予算委員会は令和7年度総予算三案について、教育・社会保障等の現下の諸課題に関する集中審議を往復方式で行いました。論点は多岐にわたり、石破茂総理をはじめ福岡資麿厚生労働大臣、あべ俊子文部科学大臣、江藤拓農林水産大臣、中野洋昌国土交通大臣、赤澤亮正大臣、中谷元防衛大臣らが答弁しました。質疑では、米価格と備蓄米、ガソリン・軽油の暫定税率、最低賃金と賃上げ、高額療養費制度の見直し、医療・介護の処遇改善、企業・団体献金、首相による商品券配布、防災庁の設置、原発避難計画などが取り上げられました。横沢高徳、倉林明子、小池晃、田村まみ、水野素子、高木かおり、新妻秀規、長峯誠、佐藤信秋の各氏らが質問に立ちました。
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全65テーマ ・ 紐づく質疑69件
大船渡林野火災の被災者支援
2025年産米の需給安定と備蓄米の買戻しについて議論されました。江藤拓大臣は、出来秋の状況を見たうえで、価格が急落した場合には機動的に買戻しを行う考えを示しました。また、年間20万トンの備蓄米の買入れについては、市場に値上がりのメッセージを与えることを避けるため、しばらく延期するとしました。江藤大臣のスタンスは、買戻しを行う方針ながら実施は価格急落時という条件付きであることから、やや賛成の中立寄りと整理されます。長峯誠委員は、早期水稲の出回り時期に価格が下落することを懸念し、買戻し特約の機動的な活用を求めました。長峯委員は提出期限の変更も評価しており、施策に賛成的な立場です。提示された範囲では、買戻しの具体的な時期や数量に関する決定事項は示されていません。
OTC類似薬の保険適用見直しと社会保険料負担の抑制策が論点となりました。福岡厚労相は、自公維3党協議体で社会保険料負担の抑制策を検討し、令和8年度からの実行を目指す考えを示しました。これに対し、倉林明子氏はOTC類似薬を保険外しにすれば全額が患者負担となり、重症化のリスクもあると指摘し、見直しに反対の立場を取りました。スタンスデータでは倉林氏のスコアは0.10で、反対寄りと位置づけられています。提示された材料には、零売薬局規制に関する発言や、OTC類似薬の見直しについての具体的な結論・決定事項は含まれていません。
OTC類似薬の保険外しで一兆円と、こういう削減可能だという議論はありますけれども、治療に必要な薬剤費負担の全額がこれ患者負担となるだけじゃないですよ。
インクルーシブ教育の推進と切れ目のない支援について議論されました。あべ文科相は、特別支援学校と地域の小中学校を一体的に運営するモデルの実証研究を今年度から実施すると述べ、インクルーシブ教育の推進に取り組む姿勢を示しました。三原こども相は、こども大綱に基づき関係省庁と連携し、切れ目のない支援の実現に取り組む意向を示しました。横沢高徳氏は、インクルーシブな環境整備が必要であると主張しました。スタンスの面では、あべ氏、三原氏、横沢氏はいずれも賛成の立場で、スコアはそれぞれ0.75、0.75、0.80です。ただし、各発言者の根拠は1件にとどまり、三原氏については具体性が乏しいとされています。本テーマについて、実証研究の実施以外に明示された決定事項は示されていません。
ウクライナ復興支援のフォローアップについて議論が行われました。新妻秀規議員は、周辺国も交えた復興会議のフォローアップが必要であると指摘し、政府に実施を要望しました。これに対し石破茂総理は、参加国・負担・分野について詰めの作業が必要であるとの認識を示しました。そのうえで、ジェトロ・キーウ事務所などを通じて現地のニーズを把握し、フォローアップに取り組む考えを述べました。両者ともフォローアップの実施には前向きな立場で、スタンスデータ上は新妻議員が賛成寄り(0.80)、石破総理も賛成寄り(0.70)とされています。ただし総理の発言では具体的な施策までは示されていません。なお、今回提示された材料に、決定事項として明示されたものはありません。
ガソリン・軽油の暫定税率の廃止と引き下げの時期、および代替財源や自治体への影響が論点となりました。横沢高徳議員は、暫定税率をスピード感を持って引き下げるよう一貫して求めました。田村まみ氏は、トラックの賃上げ原資を確保するため、軽油の暫定税率の即時廃止を政府内で求めるよう要請し、これを最も効果的だと述べました。石破茂総理は、暫定税率は廃止の方向であると答弁し、代替財源の議論を加速させて早期に結論を得るべきだと述べました。加藤勝信財務相は、廃止への賛否は示さず、軽油引取税は地方税であり自治体への影響の解決が必要だとしたうえで、三党幹事長合意を踏まえて対応すると答弁しました。中野国交相は、暫定税率は直接の所管ではないとして答弁を差し控えました。廃止の方向性は示されましたが、具体的な時期や代替財源についての結論は示されていません。
だから、是非ともこの暫定税率、ガソリンも軽油もスピード感持ってやはり引き下げて、今大変だというところにやはり支援をしていくべきだと私は考えます。
トラック運送業で今年の賃上げに向けての環境整備は、軽油の暫定税率の即時廃止が最も効果的だというふうに私は考えます。
暫定税率は廃止をするということになっておりますわけで、そうしますと、今それが使われておりますものをどこに代替財源を求めるかという議論が真摯に行われているところでございます。
ガソリンの暫定税率、ここはさっきと同じことになりますけれども、特に軽油引取税、これ地方税でもありますから、やはり各自治体の影響、こうしたことも解決していく必要があるというふうに考えております。
定置網に掛かるクロマグロの漁獲枠をめぐり、沿岸漁業への影響と国際交渉での枠拡大が論点となりました。横沢高徳議員は、定置網に掛かったクロマグロを放流せざるを得ない現状を挙げ、外交を通じて漁獲枠の拡大に積極的に働きかけるよう総理に求め、拡大を支持する立場を示しました。これに対し石破茂総理は、資源は回復しているとの認識を示し、資源状況に応じた増枠の実現に向けて国際議論を主導すると答弁し、増枠交渉を継続する姿勢を表明しました。石破総理の賛意は、スタンスデータ上は拡大に前向きと位置づけられていますが、根拠となる発言は1件のみです。提示された材料の範囲では、増枠に関する具体的な数量や時期、新たな支援策などの決定事項は示されていません。
