衆議院災害対策特別委員会において、防災庁設置法案の審議を中心に、能登半島被災地の復旧復興支援から事前防災・減災体制の整備まで幅広いテーマにわたる質疑が行われました。
本会議での議論の要点をAIが要約したものです。
全国1788自治体に策定を求めているものの、完了は32自治体(約2%)にとどまる現状が議論されました。策定が進まない要因として担当人員・ノウハウ・手順の不足が挙げられ、西園委員(賛成)は首長の問題意識の差が進捗格差を生んでいると指摘したうえで、法定計画化・義務化を提案しました。服部政府参考人は分かりやすい手引の作成など取組強化と策定加速を表明し、牧野大臣(賛成寄り)は「国交省等関係省庁と連携しながら策定促進に取り組む」と答弁しました。策定率の抜本的引き上げに向けた制度的・支援的措置が必要との認識で議論は一致しました。
事前復興まちづくり計画の策定を首長の判断に委ねるのではなく、強制力のある法定計画としての地域防災計画に位置づけ、義務化していくことも、私は一案じゃないかというふ...
国交省を始めとする関係省庁と連携しながら、事前復興計画の策定を促進していきたいと考えております。
工藤委員(賛成寄り)は外国人受入れ拡大のスピードに施策が追いついていないとして迅速な制度整備を求め、言語・文化・宗教の違いによる避難所内の摩擦リスクを指摘し、問題発生時の対応策と統一的な取組指針の改定を国に求めました。あかま大臣(賛成寄り)は「外国人増加を踏まえた災害対応が求められる」とし、関係省庁と連携して取組を支える方針を示しました。横山政府参考人は通訳アプリや翻訳機器、絵・写真等の多様な情報提供手段、宗教食への配慮、通訳相談体制の整備を説明し、避難所運営ガイドラインへの外国人配慮の明記と好事例周知・自治体マニュアル整備促進を継続すると述べました。
地震防災対策特別措置法の有効期限を令和13年3月31日まで5年間延長する改正案が委員会で起草・決定されました。能登半島地震・日向灘地震・青森県東方沖地震など地震の多発と首都直下地震への懸念を踏まえ、事業のさらなる充実強化の必要性が示されました。あかま大臣(賛成)は「法律案に異存なし」とし、事業の一層の推進を図ると明言しました。
政府としては、本法律案については特に異存はありません。
大船渡山林火災を題材に、復旧における関係省庁の連携強化が議論されました。山林火災が森林だけでなくアワビ等の水産資源や地域経済・産業にも広範な影響を与えることが指摘され、佐々木委員(賛成寄り)は「単なる災害復旧に終わらせず、関係省庁横断の災害復旧モデルとして取り組むよう求める」と述べました。あかま大臣(賛成寄り)は「関係府省庁が連携して対応することは肝要」と明言し、政府一体での復旧推進を確認しました。災害救助法・被災者生活再建支援法の適用と激甚災害指定も確認されました。
南海トラフ巨大地震で静岡県に約5500万トン(東京ドーム約45杯分)の廃棄物発生が想定される一方、静岡市の仮置場確保量は必要量の十分の一にとどまると西園委員(賛成)が報告しました。環境省は地権者同意等の問題から仮置場確保状況の網羅的把握が困難と答弁し、西園委員は近隣自治体連携・地域ブロック協議会活用による広域解決を提案しました。牧野大臣(賛成寄り)は「防災庁が環境省と連携し、自治体間の事前協議・広域連携の調整役を担う」と表明しました。
佐々木委員(賛成寄り)はグループ補助金で整備した設備が補助金適化法上の用途制約により魚種変更など実際の事業環境に合わせた活用が難しいという現場の声を紹介し、「マーケットに合わせられる柔軟な制度にしていきたい」と訴えました。山崎政府参考人は平成27年度以降、新分野事業の追加や計画変更・返済猶予への柔軟対応を行ってきたと説明しました。制度のさらなる柔軟化に向けた検討が求められている状況です。
マーケットに合わせられる制度にしていけるといいなという思いも持ちながら、これからも向かい合っていきたいなと思っております。
