議事録データ出典: 国会会議録検索システム(国立国会図書館)に掲載されている公式議事録を使用しています。
本会議では美延委員長のもと、政治資金規正法改正3法案が一括議題として自由討議に付されました。企業・団体献金と政党助成金のバーター論・二重取り批判では、自民党の長谷川淳二委員がバーター論を否定する参考人発言を紹介した一方、共産党の塩川鉄也委員は自民党の二重取りを金権腐敗政治として批判しました。企業・団体献金の是非をめぐっては、自民党の勝目康委員・国定勇人委員が公開強化を主張したのに対し、共産党の塩川委員や参政党の石川勝委員は全面禁止を求め、維新の池下卓委員や中道改革連合の中野洋昌委員、チームみらいの峰島委員らは第三者機関設置や各党協議を提案しました。八幡製鉄事件最高裁判決の解釈や政党助成金依存とポピュリズムの関係、政治資金監視委員会と新設第三者委員会の機能重複、衆議院定数削減法案への反対なども論点となりました。また中道改革連合の中野委員は理事会申合せの期限が守られていないと指摘し、国民民主党の臼木委員・森委員は修正協議の経緯について事実関係を確認しました。
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企業・団体献金の是非をめぐる各党の対立(禁止か公開強化か)
このことはまた、昨日もお二人の参考人が明確に否定されたように、政党助成と企業・団体献金のバーター論はおよそあり得ない主張だということの証左でもあります。
企業・団体献金に固執し、企業・団体献金と政党助成金の二重取りを三十年間続け、金権腐敗政治を長年続けてきた自民党に全く反省がないことは明らかです。
御党御主張の、平成の政治改革のいわゆる総総合意において、企業・団体献金の全面禁止が政党交付金とのバーターだということは、歴史的事実として、お二人の参考人とも明確に否定をされているわけでございます。
本テーマでは、企業・団体献金を巡り、禁止か公開強化かで各党の立場が対立しました。自民党の勝目委員および国定勇人氏は、企業・団体献金を憲法21条が保障する政治活動の自由の一環と位置づけ、全面禁止や支部への献金禁止には慎重であるべきとし、公開強化を主張しました。国定氏はさらに、受皿を都道府県連のみとすると資金の流れが不透明化し迂回献金の疑いを招くと指摘し、自由討議で全面禁止を主張する野党会派が2つあったとして与野党の隔たりを強調しました。自民党の長谷川委員も同様に、全面禁止や支部への禁止は政治活動の自由の過度な規制になるとの見解を示しました。一方、共産党の塩川委員は企業・団体献金を本質的に賄賂であるとし、全面禁止と政党助成金廃止を一体で行うべきと主張しました。参政党の石川委員はパーティー券購入も含めた即時全面禁止を求め、共同通信調査で回答者の71%、自民支持層でも59%が禁止に賛成と紹介しました。維新の池下委員は禁止方針は維持しつつ、前国会で過半数が取れなかったことから現実路線として第三者機関設置を提案しました。チームみらいの峰島委員は禁止を将来のゴールとしつつ各党協議の場を求め、中道改革連合の中野委員や落合委員も、禁止と公開の対立を超えた協議や透明化強化法案の検討を提案しました。
一方、企業・団体献金は、本質的に政治を買収する賄賂です。
参政党といたしましては、これまでも再三にわたり申し上げてまいりましたけれども、企業、団体からの献金、それから政治資金パーティー券の購入、これについては全面的に今すぐ禁止すべきだというふうに考えております。
その考え方につきましては、基本的に変わるものではございません。
企業・団体献金を全面的に禁止することには慎重であるべきだという立場でございます。
私も、石川委員と同じく、企業・団体献金の禁止というところは、いずれ目指していくべきゴールだというふうに掲げておりまして、そちらについて強く歩みを進めていくこと、これは言うまでもなく大切なことだというふうに考えております。
だからこそ我々は、禁止より公開を主張してきているわけであります。