ケアマネジャーの更新研修の負担軽減と処遇改善が論点となりました。石垣のりこ氏は、更新研修の負担軽減と処遇改善の双方を明確に求め、賛成の立場(スコア0.92)です。これに対し福岡資麿厚生労働大臣は、更新研修は専門知識向上のための法定のものであり、質の確保と負担軽減の両立が必要だと答弁しました。負担軽減策として、教材の国レベルでの一元化、オンライン受講、基金の活用による経済的負担の軽減を検討するとしています。処遇面では、令和6年度改定で居宅介護支援の基本報酬を引き上げたこと、処遇の確保は関係審議会で議論することを述べました。介護報酬の物価スライドを求める要望には、令和8年度予算編成の過程で検討すると答えました。福岡大臣は前向きな姿勢(スコア0.65)ですが、具体策は示されていません。
スクールソーシャルワーカー(SSW)の配置拡充について、配置時間の不足が論点となりました。あべ俊子文部科学大臣は、配置時間が少ないとの現場の声があることを認め、配置の促進とともに令和7年度予算で配置時間の充実を図る考えを示し、拡充に積極的な姿勢を示しました(賛成)。高木かおり議員は、この問題をずっと訴えてきたと述べ、SSWの数が圧倒的に少ないことを根拠に拡充の必要を主張しました(賛成)。両者はいずれも拡充に賛成の立場で、反対や中立の発言者は提示された材料には含まれていません。決定事項として、令和7年度予算で配置時間の充実を図る方針が答弁で示されましたが、具体的な配置人数や時間数、予算額に関する言及は提示された材料にはありません。
中小企業・小規模事業者への賃上げ波及と政労使会議について議論されました。田村氏は、春闘の山場後に地方版政労使会議を再開し活用することを求めました。これに対し赤澤大臣は、政労使の意見交換に業所管大臣も新たに参加させていると説明し、賃上げの定着を図る立場を示しました。石破総理は、中小零細企業や非正規雇用の賃上げに地方版政労使会議の活用は有効であると答弁しました。スタンスデータでは、石破茂氏が賛成寄り(スコア0.78)で、根拠は地方版政労使会議の活用が有効だとの明言ですが、証拠は1件にとどまります。赤澤亮正氏も賛成寄り(スコア0.70)で、政労使の意見交換を開催し賃上げ定着を図る説明を根拠としますが、内容は断片的です。提示された範囲では、地方版政労使会議の再開時期などの具体的な決定事項は示されていません。
二輪車の高速道路料金区分の見直しが論点となりました。中野洋昌国土交通大臣は、昭和63年の答申で定められた5車種区分について有識者による議論を進めており、1月15日に算定方法を議論したと説明しました。これに対し横沢高徳議員は、区分が36年間見直されていないこと、ETCが普及していることを挙げ、見直しを前進させて迅速に結論を出すよう繰り返し要望しました。横沢議員の立場は賛成寄りです。中野大臣は見直しの検討を進める意向を示す一方、賛否は明示せず、丁寧に意見を聞きつつ検討を行うと答弁しており、立場は中立です。現時点で結論や決定事項は示されていません。
二輪車駐車スペースの整備について、大都市部での不足と、省庁横断での交通環境整備が論点となりました。中野洋昌国土交通大臣は、二輪車駐車場が16年間で箇所数にして12.6倍に増えた一方、大都市部では依然として不足していると述べました。そのうえで、交付金等による財政支援と事例の横展開で駐車施設の確保をさらに進める考えを示し、賛成の立場です。横沢高徳議員は、警察庁など省庁横断で、道路や歩道の活用も含めた交通環境の整備を求め、二輪車駐車スペース整備の前進を積極的に要望しました。石破茂総理は、指摘を受けて適切かつ迅速に対応すると答弁し、前向きな姿勢を示しましたが、具体策への言及は限られていました。議論の中で、新たな決定事項は示されていません。
企業・団体献金の制限と政治資金の透明性強化がテーマとして取り上げられましたが、このテーマについて抽出された具体的な論点の要点はありません。スタンスデータによると、石破茂氏は中立寄りから慎重な立場で、賛否の指標は0.40(0が反対、1が賛成)です。根拠として、企業・団体献金を禁止することよりも、透明性の確保と公開を重視しており、企業・団体献金が存続することを前提としています。他の発言者のスタンスや、重要な結論・決定事項は提示された材料に含まれていないため、記載できません。
そこにおいて、いかにして透明性を確保をしながら企業・団体献金というものを、その多寡あるいはその意味合いというものを主権者たる国民の判断に委ねるかということに私どもは力点を置いておるところでございます。
企業・団体献金の禁止と制限をめぐり、禁止の是非や制限の程度、公開のあり方が論点となりました。小池晃氏は、政治と金の再発防止のため全面禁止が必要だと主張しました。水野素子委員は、企業・団体献金が政治をゆがめ格差を拡大しているとして、廃止に向けた検討を求めました。高木かおり議員は、維新の企業・団体献金禁止法案を示したうえで、少なくとも制限を設ける考えがないかを質問しました。これに対し石破総理は、禁止よりも公開の立場をとると述べ、上限引下げなどの制限案も政党間で議論中だと説明しました。高木議員は、自民案は公開対象が一部支部に限られており限定的だと批判しました。3氏はいずれも禁止ないし廃止の方向を支持する立場で、石破総理は公開を重視する立場です。会議の中で、結論や決定事項は示されていません。
そして、この根源にある政治と金の問題、この再発防止のためには企業・団体献金の全面禁止が必要であるということを申し上げたいと思います。
ただですね、これ一部の支部しか対象になっていない、この公開が限定的であるということも含めて、やはりこれは、三十年来経て、この企業・団体献金の禁止、これによって政治改革を前に進めていくべきだと考えております。