須田委員(賛成寄り)はEEIによる情報項目・データ属性の標準化を高く評価しつつ、自治体システム改修への財政支援も含めた全国的な着実な推進が重要と主張しました。あかま大臣(賛成寄り)は「EEIに準拠した情報連携が重要」と認識し、データ仕様書を含む標準仕様書の作成検討を進めていると表明しました。また、システム改修経費については地方財政措置が既に講じられていること、EEI第1.1版に基づく通知文を都道府県に発出済みであることも説明されました。
あかま大臣(賛成寄り)は昨年7月に防災基本計画へ避難所における子供・若者の居場所確保とニーズ配慮を新たに位置づけたと説明し、こども家庭庁作成の手引の周知が必要と表明しました。佐々木委員(賛成)は東日本大震災当時の中学生としての自身の経験から「子供の居場所と役割の位置づけが防災計画上も非常に大切」と強く訴え、避難所で中学生が炊き出し・物資仕分けなどの役割を担ったことが精神的支えになったと述べました。防災計画上での子供の位置づけ強化と手引の普及に向けた取組推進で認識が一致しました。
近藤委員(反対寄り)は能登被災事業者がクラウドファンディングで集めた支援金が収益とみなされ課税対象となる問題を指摘しました。減価償却済みの建物が全壊した場合、損失計上できず集めた資金全額が益金扱いになりかねないとして、法人税法改正や議員立法での特別措置を選択肢として提案しました。あかま大臣(中立)は「一義的に国税庁マター」としつつ、各省庁と課題検討に取り組む姿勢を示しました。制度改正の方向性は示されず、引き続き検討段階にあります。
西田委員(賛成寄り)は奥能登地域で住宅建築坪単価が150万円超となり、20〜30坪の平家で3000〜5000万円かかる現状を指摘し、自己負担の大きさを訴えて国の住宅再建支援の強化を求めました。横山政府参考人は被災者生活再建支援金(最大300万円)、地域福祉推進支援臨時特例給付金、自宅再建利子助成、能登再生住まい支援金、災害復興住宅融資など現行支援策を説明しました。また、国土交通省がいしかわ型復興住宅のモデルプラン集作成やモデル住宅整備支援を行っていることも紹介されました。
被災者が安心して住宅再建に取り組める環境を整えることが、地域に人が戻る復興にもつながると考えております。
近藤委員(賛成)はある自治体で昨年度の入札不調率が5割超に達し、復旧復興の足かせになっていると指摘しました。国交省は原因として地元事業者の少なさと予定価格が実態に見合っていないことを挙げ、珠洲市での担い手不足・発注事務課題解決スキームの検討支援と成果の他市町への共有方針を説明しました。輪島市・珠洲市の首長に対し見積活用の予定価格設定や応札者拡大等の具体的対策が助言されており、近藤委員は能登町・穴水・七尾・志賀町など他自治体への同様の支援拡大を求めました。
ある自治体だと、昨年度は五割以上入札不調という状況です。復旧復興の足かせになっているという状況ですが、原因をどのように捉えていらっしゃるか、解決策は考えていらっ...
地域福祉推進支援臨時特例交付金の申請期限が災害発生日から37月後(令和9年1月末)となっている中、近藤委員(賛成)は物理的な復旧の遅れを理由に期限延長を求め、65歳年齢要件の柔軟化も要請しました。神谷政務官(中立)は「復興状況を踏まえ必要に応じて延長を検討する」と条件付きで言及しました。延長の可否についての明確な方針は示されず、今後の復興状況を見ながら判断するとの答弁にとどまりました。
梶原政務官(賛成寄り)は令和7年度に被災市町の要望394名に対し387名を派遣したと報告し、令和8年度は復旧復興事業の本格化により令和7年度を上回る派遣要望があり最終調整中と述べました。近藤委員(賛成)は実態として要望の1〜2割程度少ない派遣にとどまるケースがあること、派遣期間のカウント方法(半年×2回を1人扱い等)に課題があることを指摘し、増員と柔軟な対応を強く求めました。梶原政務官は令和8年度も被災市町の要望に応え精いっぱい取り組むと表明しました。
佐々木委員(賛成寄り)は豪雪が交通障害にとどまらず生活そのものを停止させる災害であり、妊産婦・乳幼児家庭・障害者など災害弱者への広い対応が必要と主張しました。あかま大臣(賛成寄り)は「豪雪が住民の生活・経済活動に大きな影響を与える」との認識を示し、除雪機械・要員体制整備、積雪配慮インフラ整備、関係機関への防災体制強化連絡発出などの具体的対応を説明するとともに、関係府省庁・地元自治体と連携して取組を進めると表明しました。
