衆議院法務委員会(2025年12月18日)では、第六次男女共同参画基本計画の策定経緯と旧姓通称使用の法制化をめぐる問題を中心に、パブリックコメントの重複投稿問題、インテリジェンス・スパイ防止法制の整備、カキへい死被害への技能実習生支援、アンコンシャスバイアス施策と思想の自由の関係について調査が行われた。
本会議での議論の要点をAIが要約したものです。
吉川里奈委員(参政党)が、政府の男女共同参画基本計画におけるアンコンシャスバイアス解消の記述について、「無意識の思い込みという内心を改変させようとするもので、思想統制のようなものではないか、思想・良心の自由の侵害ではないか」と問題提起しました。内閣府(由布政府参考人)は、「無意識の思い込みそのものを変えようとするものではなく、内心の自由を侵害するものでもない」と否定しつつ、固定的な性別役割分担意識が進路選択や生活の質に悪影響を与える側面があるため意識改革を図っていると説明しました。吉川委員はこれに納得せず、「アンコンシャスバイアスによって生じる不利益を解消させる」といった丁寧な表現に改めるよう求めました。内閣府は改めて「内心の自由を侵害するものではない」との立場を繰り返しましたが、吉川委員の要求する表現改善への明確な回答は得られませんでした。
これは、無意識の思い込みという内心を改変させようとするもので、いわゆる思想統制のようなものではないか、つまりは、思想、良心の自由の侵害なのではないかと考えますが...
島田洋一委員(日本保守党)が、中国の国防動員法(2010年)・国家情報法(2017年)を背景に、在外中国人による後方攪乱・情報工作活動の義務づけを問題視した上で、スパイ防止法制化の段取りとスケジュールを質問しました。平口洋法務大臣(賛成寄り)は、「自民党と日本維新の会の合意書において、インテリジェンス・スパイ防止関連法制について令和七年に検討を開始し、速やかに法案を策定し成立させるとされており、インテリジェンスに関する国家機能の強化は急務で大変重要」と述べました。島田委員は、法制化のアナウンス後に時間がかかると「駆け込みスパイ活動」が起こりかねないとして、急ぎの法制化を強く求めました。外務省の国光副大臣は、中国の両法律について「他国の法律なので個々の規定等についてお答えする立場にない」と述べるにとどまり、島田委員は内容が不十分と批判しました。
石井智恵委員(国民民主党・無所属クラブ)が、第六次男女共同参画基本計画素案に対するパブリックコメントにおいて、特定の文章例が組織的に呼びかけられ重複投稿されている実態を問題視し、内閣府に状況の把握と改善を求めました。内閣府(由布政府参考人)は、第十分野に寄せられた約1万4千件のうち、文言が完全一致するものが約3,800件(約27%)あったことを明かし、上位3件は「選択的夫婦別姓は親子別姓となるため反対です。」(750件)などであると説明しました。石井委員は、こうした重複投稿をもって民意の多数を示すことはできないとし、AIによる同一文言の自動探知・排除など重複防止策の早急な実施を強く求めました。内閣府は現行の対策として「最新の十投稿と全く同じ投稿を一つの意見として計上する」設定があることを説明しましたが、より抜本的な改善策についての言及はありませんでした。
パブリックコメントは民意の受付窓口なんです。みんなが、国民が意見を寄せる大事な窓口であります。同じ文章を大量に流し込めるような、そういった仕様のままでは、窓口と...