これ一つ取ってみても、やはり国民生活よりも大企業、そういったところに優遇されるというようなところの背景に、私個人としては、企業・団体献金などが政治をゆがめている、格差を拡大している局面を感じますので、その点も是非しっかりと検討を、企業・団体献金の廃止に向けての検討をお願いしたいとの意見で申し上げます。
八潮市の道路陥没事故をめぐり、復旧支援と下水道管路の点検のあり方が議論されました。国土交通省は、仮排水管と立て坑の工事について技術助言を行い、排水ポンプ車を配備して救助と復旧を支援していると説明しました。佐藤信秋委員は、復旧法になじまない案件について政府が決断したことに謝意を示し、国の支援の必要性を述べるとともに、老朽管の点検を継続するよう求めました。これに対し石破茂総理は、有識者の提言を受け、緊急点検に続く更なる調査を全国で進める意向を示しました。その実施にあたっては予備費の活用も含め、国土交通大臣に指示すると答弁しました。スタンスデータでは、佐藤委員、石破総理ともに賛成寄り(スコア0.80)とされています。
公財政教育支出の拡充と教育費負担の軽減が論点となりました。文部科学大臣は、日本の公財政教育支出が対GDP比3.1%であり、OECD平均の4.5%より低いことを認めました。総理は、教育無償化の意義を認めつつ、税金を投入するには教育の質の確保が必要だと述べました。発言者のスタンスとして、あべ俊子氏は賛成寄り(スコア0.80)で、必要な教育予算の着実な確保と教育施策の推進に全力で取り組むと表明しました。水野素子氏は賛成(スコア0.90)の立場で、教育予算のベース増額を主張し、防衛費との比較で教育支出の不足を問題視しました。石破茂氏はやや消極的(スコア0.40)で、一人当たりの支出は低くないとの認識を示し、拡充には消極的でしたが、この評価の根拠は1件の発言のみです。提示された材料の範囲では、具体的な結論や決定事項は確認できません。
内閣官房報償費(機密費)の使途と透明化が論点となりました。小池晃氏は、昨年10月から今年1月の政策推進費が機密費の96.9%に当たると指摘し、機密費を議員や候補者に渡さないルール作りを求めるなど、透明化に賛成の立場を示しました。これに対し林芳正官房長官は、政策推進費の個別の使途については機密保持上、答えを差し控えると答弁し、使途の開示には消極的な立場でした。また石破総理は、商品券に機密費を使っていないとしつつ、使っていないことの証明は難しいと答弁しました。本議論では、使途の公開と機密保持をめぐって両者の立場が分かれており、提示された範囲では、結論や決定事項は示されていません。
このテーマでは、内需主導型経済への転換と高付加価値化が論点となりました。総理は、内需主導への転換に向けて、賃上げと設備投資による生産性向上を挙げました。あわせて、安売りに頼るのではなく、メード・イン・ジャパンの品質を向上させ、輸出の質を高める必要があると述べました。スタンスデータでは、石破茂氏が内需主導の経済構造への転換が必要との認識に明確に同意しており、賛成寄り(スコア0.80)です。ただし、根拠となる発言は1件のみです。水野素子氏は内需主導経済への移行を提案しており、賛成寄り(スコア0.70)ですが、断定は弱く、根拠も1件のみとされています。反対や中立の立場を示す発言者は、提示された材料には含まれていません。また、提示された材料には、具体的な結論や決定事項は示されていません。
医師偏在の是正に向けた地域枠の拡充と医師手当について議論されました。文部科学大臣は、令和6年度の医学部定員9403人のうち地域枠等が1808人であると答弁しました。また、重点区域で勤務する医師に対し、保険者の拠出金を財源として手当を支給する事業が検討されており、関連する法案が提出されていることが示されました。発言者のスタンスとしては、佐藤信秋氏が賛成の立場で、地域枠の増員と地方医師の報酬引き上げを明確に要望しています。福岡資麿氏もおおむね賛成の立場で、重点区域の勤務医への手当支給事業を検討中であると述べ、施策の推進に前向きな姿勢を示しました。提示された材料の範囲では、反対や中立の立場の発言者は確認されておらず、手当支給事業は検討段階であり、法案は提出済みである旨が述べられています。
医療・介護・福祉従事者の処遇改善と公定価格の引上げに関し、訪問介護の基本報酬の見直し時期が論点となりました。横沢高徳議員は、三年を待たずに訪問介護の基本報酬を見直すよう求め、迅速な対応を強く要望しました。これに対し福岡資麿厚生労働大臣は、訪問介護は地域や規模によって実態にばらつきがあるとして、調査を行ったうえで実態に即した対応が必要であると答弁しました。スタンスデータでは、横沢議員は見直しに賛成の立場で、スコアは0.90です。福岡大臣は実態調査を踏まえた対応の必要性を述べるにとどまり、引上げへの明確な態度は示されておらず、スコアは0.60です。今回の議論では、基本報酬の見直し時期や引上げについての具体的な結論や決定事項は示されていません。
医療費削減政策の見直しと医療制度改革について、維新が掲げる四兆円の医療費削減目標と四十七兆円超の医療費抑制策が論点となりました。青島氏がこれらを総理に質問したのに対し、福岡厚労相は改革工程に基づき、医療DX・提供体制改革・予防を含む歳出適正化を進めると答弁しました。石破総理は医療DXによる質の向上と医療費増加の抑制に期待を示しました。スタンスデータでは石破総理は賛成寄り(スコア0.65)ですが、根拠は発言1件のみです。一方、倉林明子氏は、四兆円削減が診療報酬一〇%カット相当に当たり医療機関に壊滅的打撃を与えると指摘し、見直しを支持する立場(スコア0.80)です。これに対し石破総理は、四兆円を来年度から実施する協議との指摘は事実と異なると否定しました。提示された材料には、結論や決定事項は含まれていません。
