予算委員会第四分科会では、あべ俊子文部科学大臣が令和7年度文科省予算(一般会計約5兆4千億円)を説明し、詳細は会議録に掲載することとなりました。その後、教育・科学技術を中心に幅広い論点が議論されました。教職調整額の引上げや教員業務支援員の配置、教職員定数の改善、35人学級など教員の処遇と負担軽減が取り上げられ、鳩山紀一郎氏、道下大樹氏、岡田華子氏、望月禎氏らが発言しました。また、不登校・いじめ対策、インクルーシブ教育、高校無償化や給食無償化、学校施設の老朽化・空調・断熱、研究力強化、文化財保護などが論点となりました。福田かおる氏は、大人の学び直しに着目し、省庁連携による新分野の開拓を求めました。
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学校体育館への空調設備整備の加速と臨時特例交付金
学校業務のPTAへの依存と外部委託が論点となりました。大西洋平氏は、PTAに過度に任せる現状を見直し、専門業者へ外注する選択肢を検討すべきだと指摘し、そのための予算措置が必要だと求めており、賛成寄りの立場です。望月禎氏は、民間事業者等との連携を検討することが大事だと述べ、委託に前向きな立場を示しましたが、根拠となる発言は1件にとどまります。文部科学省は、地方財政措置を用いて民間業者へ業務を委託することは自治体の判断で可能であると答弁しました。提示された内容の範囲では、委託の可否は自治体の判断に委ねられるという整理が示された一方、具体的な予算措置の決定などの結論は示されていません。
いじめ防止対策と寝屋川モデルの全国普及について議論されました。こども家庭庁は、寝屋川市に倣う首長部局によるモデル事業を令和5年度から12自治体で実施していると説明しました。文部科学省は、寝屋川モデルの好事例を普及させるとともに、いじめ対策マイスターのモデル事業にも着手すると答弁しました。また、いじめ防止法に基づき、加害児童生徒への継続的な指導や警察との連携を求めていると説明しました。発言者のスタンスとして、大西洋平氏は文科省主導での全国普及を選択肢として肯定的に捉える一方、教育委員会の協力が不可欠であるとの条件を付しました(賛成寄り、スコア0.75)。望月禎氏は、首長部局の関与は意義が大きいと答弁し、好事例の普及を進める姿勢を示しました(賛成寄り、スコア0.75)。
インクルーシブ教育と国連障害者権利委員会の勧告への対応が議論されました。道下大樹委員は、勧告を受けて真のインクルーシブ教育へ移行するロードマップの策定を求め、インクルーシブ教育とインクルーシブ教育システムは似て非なるものだと述べました。岡田華子委員は、令和4年の通知が通常学級で過ごす時間を減らしインクルーシブ教育に逆行すると指摘し、勧告を挙げて通知の見直し・撤回を求めました。文部科学省は、通知は特別な指導を十分受けていない実態を受けたもので、インクルーシブ推進にも資すると答弁しました。あべ俊子大臣は、通常学級・通級・特別支援学校等の多様な学びの場の整備を両輪として推進すると述べ、連続性のある多様な学びの場の整備や、特別支援学校と小中学校の一体運営モデルの研究を挙げました。通知の撤回には触れませんでした。ロードマップ策定や通知の見直しについて、明確な決定事項は示されていません。
次回の日本の審査、報告書提出締切りまで、二〇二八年二月、それまでに、勧告で出されたように、真のインクルーシブ教育に移行するための具体的な達成目標や期間、予算、国家行動計画を示したロードマップを策定すべきというふうに思います。
私は、やはり先ほどの通知については世界の潮流と逆行しているような気がしておりまして、是非見直し、撤回を御検討いただきたいんですけれども、大臣のお考えを是非いただければと思います。
やはり私たち文部科学省としては、インクルーシブ教育をしっかりとやっていくために、障害のある子供と障害のない子供が可能な限り共に過ごすための条件整備、さらには、一人一人の教育ニーズはそれぞれ違いますので、それに応じまして、通常の学級と通級による指導。
インターネットリテラシー(情報モラル)教育の充実について議論されました。提示された要点によると、学習指導要領は情報モラルを情報活用能力の一部として学習の基盤に位置づけています。また、文部科学省は教員研修や動画提供を実施しており、発達段階を踏まえた情報モラルの育成を検討すると答弁しました。さらに、総務省、警察庁、こども家庭庁、法務省などと連携して情報モラル教育を進めているとされています。発言者のスタンスとしては、大西洋平氏が賛成の立場で、リテラシー教育を非常に重要であるとし、学習指導要領への明記を求めています。望月禎氏も賛成寄りの立場で、情報モラルの重要性が増していることを認め、育成を検討すると答弁しましたが、具体策は限定的でした。提示された材料には、結論や決定事項に該当する内容は含まれていません。
こどもの居場所づくり支援体制強化事業と居場所の量的拡充について議論されました。安藤じゅん子委員は、コーディネーターの配置よりも居場所の量的拡大に予算を集中させるべきだと主張し、量的拡充に賛成の立場を示しました。これに対し、こども家庭庁の高橋宏治氏は、居場所の拡充を支援する旨を答弁しました。具体的には、同事業では場の開設費も補助対象になること、また児童館の整備は別の交付金で可能であることを説明し、開設費補助や好事例の周知を通じて前向きな姿勢を示しました。両者とも居場所の量的拡充に賛成のスタンスであり、議論の中心は予算の配分と補助対象の範囲でした。提示された材料には、予算配分の見直しに関する結論や決定事項は含まれていません。
三党合意に基づく教育無償化と、その安定財源の確保が論点となりました。黒田征樹委員は、教育無償化には現役世代の可処分所得の増加と機会均等の意義があるとして三党合意を評価し、実現を求めました。財源については、改革で賄うべきだと主張し、大阪が借金や増税に頼らず改革で経常経費の財源を生んだ点を念頭に置くよう求めました。あべ俊子大臣は三党合意を承知しているとし、高校無償化、給食無償化、高等教育支援の実現に向けて取り組むと答弁しました。令和7年度の制度設計は速やかに検討し、8年度以降は三党の枠組みを見つつ財源確保を検討するとしました。文部科学省は、安定財源を政府全体の行財政改革等で確保するとし、骨太の方針や令和8年度予算編成で議論すると答弁しました。また、萩原氏は中学校給食無償化に関し、品川区のオーガニック給食などを含む補助範囲の検討を要望しました。
下水道の老朽化点検へのドローン等DX技術の活用が議論されました。國場幸之助氏は、下水道老朽化点検にドローンを積極的に活用すべきだと主張し、賛成の立場を示しました。これに対し国土交通省の松原英憲氏は、DX技術の必要性を認めた上で、ドローンを含む点検技術の開発と財政支援を行うと答弁しました。あわせて、DX技術カタログを本年度中に公表すること、DX技術の全国標準実装を従来の5年から約3年程度へ前倒しすることを明らかにしました。提示された発言の範囲では、両者ともDX技術の活用に賛成の立場であり、反対や中立の立場の発言者は示されていません。
不登校・いじめ対策としての教育相談体制の充実について議論されました。大臣は、不登校の児童生徒数が過去最多となっていると述べ、COCOLOプランやこども家庭庁との連携を通じて相談体制を充実させていくと答弁しました。岡田委員は、不登校が親の離職を通じて家庭の貧困リスクにつながり得ると指摘し、行政による支援の強化を求めました。なお、提示された材料には発言者の賛否を示すスタンスデータがなく、各発言者の立場の分類は行いません。また、具体的な決定事項や結論は示されていません。
このテーマでの明確なスタンス表明はありませんでした
不登校児童生徒と教師の精神疾患による休職の増加が論点となりました。荒井氏は、2017年の指導要領変更と不登校・教員休職の増加との間に相関があると指摘しました。これに対し文部科学省は、不登校の要因は無気力や不安・抑うつ、教員休職の要因は児童生徒指導や対人関係であると説明しました。安藤委員は、教員の復職支援の取組に自治体間でばらつきがあるとして、是正を要望しました。スタンスデータでは、あべ俊子氏(スコア0.75)が不登校の増加を憂慮し、学びの継続と相談体制の充実に全力を尽くす姿勢を示し、岡田華子氏(スコア0.80)が国に力強い取り組みを求め、対策推進に積極的な立場をとりました。提示された材料には、結論や決定事項は含まれていません。
