2025年5月23日の衆議院内閣委員会では、太陽光発電施設を中心とした金属盗の急増に対応するため内閣提出の「盗難特定金属製物品の処分の防止等に関する法律案」を議題とし、与野党各会派から計8名の委員が質疑を行った。
本会議での議論の要点をAIが要約したものです。
本法案第十五条に定める指定金属切断工具の隠匿携帯禁止規定について、正当な理由の判断基準と運用上の課題が議論されました。山崎正恭委員(公明党)は、犯行の大半が夜間に行われることを踏まえ、業者への広報啓発と周知を通じて混乱を避けるよう求めました。上村英明委員(れいわ新選組)は、2024年4月に東京都日野市で新聞配送中の男性が金てこの隠匿所持で逮捕され不起訴となった事例を挙げ、規定が曖昧であり不当逮捕につながりかねないとして見直しを主張しました。これに対し坂井学国家公安委員長(賛成寄り)は、人種・国籍による差別的取扱いは行わず、職業・状況・動機・時間的場所的合理性を総合的に勘案した上で、全国で斉一的な適正運用を徹底するよう警察を指導すると表明しました。塩川鉄也委員(日本共産党)は、一般家庭やDIY利用者への濫用懸念を示し、政令指定は必要最小限に留めるとともに濫用防止の徹底を求めました。
こうした規定は大変曖昧であり、犯罪となるかどうかは現場の警察官の判断、別の言い方をすれば、さじ加減次第であるとこれまでにも批判されています。
いずれにいたしましても、警察の業務遂行において人種や国籍等への偏見に基づく差別的な取扱いがあってはならず、本法律案の運用に当たっても、適正な運用が全国で斉一的に...
そういったところに対しましては、国民の皆様方への情報発信をしっかりしていただくことで余計な混乱というか不安を招かないと思いますので、しっかりと周知もしていただき...
隠し持っているという、いわば警察側の恣意的な見方により強引な取調べや捜査に発展してしまうのではないかという懸念もございますので、そういったところを十分に留意され...
そういう意味では、政令への指定についての必要最小限のものを定めていくという立場と、恣意的な運用にならないという点についての厳しく徹底をいただきたい、このことを求...
太陽光発電施設からの金属ケーブル窃盗で検挙された外国人百十人のうち、不法滞在者が八十九人(約八一%)を占めるという実態を踏まえ、不法滞在者対策の強化が議論されました。山崎正恭委員は、今回の法整備とともに不法滞在者摘発を「両輪」で進める必要があると主張し、関係省庁の連携した取組の充実を求めました。下野幸助委員(立憲民主党)は、技能実習等で来日後に失踪した外国人らによる「外国人版トクリュウ」対策の強化を坂井大臣と神田法務大臣政務官に求め、両者ともに一層の推進が重要と明言しました。上村英明委員は、外国人差別を助長するレーシャルプロファイリングへの懸念を示し、取締りの濫用防止を訴えました。藤岡たかお委員(立憲民主党)は、不法滞在天国にならないよう在留カード提示義務化など本人確認の厳格化を強く求め、坂井大臣は施行後の状況を十二分に注視すると述べました。
昨年検挙したカンボジア人七十四人のうち不法滞在が八三・八%と、御指摘のように、不法滞在者に対する対策は大変重要であると考えておりまして、今法務省さんからもありま...
このような実態を鑑みると、今回の法整備とともに、不法滞在者の摘発と両輪で対処していくことが重要かと考えます。
きちんと不法滞在の対策として、こうした在留カードの提示や、しっかりした免許証にしてもらうとか、こういうことをやっていくべきじゃないでしょうか。
私も、今回の法律につきまして、盗むのをいかに防ぐのかという視点と、盗んだものを売ることをどのように、売りづらくするというお言葉もありましたけれども、この二点から...
委員御指摘の不法滞在者対策の一層の推進につきましては、私も大変重要に考えております。
特に、外国人の場合は、レーシャルプロファイリングという、大体この人が怪しいんじゃないかという、私なんかも、ひげを生やしていると、何か怪しい日本人として見られるこ...