選択的夫婦別姓制度の実現か旧姓通称使用の法制化かをめぐり、複数の委員が平口洋法務大臣・津島淳副大臣・内閣府参考人らに対して質疑を行い、最も長時間かつ最多の委員が関与した議論となりました。政府側(平口大臣・津島副大臣)は、連立政権合意書と総理指示を踏まえ「与党と連携しながら必要な検討を進めている」との答弁を繰り返し、法制化の賛否や具体的方向性については明言を避けました。反対・問題提起側は多岐にわたり、米山隆一委員は1996年の法制審答申でC案(呼称の法制化)が理論的困難として否定済みであることを指摘し「再度法制審に諮問すべき」と主張、松下玲子委員は「旧姓通称使用の法制化は内閣府が首相指示書を勝手に乗り越えて書いたもので問題であり、加筆部分を落とすか再度議論・合意形成が必要」と訴えました。鎌田さゆり委員は「法制審答申をないがしろにしており、再度答申をし直すべき」と強く主張。石井智恵委員と松下玲子委員は、旧姓通称使用法制化では解決できない課題(パスポート、銀行口座、海外婚姻の戸籍問題等)を列挙し、民法改正による選択的夫婦別姓制度の実現こそが必要と主張しました。本村伸子委員は「一方的な法制化は絶対にやめるべき」と強く反対。平林晃委員は旧姓通称使用拡大を否定しつつ人権問題として選択的夫婦別氏制度の導入を主張。吉川里奈委員(参政党)は選択的夫婦別氏三法案への明確反対を表明し、戸籍法・民法を改正せず住民基本台帳法改正等で旧姓通称使用の根拠を設けるべきと訴えました。また、内閣府参考人(由布和嘉子)が政府の過去見解との整合性について「現在の方針と違っている」とも受け取れる答弁をし、委員長の求めで整理する場面もありました。重要な結論・決定事項は得られず、政府は引き続き「必要な検討を進める」との立場に終始しました。
旧姓の通称使用の法制化では解決できない問題があるということをるる皆さんがおっしゃられましたけれども、生まれ持った氏名で生きたい、結婚したいという方々の思いは踏み...
夫婦別姓を選択したいという声があります。それを無視し続けて、かたくなに同姓を強制して、さらには、その運用拡大には限界があるにもかかわらず、法制審の決定も無視して...
現在議論になっております旧姓使用の法制化では、戸籍上の氏を夫婦どちらかが変えないといけないため、これまで法務委員会の参考人質疑でも示されたように、様々な課題の解...
これはひどい話で、自らやった法制審を自らが否定する、これが高市政権の在り方ですよ。
ですから、もう一度法制審に、答申をし直すということ、これがまずは最優先であるということを申し上げて、私の質問を終わります。
参政党は、これまでの審議で、そして昨日の継続審議の可否の場でも申し上げましたとおり、選択的夫婦別氏三法案に明確に反対の立場を示してまいりました。
旧姓使用の拡大を私も決して否定はいたしません。それはしっかり進めていただければいいというふうに思いますけれども、ただ、その一方で、現行制度においては、婚姻をしよ...
法務省としては、旧姓の通称使用の更なる拡大についての総理指示と連立政権の合意書の内容を踏まえて、内閣府など関係省庁と連携し、必要な検討を行っているところでござい...
平林晃委員(公明党)が、瀬戸内地域でのカキ大量へい死被害への政策パッケージに関連し、技能実習生支援策について入管庁に確認しました。パッケージでは、実習継続が困難になった場合、新たな受入先が見つかるまでの間、週28時間以内の他職種就労を認めるとされています。平林委員は、監理費用の継続負担や家賃負担が事業者に残ること、また通常の40時間就労より収入が目減りするため実習生が元の職場を離れない可能性があることを指摘し、更なる対応検討を求めました。内藤政府参考人(入管庁)は、「農林水産省と連携しながら状況やニーズを把握し、引き続きニーズを踏まえて対応する」と述べ、柔軟な対応姿勢を示しました。明確な追加支援策の決定はなされませんでした。
この負担を軽減していくためには、さきの、監理費も継続するということでございましたので、まだ始まったばかりのパッケージでありますので状況を注視しながらとは思います...