中学校部活動の地域展開における活動場所・用具の確保をめぐる議論では、実証事業の実施状況と課題が取り上げられました。令和6年度は運動部で510自治体、文化部で162自治体が地域移行の実証事業を実施しています。課題としては指導者の確保と運営団体の整備が挙げられ、アドバイザー事務局が自治体からの相談に対応しています。実証事業は自治体の申請に最大限沿って執行されており、令和8年度以降の取り扱いは有識者会議で検討中です。発言者のうち大西洋平氏は、部活動と総合型クラブの連携を重要な選択肢と評価する賛成寄りの立場(スコア0.70)ですが、場所・用具への言及は乏しいとされています。萩原佳氏は、指導員不足や保護者負担の増加といった弊害を懸念し、継続的な補助を問う慎重寄りの立場(スコア0.30)です。提示された材料の範囲では、活動場所・用具の確保そのものに関する具体的な決定事項は示されていません。
企業による奨学金代理返還制度の周知について議論されました。大臣は、代理返還は奨学金返還者の負担軽減策として重要であるとの認識を示し、経済産業省と連携して制度の周知を進めると答弁しました。発言者のスタンスとしては、あべ俊子氏が賛成寄り(スコア0.80)で、代理返還制度を負担軽減の方策として重要と評価し、周知に前向きな姿勢を示しています。荒井優氏も賛成(スコア0.90)の立場で、同制度を重要施策と明言し、経済産業省との連携強化を求めています。提示された範囲では反対や中立の立場の発言は確認されておらず、制度の重要性と関係省庁の連携による周知の推進という方向で議論が進んだことが示されています。
児童生徒の自殺予防対策と心の健康観察アプリの導入について議論されました。岡田華子委員(賛成寄り、スコア0.85)は、令和6年の児童生徒自殺者数が過去最多の527人となる見込みであることを重く受け止め、通知の趣旨を質しました。文部科学省は、教員が孤立せずチームで対応し、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラー、関係機関と連携して対策を進めると答弁しました。心の健康観察の導入率は令和6年度で小学校46.5%、中学校55.2%と説明され、令和7年度からのICT環境整備3か年計画で標準装備として地方財政措置が講じられる予定とされました。一方、アプリには有償のものもあり、保護者負担の扱いは自治体の裁量に委ねるとされました。岡田委員は、有償アプリの導入依頼や紙での配布が教員の負担になるとして国費負担での導入を求めました。文科省は地方財政措置の活用を求め、紙配布の負担には教員業務支援員等の力を借りるよう答えました。望月禎委員(賛成寄り、スコア0.80)は、アプリによる情報共有を大変大事と評価し、学校全体での対応を支持しました。
入学試験における追検査など受験機会の確保について議論されました。文部科学省は、追検査等によって受検機会を確保するよう柔軟な対応を依頼する通知を発出していると答弁しました。望月禎氏は、この通知の発出と周知の徹底を表明しており、賛成の立場です。これに対し安藤じゅん子氏は、追試験の周知がまだ不十分であると指摘し、啓発・周知の継続を求めており、賛成の立場です。両者とも受験機会の確保そのものには賛成しており、論点は周知の程度に関するものでした。提示された材料には、結論や決定事項に当たる内容は含まれていません。
公立小中学校トイレの洋式化について議論されました。荒井優氏は、和式トイレが全国で約4割残っていることを問題視し、洋式化の推進を大臣に明確に求めました(賛成、スコア0.85)。これに対し、あべ俊子氏は、衛生面や災害時の避難生活の観点から洋式化は重要であるとの認識を示し、国庫補助によって自治体を支援すると答えました(賛成、スコア0.80)。一方で、大臣は洋式化の期限や目標の設定には踏み込まず、指導助言と計画的な支援を継続するとの答弁にとどまりました。両者とも洋式化の必要性では一致していますが、具体的な期限や数値目標の設定については示されませんでした。
公立小中学校施設の老朽化対策と国土強靱化への位置づけが議論されました。文部科学省は老朽化対策を重要としており、長寿命化に向けて学校施設環境改善交付金で自治体を支援すると説明しました。また、築40年超の施設が半数を占め、その7割で改修が必要と把握していると述べました。黒田征樹委員(賛成寄り、スコア0.85)は、当初予算に比べて補正予算が過大であるとして当初予算での積算を指摘しました。さらに、自治体の潜在的な改修需要を踏まえ、補助率の引上げと集中期間の新メニュー創設を求めました。一方、文科省側の笠原隆氏(中立、スコア0.50)は、老朽化対策の重要性は認めつつも、補助率引上げや新メニューには慎重な姿勢で、条件付きの立場を示しました。会議では、補助率引上げや新メニュー創設について結論や決定事項は示されていません。
公立高校の施設整備促進について、立憲民主党が公立高校の施設整備促進応援法案を提出したことが議論されました。この法案では、校舎改修に670億円を計上するとされています。発言者の荒井優氏は、自ら施設整備促進法案を提出し、校舎改修に670億円を計上したと説明しており、賛成の立場です(スタンススコア0.90)。提示された材料の範囲では、他の発言者の立場や反対意見、結論や決定事項は確認できません。
今回私たちの出した法律には、公立高校の施設整備促進応援法案というものも実は提出していて、校舎の改修に六百七十億円をつけるという形で法案としては提出させてもらっています。
匿名・流動型犯罪(トクリュウ)と特殊詐欺への海外渡航を含む対策が議論されました。警察庁は、ミャンマー国境付近の拠点で高校生2人がタイ当局に保護され、日本人の関与もうかがわれると説明しました。対策として、海外渡航した事例資料の公表に加え、ターゲティング広告やアドトラックによる注意喚起を行うと答弁しました。江口有隣氏は、海外渡航型の特殊詐欺加担事例を公表して注意喚起を行う対策を説明しており、賛成の立場(スコア0.75)です。國場幸之助委員は、若年層に届く啓発やパスポート取得時等の接点の活用を求め、海外渡航の接点を活用した特殊詐欺対策の強化を求める賛成の立場(スコア0.80)です。提示された材料には、決定事項や反対の立場からの発言は含まれていません。
博士人材の育成と社会人への学位授与について議論されました。文部科学省は、中央教育審議会の答申において、意欲・能力・研究業績を有する社会人に対して早期に学位を授与することが提言されたと答弁しました。伊藤学司氏は、社会人の業績評価による博士学位の授与を重要であると答弁し、賛成寄りの立場を示しました。平林晃氏は、社会人を含めて博士人材を育成する道を広げるべきだと主張し、賛成の立場を示しました。提示された範囲では、両氏とも社会人への学位授与を肯定的に捉えており、反対の立場の発言者は確認されていません。具体的な制度の決定事項は示されていません。
君が代の外国語訳と手話表現をめぐる論点が議論されました。総務省側は、国旗国歌法が定めているのは歌詞と楽曲のみであり、政府として外国語訳は定めていないと答弁しました。手話表現についても、政府として定めていないと答弁しています。石橋林太郎委員は、関係団体が手話による君が代の表現に苦心していると述べ、デフリンピックを機に文部科学省の協力を求めました。石橋委員のスタンスは、外国語訳は難しいとしつつ手話版には文科省の協力を期待するという内容で、賛否が混在しており中立的な立場(スコア0.50)です。なお、本テーマでは結論や決定事項は示されていません。
せっかく、今般、デフリンピックが開催されるということでありますので、また手話での君が代についても、いろいろな団体さんからの御意見をいただきながら、文科省としても協力できるところは協力をしていただきたいなというようなことを思ったりもするところであります。
国内のAI基礎研究開発力の強化と国際競争力が議論されました。文部科学省は、AI分野の基礎・基盤研究開発力の強化が必須であるとし、令和7年度予算案に約138億円を計上したと答弁しました。具体的な取り組みとして、オープンな生成AIモデルやAI・フォー・サイエンス基盤モデルの開発を進めるとしています。発言者のスタンスでは、塩見みづ枝氏が賛成の立場で、国内の基礎的・基盤的なAI研究開発力の向上は必須であると明言し、強く推進する姿勢を示しました。平林晃氏も賛成の立場で、AI分野で日本らしさを発揮し、競争力を高める必要性を主張しました。提示された範囲では、反対や中立の立場の発言者は確認されていません。