本テーマでは、企業・団体献金規制に関する第三者機関(合議制組織)設置法案の是非が議論されました。反対の立場からは、中道改革連合の中野洋昌委員が、自民・維新提出の有識者会議設置法案は具体的中身がなく実質的な先送りであると批判し、参政党の石川勝委員も、新たな合議制組織の設置は結論の先送りとなり国民不信を深刻化させると批判しました。一方、賛成の立場からは、自民党の長谷川淳二委員が、客観的事実認識と各党の成り立ちの違いを踏まえ、第三者機関での公平中立な議論が必要と主張し、勝目康委員は衆法一二号への賛同を呼びかけました。維新の池下卓委員は、政治資金監視委員会と提出法案の第三者委員会について、監視と受け手規制等で範囲が異なると説明した上で、第三者機関案が現実的であるとしました。国定勇人氏は、自民・維新共同提出の第三者機関法案について、中立公正な立場から2027年9月30日を期限に検討する点で合理性が高いと主張し、議論のスコープには献金の公開の在り方も含まれると説明しました。
新たな合議制組織を設ければ実効的な結論を導き出せる、そういう現実性とか実効性というのは、私は全く感じられません。
各政党の政治資金の収入について公正中立な第三者に実情を知っていただきながら、その在り方について合意を得られるよう、衆法第一二号への賛同をお願い申し上げ、私からの発言とさせていただきます。
私ども自由民主党、そして日本維新の会と共同で提出をさせていただいた法案、改めて、中立公正な立場に立つ方々からの第三者機関の中で、これまでの私たちの議論も十二分に踏まえていただいた上で検討をいただく。
この法案は、令和九年九月三十日までに有識者会議で結論を得るというものでありますが、具体的な中身がやはり全くない、実質的な先送りにすぎないのではないかと思います。
そういうことであるのであれば、今、我々維新の会と自民党さんが提案させていただいている第三者機関、有識者を含めたものの中でしっかりと議論を進めていくということが現実的ではないかなということで考えております。
第三者機関における公平中立な立場からの議論が必要ではないかと考えるところであります。
本テーマでは、八幡製鉄事件最高裁判決を根拠とする企業の政治献金の自由の妥当性について議論が行われました。チームみらいの峰島委員は、谷口参考人が同判決を学界で「とんだ勇み足」と評したことを紹介し、企業・団体献金の是非は憲法論ではなく各党合意の問題であると指摘しました。自民党の長谷川淳二委員は、内閣法制局の見解を踏まえ、全面禁止は政治活動の自由に対する過度な規制になるとの疑念を示し、谷口参考人の見解には同意しない考えを表明しました。国定勇人委員も、企業団体献金の全面禁止には慎重な立場を示し、政治活動の自由として容認する考えを示しました。一方、共産党の塩川鉄也委員は、八幡製鉄最高裁判決を根拠に献金を正当化することは判決の趣旨を無視するものであると批判し、強く否定する立場を示しました。議論を通じて、判決の解釈や企業献金の自由をめぐり、賛成・反対双方の立場が明確に示されました。
今なおこの判決にしがみつくのは、国民の権利を侵害している実態から目をそらし、立法府が積み重ねた企業・団体献金禁止の議論を無視するものです。
全面禁止のところにつきましては、そもそも憲法第二十一条に基づく政治活動の自由の一環として認められており、企業・団体献金を全面的に禁止することには慎重であるべきだという立場でございます。
私は、谷口先生の御見解も御見解として承りましたけれども、決して政府見解の、軸として議論をすべきということからすれば、私は、谷口先生の御見解に沿って議論することはいかがなものかということは申し上げさせていただきたいと思います。
本テーマでは、企業・団体献金の制限と政党助成金制度への依存度上昇との関係、及びこれに伴うポピュリズム台頭への懸念が論点となりました。自民党の勝目康委員は、企業・団体献金を過度に制限すると政党助成金への依存が高まり、ポピュリズムの台頭を招く懸念があると発言しました。同じく自民党の長谷川淳二委員も、政党が公的助成のみに依存すると国民との結びつきが弱まりポピュリズムに走りかねないとの有識者意見を紹介しました。一方、共産党の塩川鉄也委員は、中北参考人の見解として、政党助成金への過度な依存は政党の社会的基盤の観点から問題があると紹介しつつ、政党助成金自体を有害な税金の使い方であるとして廃止を主張しました。議論では、政党助成金依存とポピュリズムの関係について異なる立場からの意見が示されました。
本テーマでは、政党支部を経由した企業・団体献金が実質的に個人献金に当たるのではないかという疑義が議論されました。日本維新の会の池下卓委員は、七千を超える政党支部への企業・団体献金について、実質的に個人献金化しているのではないかとの疑義を指摘し、批判的な立場を示しました。これに対する他の発言者の見解や、議論を踏まえた結論・決定事項は示されていません。
