金子恭之議員
自由民主党・無所属の会
賛成
発言70回
スタンス判定の根拠
賃上げ六%目標と生産性向上で若者に魅力的な建設業実現を目指すと明言
「今後は、この申合せを踏まえ、建設業団体とより一層連携をしながら、賃上げや生産性向上に向けた環境づくりを進め、将来に希望が持てる、若者にも魅力的な新しい時代の建設業の実現に取り組んでまいります。」
担い手不足と処遇改善が急務となる建設業の持続的基盤確立を巡る議論です。
建設業における担い手確保と処遇改善は、社会資本整備・防災・災害復旧を支える建設産業の持続可能性を巡る議論です。建設従事者数の減少が続く一方、自然災害の増加や老朽インフラの維持管理など建設業に求められる役割は拡大しており、担い手不足と業務増大の矛盾が深刻化しています。国会では、設計労務単価の引き上げが現場の賃金上昇に十分反映されていないことへの問題提起がなされるとともに、労務費の適正な行き渡りを確保する制度の必要性が指摘されています。令和6年には建設業法等が改正され、労務費確保・資材高騰転嫁の円滑化・工期適正化・ICTを活用した生産性向上などの措置が盛り込まれ、同年12月に全面施行されました。また、建設キャリアアップシステムの利用拡大による技能者の処遇改善、i-Construction推進による生産性向上、建設Gメンの強化による法令遵守指導なども政策的取り組みとして議論されています。各会派から「新3K(給与・休暇・希望)」実現への要望が示されており、若者にとって魅力ある産業づくりを通じた担い手確保が官民共通の課題として認識されています。地域建設業の基盤強化が防災力の維持に直結するとの観点から、地方の中小建設企業への支援充実を求める声も上がっています。
設計労務単価は約170%水準まで引き上げられてきたにもかかわらず、現場の建設職人の賃金が同水準に上昇していないことが問題視されています。引き上げの成果が末端の技能労働者に届くための実効的な仕組みの欠如が争点となっています。
令和6年に全面施行された改正建設業法の新ルールが全国の現場に浸透するかどうかが問われています。建設Gメンの強化や広報活動の充実、実態調査の実施など、制度の実効性を担保するための具体的対策の十分性を巡り意見が分かれています。
i-Constructionなど生産性向上施策により少ない人員でも事業執行が可能になるとの政府見解がある一方、地方の中小建設企業へのICT普及や重機補助など具体的支援策の充実を求める声があり、技術革新と人材確保策の優先度の置き方が論点となっています。
地域建設業が平時の維持管理から災害復旧まで担う「地域の守り手」であるとの認識は共有されているものの、入札不調・不落や技術者不足への対応として、適正単価の反映・工期確保・共同発注など具体的な支援策の範囲と実施主体を巡り議論があります。
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改正建設業法に基づき、元請が下請に対して適切な労務費を支払うことを義務付ける仕組みを整備し、建設Gメンによる指導・監督を強化します。標準労務費の設定や契約書への明示義務などを通じ、設計労務単価の引き上げ効果が現場の技能労働者まで確実に届くようにする取り組みです。
関連する争点: 設計労務単価引上げの現場への波及不足
メリット
デメリット
技能者の資格・就業履歴を電子的に蓄積・管理するCCUSを活用し、経験・技能に応じた処遇(賃金・格付け)の実現を図ります。技能者がレベルに応じた処遇を受けられる環境を整備することで、若者のキャリア形成を可視化し、入職・定着を促進します。
関連する争点: 設計労務単価引上げの現場への波及不足
メリット
デメリット
ドローン測量、BIM/CIM、自動化施工機械などのICT技術を建設現場に導入し、少ない人員でも高い生産性を実現します。国土交通省が推進するi-Constructionを通じ、施工の効率化・省力化・安全性向上を図り、人手不足を補うとともに若者にとって魅力ある職場環境を実現します。
関連する争点: ICT・生産性向上と人材確保の関係
メリット
デメリット
地方の中小建設企業は平時の道路・河川維持管理から災害時の応急復旧まで「地域の守り手」として不可欠な存在です。入札不調・不落の防止や技術者不足への対応として、適正単価の公共工事への反映、工期の適正確保、共同発注・受注の促進などの支援策を充実させます。
関連する争点: 地域建設業への支援と防災力の維持
メリット
デメリット
建設現場における週休2日の確保と適正な工期設定を推進し、長時間労働の是正を図ります。2024年4月から時間外労働規制が建設業にも適用されたことを踏まえ、発注者・元請・下請が連携して無理のない工程管理を実現する取り組みです。
関連する争点: 改正建設業法の実効性確保
メリット
デメリット
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