国歌・国旗に関する学校での指導が議論されました。文部科学省は、小学校音楽で君が代を各学年で歌えるよう指導し、歌詞の意味も教科書に沿って指導・説明すると答弁しました。国旗への具体的な態度については学習指導要領上の指導はなく、各学校が趣旨を踏まえて態度を育てるとしました。また、国歌の指導は児童生徒の内心に立ち入って強制する趣旨ではないと説明しました。石橋林太郎委員(賛成、スコア0.85)は、国際交流の場で他国の国旗への礼を欠かないよう、国旗への態度を学校で教えるよう求めました。さらに世羅高校長の事件に触れ、国民としての自覚を育む学校教育の推進を求めました。合田哲雄氏(賛成、0.80)は国歌を尊重する態度を養うことは重要と述べました。望月禎氏(中立、0.50)は、国歌指導は内心への強制を趣旨としないと条件付きで説明しました。
また、自分の国の旗に対してきちんとした態度を示している、その姿を見せることも、その子たちに対する、尊敬とまでは言いませんけれども、きちんとしているなという、国際標準での当たり前のことではありますけれども、そういった態度を子供たちが自然に取れるように育てていくのも、これまた国民を育てるという意味での学校教育の大事な役割だと思いますので、是非お願いをしたいなというふうに思います。
子供たちが世界の中の日本人という自覚を持ち、国家及び社会の形成者として必要な資質を養う上で、国歌を知り、歌うことを通じて、国歌を尊重する態度を養うことは重要でございます。
このことは児童生徒の内心に立ち入って強制をしようとする趣旨のものではございません。
国立劇場の再整備の遅れと伝統芸能の継承について議論されました。入札不成立の要因は、建設費の高騰とホテル併設が必須とされていたことであると説明され、これを受けて整備計画を改定し、ホテル併設を不要としたことが示されました。再開場時期については明示できないとされ、速やかな確定に向けて協議を進めるとの答弁がありました。発言者のスタンスとして、合田哲雄氏は早期の再整備と開場に全力を尽くすと答弁し、再整備に前向きな立場(賛成寄り)です。鳩山紀一郎氏は、合理的な範囲で伝統芸術の維持継承は重要であると述べた一方、具体策は示しておらず、賛成寄りの立場です。再開場時期の確定については、結論や決定には至っていません。
国立大学の授業料引上げをめぐり、国立大学の授業料を150万円とする案への見解が議論されました。萩原佳氏は、この案に対する見解を質し、国公立の授業料負担が増えることは本意ではないとして、文部科学省に負担増を抑制する対応を求めました。スタンスデータ上、萩原氏は反対寄りの立場(スコア0.20)です。これに対し大臣は、授業料は各設置者が適切に設定するものであると答弁しました。提示された内容の範囲では、授業料の水準に関する具体的な決定や結論は示されていません。
国公立ですと、余り費用負担がかかるという形というのは本意じゃないと思いますし、独立行政法人ですかね、そういう意味でも、適宜、授業料に関して、また入学金に関しては、結局、大学に入るときに選択肢が狭まってしまうということにもなってしまいますので、是非、大学の、商売としては理解ができるんですけれども、そうじゃない形、対応を文科省としてもしていただくことをお願いできればなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
国立青少年交流の家の老朽化対策と防災拠点としての機能について議論されました。國場幸之助氏は、防災拠点としての役割を踏まえ、老朽化した施設やライフラインの修繕が急務であると主張し、対策に賛成の立場を示しました。これに対し、文部科学省の茂里毅氏は、令和6年度補正予算で国立沖縄青少年交流の家など7施設に約12.4億円を確保し、配管等を整備すると答弁しました。茂里氏も老朽化対策に積極的な立場です。両者とも対策を進める方向であり、反対の立場を示した発言者は提示された材料には含まれていません。
国連英検の普及と活用について議論されました。外務省は国連英検を後援しており、外務大臣賞の授与や、JPO(国際機関への派遣制度)の選考で特A級合格を考慮することで後押ししていると説明しました。また、協会が広報の強化や一部高校での無償トライアル受験の実施によって受験者の増加を図っていることを承知していると答弁しました。発言者のスタンスとして、斉田幸雄氏は、外務省として日本国際連合協会と引き続き連携する意向を示し、やや賛成の立場(スコア0.70)です。緒方林太郎氏は、国連英検の活用拡大と、資格認定での利用に向けた働きかけを積極的に主張し、賛成の立場(スコア0.95)です。提示された範囲では、特段の決定事項は示されていません。
基幹ロケット(H3・イプシロンS)の開発と運用について議論されました。大臣は、H3ロケットは4機連続で打ち上げに成功しており、高度化と高頻度化を図りつつ安定運用に努めると答弁しました。一方、イプシロンSについては、昨年11月の燃焼試験で爆発が発生し、JAXAが原因調査と対策を検討していると説明しました。発言者のスタンスとして、あべ俊子氏は基幹ロケットの開発と安定運用は極めて重要だと明言し、推進の姿勢を示しました(賛成)。平林晃氏は、困難な状況でも踏ん張って開発を継続し、将来を開くべきだとの前向きな姿勢を示しました(賛成)。提示された範囲では、イプシロンSの原因調査と対策は検討中であり、具体的な決定事項は示されていません。
外国ルーツの児童生徒への日本語指導と支援費用が議論されました。文部科学省は、日本語指導が必要な外国人児童生徒が約10年で1.9倍に増えていると説明する一方、費用の見込みを示すデータはないとしました。あわせて、日本語指導の教員定数の改善を進めることと、支援を行う自治体への補助事業として前年度比1.5億円増の11.5億円を計上していることを説明しました。石橋林太郎委員は、母語での対応は難しいとして日本語指導を重視すべきとの立場(賛成寄り、スコア0.70)を示し、海外滞在が長い日本人児童への国語指導も大事だと述べました。茂里毅委員は、日本語指導が必要な児童生徒への支援を継続する立場(賛成寄り、スコア0.75)を表明しましたが、これを裏付ける発言の根拠は1件にとどまります。なお、今回の提示内容からは、費用見込みや決定事項は確認できません。
外国ルーツの児童生徒への歴史教育について議論がありました。論点は、外国にルーツを持つ児童に対しても他の児童と同じ歴史教育を行うのかという点と、異文化経験をもつ児童への配慮の在り方です。文部科学省は答弁で、外国ルーツの児童にも同じ歴史教育を行うと述べました。あわせて、異文化経験への配慮を学習指導要領で求めていると説明しました。提示された材料には発言者の氏名や賛成・反対・中立といったスタンスのデータが含まれていないため、個別の立場や根拠は整理できません。また、結論や決定事項に該当する内容も示されていません。
多子世帯の大学授業料無償化について、大臣が所得制限を設けずに多子世帯の学生を無償とする法案を今国会に提出する予定であると述べました。あべ俊子氏は賛成の立場(スコア0.80)で、その根拠として、多子世帯の所得制限なし無償化法案を今国会に提出すると説明している点が示されています。提示された材料には、他の発言者の賛否や反対意見、法案の具体的な内容、決定事項は含まれていません。
これは実は令和七年から、多子世帯に関しての学生などを対象としては、所得制限なく、いわゆる無償とする法案を、今国会、提出することにしているところでございます。
多雪地帯の学校における暖房費・光熱費の財政措置について議論されました。政府側は、普通交付税で寒冷補正を講じていると説明し、令和6年度は暖房用燃料費単価を前年度比で約4.6%増としたことを示しました。辻英之委員は、灯油代の高さを指摘したうえで、豪雪地帯であっても気温が低いとは限らないことを踏まえ、特別豪雪地帯への配慮を継続的に求め、財政措置に賛成の立場を示しました。須藤明裕氏は、寒冷補正で暖房燃料費を措置していると答弁し、今後も適切に対応するとして財政措置を肯定する立場を示しましたが、具体的な内容には踏み込まない一般的な表現にとどまりました。提示された範囲では、特別豪雪地帯への配慮の具体的な方法や新たな決定事項は示されていません。
