衆議院農林水産委員会において、農業構造転換に係る法案(JRA施設外部利用・農地大区画化・共同利用施設再編等を含む)の審議が行われ、ギャンブル依存症対策・競走馬アニマルウェルフェア・軽種馬産地振興・産業動物獣医師確保・競馬産業の労働環境整備に関しても幅広く質疑が交わされました。
本会議での議論の要点をAIが要約したものです。
JRAが保有する競馬場10か所・場外発売所36か所等の施設を外部利用に活用する法改正の意義と効果が議論されました。吉田JRA理事長(賛成寄り)はイメージアップ・認知度向上・収益向上の三目的を説明し、施設賃貸で数億円程度の収益増と馬券売上を原資とした年約53億円の地域貢献寄附金交付を紹介しました。渡辺創委員(賛成寄り)は宮崎育成牧場の年間利用者27万人超の実績を評価し、施設外部利用の要件検討を附帯決議で政府に求めました。臼木委員(賛成寄り)は観光産業との連携可能性を提案し、鈴木大臣は観光庁・地元自治体との協議を表明しました。木下委員の外国人誘致強化提案に対し吉田参考人は来日観光客誘引を「肝要」と明言しつつ現状の成果不足を認めました。長井政府参考人は認可基準を見直し積極的に後押しする方針を示しました。
施設設備の外部利用につきましても、この業務を競馬会が立ち上げる上で、農林水産省が認可を行うことになりますので、積極的な利用を後押しできるよう、認可の基準等を検討、実施してまいりたいと思っております。
JRAそのものがやはり収益の向上もこれからも図っていただきたい、このように思うばかりでございます。
来日観光客の誘引策を継続しまして、どうにか日本競馬の知名度を高めていくことが肝要かと考えております。
日本中央競馬会が保有する施設・設備の外部による有効利用については、競馬事業等に係る業務の円滑な遂行に支障が生じることのないよう、その要件を検討すること。
これは地元にとっては本当に観光にプラス、地域経済にプラスになると思いますから、そういう観点で、観光庁とも、そしてまた地元の自治体ともよく相談をさせていただきたいと思います。
競馬事業についても、先ほどもありました地域振興、そして国民の福祉向上を含めて、是非取り組んでいただきたいと思っておりますので、そのことを述べて、質問を終わらせていただきます。
軽種馬産地の経営基盤強化と産地振興
馬券購入の約8割がネット経由となった現状を踏まえ、依存症対策の強化が議論されました。柏倉委員(強く賛成)は即PATの購入上限の高さへの懸念、SNSを通じた若年層の馬券購入の容易さ、馬券購入サイトと闇バイトの危険な隣接性を指摘し対策充実を繰り返し求めました。長井政府参考人(賛成寄り)は令和7年3月閣議決定の依存症対策基本計画に基づきアクセス制限・購入上限設定・相談窓口設置等の指導を徹底しているとし、オンライン投票データ分析による効果的対策を検討中と説明しました。広瀬大臣政務官は未成年モデル使用禁止や大学生セミナー等の若年層向け対策を説明し、成松参考人は令和6年度に自助グループへ約260万円の補助が行われたと報告しました。附帯決議で依存症対策の総合的・計画的推進が求められました。
カントリーエレベーター等の農業共同利用施設の多くが設置から30年以上を経て更新時期を迎えており、再編・集約・合理化の必要性が議論されました。峰島委員は稼働中施設の7割が30年以上前の設置であると確認し数値目標策定を求めました。広瀬大臣政務官(賛成寄り)は経年劣化による稼働経費・利用者負担の増加を課題として再編・集約・合理化支援を表明しました。臼木委員(賛成寄り)は単なる更新でなく効能を最大化する要件設定の必要性を主張しました。鈴木大臣(賛成寄り)は技術進歩を活かした設備刷新で品質向上・収益力強化を図るとし、補助率かさ上げと地財措置での後押しを表明しました。附帯決議で農業構造転換集中対策期間における共同利用施設の集中的・計画的な再編整備推進が求められました。
単に今までと同じようなものをもう一度ということでは全くありませんで、やはり設備なんかもかなり技術的にも進んできていて、品質向上なんか、付加価値を更につけるという設備なんかも出てきておりますので、そういった面で再編、集約、合理化、そして結果として収益力が強化をされるということを着目をして、しっかり支援をさせていただきたいというふうに思います。
二つ目の共同利用施設については、カントリーエレベーター等の経年劣化等による稼働経費の負担拡大及び利用者負担の増加が課題となっていることから、この再編、集約、合理化を支援していくことにしております。
令和六年に改正された食料・農業・農村基本法に基づく令和七年度からの初動五年間の農業構造転換集中対策期間において、食料安全保障の確保等に向け、農地の区画の拡大、共同利用施設の再編整備、スマート農業技術の開発、農産物の輸出を行う産地の育成等を集中的・計画的に推進する必要がある。
