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選挙困難事態に備えた議員任期延長の改憲是非を巡り賛否が対立しています。
選挙困難事態における国会機能維持とは、大規模災害や武力攻撃等により衆議院議員の選挙を適正に実施することが困難な事態が生じた場合に、立法府の機能をいかに維持するかを巡る憲法論議です。具体的には、議員の任期を一時的に延長する憲法改正(緊急事態条項の創設)の是非と、その制度設計が主要な争点となっています。自民・維新・国民・公明・有志の五会派は方向性を一致させ、骨子案を提示した上で条文起草委員会の設置と憲法改正原案の作成を求めています。一方、立憲民主党・共産党・れいわ新選組・社民党等は、選挙困難事態の立法事実が確認されていないこと、参議院の緊急集会や繰延べ投票制度で対応可能であること、任期延長が国民の選挙権を制限し権力の恣意的延命につながる危険性があることなどを理由として、改憲に反対または慎重な立場を示しています。また、任期延長の要件・期間・発動手続の厳格化を求める意見や、起草委員会設置手続の正当性を問う意見、解散権制限との関係を整理すべきとの意見など、条件付き賛成や論点整理を求める立場も存在します。