多雪地帯の学校施設における積雪対策と安全点検が議論されました。文部科学省の笠原隆氏は、整備指針に基づく定期点検の実施と、積雪期前の雪害防止対策の実施を設置者に依頼していると答弁し、対策に前向きな立場を示しました。これに対し、辻英之委員は、事故が起こる前に学校施設の点検を進めるよう求め、対策の推進に賛成の立場を示しました。両者とも対策を進める方向で一致しており、反対や中立の立場を示した発言者は提示されていません。なお、新たな決定事項については提示された材料に含まれていません。
大学教員の研究時間の確保が論点となりました。平林晃委員は、NISTEPの調査で大学教員の約8割が研究時間の不足を認識していると指摘しました。平林委員は研究時間不足を長年の課題と認識し、改善に取り組む姿勢を示しており、スタンスは賛成寄りです。これに対し、文部科学省側の井上諭一氏は、バイアウト制度の活用、大学のマネジメント改革、マネジメント人材の確保によって研究時間の確保を図ると答弁しました。井上氏もマネジメント改革等を通じて研究時間の質と量の向上を図るとし、確保に前向きな立場を示しました。両者とも研究時間の確保に前向きな立場であり、反対や中立の立場の発言者は示されていません。なお、今回提示された材料には、具体的な目標値や実施時期などの決定事項は含まれていません。
大阪・関西万博への子どもの招待と、学校の来場を支える政府の取組が論点となりました。政府側の答弁では、小中学生の団体チケットを千円に設定していること、出前授業やバーチャル万博も実施していることが示されました。子どもの招待事業については、各自治体の判断で実施するものとし、政府は各地の取組の発信に努めると説明されました。萩原佳氏は賛成の立場で、大阪の子ども招待事業を高く評価し、全国展開に向けた支援を政府に求めました。西海重和氏も支援には肯定的な立場で、団体料金を安く設定していることを挙げつつ、実施の主体は自治体であるとの考えを答弁しました。なお、提示された材料の範囲では、全国展開に向けた新たな支援策などの決定事項は示されていません。
大雨被害を受けた国頭村のキャンプ場の復旧支援が議論されました。國場幸之助委員は、政府による木材の撤去費用とキャンプ場再建への支援対応を求め、撤去費用と復旧の双方が支援の対象となるかを確認しました。これに対し、内閣府の齊藤馨氏は、国頭村が復旧に一般単独災害復旧事業債を活用する方針となったことを述べ、内閣府として必要な支援を引き続き行うと答弁しました。両者とも支援に前向きな立場で、スタンスのスコアは國場委員が0.85、齊藤氏が0.75です。提示された材料の範囲では、一般単独災害復旧事業債の活用方針と引き続きの支援が示されたことが、この議論における主な内容です。
子供のスポーツにおける安全確保とガイドライン整備が議論されました。厚生労働省は、幼少期の頭部への打撃が死亡や高次脳機能障害などの後遺症を招く可能性があると説明しました。緒方林太郎委員は、子供のスポーツ事故ゼロを目指す立場から、競技横断的なガイドライン整備の必要性を主張し、大臣に答弁を求めました。これに対しあべ俊子大臣は、安全対策の仕組み整備が重要であると述べ、安全確保の実態調査を行ったうえで、ガイドライン作成も含め速やかに対応を実行に移すと答弁しました。両者ともガイドライン整備に賛成の立場であり、反対の発言は示されていません。
子育て世帯訪問支援事業の対象拡大について議論されました。安藤じゅん子委員は、家族構成にも着目して対象を拡大するよう求め、賛成寄りの立場を示しました。これに対し、こども家庭庁は、一人親家庭や多胎児家庭についても、現在の制度のもとで市町村の判断により対象にできると答弁しました。この答弁を行った高橋宏治氏については、現行制度でも対象にできるとの説明にとどまり、対象拡大そのものへの賛否は示されていません。提示された範囲では、対象拡大に関する具体的な結論や決定事項は確認されていません。
学校のプール授業の見直しと水泳学習機会の確保について議論されました。スポーツ庁は、適切な水泳場の確保が困難な場合には実技を扱わないことも可能であるとしつつ、水泳学習の機会を確保するよう求めました。安藤じゅん子委員は、学校外の施設や専門人材による実技指導が今後望ましいと述べ、プール実技を子供が受けられるよう国に対応を求めており、水泳学習機会の確保に賛成の立場です。寺門成真氏は、水泳学習の機会を学校設置者や学校が確保するよう求める趣旨で答弁しており、同じく賛成の立場です。提示された範囲では、実技を扱わない選択肢を認めつつも、学習機会そのものは確保すべきだという点が論点となっています。具体的な決定事項は示されていません。
公立小中学校体育館等の空調設置率は令和6年9月時点で全国18.9%と低く、これが補助金新設の背景として説明されました。辻英之委員は福井県の設置率が1.3%にとどまるとして、暖房も含めた整備の加速を求めました。文部科学省は、調査は冷暖房兼用も対象で暖房のみの数値は把握していないと答弁しました。政務官は沖縄の設置率2.9%を示し、補助率の高い臨時特例交付金の活用を呼びかけました。國場幸之助委員は、断熱は後年度でも可と周知して整備を進めるよう求めました。黒田征樹委員は、補助金が総額に達した場合の次年度回しを懸念し、補正予算での柔軟な対応を求めました。文科省は、初年度に令和6年度補正予算で779億円を計上し、追加募集中であり予算確保に努めると答弁しました。金城泰邦氏は特例交付金の創設を肯定的に説明し、笠原隆氏も予算確保に努める意向を示しており、発言者は整備推進で概ね賛成の立場でした。
一八・九%、これは令和十七年度までに九五%を達成できるかということを大変疑問に思っておりますが、福井県に至っては僅か一・三%ですね。
やはりこれは災害対応という側面もありますので、加速をして進めていかなければならない部分でありますので、是非とも、金城政務官の方から、しっかりと前に進めていくんだという決意を伺いたいと思います。
このため、文部科学省におきましては、令和六年度の補正予算において、避難所となる公立小中学校の体育館への空調整備の加速化を図るための、新たに臨時の特例交付金を設けることとなりました。
そこは補正予算等で、その予算を超えたときも柔軟に対応できる、そしてまた、それによって自治体の計画に影響が出ないようにするべきじゃないかなと考えますけれども、その辺についてお考えをお聞かせいただきたいと思います。
我々としては、精いっぱい予算の確保に努めてまいりたいと思います。
学校教育における天皇の男系継承の取扱いが議論されました。文部科学省は、男系・女系の別は学習指導要領に記載がなく、教科書でそれを扱う例も確認していないと答弁しました。石橋林太郎委員は、男系継承の事実を教える意義を述べ、天皇への理解と敬愛の念を育む教育に留意するよう求めました。同委員は、男系継承が学習指導要領にない点を重要と指摘し、教育で扱う必要性を示唆しており、スタンスのスコアは0.70で、賛成寄りです。提示された範囲では、結論や決定事項は示されていません。
その上で、これは私は非常に重要な点ではないかなというふうに個人的には思います。
学校教育における拉致問題の理解促進について議論されました。文部科学省の望月禎氏は、各学校へのアニメ「めぐみ」等の活用促進、作文コンクールへの協力、研修実施の促しを行っていると説明し、学校での取組を促す立場から理解促進に積極的な姿勢(賛成)を示しました。石橋林太郎委員は、街頭で接する生徒の認識が高くないと述べ、学校で子供に拉致問題を理解させることは非常に重要だとして、学校での理解促進と主権意識の涵養を要望しました(賛成)。提示された範囲では、両者とも理解促進に賛成の立場であり、反対や中立の発言は示されていません。また、新たな決定事項や結論は示されていません。
学校教育における鑑賞教育の推進について議論されました。文化庁は、鑑賞活動が尊厳の尊重や公正な社会のつくり手としての資質を育成する上で重要であると答弁しました。取り組みとして、教員向けの全国研修会の実施、美術館での鑑賞機会の提供、指導者研修の実施を挙げています。発言者のスタンスでは、合田哲雄氏が鑑賞の学びは大変重要であるとして鑑賞教育の充実に取り組む旨を答弁し、賛成の立場を示しました。安藤じゅん子氏も、鑑賞教育の実践は子供たちにとって大変重要であると明確に主張し、賛成の立場でした。反対や中立の立場を示した発言者は提示された材料には含まれておらず、決定事項に関する記述もありません。
