同海峡の安全確保は経済の安定と成長に不可欠とされています。イランによる海峡封鎖や航行妨害行為、湾岸諸国への攻撃といった事態を背景に、日本政府はイランや関係国との外交努力を継続し、全船舶の安全な通航確保を強く求めてきました。議論では、ホルムズ海峡を「国際公共財」として位置づける考え方が提示され、国際社会が一体となって航行の自由と安全を訴えることの重要性が強調されています。一方で、米国の軍事力への過度な依存を批判し自国の船は自国で守るべきとの主張や、イランと米国の間で日本が仲裁役を担うべきとの提案、さらに海峡の国際管理化を提唱する意見など、安全確保の手段については多様な立場が見られます。また、封鎖リスクに備えた石油備蓄の整備や、肥料などの物資通過をG7・国連に緊急議題として提起すべきとの声も上がっており、エネルギー安保を超えた食料安保の観点からも問題が論じられています。