あかま大臣(賛成寄り)は学校再開が子供の居場所・教育機会として重要と認識し、受験を控えた子供へのスムーズな再開と学習スペース確保の必要性を指摘したうえで、関係省庁と緊密に連携して学校再開の円滑化に努め自治体への周知にも取り組むと表明しました。佐々木委員(賛成寄り)は避難所から学校再開への移行期に子供・被災者・教員の負担を最小化した移行体制の整備を求めました。文科省が学校防災マニュアル作成手引を整備し、能登半島地震を踏まえた「被災地学び支援派遣等枠組み」が開始されたことも確認されました。
全国の避難行動要支援者692万人のうち個別避難計画策定済みは98万人で策定率14.2%にとどまり、神奈川県約2%・静岡県も数%と都市部で特に低い傾向があることが示されました。西園委員(賛成)は「作成率14.2%の低さを問題視し、100%達成への取組を大臣に求める」と強く訴えました。あかま大臣(賛成寄り)は今年度予算で昨年度比1.5倍の調査費を計上し、好事例横展開や作成率の高い地域の職員派遣などの具体策を検討・実施していると表明しました。
西田委員(賛成)は能登半島が世界農業遺産認定の里山里海の営みを持ち、農林水産業を基盤とした暮らしと文化が受け継がれてきたとして「農林水産業の復興が能登の復興そのもの」と断言し、食・観光・地域コミュニティーを守る意味でも全力支援を要請しました。中澤政府参考人は令和7年に奥能登地域の7割超の水田で作付が行われ、製材工場再開や漁港操業再開など復旧が着実に進んでいると報告しました。また、海女漁の漁場への山地からの土砂流入問題について国・県が協議会を立ち上げ早期復旧方針を示したこと、農地復旧では国がプッシュ型で将来像の素案を提示し改良復旧を推進していることも説明されました。
農林水産業の復興については、食や観光、そしてまた地域産業と本当に直結しているところでもありますし、農林水産業の復興が能登の復興と言っても過言ではございませんので...
横山政府参考人(賛成寄り)は日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震と南海トラフ地震への備えとして地方機関設置を法案に盛り込み、法施行後2年以内に具体的検討を進めると表明しました。また防災計画担当の統括官(局長クラス)を置く体制整備と政府全体の司令塔機能の拡充も説明しました。牧野大臣(賛成)は地方組織の設置や仮称・防災大学校設置など更なる拡充に取り組む意向を明言しました。黒田委員(賛成寄り)は副首都議論との関連も踏まえた地方拠点のあり方の検討と、省庁横断的な権限を持った防災体制強化を求めました。
令和6年度の110名・73億円から令和8年度の352名・202億円への規模拡充が確認され、近藤委員(賛成寄り)はさらなる規模拡大を求めつつも設置自体は支持しました。牧野大臣(賛成)は「立ち上げに必要な予算・機構・定員を確保し、引き続き必要な人員確保に努める」と表明し、復興庁の知見・経験を防災庁に生かすことの重要性と復旧復興政府本部の法定化を法案に盛り込んだことを説明しました。あかま大臣(賛成寄り)は「徹底した事前防災と発災から復旧復興まで一貫した司令塔を目指す」と明言し、横山政府参考人は内閣府防災を発展的に改組し防災庁が政府全体の司令塔機能を継承すると表明しました。黒田委員(賛成寄り)は省庁横断的な権限を持った防災体制強化を要求しました。
立ち上げに当たっては、必要な予算、機構・定員を計上していると考えておりますが、今後については、地方組織を設置をしたり、また、研修機関、仮称ですけれども防災大学校...
ここでは終わらないんだ、更にしっかりとした組織につくり上げていくんだということを求めたいと思いますが、牧野大臣、いかがでしょうか。
防災庁は、これまでも繰り返し、また何度もお話し申し上げたとおり、徹底した事前防災、あわせて、発災時から復旧復興まで一貫した災害対応の司令塔となることを目指してお...