学校施設の断熱化と省エネルギーについて議論されました。文部科学省は、断熱化は快適性、避難所機能、省エネの観点から重要であると答弁し、改修には国庫補助があると説明しました。安藤じゅん子委員は、断熱を伴わない空調設置を危惧し、断熱と空調の同時実施を求め、断熱の後退に反対する立場を示しました。これに対し文部科学省の笠原隆氏は、断熱性向上を重要と認識していると述べ、断熱改修は既に補助対象であり、自治体へ周知して推進すると答弁しました。辻英之氏も学校施設の断熱化を進めるべきと主張しており、発言者はいずれも断熱化推進に賛成の立場でした。なお、会議で示された結論や決定事項は提示された材料には含まれていません。
学校給食無償化の実施時期と制度設計が論点となりました。萩原佳氏は、中学校の完全給食実施率は89.8%であるものの、弁当持参の選択制を含む数値であると指摘しました。そのうえで、三党合意による無償化を評価し、中学校での早期実施と手厚い補助設計を要望しており、立場は賛成寄り(スコア0.75)です。これに対し日向信和氏は、施設整備の補助率引上げや無償化の具体策について、三党合意に基づき今後検討するとし、現時点では未定であると答弁しました。立場は中立(スコア0.50)です。なお、実施時期や制度設計について、本議論の中で決定された事項は示されていません。
学習指導要領の過密化と不登校・いじめの関係が議論されました。道下大樹委員は北海道教職員組合の調査を示し、教育課程の過密化と不登校・いじめの相関を指摘しました。直接の因果の断定は避けつつ、過密化と不登校の調査分析は検討に値するとの立場です。これに対し文部科学省の望月禎氏は、不登校・いじめは複合的な要因によるものであり、学習指導要領のみが原因とは認識していないと答弁しました。また、指導要領が不登校の増加や教師の病気休職の増加に直接作用したとの認識もないとしつつ、負担の指摘には真摯に向き合う姿勢を示しました。あべ俊子大臣は、負担が生じにくい教育課程の在り方も論点に含めて諮問したと説明しました。文科省は、新学習指導要領の検討で教科書の内容・分量の精選を含め、過度な負担を避ける在り方を検討するとしています。因果関係そのものについて、大臣による明言はありませんでした。
少人数学級(35人学級)の効果検証と、高校での導入や更なる少人数化が論点となりました。道下大樹委員は、海外の20人以下学級を例に挙げ、更なる少人数化を推進する立場(賛成寄り)から、大臣個人の見解を質しました。大臣は、人数だけでなく他の対応も必要であると述べました。望月禎委員は、効果検証と財源確保を条件に高校での検討が必要とする条件付きの立場(中立)でした。文部科学省は、令和7年度まで効果検証を実施するとし、高校については財源確保も含め改めて検討すると答弁しました。決定事項として、大臣は令和8年度から中学校で35人学級の定数改善を行うと答弁しました。
少子化を背景とした高等教育の規模の適正化と、地域連携プラットフォームの役割が議論されました。中教審答申は、知の総和の向上のため、高等教育全体の規模の適正化とアクセスの確保を掲げています。平林晃委員は、充足率だけで縮小や撤退を判断することへの危惧を示し、地域構想推進プラットフォーム等の役割は小さくないと肯定的に評価しました(スタンスは賛成寄りで、スコア0.75)。これに対し文部科学省の伊藤学司氏は、コーディネーター不足という課題を踏まえ、地域大学振興室を新設し、プラットフォームの制度設計と普及に取り組む意向を答弁しました(スタンスは賛成寄りで、スコア0.75)。いずれの発言者もプラットフォームの推進に肯定的な立場でした。なお、今回提示された材料には、具体的な決定事項や反対の立場からの発言は含まれていません。
少子化に対応した学校規模の適正化と統廃合について議論されました。文部科学省は、中学校では標準規模の12〜18学級に満たない学校が約5割であり、統合の判断は市町村に委ねられると答弁しました。あわせて、部局横断体制の事例集の周知や全国フォーラムの開催により、市町村の検討を支援してきたと説明しました。岡田華子委員は、統廃合は住民の反発が大きく進めにくいとして、首長任せで子供第一の視点が貫けるのか不安があると指摘しました。賛否は明確にしていません。望月禎委員は、学校は一定の規模を確保することが望ましいと述べ、適正化に肯定的な立場を示しましたが、統廃合そのものには言及していません。大臣は、教育条件の改善を中心に据える視点が重要であるとし、情報提供と財政支援によって市町村を支えていくと答弁しました。
道下大樹氏は、北海道の専門学校で幼稚園教諭免許の単位認定試験において模範解答の持込みが認められているとの報道を取り上げ、試験の不公平さと公正な成績評価の欠如を懸念し、見直しを求めました。これに対し文部科学省は、試験方法は各短大の判断であるものの、評価が不適切であれば問題であるとして事実確認中と答弁しました。伊藤学司氏も、不適切であれば問題と認めつつ、事実確認中であるとして断定は避けました。あべ俊子大臣は、当該短大に事実確認を行っているとし、必要に応じて指導を行うと述べ、是正に前向きな姿勢を示しました。現時点で事実関係は確認中であり、具体的な結論や決定事項は示されていません。
是非、これについては、私はいろいろと試験の在り方ももう一度考え直すことも必要だと思いますが、ある有識者は、新聞の取材に対して、養成校の責任は幼児教育という重要な仕事に必要な力を育てて現場に送り出すことであり、単位を与えて終わりではないと指摘していますし、また、別の有識者は、公正な成績評価がなされていないとすれば教育機関の信頼にも関わると懸念しておられます。
文部科学省といたしましては、現在、当該短期大学に対しまして事実確認を行っているところでございまして、必要に応じて指導などをしっかりと行ってまいります。
仮に、試験等の在り方も含め学生への教育や学修成果の評価が適切に行われていないのであれば問題があるものと考えており、現在、当該短期大学に対し事実確認を行っているところでございます。
教員の負担軽減と教員業務支援員の配置が論点となりました。望月禎氏は、令和7年度予算で全ての小中学校への教員業務支援員の配置支援を計上していると答弁し、推進の立場を示しました。大臣は、先生が笑顔でいられる余裕のある働き方改革が必要と述べました。岡田華子氏は、青森では支援員探しまで学校に任され負担が大きいと指摘し、教職調整額の引上げに続く負担軽減の前進を強く求め、積極的に推進する立場を示しました。大西洋平氏は、教員の付随業務を減らすため事務人材の確保と予算措置が必要だと主張し、賛成の立場でした。いずれの発言者も教員の負担軽減に賛成の立場であり、反対や中立の発言者は提示された材料にはありません。結論や決定事項として明示されたものは、令和7年度予算への配置支援の計上にとどまります。
教職員定数の拡充と小学校教科担任制の拡大が議論されました。あべ俊子大臣は、令和7年度予算案に過去20年間で最大となる5827人の定数改善経費を計上したと答弁しました。文部科学省は、令和7年度から4年間で3960人の定数改善を行い小4教科担任制を拡充すること、来年度は小4の教科担任制に800名の定数改善を計上し小3への拡大も検討することを示しました。また中学校の生徒指導担当教師を4年間で2640人計画的に改善すると答弁しました。鳩山紀一郎委員は、教職員の増員と教科担任制の早期実施を主張する立場から、定数5800人増に対し自然減が8800人であり実質的には減少になると懸念を示しました。道下大樹委員は、持ち授業時数削減のため標準法改正による定数改善を求めました。望月禎氏は教科担任制の定数増を進めてきた実績と拡大検討を述べ、推進に前向きな立場でした。
そもそも論として、やはり人数自体は今以上に増やしていかないといけないのかなという認識を私としては持っております。
令和七年度予算案に関しましては、小学校六年生までの三十五人学級の完成、さらには小学校の教科担任制、先ほども委員がおっしゃってくださった四年生への拡充、また新規採用教師への支援の充実、また中学校における生徒指導担当教師の配置拡充などのため、過去二十年間で最大となる五千八百二十七人の教職員定数の改善に必要な経費を計上いたしました。