第六次男女共同参画基本計画策定をめぐり、素案にはなかった「社会生活のあらゆる場面で旧氏使用に法的効力を与える制度の創設の検討を含め」という文言が内閣府の判断で答申案に加筆され、12月12日の男女共同参画会議で提出されたものの答申がまとまらず、議長一任となったことを受け、複数の委員が決定プロセスの民主的正当性を問いただしました。米山隆一委員は、「変更箇所を黙って出すようなやり方は会議の形骸化であり、専門家の意見を聞き直して再度合意を取るのが筋」と強く批判。松下玲子委員は、「首相指示書を乗り越えた加筆は問題であり、加筆部分を落とすか再度議論・合意形成が必要」と主張。本村伸子委員は「専門調査会の議論を経ずに一方的に改変するのは非民主的であり、このまま答申を出すことは絶対に許されない」と強く批判しました。石井智恵委員は「審議を経ずに政権意向が反映されることはプロセスの透明性・正当性を傷つけ専門議論を軽視するものだ」と批判。平林晃委員も「今回の進め方は丁寧さを欠いており、下部組織での議論を経て文言変更すべきだった」と問題提起。吉川里奈委員も賛否を超えて政策決定の在り方に疑問を呈しました。鎌田さゆり委員は、協議経緯・議事録・指示書のこの委員会への提出を内閣府に繰り返し求め、内閣府は「適切に対応する」と述べるにとどまりました。政府側(津島副大臣・由布政府参考人)は、「事前に有識者議員全員へ説明し、議長一任となった」「連立政権合意書に基づく正当なプロセス」との立場を繰り返しましたが、委員からの批判に正面から応答した場面はほとんど見られませんでした。
旧姓の通称使用の法制化を押しつけるということは、本来払拭しなければならない家父長制的な、非民主的なやり方だというふうに考えますけれども、副大臣、いかがでしょうか...
内閣府としても、それこそもう一度そこを整理をして、加筆した部分を落とす、若しくは本当に加筆したいのならば、調査会や会議を重ねて、議論をして、合意を形成することが...
会議の審議を経ずに政権の意向が反映されるならば、それは、プロセスの透明性と正当性を傷つけ、専門的議論を軽視するものと言わざるを得ません。
政府・自民党、高市政権のやっている男女共同参画会議なんというのは、自分たちの事務局が作ったものをただ単にしゃんしゃんと承認するだけのものであって、全く有識者会議...
今回の第六次男女共同参画基本計画案をめぐる一連の混乱、すなわち、旧姓通称使用の法制化が盛り込まれながら、事務方による文言の加筆を理由に原案の取りまとめや答申が見...
どうなんでしょうね、ちょっとここまでいろいろな反応があるということは、やはり僕は、丁寧さは欠いているのではないかな、こういうことは思っているところでございます。
最大の論点は、12月12日の男女共同参画会議で示された答申案への旧姓通称使用法制化文言の加筆をめぐるものであり、多数の委員がプロセスの非民主性・1996年法制審答申との整合性・選択的夫婦別姓制度実現の必要性を訴えたが、政府側は「連立政権合意書・総理指示を踏まえ必要な検討を進めている」との答弁を繰り返し、具体的な方向性や法制化の賛否については明言しなかった。委員から内閣府への協議経緯・指示書・議事録の提出要求がなされ、内閣府は「適切に対応する」と引き取ったが、会議全体を通じて結論・決定事項はなく、今後の検討に委ねられた。
この要約はAI(自然言語処理モデル)を用いて生成しています。 要約の精度向上に努めていますが、解釈の違いや誤りが含まれる可能性があります。
必ず元の議事録本文もご確認ください。
○米山委員 それでは、会派を代表して質問させていただきます。 まず資料を御覧いただいて、資料一、二なんですけれども、令和七年十二月十八日と書いてありますが、これは間違いでして、八月二十六日に決定、公表されている素案でございます。大変失礼いたしました。 この会議で、今後五年の女性政策などの指針となる第六次男女共同参画計画の策定に向けた答申案が提出されたんですけれども、その答申案に、今ほど言っ...
○津島副大臣 お答え申し上げます。 婚姻による氏の変更により社会生活で不便や不利益を感じる方を減らすことは重要であると考えており、政府においても旧氏使用の拡大や周知に取り組んできたところでございます。 また、政府としては、今般の自由民主党と日本維新の会の連立政権合意書の内容を踏まえ、与党と連携しながら、必要な検討を行っているところでございます。 お尋ねの記載に関しましては、こうした状況...
| モデル | Claude (Anthropic) |
|---|---|
| 要約方式 | 抽出+要約 |
| 対象範囲 | 議事録 全文 (約53,779文字) |
AIによる自動生成のため、一部情報が省略されている場合があります。