医薬品の供給不足と原薬の海外依存の解消について議論されました。福岡厚労相は、限定出荷・供給停止が約24%から約20%に改善した一方、薬機法改正により需給把握の仕組みを構築すると説明しました。また、後発薬の原薬の67.5%が海外依存で、イタリア、中国、韓国、インドが上位であると述べました。対策として、抗菌薬原薬の国産化支援基金、供給源の多様化支援、バイオ5の参画によるサプライチェーンの強靱化を挙げ、前向きな姿勢(賛成寄り、スコア0.75)を示しています。石破総理は、抗菌薬原料の国内生産基盤の整備と供給源の多様化を進める考えを示し、後発薬製造基盤支援基金の創設を表明しました(賛成寄り、スコア0.80。ただし根拠となる発言は1件のみです)。高木かおり氏は、原薬の特定国依存を問題視し、国内生産の推進を主張しています(賛成寄り、スコア0.85)。提示された範囲では反対の立場の発言者は確認されておらず、後発薬製造基盤支援基金の創設が表明されたことが主な決定事項です。
半導体産業投資が地域経済に及ぼす波及効果について議論されました。武藤経産相は、TSMCの進出により熊本の雇用者報酬が年38万円増加し、九州の設備投資が過去最大の伸びとなったと説明しました。また、AI・半導体フレームとして7年間で10兆円超の支援を行い、10年間で50兆円超の官民投資を見込むとの見通しを示しました。スタンスデータでは、武藤容治氏は賛成の立場(スコア0.95)で、半導体の大規模投資が地方経済の起爆剤になると確信を表明しています。今回提示された範囲では、他の発言者の見解や、結論・決定事項に関する情報は含まれていません。
半導体に係る大規模投資ですけど、これはもう地方経済に広範な波及効果をもたらす、まさに大きな起爆剤となることを確信しているところです。
南海トラフ地震臨時情報に伴う事前避難の実現可能性と、経済損失への対応が論点となりました。長峯誠委員は、延岡市で人口の1割が対象となる1週間の事前避難は実現が難しいとして、ルールの見直しと移動経費の国負担を求め、賛成の立場を示しました。石破茂総理は、事例集の作成とガイドラインの改定を行い、内閣府防災に地域防災力強化担当を置くと答弁し、見直しに前向きな姿勢を示しましたが、内容は断片的でした。事前避難対象地域の設定は113市町村、高齢者等事前避難対象地域は68市町村にとどまっています。坂井学防災大臣は、警戒情報で大規模地震が続く確率は約7%(平時の約100倍)と説明しました。避難所設置費は災害救助法の国庫負担対象である一方、民間事業者の経済損失の補填は現時点ではなじまないとし、消極的な立場を示しました。
私は、このルールができたときから、これはもう実現可能性を考慮した形で見直してほしいということをずっと訴えてまいりました。
しかし一方で、この民間事業者等の経済損失に関しましては、今回大変規模が大きい要は損失が想定をされる中ではございますが、今のところは、例えば台風が来たりとかということでキャンセルもあったりをするということをどう考えるかといったような議論もありますので、今のところはなじまないということで考えているところでございます。
政府といたしましては、防災対応の事例集の作成、共有、防災対応の検討のガイドラインの改定などを行う方針といたしております。
南海トラフ海底地震津波観測網(N-net)の整備について議論されました。要点として、沿岸システムは本年6月の整備完了を目指しており、津波を最大20分程度早く検知できるとされています。また、沖合システムはすでに運用中であり、気象庁の津波情報にも活用され、発表の迅速化と精度向上に貢献していることが示されました。発言者のうち、堀内義規氏はN-net整備を含む研究開発を推進する方針を明言しており、賛成の立場です。長峯誠氏もN-netの完成を楽しみにし、被害軽減への貢献を期待しており、賛成の立場です。反対や中立の立場を示した発言者は、提示された材料には含まれていません。また、決定事項として明示された内容は、沿岸システムの整備完了を目指すという方針にとどまります。
第七次エネルギー基本計画が、原発への依存度を低減するとの方針を削除し、原発を最大限活用する内容としたことが論点となりました。この点について山本太郎氏は、同計画が依存度低減方針を削除して最大限活用としたと指摘しました。そのうえで、原発の即時廃止と100%自然エネルギーの実現を主張し、最大限活用の方針には強く反対する立場を示しました。スタンスデータでは、山本氏の賛否スコアは0.00(0が反対、1が賛成)であり、反対と位置づけられています。提示された材料には、他の発言者の立場や、政府側の答弁、このテーマに関する結論や決定事項は含まれていません。
私たちれいわ新選組は、原発の即時廃止、当面はつなぎとしての環境負荷の低い火力発電と自然エネルギーの拡大、近い将来の一〇〇%自然エネを訴えています。
困難を抱える若者の実態調査と若者政策について議論が行われました。高木かおり議員は、グリ下等に集まる若者の約6割に虐待経験があるとして、実態の深掘り調査と若者に特化した部会の設置を求めました。スタンスデータでは賛成寄り(0.90)と示されています。これに対し三原じゅん子こども政策担当大臣は、若者の困難の実態把握は大変重要であると述べ、来年度から3年に一度の総合調査を実施する予定であると説明しました。また、既存の審議会において若者委員の意見を反映する仕組みがあると述べました。三原大臣のスタンスは調査に前向き(0.70)ですが、若者に特化した部会の設置については具体的な言及がありませんでした。結論や決定事項として明示されたのは、来年度からの3年に一度の総合調査の実施予定です。
国土強靱化と老朽化インフラ整備の予算確保をめぐり、令和8年度からの中期計画の規模が論点となりました。石破茂総理は、現行の15兆円程度を上回る規模で、6月をめどに策定すると答弁しました。スタンスデータでは、石破総理は賛成(スコア0.90)に位置づけられており、現行約15兆円規模を上回る水準が適切と明言し、予算拡充に積極的である点が根拠とされています。これに対し佐藤委員は、物価上昇を踏まえ、金額だけでなく事業量で同水準を確保するよう求めました。提示された材料では、佐藤委員のスタンスの数値や、総理が事業量の確保について回答したかどうかは示されていません。