緒方林太郎委員は、廃棄物処理法の規制対象外となっている金属スクラップを扱う不適正ヤードが騒音・悪臭・土壌汚染・火災など生活環境上の支障を引き起こしている実態を指摘しました。環境省は昨年の実態調査でこれを把握しており、制度的対応の検討を進めていると説明しました。緒方委員は、本法案と環境省のヤード規制が同じ事業者を対象にしつつ別々の仕組みで進んでいることを批判し、警察庁と環境省が事前に一体的な仕組みとして検討できなかったのかと問いました。警察庁は「規制の趣旨・目的が異なる」と述べつつも、両検討会でオブザーバー参加するなど連携してきたと説明しました。緒方委員は縦割り行政による事業者負担増大を問題視し、ワンストップサービスの検討を求めました。
どうしても思うのが、警察庁と環境省で、この件、事前に調整をして、何か一つの仕組みとして進めることができなかったのかなと思うんですよね。
本法案に付随する入管法改正により、指定金属切断工具の隠匿携帯罪(一年以下の拘禁刑)で執行猶予を受けた外国人が、退去強制の対象に追加される点について議論されました。上村英明委員(反対寄り)は、入管法第二十四条第四号の退去強制事由が本来「無期又は一年を超える懲役」を対象としているにもかかわらず、軽犯罪の範囲にある同罪を対象に加えることは法の衡平性を欠き、日本で生活基盤を持つ外国籍住民の在留資格を奪うことは人権侵害にあたると反対・見直しを要求しました。礒部哲郎出入国在留管理庁参考人(賛成寄り)は、外国人や犯罪組織が関与する金属製物品窃取の準備行為として犯されるおそれのある本罪について、執行猶予の場合も引き続き在留を認めることは相当でなく、適正な在留管理上必要な追加であると主張し、委員の指摘は当たらないとしました。
金属くず買受業者が行う本人確認に関連し、外国籍者の運転免許証に在留期間が記載されていないため、不法滞在者かどうかを確認できないという課題が議論されました。藤岡たかお委員(反対寄り)は、外国籍者の運転免許証の有効期間が在留期間に関係なく設定されており、不法滞在者でも有効な免許証で運転できる現状を問題視し、免許証に在留期間を明示するか、有効期間を在留期間に限定することが必要と主張しました。坂井学国家公安委員長(中立)は、運転免許証は運転資格を確認するための書類であり、在留期間は発行後に変わり得るものであることから、これを有効期間とすることは適切でないとして現状維持の立場を示しました。三木圭恵委員(反対寄り)は外免切替えの厳格化や在留期間管理の強化を求め、坂井大臣は外免切替え制度の改正案取りまとめを速やかに進めると表明しました。
ケーブル盗難の急増により太陽光発電事業者の保険料が高騰し、事業継続が困難になっているという深刻な実態が議論されました。石井智恵委員(国民民主党)は、盗難に起因する保険金支払いが2017年度から2022年度にかけて二十倍増加し、保険料高騰により新規設備導入が困難になっている事例を示した上で、「保険料が高くて払えない」という事業者の声を訴え、警察・保険会社・各省庁・自治体・地域が一体となった連携支援を強く求めました。塩川鉄也委員(日本共産党)は、栃木県の市民参加型太陽光発電所での被害事例を紹介しつつ、小規模事業者への踏み込んだ支援策が必要と主張しました。坂井学大臣は、金属盗抑止が太陽光発電事業継続に重要であると認識し、関係省庁が連携した防犯対策を推進すると表明しました。
太陽光発電施設からの金属ケーブル窃盗について、多角的な防犯対策と支援策が議論されました。三木圭恵委員は、群馬県のスキー場や個人の発電施設での被害事例を紹介し、修復費用・防犯設備費用・売電収入損失が約二千万円に上ったケースを示して、警察を挙げての被害軽減を強く求めました。下野幸助委員は、銅からアルミへの素材代替やケーブル埋設が犯罪を防ぐ有効な手段として、防犯対策への支援策を求めました。塩川鉄也委員は、再生可能エネルギー推進の障害となる盗難対策の強化を求め、特に小規模事業者への情報周知と対策推進を訴えました。山崎正恭委員は、本法案の成立により流通実態把握が進み、地域の実情に応じた対策が進化するとして取組推進を求めました。石井智恵委員は、盗難防止と事業者保護の両輪で対策を進めるべきと主張しました。
今回の法案は盗難防止を強化していくということでありまして、もちろん、盗難防止をしていくための徹底した対策というものが必要であります。
是非とも、警察を挙げて、こういった被害が少なくなるようにお願いをしたいと思います。
やはり、盗難被害による損害とともに、売電収入が入らないといった点での減収というのは非常に大きいということを訴えておられました。
銅の代わりに、素材を銅からアルミ等に変更すると犯罪が減るという可能性が高いというふうに思われます。また、ケーブルを地下に埋設することも犯罪を防ぐ有効な手段と考え...