七千を超える政党支部、これは実質的に、認められていない個人への政治献金に当たるのではないか、そういう疑義もございます。
本テーマでは、政治資金に関する第三者機関(有識者会議)による期限付き検討の是非が議論されました。中道改革連合の中野委員は、自民・維新の法案が令和九年九月三十日までの有識者会議での結論を求めるものであるとしつつ、その内容には具体性がなく、実質的な先送りであると批判しました。一方、国定勇人氏はこの期限付き第三者機関検討について合理性が高いと明確に評価し、賛成の立場を示しました。両者の見解は対立しており、期限付きの有識者会議による検討という枠組みそのものの評価をめぐって意見が分かれた形です。議論の中で明確な結論や決定事項は示されていません。
エンドレスにやるのではなく、来年の九月三十日をもって、しっかりと期限を決めた中で議論、検討を進めていくんだということについては、極めて合理性が高いものだというふうに認識をしているところであります。
本テーマでは、政治資金パーティー券購入と企業・団体献金の同質性をめぐって議論が行われました。自民党の長谷川委員は、政治資金パーティーを企業・団体献金と同種とみなして廃止法案を提出した会派自身がパーティーを実施している点について矛盾を指摘しました。維新の池下委員は、政治資金パーティーには対価が存在するとした上で、個人購入と企業購入の区別など整理すべき問題があるとし、第三者機関での議論を求めました。また、中野洋昌氏については公開基準の強化を主張しているものの、献金との同質性自体についての言及は確認されていません。本テーマに関する重要な結論・決定事項は示されていません。
公開基準強化を主張するが献金との同質性自体への言及なし
本テーマでは、政治資金監視委員会と新設予定の第三者委員会との機能重複や関係整理が議論されました。チームみらいの峰島委員は、谷口・中北両参考人が両委員会の重複や実効性への懸念を示したことを紹介しました。国民民主党の森ようすけ委員は、谷口参考人が示した第三者委員会規定を政治資金監視委員会において行うと改める修文案を紹介し、また中北参考人も政治資金監視委員会で議論する方が制度的に分かりやすいと発言したことを紹介するなど、一本化案を肯定的に取り上げました。自民党の長谷川委員は、政治資金監視委員会の提言機能を合議制組織に位置づけることは否定しないと説明しました。維新の池下卓委員は、政治資金監視委員会は監視が中心であるのに対し、提出法案の第三者委員会は受け手規制等を含み範囲が広いと両者の違いを説明しました。石川勝委員は、既存の委員会で対応可能であるとして新設委員会は不要と明言し、機能重複に否定的な立場を示しました。
新たに屋上屋を架すような組織を設けなくても、既存の仕組みで対応することは可能であると参考人は御指摘されておりましたけれども、まさにそのとおりだなというふうに思っております
政治資金監視委員会というところで議論する方がやはり制度的には分かりやすいのではないかといった御発言が参考人の二方からされているというふうに認識をしております。
政治資金監視委員会の方につきましては、やはり監視することがメインになるということでありますし、今回の第三者委員会というのは、もうちょっと範囲が広いということで、受け手規制、政党の在り方、企業・団体献金、透明化、公表の在り方ということも含まれております。
企業・団体献金の禁止か公開強化かをめぐり与野党の立場は大きく分かれ、第三者機関設置法案についても賛否が対立したまま、明確な合意には至っていません。修正協議の進め方についても各党の認識にずれが見られ、議論は継続中の状況です。
この要約はAI(自然言語処理モデル)を用いて生成しています。 要約の精度向上に努めていますが、解釈の違いや誤りが含まれる可能性があります。
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○中野(洋)委員 中道改革連合の中野洋昌でございます。発言をさせていただきます。 既に本委員会でも法案質疑と参考人質疑を行ったところであります。そこでの議論も踏まえて、何点かお訴えをしたいと思います。 一点目は、企業・団体献金に関する結論を急ぐべきであるということであります。 令和六年十二月、振り返りますと、当委員会の理事会において、企業・団体献金の在り方については、精力的に議論を行い...