令和八年度からの国土強靱化実施中期計画につきまして、おおむね十五兆円程度の事業規模で実施中の五か年加速化計画を上回る水準が適切という考え方に立っておりまして、必要な対策を積み上げ、本年六月をめどに策定をいたします。
国民健康保険料の負担増と窓口負担の減免が論点となりました。倉林明子氏は、2024年度に677自治体で国保料が値上げされ、医療にかかれない患者が増えると指摘しました。そのうえで、公費一兆円の投入による保険料の引下げと、国民健康保険法44条に基づく窓口負担減免の対象拡大を求め、減免の踏み込んだ活用を主張しており、賛成の立場です。石破総理は、個別の事情に応じた減免や無料低額診療事業によって対応する考えを説明しました。福岡資麿厚生労働大臣は、公平性の観点から減免の拡大は考えないと答弁する一方、自治体による既存制度の適切な活用を徹底すると述べ、慎重な立場です。減免対象の拡大は行わず、既存制度の活用を徹底する方針が示されました。
在日米空軍機の日本国内での維持整備について、即応性や抑止力の向上、日米同盟の強化との関係が論点となりました。石破茂総理は、空軍機の国内整備は即応性・抑止力の向上に資するとし、日米同盟強化に必須であると述べ、DICASで米側との協議を加速し、実現に向けた検討を進めると明言しました。中谷元防衛相は、抑止力強化に位置づけて、整備に必要な施設等への支援を政府として不断に検討すると答弁しており、前向きな立場です。新妻秀規議員は、整備を担う意義を述べ、ウィン・ウィンの関係になるとして前向きな検討を求め、賛成の立場を示しました。提示された範囲では反対や中立の発言はなく、具体的な支援内容や実施時期についての決定事項は示されていません。協議の加速と支援の検討を進める方針が示された段階です。
まさにこの作業が獲得できたらお互いウィン・ウィンの関係になると思いますので、是非とも前向きな検討をお願いしたいと思います。
これは、日米同盟の強化のためにこれは是非とも必要なことでございますので、専門家であります委員の御意見も踏まえまして、更に検討を加速し、実現に向けて努めてまいります。
日米同盟の抑止力、対処力を強化するものでありまして、その上で、委員が御指摘のように、日本企業による米国向けの維持整備事業に必要となる施設等への支援につきましては、日米同盟の必要性に鑑み、必要な施策を政府として不断に検討してまいりたいと考えております。
地方創生の推進について、石破茂総理は若者・女性に選ばれる地方など五つの柱を挙げ、地方創生人材の派遣を拡充する方針を表明しました。総理は、国として可能な限り支援し地方創生を実現したいと明確に述べており、賛成の立場です。佐藤信秋委員は、人口・産業の地方分散の必要性を述べ、雇用や教育の分散によって地方の活力を引き出すため、地方創生2.0に向けた総理の決意を質しました。同委員は地方創生2.0に期待を示しており、賛成の立場です。提示された材料の範囲では、両者はいずれも地方創生の推進に賛成しており、対立する意見は示されていません。
地震などの複合災害時における原発避難計画の実効性が議論されました。山本太郎氏は反対の立場で、避難計画を使い物にならないと批判し、稼働中の原発の停止を求めました。根拠として、指針改定で運転手の被曝を50〜100mSvまで認める参考値が示されたものの法的義務はなく丸投げであること、規制庁が被曝管理指標を放射線審議会に諮問していないこと、内閣府が1ミリシーベルト超の指標を定めたバス協定の例を承知していないことを挙げました。また、自治体から困惑の声が上がる計画のまま再稼働していること、策定過程が密室で議事録等が未開示であることも指摘しました。石破茂総理は中立的な立場で、実効性がなければ原発稼働はあってはならないと認め、バスと運転手の確保が重要であり困難な場合は自衛隊の原子力災害派遣を根拠に支援する前提だと答弁しました。実効性は検証し、担保されない計画は見直す趣旨で、再稼働を求める以上、本部長として責任を負うと述べました。情報公開は法令に従い適切に行うとしました。
大船渡林野火災の被災者支援をめぐり、森林の回復と被災者の生活・なりわい再建が議論されました。農林水産省は、民有林約2900haが焼損したと説明し、森林災害復旧事業等と生業再建支援で森林回復を図るとしました。佐藤信秋委員は二度災害の被災者が多いとして、激甚災害指定や税制措置を含む手厚い支援を求め、県有林・市有林の手当てにも国の後押しが必要と主張しました。石破総理は、生活再建支援や激甚災害指定を含め、地元が安心できる対応に努めると答弁しました。江藤農水相は、局地激甚災害指定により林地の植林等を従来と異なる補助率で支援できると述べ、漁業の担い手の早期なりわい回復への支援も明言しました。浅尾環境相は、災害廃棄物処理を補助金で財政支援するとし、市長から直接要望を聴取したことや、岩手県と連携して寄り添う支援を継続する意向を示しました。小池氏は大船渡視察を踏まえ、被災者生活再建支援金の大幅引上げなど、かつてない支援を要望しました。横沢高徳氏も激甚災害指定や迅速な復旧を繰り返し求めました。発言者はいずれも支援に賛成の立場でした。
総理、被害に遭われた皆様の日常を取り戻すため、一日も早い復旧に向けて、激甚災害指定、そして総力を挙げたスピード感ある対応をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
それから、様々な漁業の形が今もうできないということでありますから、その担い手の方々が一日も早くなりわいを取り戻せるように支援をしてまいります。
特に、民有林はもちろんですけど、県有林、市有林、それに対する手当てというのが、やっぱりこれも国がきちっとこの後押しをしてやらないとなかなかすぐには動き出せない。
激甚災の指定につきましても、これはいろんな手法を通じまして、地元の方々に安心していただけるような対応を政府として努めてまいります。
今後も、岩手県とも連携して、こうした支援を通じて被災地に寄り添った対応をしていきたいと考えております。