義務標準法や高校標準法といった教職員定数を規定する法律を改正し、一人当たりの持ち授業時間数を削減する必要があって、それが、教職員が教育活動に専念できる環境の整備につながるということでございますので、これはやはり、ひいては、子供たちの教育環境、子供たちのために、豊かな教育環境の整備につながるわけでございますので、是非取り組んでいただきたいというふうに思います。
そういう意味で、小学校の五、六年生につきまして、まず、教科担任制ということで定数を増やしてきたわけでございます。
教職調整額の引上げと教師の処遇改善をめぐり、引上げ幅と進め方が議論されました。鳩山紀一郎氏は、教職調整額を毎年1%ずつ引き上げる方式では不十分だとして、一括での引上げと給与水準の向上を主張しました。これに対し文部科学省側は、人事院勧告に加えた改善であり、定数や働き方改革と一体で進めると答弁しました。望月禎氏は、調整額の引上げが給与改定と相まって大きな改善になると述べ、肯定的な立場を示しました。大西氏は、教職調整額を4%から10%へ段階的に引き上げる改正案に言及しました。岡田華子委員は、給特法による引上げを非常に大きな第一歩と評価し、さらなる負担軽減を大臣に求めました。提示された範囲では、引上げ自体への反対意見はなく、論点は引上げの速度と、あわせて講じる負担軽減策に置かれました。
教育国債による教育財源の確保について、鳩山紀一郎氏は国民民主党として、人材投資のため教育国債の活用を考えると述べました。同氏は人づくりの理念の下で教育国債の活用を考えると表明しており、賛成の立場です。提示された材料には他の発言者の意見や反対論、具体的な発行規模・条件、結論や決定事項は含まれていません。そのため、本テーマに関する議論は、鳩山氏による教育国債活用の意向表明にとどまる範囲での記述となります。
国民民主党は、人づくりこそ国づくりという理念の下で、教育国債の活用というものを考えております。
教育格差の是正と質の高い教育の保障について議論されました。鳩山紀一郎氏は、親の学歴等によって最終学歴に差が生じていることを示し、教育格差は政府が解決すべき課題であり、政府が率先して解消に取り組むべきだと主張し、是正に賛成の立場を明確にしました。これに対し、あべ俊子大臣は、教育基本法に基づいて質の高い教育の実現と教育費負担の軽減に取り組むと答弁しました。また、全国どこでも質の高い教育を受けられることは重要だと述べ、是正に肯定的な立場を示しました。両者ともに教育格差の是正の必要性については方向性が一致しており、反対の立場を示した発言者は提示された材料にはありません。具体的な施策や決定事項については、提示された範囲では示されていません。
教育訓練給付金は令和6年10月に拡充済みであり、教育訓練休暇給付金は令和7年10月の創設に向けて準備が進められていると説明されました。あわせて、休暇給付金などについて、経済団体やハローワークを通じて周知し、利用を勧奨していく方針が示されました。発言者のうち福田かおる氏は、教育訓練給付制度に休業補償の施策が加わることを肯定的に捉え、賛成寄りの立場(スタンススコア0.70)から、制度の周知を求めました。提示された材料の範囲では、反対や中立の立場を示した発言者は確認できません。決定事項としては、拡充済みの給付金と創設予定の休暇給付金について、経済団体・ハローワーク経由での周知と利用勧奨を行う方針が示されたことが挙げられます。
企業にも個人にも支援策が現在設けられ、また、予算の検討もされているということ、そして、お話にございましたとおり、昨年の法改正を受けて、今年の十月からは教育訓練給付制度に休業補償の施策が加わっていくということ、皆様にもより周知していただきたいと思っております。
文化財修復に必要な用具・原材料の確保と国産化について議論されました。文化庁は、文化財の匠プロジェクトにおいて用具・原材料を製造する国内の製造者への補助を行うと答弁しました。また、ふるさと文化財の森プロジェクトで漆等の修理資材の確保を支援しており、国産漆については供給が需要をカバーする見込みであると述べました。発言者のスタンスとして、合田哲雄氏は用具・原材料の確保は大変重要であると認め、確保に前向きな答弁を行っており、賛成寄りの立場(スコア0.80)です。辻英之氏は、修復材の国産化と原材料確保を進めるべきであると明確に応援しており、賛成の立場(スコア0.85)です。両者とも確保と国産化を進める方向で一致しており、反対や中立の立場を示す発言者は提示されていません。なお、提示された材料には、具体的な補助額や期限などの決定事項は含まれていません。
日展・日本芸術院の会員選考改革について議論されました。文化庁は、外部有識者を含む推薦と選考委員会を設け、令和4年度から2回目を信任投票とする改革を説明しました。日展については、改革案が実施され、審査の公正な体制が確立されうみは出切っていると認識を示しました。一方、日本芸術院賞の選考で外部有識者の意見を聞いた実績はなく、文化庁は外部意見の導入を強く求めると答弁しました。緒方林太郎委員(賛成寄り・スコア0.85)は、不透明な選考体制に反対の立場から、芸術院賞が会員への実質的な入口となり現会員の影響が残ることを危惧し、文科省・文化庁の主体的関与による改革を求めました。合田哲雄氏(賛成寄り・0.80)は改革を前提に公正運営の確保と外部意見導入を求め、あべ俊子氏(賛成寄り・0.70)は改革を進め芸術文化を大切にする取組の継続を述べましたが、具体策は示されませんでした。
未成年者のSNS利用規制の検討について、こども家庭庁のワーキンググループで青少年保護の論点を整理中であり、結論には至っていないとの答弁がありました。答弁したのは茂里毅氏で、論点整理の段階にあることを述べるにとどまり、規制への賛否は示していません。立場は中立です。大西洋平氏は、豪州の規制法に世界の注目が集まっていると指摘しましたが、自身の賛否は明確にしていません。賛成寄りとも読めるスタンススコアですが、根拠は指摘にとどまります。本テーマについて、規制の導入に関する決定事項は示されていません。
東京デフリンピックの機運醸成と、スポーツ大会のレガシー事業への国の関わりが議論されました。大西洋平氏はレガシー事業を極めて有効と位置づけ、国の支援が大変重要であると主張し、賛成の立場を示しました。これに対し、スポーツ庁の寺門成真氏は、大会の成功とレガシー継承に向けて支援・協力する意向を示し、関係団体のイベントに協力していること、補正予算で体験イベント等を支援していることを答弁しました。また、国民スポーツ大会の見直しについては、スポーツ協会の有識者会議で議論されており、スポーツ庁はオブザーバーとして参加していると説明されました。提示された範囲では、新たな決定事項は示されていません。
次期学習指導要領の改訂に伴う条件整備と教員・学校リソースの拡充が論点となりました。荒井優氏は、改訂に合わせて教員数や校舎などの人的・物的資源を拡充する必要があると主張し、教育予算の拡充を求めて賛成の立場を示しました。これに対し、あべ俊子大臣は、中央教育審議会への諮問において条件整備にも意を用いるよう求めたと述べ、条件整備に取り組む意向を示しました。大臣は諮問内容として、分かりやすい学習指導要領、柔軟な教育課程の編成、情報活用能力の向上などを挙げました。また、道下委員は、授業時数の削減により学校や教職員の余力を確保するよう求めました。なお、大臣の賛成寄りの姿勢を示す根拠は答弁1件のみです。本議論において、具体的な結論や決定事項は示されていません。
水月湖の年縞の価値と採掘調査への予算措置が論点となりました。文化庁は、年縞が2013年に放射性炭素年代の国際標準時計に採用されたことを挙げ、その高い価値を認めました。文部科学省は、年縞の採掘調査を含む研究課題も科研費で採択していると説明し、今後も科研費等で振興していくと答弁しました。発言者のスタンスとしては、辻英之氏が、年縞の採掘調査に国が積極的に予算措置を行うべきだと明確に主張し、賛成の立場を示しました。塩見みづ枝氏は、科研費等による学術振興に言及しましたが、採掘調査への予算措置の賛否は示されておらず、中立の立場です。提示された範囲では、採掘調査に特化した新たな予算措置を決定したという結論や決定事項は示されていません。