この法律が制定されることによって、より実態把握が進み、対策も進化していくというふうなことだと思いますので、しっかりとこの取組が進んで、被害がなくなるような形で進...
本法案第十五条が定める指定金属切断工具の隠匿携帯禁止規定について、濫用リスクと適正運用の在り方が集中的に議論されました。三木圭恵委員(中立)は、警察の恣意的判断による強引な取調べや捜査への発展を懸念しつつ、十分な留意を求めました。上村英明委員(反対寄り)は、不起訴となった不当逮捕事例を挙げ、規定が曖昧で市民の人権侵害・不当逮捕につながるとして反対・見直しを要求しました。坂井学国家公安委員長(賛成寄り)は、高切断能力を持つ全長四百五十ミリ以上のケーブルカッターや七百五十ミリ以上のボルトクリッパー等を政令指定することを検討しており、全国で斉一的な適正運用を徹底するよう都道府県警に具体的運用基準を示して指導すると表明しました。塩川鉄也委員(中立)は、一般市民や農家等への濫用懸念を示し、政令指定の必要最小限化と濫用防止の徹底を重ねて要求しました。
この第十五条の規定は、市民に対する過度な捜査や、こうした不当逮捕につながりかねず、同様の規定を持つピッキング防止法等の規定とともに見直すべきです。
本法律案の運用に当たっては、濫用という御指摘がありましたが、そういったことが起きないように、適正な運用が全国で斉一的に行われるべく、都道府県警に対して、具体的な...
隠し持っているという、いわば警察側の恣意的な見方により強引な取調べや捜査に発展してしまうのではないかという懸念もございますので、そういったところを十分に留意され...
こういった工具というのは、事業をやっている方はもちろん、一般の家庭でも、例えばDIYをやっているような方々、日曜大工などの際にも使う可能性もあります。農家の方で...
本法案の核心である金属くず買受業の届出制と規制の在り方について幅広く議論されました。三木圭恵委員は、イギリスの現金禁止例を挙げ、高額取引への銀行取引義務化による身元確認強化や現金取引制限を要望しました。上村英明委員は、立法事実の存在は認めつつ、取締り濫用への懸念を示しました。下野幸助委員は、届出制を出発点としながら状況に応じた許可制への移行や更新制の導入を検討するよう求め、坂井大臣は、有識者検討会の意見を踏まえ盗品換金困難化のために届出制を採用したとして、施行後の状況を注視すると述べました。山崎正恭委員は、プレッシャーになり過ぎず実効性のあるガイドライン等の策定を求めました。檜垣警察庁参考人は、盗品と知りながら買い受ける業者には刑法の盗品等有償譲受け罪を厳格に適用すると説明しました。
本法案の意義等については、金属くず買受業に係る措置により、窃盗犯による盗品の換金が困難になること、犯行用具規制により、特定金属製物品が窃取される前の先制的な対処...
ただ、今回、先ほど言いましたけれども、被害額が百三十億、百三十六億と上がっている状況でございますので、ここの部分は、是非、スタートは届出制でございますけれども、...
日本でも身元確認をよりしっかりと行う目的により、現金買取りは原則禁止としてはどうかと思いますが、いかがでしょうか。
この辺、判断に迷うとか、くぐれないように、しっかりと適正な、プレッシャーになり過ぎない、しかし、しっかりと効力があるような形で、ガイドライン等、規則等を定めてい...
立法事実があるということに関しては私も異論はありませんので、様々な取締りは必要かと思いますけれども、やはり、いわゆる取締りが濫用されるということに関しては、難し...