これは単なる更新ということではなく、きちんと共同利用施設としての効能を最大限発揮できるような更新になっていくことで要件をかけていくということはやはり必要だと思いますが、ちょっとこの点も是非改めて御答弁いただけますでしょうか。
軽種馬産地における産業動物獣医師不足の深刻な現状と確保策が議論されました。山岡委員(賛成寄り)は大動物より小動物(ペット)分野に獣医師志望が偏る実態と、日高地域の緊急手術が三石家畜診療センターほぼ単独で担われ長時間労働が常態化している状況を指摘し、学生にとどまらず幅広い年齢層への人材確保策強化を求めました。鈴木大臣(賛成寄り)は返済不要の修学資金提供・インターンシップ支援の実施や、日高地域限定の馬診療研修と学業奨励金を競馬関係団体が実施していることを説明し、産業動物分野への志望を促す施策を強化する決意を示しました。
中央・地方合わせて約6000〜7000頭と推測される引退競走馬の支援体制と制度的課題が議論されました。山岡委員(賛成寄り)はセカンドキャリア支援の重要性を評価しつつ、引退馬受入牧場が農業政策対象外のため災害時に公的資金・補助・融資が使えない制度的空白を指摘し包括的支援の仕組みを求めました。吉田参考人(賛成寄り)は引退競走馬対策を喫緊の課題と認識しており養老牧場への活動奨励金・施設整備費助成を実施、昨年の白老大雨被害牧場への個別支援も行ったと説明しました。鈴木大臣(賛成寄り)は令和7年度に約19億円を措置し年々支援を増額していると表明しました。臼木委員は有名引退馬への社会的関心の高まりを示し観光産業との連携活用を提案しました。
馬産業における高い離職率と労働環境の課題について議論されました。臼木委員(強く賛成)は2〜3年で退職する若者が多い高離職率の現状、日高地域でインド系の特定技能外国人が増加して人手不足を補っている実態を紹介しました。家族経営から法人化・大規模化への移行期に労働基準法・社会保険等のワークルール周知が不足しているとして農水省と厚労省の連携を要請し、ワークルール徹底が若者の定着・後継者育成に直結する重要課題であると強調しました。長井参考人(賛成寄り)はワークルール徹底の重要性を認め、ウォーキングマシン導入やファームヘルパー利用組合への助成で労働環境改善を後押しする方針を表明しました。
胆振・日高地域を中心とする軽種馬産地の経営環境と振興策が多角的に議論されました。山岡委員(賛成寄り)は同地域が全国の繁殖牝馬の約97%を生産する主要産地であることを示しつつ、農業界への貢献の周知不足・牧場厩務員の所得の低さを指摘し、門別競馬場での中央競馬開催実現を強く要望しました。臼木委員(賛成寄り)は経営困難経営体の増加・後継者不足・人手不足の深刻さとJRA賞金の受益構造上中小牧場に恩恵が届きにくい問題を指摘し、ブリーダーズ賞拡充・地方競馬活性化・国産軽種馬輸出促進等を提案しました。鈴木大臣(賛成寄り)は5年前比約2割増の売上増を示しつつ馬産地支援についてJRAと再協議する意向を表明しました。吉田参考人は特別振興資金残高約900億円で財源拠出期間中も産地振興を適切に実施できると説明し、附帯決議で畜産振興への着実な配慮と特別振興資金の計画的活用が政府に求められました。
山の高さは裾野が広ければ広いほど高くなるという思いもありますので、是非、そうした意味で、いろいろ幅広く思いを寄せていただきたいということもお伝えをさせていただきたいと思います。
そして、少し話がまた変わりまして、ちょっと行ったり来たりで大変恐縮なんですが、地元の皆様、生産者の皆様からすると、是非地方競馬の活性化ということも、これは生産者の皆様からすれば、自分がつくった、育てた馬の活躍の機会が増え、またそれが自分たちの利益にもつながっていくということで、これはやっていくべきだろうと私も思っております。
日本中央競馬会の剰余金を原資とする特別振興資金によりまして、優良な種牡馬、繁殖牝馬の導入等によります強い馬づくりを推進し、軽種馬産地の生産振興の強化を支援しております。
やはりどうやって馬産地を支えていけるのか、これについてもう一度JRAともよく話し合っていきたいというふうに思いますし、今でもJRAはしっかりと馬産地を支えているというふうにさっき吉田理事長からも答弁がありましたが、先生から御指摘のように、まだそうはいってもという話があるのであれば、そうした観点で我々も考えていきたいと思います。
特別振興資金による取組へのニーズに対して、これまでと同様、しっかり適切にやっていきたいというふうに考えているところでございます。
これを思い切って、例えば牧場、日高あたりの振興に使うとか、いろいろな使い道があると思うんですが、これを思い切って取崩しに持っていくというお考えはありませんか。