川崎重工の架空取引と自衛隊員への金品供与問題について、倫理規定と修理中の宿舎・事務所の扱いが論点となりました。中谷元防衛大臣は、利害関係者からの金品受領は自衛隊倫理法等で禁止されているとし、調査後に厳正に対処すると答弁しました。また、金品供与を深刻に受け止め、あってはならない行為と批判しました。防衛省は、修理中は造船所が用意した宿舎・事務所を乗組員が使用し、他社の艦船も同様であると説明しました。石垣のりこ委員は、癒着を防衛上の大問題と批判し、防衛省が宿舎・事務所を別に自前で用意すべきと提起しました。中谷大臣は、特別監察で全容を解明中であり、回線利用時の情報管理は規則に基づき実施していると述べました。石破茂氏も、癒着や納税者の過度な負担は絶対にあってはならないと強く否定的な立場を示しました。
こうした癒着がはびこることというのは国の防衛にとって非常に大きな問題であると私は思います。
委員御指摘のように、川崎重工が架空取引で裏金を捻出をし、潜水艦乗組員に物品や飲食を提供していた件につきましては、防衛力の抜本的改革を進める中で、国民の疑惑や不信を招くなどの行為はあってはならず、非常に深刻であると受け止めております。
そこにおいて、クリアランスの問題はそうでございますが、先ほど来防衛大臣が答弁申し上げておりますように、そこにおいて癒着というものが起こり、そして納税者に過度な御負担があるということが絶対あってはならないと私は思っております。
年収の壁とパート労働者の就業促進について議論されました。田村まみ氏は、百六万円の壁をめぐり、壁を越えて働く環境が整っていないことを課題として指摘しました。そのうえで、壁を越えて労働時間を延ばし世帯収入を増やす取組を主張し、生涯収入および世帯収入の試算を示すよう求めました。スタンスデータでは賛成寄り(0.75)とされています。これに対し石破茂総理は、非正規労働者の処遇改善や正社員への転換支援を進め、あわせて男女の働き方改革にも取り組むと答弁しました。スタンスデータでは賛成寄り(0.65)ですが、答弁では年収の壁そのものへの言及はありませんでした。提示された範囲では、試算の提示について具体的な結論や決定事項は示されていません。
そこで、しっかりと労働時間を延ばしてその壁を越えて、保険料を払って手取りが減る分も乗り越えて、しっかりと労働参加もしてもらって、生涯、世帯収入を増やしていく、こういう取組に私はつなげていかなければいけないというふうに思います。
こうした方々がそれぞれの事情に応じて働いていただいて、なおかつキャリアアップができるということは重要でありますので、育児と介護、そして仕事というものが両立しやすい環境をどうつくるか、同一労働同一賃金の遵守徹底による非正規雇用労働者の処遇改善、希望される非正規雇用労働者の方々の正社員への転換支援等々を進めてまいるところでございます。
政治資金規正法第二十一条の二の趣旨に関連し、同法における「政治活動」の範囲をめぐって議論が行われました。石破茂総理は、政治活動に定義規定はなく、通説的には政策の推進や候補者の支持など、直接間接の一切の行為を指すと答弁しました。一方で、会食は政治活動に当たらないとする狭めの解釈を示しており、条文の趣旨そのものへの賛否は明らかになっていません。これに対し小池晃氏は、同法は政治活動を極めて広く捉えているとの立場を示しました。そのうえで、会食での政策や選挙に関する議論は政治活動に該当すると主張し、これを否定する説明を詭弁であると批判しました。両者の間で、会食が政治活動に当たるか否かについて解釈が分かれた形です。提示された内容の範囲では、この論点について結論や決定事項は示されていません。
教職員不足と学校の働き方改革について、教員の処遇と負担軽減の観点から議論されました。あべ文科相は、教職調整額の引上げを盛り込んだ給特法改正案の提出、教科担任制の拡大、定数改善、支援スタッフの充実を進める考えを示しました。石破総理は、教師の労苦に報いるとともに、過剰な保護者対応の負担も減らす社会をつくると述べました。スタンスデータでは、あべ俊子氏が賛成寄り(0.75)で、教師の環境整備と教育の質向上に全力で取り組む姿勢を示したものの、具体策は乏しいとされています。河野義博氏は賛成(0.80)で、教師の環境改善と社会的地位の向上を重要と主張し、法改正を含む取組に前向きです。石破茂氏も賛成(0.80)で、教員の負担を減らす必要があると明言し、改革に前向きな立場です。提示された範囲では、反対の立場の発言者は確認されていません。
私は、教師の働く環境を一層魅力あるものとするためには、法律案の改正を含めて必要な取組をしっかり進め、子供たちの教育を最前線で支える教師が改めてすばらしい仕事であると誰からも認識されるようになること、つまり教師の社会的な地位を今よりも上げていくことがとても重要だと考えています。
先生方の大変な御労苦に報いるということをやっていかねばなりませんし、委員がおっしゃったモンスターペアレントみたいな話、やはりそれは余り、もちろん事情に、状況によりますが、やっぱり先生方のそういう努力が正しく報われるような、そういう社会はつくっていかねばなりませんし、御負担も減らしていかねばなりません。
文科省としては、高度専門職であるこの教師がその力を十分に発揮することができる環境、先生方のお仕事は子供たちを育て、すばらしい職業なんだということをしっかりと分かるような環境を整備しながら、学校教育の質の向上を通じまして、全ての子供たちにより良い教育の実現に向けまして、引き続き全力で進んで取り組んでまいります。
最低賃金引上げに向けた環境整備をめぐり、地域間格差と目標達成の道筋が論点となりました。赤澤亮正大臣(賛成)は、最低賃金の低い鳥取県など地域の底上げが地方創生の成否を左右すると説明し、二〇二〇年代に千五百円とする目標は変わらないとして、五月までに政策群をまとめると答弁しました。田村まみ氏(賛成)は、千五百円の実現には年平均7.3%の引上げが必要であり、組合のパート賃上げも届いていないと指摘しました。また、目安のランク制度は地域間格差是正の弊害になっているとして、B・Cランクの引上げ額拡大を求め、全国一律の目安を提案しました。石破茂総理(賛成)は、賃金を高くしないと地方に人が来ないとの認識を示し、中小企業への支援も行うと答弁しました。全国一律の目安への見解は示されていません。