金属スクラップ関連業者に対し、本法案に基づく警察(都道府県公安委員会)への届出と、今後環境省が整備予定のヤード規制とが重複して適用される可能性について議論されました。緒方林太郎委員(賛成寄り)は、それぞれ許可行政庁が異なる中で事業者の手続負担がどんどん増加していくと指摘し、縦割り行政の弊害として「県の公安委員会とリサイクル部局が連携するわけがない」と批判しました。坂井学国家公安委員長(中立)は、法目的が異なるため一概に統合はできないとしつつも、環境省において委員の指摘を念頭に置いた検討をするよう指導したいと表明しました。環境省も事業者負担に十分配慮しながら規制の在り方を検討すると述べました。
本法案が義務づける本人確認の具体的方法と実効性について多角的な議論が行われました。山崎正恭委員は、本人確認・取引記録保存のガイドライン策定と、盗品申告時の責任の明確化を求め、警察庁は国家公安委員会規則で明確に定め分かりやすく周知すると回答しました。下野幸助委員は、カンボジア人のパスポートを識別できない買受業者の実態を示し、外国パスポートの真偽判別支援を求めるとともに、高額現金取引の上限設定を要望しました。三木圭恵委員は、イギリスの現金禁止例を参照しつつ銀行取引義務化による身元確認強化を求めました。石原宏高委員(自民党)は、古物営業法と異なり一万円未満免除規定が設けられていない理由を確認し、規制の必要性を支持しました。藤岡たかお委員は、外国籍者への在留カード提示義務づけが必要であり、現行の運転免許証だけでは不法滞在の確認ができず不十分と指摘しました。
本人確認は、もちろん免許証やマイナンバーカード等ありますけれども、在留カード、そして外国のパスポートも本人確認でオーケーということになっています。例えば、先ほど...
また、ケーブルカッター等を他人の目に触れるような状態で堂々と携帯しているような場合は、これは隠匿携帯には該当しないものと考えております。
今回の法律に関しては、特定金属くずの買受けを行う営業を営む者に係る措置だと承知しています。特定金属くず買受業を営む者は、特定金属くずの買受けを行おうとするときは...
他方、本法律案では、そのような免除規定は置かれていません。もちろん、銅線なんかを大量に持ち込んで一万円ということにはならないと思うんですが、その理由についてお聞...
外国籍の方の本人確認においては、現行の免許証だけでは、今の免許証では足りないんじゃないかと。免許証をちゃんと、きちんと表示をする、あるいは在留カードの提示を求め...
金属盗の実態把握と情報共有の在り方について議論されました。塩川鉄也委員は、2020年から2024年の間に認知件数が約四倍・被害額が約六倍に増加した実態を確認した上で、太陽光発電施設の規模別(メガソーラー・中規模・小規模)のデータ整備と正確な実態把握に基づく対策を求めました。警察庁は規模別データの把握が不十分であると認めつつ、業界団体アンケートによれば高圧事業者の被害件数が最も多いと説明しました。山崎正恭委員は、流通経路の実態把握の進捗を問い、本法案成立後に買受業者の取引記録等を通じて把握が進むとの答弁を受け、地域ごとの実情に応じた施策構築を強く求めました。緒方林太郎委員は、都道府県警察のウェブサイトの不親切さを指摘し、隣県の発生状況も含めた広域的な情報共有の仕組みと分かりやすい情報発信の改善を求め、警察庁は効果的な情報発信の改善に取り組むと述べました。
審議では、金属くず買受業の届出制・本人確認義務・取引記録保存といった本法案の主要措置に加え、不法滞在外国人対策、指定金属切断工具の隠匿携帯禁止規定の濫用防止、太陽光発電事業者への支援、スクラップヤード規制との縦割り解消など多岐にわたる論点が取り上げられた。採決ではれいわ新選組が反対したものの起立多数で可決され、現金取引制限の検討や広域情報共有体制の構築など7項目を盛り込んだ附帯決議が全会一致で付された。
この要約はAI(自然言語処理モデル)を用いて生成しています。 要約の精度向上に努めていますが、解釈の違いや誤りが含まれる可能性があります。
必ず元の議事録本文もご確認ください。
○山崎(正)委員 おはようございます。公明党の山崎正恭です。 本日は、質問の機会をいただきまして、それもトップバッターでさせていただきまして、大変にありがとうございます。 貴重なお時間ですので、早速質問に入らせていただきます。 今回の法律に関しては、特定金属くずの買受けを行う営業を営む者に係る措置だと承知しています。特定金属くず買受業を営む者は、特定金属くずの買受けを行おうとするときは...
○檜垣政府参考人 お答えいたします。 取引の相手の本人確認や取引記録の作成、保存に関する具体的方法につきましては、国家公安委員会規則で定めることとしております。 国家公安委員会規則では、どのような資料により本人確認を行うか、どのような項目を記録、保存するかを明確に定めることとしておりますが、その内容につきましては、広報資料等により買受業者に対して分かりやすく周知してまいりたいと考えておりま...
| モデル | Claude (Anthropic) |
|---|---|
| 要約方式 | 抽出+要約 |
| 対象範囲 | 議事録 全文 (約66,463文字) |
AIによる自動生成のため、一部情報が省略されている場合があります。