沖縄など亜熱帯地域における建造物の劣化と老朽化対策が議論されました。國場幸之助委員は、沖縄の建造物の劣化が本土より著しいと指摘し、実態調査と地域特性を踏まえた老朽化対策を求めました。立場は賛成寄りで、スタンススコアは0.80です。これに対し文部科学省は、劣化に関するデータは持っていないとした上で、地域の特殊事情を加味して対応すると答弁しました。沖縄振興局長の齊藤馨氏は、関係省庁と連携し、特殊事情に配慮した対策に努めると答弁しました。齊藤氏の立場も前向きで、スコアは0.70です。実態調査の実施や具体的な対策の内容について、明確な決定事項は示されていません。
特別支援教育の支援員および医療的ケア看護職員の定数化と通学支援について議論されました。緒方林太郎委員は、支援員・医療的ケア看護職員の定数化と通学費の取扱い基準の統一を繰り返し求め、地方交付税措置では他の用途に回りやすく実効性に欠けると述べました。文部科学省は、令和7年度に特別支援教育支援員を3,200人増の7万6,400人、医療的ケア看護職員を350人増の4,900人分措置したと説明しました。通学費の基準統一については、自治事業であり自治体の判断によるとしつつ、相談に乗る姿勢を示しました。大臣は、通級指導の基礎定数化や特別支援教育支援員の配置に努めると答弁しました。望月禎委員は、支援体制の整備は待ったなしであるとして財政措置の活用促進を表明しましたが、定数化には言及しませんでした。スタンスデータでは緒方委員が強い賛成、望月委員が賛成寄りとされています。
特別支援教育就学奨励費における修学旅行費の補助上限額について、物価高により上限を超過する自治体が出ている点が論点となりました。國場幸之助氏は、補助上限額の引上げを大臣に明確に要望し、賛成の立場を示しました。これに対し、あべ俊子大臣は、上限超過の自治体があることを踏まえ、来年度に状況を把握して適切に対応すると答弁しましたが、明確な賛否は示さず中立的な立場でした。文部科学省の望月禎氏は、特定の自治体のみを厚くすることは難しいとしつつ、上限額の引上げに向けて対応する意向を明言し、賛成の立場を示しました。結論として、来年度の状況把握を経て対応する方針が示され、上限引上げに向けた対応が表明されましたが、具体的な引上げ額や時期は示されていません。
研究活動の国際展開と若手研究者の海外派遣支援について議論されました。文部科学省は、科研費における国際先導研究や国際・若手支援強化枠の創設、国際性評価による重点配分を施策として挙げました。あわせて、海外特別研究員制度の支援額を令和7年度予算案で拡充すると答弁しました。井上諭一氏は、若手の海外派遣を非常に重要と述べ、海外特別研究員の支援額拡充を明言した点を踏まえ、賛成の立場を示しました。平林晃氏は、若手に機会を与えて研究力向上を進めるよう要望し、賛成の姿勢を示しました。提示された材料の範囲では、反対や中立の立場を示した発言者は確認されていません。
研究開発マネジメント人材(URA)の確保とキャリアパスをめぐる議論では、育成・処遇・キャリアパスの整備が論点となりました。文部科学省は、人事制度等に関するガイドラインを策定するとともに、URAの育成、処遇、キャリアパスの構築に取り組む大学を支援する事業を開始すると説明しました。答弁に立った井上諭一氏は、URAのキャリアパスの確立と処遇を重要な課題と認識していると述べ、施策を推進する立場を示しました(賛成寄り、スコア0.75)。質疑では平林晃委員が、URAが下請的な立場にならないよう、キャリアパスを明示することが重要であると指摘しました。平林氏も同様にURAの下請化を懸念し、キャリアパスの確立を重視する姿勢(賛成寄り、スコア0.75)を示しました。両者ともキャリアパス確立の重要性では認識が一致しています。
社会人の学び直しの促進について、日本の学部における25歳以上の入学者比率がOECD平均の16%に対し1.2%にとどまることが示されました。学び直しが進まない理由として、費用負担、時間不足、情報不足、企業における評価の不足などが挙げられました。政府側の取組としては、文部科学省が産学官金連携によるリカレント教育支援や修士課程の授業料後払い制度で支援する方針が示されました。また、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、内閣府が連絡会議で連携し、教育訓練給付制度の対象講座を拡大しているとの説明がありました。福田かおる氏は賛成の立場(スコア0.85)で、社会人の受け入れ体制の迅速な整備を高等教育の根幹と位置づけ、縦割りを排して政府の展望と施策をパッケージで示すよう求めました。武部新氏も、学び直しは地方創生や産業成長に重要との認識から肯定的な立場(スコア0.75)ですが、発言は1件のみでした。結論や決定事項は示されていません。
私立高校授業料の便乗値上げ防止について議論されました。萩原佳氏は、支援拡充に乗じた便乗値上げへの懸念を示し、政府に対して防止策と対応を問いました。これに対し、あべ俊子氏(大臣)は、私学の自主性に留意しつつも、支援拡充に伴う合理性のない値上げが起きないよう留意が必要であると答弁し、防止に前向きな姿勢を示しました。両者とも便乗値上げへの対応の必要性を共有していますが、提示された材料の範囲では、具体的な防止策や制度上の決定事項は示されていません。
豪雪地帯の通学路および学校周辺の除雪と児童の安全確保について議論されました。辻英之委員は、歩道の除雪が住民の善意に頼っている現状を問題視し、学校周辺の除雪を優先すべきだと主張しました(スタンスは賛成寄りで、スコア0.80)。これに対しあべ俊子大臣は、見守り活動への支援、危険時の休校措置、関係機関との連携を通じて安全確保に努めると答弁し、豪雪地帯の通学時の安全確保に関係省庁と連携して取り組む意向を示しました(スタンスは賛成寄りで、スコア0.75)。提示された材料の範囲では、除雪の優先順位や具体的な制度変更などの結論や決定事項は示されていません。
通信教育課程における幼稚園教諭免許の単位認定試験の適正化について議論されました。答弁では、通信課程ではウェブ試験において資料を参照する場合もあるとの説明がありました。そのうえで、実際の状況を確認したうえで対応を判断するとの方針が示されました。なお、提示された材料には発言者ごとの賛成・反対・中立といったスタンスのデータがなく、個々の発言者の氏名や立場、根拠、具体的な結論や決定事項は確認できません。
道徳教育と日本の伝統文化教育の関係について議論されました。大西洋平氏は、道徳教育と伝統文化教育の必要性を肯定的に前提としたうえで政府に質問しており、賛成の立場です。これに対し文部科学省の望月禎氏は、社会科・音楽科・国語科などの各教科で伝統文化を教えており、それを道徳教育と関連づけて推進していると答弁しました。望月氏も賛成の立場です。提示された範囲では、両者の間に対立する意見は示されておらず、新たな決定事項や結論も示されていません。
選定保存技術は89件が選定されており、令和7年度予算案では保存団体等に3.79億円、保持者に8600万円が計上されています。辻英之委員は、保持者への補助額が平成8年から約110万円で据え置かれている点を少ないと指摘し、一律支給の見直しと増額を求めました(賛成寄り、スコア0.80)。これに対し、あべ俊子大臣と合田哲雄氏は、個別のニーズを聞き、柔軟で幅広い支援の在り方を検討すると答弁しました。両者とも見直しに前向きな姿勢を示しましたが、見直しの明言はなく、明確な賛否は示されていません(いずれもスコア0.60)。補助額の見直しや増額についての具体的な決定事項は、提示された内容には含まれていません。
闇バイト・特殊詐欺に関する学校での啓発教育が議論されました。國場幸之助氏は、若年層が被害に遭い、また犯罪に加担している状況を踏まえ、学校教育での取組は死活的に重要であると主張し、賛成の立場を示しました。これに対し、文部科学省側の望月禎氏は、闇バイトへの児童生徒の関与を防ぐ啓発教育に前向きな答弁を行い、賛成の立場でした。文部科学省は、警察庁と連携し、児童生徒の端末を通じて政府広報を周知するとともに、闇バイトを題材とした動画コンテンツを提供する旨を答弁しました。提示された範囲では、反対や中立の立場の発言は確認されていません。