この役割は、内閣府防災が発展的に改組するという考え方に立ってございます防災庁において継承してまいるというふうに考えてございます。
是非、防災庁がリード役、先導していただければというふうに思います。
今後、防災庁も設置をされていくという中において、まさにそのイメージ力をここにいらっしゃる皆様とともに磨いていって、災害に強い日本をつくり上げるというところが非常...
それこそ今回の防災庁の設置も含めて、未然に大きな災害を防ぐということが大きなテーマであると思っております。
須田委員(賛成寄り)はSOBO-WEBを高く評価しつつ、利用者の研修・人材確保・業務ニーズに即したアプリケーション整備の方針を求めました。あかま大臣(賛成寄り)はSOBO-WEB基礎研修・運用ガイドライン・机上演習を実施しており、「現場で円滑に活用されることを期待し、課題があれば支える」と表明しました。発災時にISUT(災害時情報集約支援チーム)を派遣し自治体の業務ニーズに即した情報集約を支援すること、システム間連携が令和7年12月に完了したことも説明されました。
西田委員(賛成)は能登半島地震・奥能登豪雨から時間が経過しても多くの被災者が仮設住宅生活を続けている現状を報告し、「住宅・雇用・なりわい・教育・医療を総合的に再建し、人が戻る復興の実現」を求めました。能登半島の集落は祭礼・農林水産業・生活文化が一体となっており、一律の集約型まちづくりが集落消滅につながる懸念があるとも指摘しました。横山政府参考人は石川県の創造的復興プランが関係人口活用・能登ブランド再生・地場産業活性化などを掲げており国・県・市町が緊密連携して取り組むと述べ、豊嶋政府参考人は災害公営住宅の集落ごとの小規模整備や仮設住宅の恒久的転用など地域コミュニティー維持の工夫を説明しました。
住宅の再建、なりわいの再生、そして地域コミュニティーの維持、この三つを一体として進めることで、人口流出を防ぎ、集落の消滅を防ぐ復興を実現していかなければならない...
鎌原政府参考人(賛成寄り)は首都直下地震対策検討WG報告書を踏まえ、政府業務継続計画の見直しと各省庁BCP実効性確保に取り組むと表明しました。報告書では政府機関建物の大きな損傷可能性は低いとされる一方、想定超の地震動や複合災害による被害可能性も指摘されています。黒田委員(賛成寄り)は想定超の激震や国際情勢も踏まえた体制整備、職員・その家族への配慮を含むBCP推進を求めました。
防災庁の設置・司令塔機能強化と地方機関整備が本委員会の最重要議題として位置づけられ、各委員から概ね支持されました。能登半島被災地については住宅再建・なりわい復興・職員派遣・入札不調など復旧の遅れに関する課題が多数指摘され、関係省庁の連携強化と制度の柔軟化が求められました。事前復興計画の策定率向上、避難行動要支援者の個別避難計画100%達成、災害情報標準化など中長期的な防災体制の整備についても、さらなる取組加速が要請されました。
この要約はAI(自然言語処理モデル)を用いて生成しています。 要約の精度向上に努めていますが、解釈の違いや誤りが含まれる可能性があります。
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○近藤(和)委員 中道改革連合の近藤和也でございます。今日もよろしくお願いいたします。 昨日は三・一一、十五年たちました。お亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げます。そして、被災された方々、御努力されていらっしゃる皆様にお見舞い、そして敬意を表したいと思います。 そして、能登半島地震、能登は三度目の春を迎えることになります。各大臣、また政務の方を含めお役所の皆様にも、この二年と三か月...
○梶原大臣政務官 御質問にお答えさせていただきます。 令和六年能登半島地震の被災市町において、復旧復興事業を担う職員の確保は、先ほど委員も御指摘をいただきましたように、大変重要な課題と認識をいたしております。 そのため、発災以降、全国の地方自治体から被災市町への中長期の職員派遣について、関係団体や関係省庁と連携をして調整を行い、令和七年度においては、石川県内の被災市町の要望人数三百九十四名...
| モデル | Claude (Anthropic) |
|---|---|
| 要約方式 | 抽出+要約 |
| 対象範囲 | 議事録 全文 (約45,996文字) |
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