私どもとしては、着実に引き上げ、二〇二〇年代に全国平均千五百円と、高い目標に向かってたゆまぬ努力を続けることで、賃金は据置きで動かないという縮み志向、デフレマインドを過去のものとしていきたいという考え方は現時点においても変わっておりません。
B、Cランクほど引上げ額を伸ばさなければ、地域間格差は拡大し、都市部への労働移動、一極集中は止まりません。
その中小企業、地方の方々の経営が厳しいのはよく存じておりますので、そこに対する支援というものはきちんと行いながらも、高くしないともう地方に人なんか来ないよということは私ども強く認識をしておるところでございます。
武道の国際普及と剣道の登録無形文化財化が論点となりました。あべ俊子文部科学大臣は、武道館のセミナーや海外派遣への支援を通じて武道の国際普及を推進する考えを示しました。剣道の登録無形文化財化については、学術的な研究が先に必要であるとしたうえで、関係団体の求めに応じて専門的な助言を行うと述べました。立場としては、武道の国際普及を重要と認識して支援し、登録にも助言で協力する姿勢から賛成寄りです。一方、河野義博議員は、剣道の無形文化財登録を明確に主張し、国際普及と継承を求めており、賛成の立場です。提示された範囲では、登録に関する具体的な決定事項は示されていません。
日本固有の文化である剣道を世界に広げ、次世代に継承するため、文化財保護法上の無形文化財に登録すべきと考えますが、文部科学大臣の御所見をお聞かせください。
武道は日本の歴史と伝統に培われました世界に誇る日本の文化でございまして、御指摘の決議にあるような国際的な普及振興を行うことは日本文化の発信の観点からも大変重要であると認識しているところでございまして、文部科学省といたしましては、日本武道館が実施する外国人留学生等を対象としたセミナーの開催、また海外に日本武道の代表団を派遣して行う普及活動の取組について支援をしてまいりますので、引き続き武道団体と連携しながら、国際的な武道の普及振興に取り組んでまいります。
水田政策の見直しと食料安全保障のための予算確保が論点となりました。横沢高徳議員は、食料安全保障の観点から従来の予算枠にとらわれない予算拡大を要求し、水田政策の見直しと食料安保の予算枠拡大を一貫して求める立場です。江藤拓農林水産大臣は、水田政策の見直しは現場の十分な理解が得られる形で行うとし、予算も確保に努めると答弁しました。見直しは現場の理解が前提という条件付きの発言であり、賛否は明確ではありません。石破総理は、輸出や農地保全が重要であるとした上で、予算の重点配分については今後議論すると答弁しました。予算の拡大や具体的な配分について、今回の議論では結論や決定事項は示されていません。
物価高対策と生活支援をめぐり、米、電気・ガス、ガソリンへの支援が議論されました。政府側からは、米について備蓄米の追加売渡しも検討していること、重点支援地方交付金の約3割が生活者支援に活用されていることが示されました。電気・ガス支援は冬期に実施し、ガソリンは激変緩和により平均185円程度に抑制する措置を継続するとされました。石破総理は、電気・ガス支援は1〜3月であり、給付金や重点支援地方交付金など総合対策を講じていると説明し、実施を肯定的に述べました。水野素子委員は、物価高から生活を守る立場から、電力・ガス支援の4月以降の延長を求めましたが、政府は動向を注視すると答弁しました。横沢高徳議員は、夏に向けた電気・ガス料金の負担軽減策の検討を要請しました。いずれの発言者も支援に積極的な立場で、延長や夏季の追加措置については、提示された範囲では決定事項は示されていません。
特別にお尋ねしたいのは、やはり電力・ガス料金負担軽減支援事業、こちら三月で、使用分まで、打ち切られるということになっておりますけれども、これやはり四月以降も延長していただきたいと思うんですけど、その点いかがでしょうか。
またやはり夏に向けて、この電気代、ガス代負担軽減策、検討していくべきではないでしょうか。
物価高対策としては、これ以外に、低所得世帯の方々を直接支援する給付金、地域の実情に応じたきめ細かな対応が可能な重点支援地方交付金など総合的な対策を講じておるところでございまして、それぞれの地域においてそういうものを御活用いただき、御負担が少しでも減るようにということで政府としては対応しておるところでございます。
トラック運送業における適正運賃の収受と労働環境の整備が論点となりました。田村氏は、トラック運送業の価格転嫁が下位の事業者で二年間改善していないと指摘し、標準的運賃に法的根拠を持たせるよう求めました。これに対し中野洋昌国土交通大臣は、標準的運賃は現状では参考指標であると説明し、多重取引構造の是正について検討会で検討していると答弁しました。あわせて、燃料サーチャージの導入や改正物流法により、適正な運賃を収受できる環境の整備を進めると述べました。中野大臣は適正な運賃収受を進める必要があるとの問題意識を共有しており、スタンスは賛成寄り(スコア0.78)です。標準的運賃への法的根拠付与については、提示された範囲では決定事項は示されていません。
運送業、なかなか価格転嫁が進まないというのはまさに委員御指摘のとおりでございまして、適正な運賃収受を進めないといけないと、そういう委員の強い問題意識も私も共有するものでございます。
特定最低賃金が地域別最低賃金を下回る問題をめぐり、特定最賃の活用が議論されました。田村氏は、特定最賃の活用による労働移動と千五百円への道筋を骨太方針に明記するよう提案しました。また、地方では労使の申出が使用者側の反対により、審議会での調査審議の俎上にすら載らない実態があると指摘しました。これに対し赤澤大臣は、特定最賃は有力なツールであり、労使の申出があれば審議会で調査審議を行うことが望ましいと答弁しました。石破総理は、活用の促進には慎重であるとしつつ、本当にそうなのかを検討すると述べました。なお、発言者の賛否に関するスタンスデータは提示されておらず、各発言者の立場を賛成・反対・中立に分類することはできません。骨太方針への明記については、提示された範囲では決定事項はありません。