障害児通所サービスの利用者負担上限額と所得判定が論点となりました。岡田華子委員は、上限額が4,600円から37,200円へ大きく跳ね上がる点を挙げ、段階化や引下げを質しました。また、障害児家庭には見えない出費や将来不安があるとして、世帯合算での厳しい算定は誤りであると述べ、見直しを求めました。スタンスデータでは岡田委員は反対寄り(スコア0.20)です。これに対しこども家庭庁は、累次の軽減を経た経緯から見直しには慎重な議論が必要と答弁しました。また、障害児が世帯で監護されることから、所得区分は世帯全体の所得で判定していると説明しました。源河真規子委員は、制度の持続可能性や公平性を理由に上限額の見直しには慎重な姿勢(スコア0.35)です。会議では、上限額の見直しに関する結論や決定事項は示されていません。
障害者スポーツの裾野拡大と環境整備について議論されました。國場幸之助氏は、施設、移動手段、機材の整備が遅れていると指摘し、裾野拡大に向けた施策を問う姿勢を示しました。立場は賛成寄りです。これに対し寺門成真氏は、環境整備は重要であると述べ、ガイドブックの公表などの普及啓発を実施していると説明しており、同じく賛成寄りの立場です。また、スポーツ庁は、施設のユニバーサルデザイン化に関するガイドブックを公表するとともに、指導者の養成に取り組むと答弁しました。提示された材料には、これ以外の具体的な決定事項や反対意見は含まれていません。
高専と専門学校の役割、および新設高専への支援が論点となりました。副大臣は、高専に対してAI・半導体分野の人材育成への期待を示し、専門学校については地域の人材育成を担う役割を述べました。大臣は神山まるごと高専や、滋賀県が令和10年度に開設を予定する県立高専に触れ、基金によって支援すると答弁しました。スタンスデータでは、あべ俊子氏(0.80)が新設高専を有望な選択肢と認識し基金で支援する方針を明言して賛成の立場を示しました。武部新氏(0.75)は高専・専門学校の特色を生かした教育活動を重要と評価し、福田かおる氏(0.75)は高専等の社会人向け講座に産業競争力向上への期待を表明しました。荒井優氏(0.90)は新設高専の拡大と予算確保を明確に求めました。いずれの発言者も肯定的な立場であり、基金による支援方針が示されました。
こういった新しい高専みたいな、つまり、物づくりだけではなく、世の中のニーズに適した高専というものをこれからもっと増やしていくべきじゃないか、そのための予算も必要なのではないかというふうに思っていますが、大臣、いかがでしょうか。
新たな高専を設置すること、地域にとっても、産業界にとっても、まさにニーズを的確に捉えた人材育成、ここの有望な選択肢の一つであるというふうに認識をしているところでございまして、文部科学省といたしましても、大学、高専の機能強化に向けた基金の活用を通じまして、意欲のある高専の支援をしっかりと図ってまいりますので、よろしくお願いします。
大学、大学院以外の実践的な教育を行う高専、それから専門学校についても、それぞれの特色や強みを生かして教育活動を展開することは大変重要です。
こうした教育機関における社会人向けの講座の存在も、今後、大きく日本の産業競争力、そして高等教育の在り方を変化させるかもしれないと期待を寄せております。
高校における金融教育の課題として、教員の側の体制が論点となりました。民間調査では、約5割の教員が内容の難しさや教員自身の専門知識の不足を課題に挙げていることが紹介されました。望月禎氏はこの調査結果を紹介する事実答弁を行い、賛否の立場は明確にしていません(中立)。一方、萩原佳氏は教員の理解不足を課題として指摘し、現状の教育体制に否定的な立場を示しました(やや反対)。提示された議論の範囲では、重要な結論や決定事項は示されていません。
高校の義務教育化について、進学率が約99%に達している現状を踏まえ、未進学層の存在、学科の多様性、入試の位置づけが論点であるとの答弁が大臣からありました。鳩山紀一郎氏は、中長期的に高校までの義務教育化と無償化を行うべきだと求め、将来的な目標として明確に支持する立場(賛成)を示しました。あべ俊子氏は、義務教育化に関する論点を整理して答弁するにとどまり、賛否は示さず、やや慎重な姿勢でした。議論では、義務教育化の実現に向けた具体的な決定事項や結論は示されていません。
将来的には、やはり高校まで私としては義務教育化して、子供たちの多様な才能をきちんと伸ばし、苦手な部分で必要なところはじっくり習得できる教育環境というのをつくっていく。
現在、高校への進学率は約九九%に達しているところでございまして、高校の義務教育化に関する論点として、例えば、高校へ進学しない層が一定数存在していること、また、高校は課程や学科の別がございまして、学習内容が一律ではなくて、生徒の進路選択が多様でございまして、例えば工業高校とか農業高校とかいろいろございまして、また、高校入学者選抜の位置づけの検討が必要であることなどが実は挙げられているところでございます。
高校教育無償化の支給方法について、現行の代理受領方式を維持するか、直接支給やバウチャーに改めるかが論点となりました。要点によれば、現行は代理受領方式であり、三党合意では代理受領か直接支給かを十分に検討するとされています。望月禎氏は、代理受領を流用防止と事務負担軽減の理由で導入したと説明し、制度を擁護する立場(スコア0.60)です。萩原佳氏は、生徒家庭への直接支給を支持し(スコア0.85)、バウチャーによる流用防止が可能であるとして、マイナンバーを活用したDXによる不正防止も提案しました。鳩山紀一郎氏は教育無償化の前進を評価しましたが(スコア0.65)、支給方法への言及はありませんでした。大臣は、バウチャーの適否は一概には言えないとし、合意内容を踏まえて具体的に検討すると答弁しました。支給方法について、結論や決定事項は示されていません。
高校間の単位互換と単位制の推進が論点となりました。文部科学省は、中教審ワーキンググループの提言を受け、他校や他課程での単位修得を可能とする学校間連携を推進すると答弁しました。また、今年度から学年による区分のない単位制への移行の在り方について調査研究を行うと説明し、高校は元々単位制を趣旨とする学校であり、その趣旨を生かす必要があるとしました。黒田征樹委員は賛成の立場から、近隣校によるコンソーシアムでの単位互換や、バウチャーを使った自由な履修選択の制度を提案し、その必要性を主張しました。文科省側の望月禎氏も、学校間連携による単位修得や単位制移行の調査研究を推進する姿勢を示し、賛成の立場でした。提示された範囲では、反対や中立の立場の発言者は確認されず、具体的な制度の導入時期などの決定事項も示されていません。
例えば近隣の高校でコンソーシアムを構築して、単位の互換性を高めていく、そしてまた、学年、学校の枠を超えて好きな授業を選択できるようにするとか、さらに、そこにバウチャー制度、こういったものを利用しながら、子供たちが責任を持って自由に学びを選択できる、そういった制度も必要じゃないかなというふうに思っております。
文部科学省としましては、こうした提言を受けまして、高校生の多様な学びが選択できるよう、他の高校や他の課程、全日制、定時制、通信制とありますので、他の課程、学科の単位の修得を可能とする学校間連携等を推進するとともに、今年度から新たに、学年による教育課程の区分を設けない単位制への移行の在り方などの調査研究も進めてまいります。
高等教育の質向上に向けた認証評価と教学マネジメントが議論されました。文部科学省は、教学マネジメント指針を通じて学修成果の把握・可視化を促進してきたと答弁しました。あわせて、教育の質を数段階で示す新たな評価制度への移行に向けて検討すると答弁しました。伊藤学司氏は、新たな評価制度への移行に向けて検討を進めるという前向きな答弁を根拠に、賛成寄りの立場(スコア0.75)です。平林晃氏は、学生の能力の伸びで大学が競い合うことを健全と評価しており、肯定的な立場(スコア0.80)です。提示された範囲では、新たな評価制度への移行に向けた検討が示されたものの、具体的な決定事項や反対の立場からの発言は示されていません。
令和7年度予算の詳細を会議録に掲載することが決まりました。中学校での35人学級の定数改善や教員業務支援員の配置支援などが示された一方、多くの論点では具体的な決定には至っていません。大臣は、一人ひとりの可能性を伸ばす学びと誰一人取り残されない社会の実現に取り組む決意を述べました。
上記テーマに分類されなかった質疑応答です。
この要約はAI(自然言語処理モデル)を用いて生成しています。 要約の精度向上に努めていますが、解釈の違いや誤りが含まれる可能性があります。
必ず元の議事録本文もご確認ください。