特に、馬産地振興に関しては大変御尽力をいただいているところでありまして、そういった観点、そして、酪農にも資するとか様々な獣医師の確保だとか、そういったことの角度からも、食料安全保障に資する事業を常日頃からやっておられるということでありますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
農作業の機械化・省力化に向けた1ヘクタール以上への農地大区画化推進の課題と目標設定が議論されました。峰島委員は令和5年時点で大区画化が水田全体の6.3%にとどまると指摘し集中対策期間中の数値目標策定を求めました。広瀬大臣政務官(賛成寄り)は機械化・省力化のための大区画化支援方針を表明しました。臼木委員(賛成寄り)は全国担い手農地集約率61.5%・北海道92.5%の現状を示しつつ隣接農地の管理方法の違いなど現場のハードルを指摘し、農家が中長期計画を立てられるよう予見可能性の高い政策提示を求めました。鈴木大臣(賛成寄り)は食料自給率目標(2030年度)を指標として努力するとしつつ地域特性によっては1ヘクタール化が難しいケースもあり現場判断を尊重する考えを示しました。附帯決議で農地区画拡大の集中的・計画的推進が求められました。
このうち、一つ目の農地の大区画化については、農作業の機械化、省力化により、稲作労働時間を大幅に低減するため、一ヘクタール以上に農地を大区画化する取組等を支援していくこととしております。
令和六年に改正された食料・農業・農村基本法に基づく令和七年度からの初動五年間の農業構造転換集中対策期間において、食料安全保障の確保等に向け、農地の区画の拡大、共同利用施設の再編整備、スマート農業技術の開発、農産物の輸出を行う産地の育成等を集中的・計画的に推進する必要がある。
やはりハードルはありますけれども、やっていかなければいけないことだと思いますので、本当に前向きな御答弁をいただきましたので、我々も是非協力をさせていただきたいと思います。
我々でできることは精いっぱいやらせていただきますし、また、これから中間管理機構なんかも、今のやり方では当然限界があるというのも現場から伺っておりますので、そうしたことなんかもよく相談をさせていただいて、検討させていただきたいと思います。
農業構造転換関連法案は可決され、JRA施設外部利用の認可基準検討、ギャンブル依存症対策の総合的推進、引退競走馬支援の充実、農地大区画化および共同利用施設再編の集中的推進等を求める附帯決議が採択されました。政府は軽種馬産地支援に向けたJRAとの再協議、産業動物獣医師確保策の強化、観光庁・地元自治体との連携促進など複数の取組推進を表明しました。引退馬受入牧場への制度的空白、中小牧場への支援不足、農地大区画化の数値目標設定は今後の課題として残されました。
この要約はAI(自然言語処理モデル)を用いて生成しています。 要約の精度向上に努めていますが、解釈の違いや誤りが含まれる可能性があります。
必ず元の議事録本文もご確認ください。
農業構造転換関連法案は可決され、JRA施設外部利用の認可基準検討、ギャンブル依存症対策の総合的推進、引退競走馬支援の充実、農地大区画化および共同利用施設再編の集中的推進等を求める附帯決議が採択されました。政府は軽種馬産地支援に向けたJRAとの再協議、産業動物獣医師確保策の強化、観光庁・地元自治体との連携促進など複数の取組推進を表明しました。引退馬受入牧場への制度的空白、中小牧場への支援不足、農地大区画化の数値目標設定は今後の課題として残されました。
○東(国)委員 皆さん、おはようございます。 早速でございますけれども、日本中央競馬会国庫納付金の納付に関する臨時措置法案について質問させていただきたいと思います。 皆さん御承知のとおり、食料安全保障の強化のために、集中対策期間、これは令和十一年までに二・五兆円の財政の出動を政府は決定をしたわけであります。まさしく農業構造を転換するためには既存の予算の措置ではちょっと物足りない、これから大...
○根本副大臣 おはようございます。 御質問ありがとうございます。 今般の財源の拠出につきましては、農業構造転換集中対策の実施に当たり、農林水産省として、新たな財源の確保の方策について検討を行ってきたところであります。その中で、一定規模の財源を確保し得る方策として、当省所管の特殊法人である日本中央競馬会に対し協力要請を行い、競馬会においても、その趣旨に御理解、御協力をいただけたものであるとい...
| モデル | Claude (Anthropic) |
|---|---|
| 要約方式 | 抽出+要約 |
| 対象範囲 | 議事録 全文 (約68,283文字) |
AIによる自動生成のため、一部情報が省略されている場合があります。