このテーマでの明確なスタンス表明はありませんでした
産学連携による人材育成と、企業寄附・奨学金の活用が論点となりました。文部科学省は経済産業省と連携し、寄附口座や奨学金の代理返納など、多様な財源を用いた仕組みを検討していると述べられました。あべ俊子氏は、寄附や企業奨学金といった多様な財源による仕組みの構築に前向きな姿勢を示し、賛成の立場でした。水野素子氏も賛成の立場で、マッチングファンドや税制優遇による産学連携の抜本的な強化を繰り返し要望しました。提示された範囲では、反対や中立の立場を示した発言者は確認できません。また、具体的な制度の決定事項や結論は示されておらず、現時点では文部科学省と経済産業省による検討段階にとどまっています。
「社会保険料負担の軽減と医療費削減改革」というテーマについて、今回は要点の抽出がなく、議論された具体的な論点や結論・決定事項は確認できません。得られているのは発言者のスタンスデータのみです。福岡資麿氏は賛成寄り(スコア0.75)で、社会保険料の抑制を重要課題と認識し、給付の重点化と効率化によって現役世代の負担軽減を図る姿勢を示しています。青島健太氏も賛成(スコア0.85)の立場で、四兆円の医療費削減を党の目標として取り組む姿勢を明言しています。反対や中立の立場の発言者は、提示された材料には含まれていません。
米の適正価格形成と生産者のセーフティーネットをめぐり、農家が家族を養える所得を確保できる価格水準の在り方と、その実現に向けた消費者の理解の必要性が論点となりました。江藤拓大臣は、農家が家族を養える所得を確保できる水準が望ましいとの考えを示し、消費者の理解も必要であると述べました。あわせて、合理的な価格形成の法律を今国会に提出すると表明し、コスト指標や適正価格のワーキンググループで議論を進めるとしました。長峯誠議員は、価格形成法案を実効あるものにして価格形成を進めるべきだとして、賛成の立場を示しました。提示された範囲では、両者はいずれも価格形成を進める方向で一致しており、反対や中立の立場の発言者は確認できません。決定事項としては、合理的な価格形成の法案を今国会に提出する方針が示されたことが挙げられます。
米価格高騰対策として実施された備蓄米の入札について議論されました。入札では15万トンのうち14.2万トンが落札され、落札率は94.2%で、価格は1月の相対価格より低い水準でした。農林水産省は、集荷競争の結果として大規模集荷業者の集荷量が23万トン減少し、流通に目詰まりが生じていると説明しました。あわせて、生産者や小規模集荷業者、卸業者にも在庫調査の対象を広げ、集計後に結果を公表する予定であるとしました。発言者のスタンスとしては、長峯誠氏が賛成寄り(スコア0.75)の立場で、備蓄米の放出を政府のメッセージとして意義深いと評価しました。提示された材料の範囲では、これらの点が主な内容です。
しかし、主食を投機対象にはさせないという姿勢を示すことができたというのは大変意義深いんではないかなというふうに思っております。
自転車の車道通行の安全確保と自転車道整備について議論されました。中野国交相は、自転車事故は全体で減少傾向にあるものの割合は増加しているとして、事故多発路線から計画的に通行空間を整備すると述べました。また、整備後の安全性や事故状況を把握して改善を図り、防災・安全交付金で自治体を財政支援するとしました。水野議員は、車道混在型が88%を占め、整備は全道路の1%未満にとどまると指摘し、青切符の導入は拙速だと述べて、車道通行の安全確保と自転車道整備を急ぐべきだと主張しました。坂井国家公安委員長は、車道通行が原則であり、歩道通行も多くの場合可能だとしたうえで、悪質・危険な違反を取り締まる考えを示しました。石破総理は、青切符は粛々と導入するが過度な規制にならぬよう配慮し、自転車道整備も進めると述べました。
衛星画像を活用した災害対応と防災庁の司令塔機能について議論されました。新妻秀規議員は、司令塔機能の強化、関係者間の役割分担、自治体の能力向上、民間衛星の活用の4点を質問しました。新妻議員は防災庁に司令塔機能を担わせることと民間衛星画像の活用を重要と主張しており、賛成の立場です。これに対し石破茂総理は、衛星画像を防災庁の司令塔機能で活用する方針を示し、令和7年度から実用化して日本版災害チャータを目指すと答弁しました。また、ユーザー側のノウハウ蓄積に努めるとともに、民間衛星の政府調達についても城内大臣の下で検討するとしました。石破総理は宇宙技術の活用に前向きですが、民間衛星の調達は検討段階の表明にとどまっています。
豪雪に伴う除排雪費の追加支援と予備費の活用が論点となりました。道路除排雪費は2月中旬に当初予算を超過しており、国土交通省は自治体への聞き取りを行った上で追加支援を検討するとされました。総務省は124市町村に対して特別交付税を繰上げ交付しており、3月交付でも適切に対応する方針が示されました。石破茂総理は、自治体支援のため除排雪支援の予備費活用を翌日に閣議決定すると表明し、積極的に支持する立場(スタンススコア0.85)を示しました。佐藤信秋氏は、豪雪対応は予備費で手当てするしかないと述べ、予備費活用に肯定的な立場(同0.75)を示しました。反対や中立の立場を示した発言者は、提示された材料には含まれていません。決定事項として、予備費活用の閣議決定が翌日に予定されています。
農産品・和牛の輸出促進について議論されました。河野義博議員は、飼料高騰などで苦しい和牛繁殖農家から輸出拡大への期待が寄せられていると述べ、農林水産物の輸出が1.5兆円を超えている点に触れたうえで、農産品の輸出促進に自ら取り組む意向を明確に示しました。スタンスデータ上の賛否スコアは0.85で、賛成の立場です。石破茂氏は、輸出を本気で考えるべきであると述べ、促進に前向きな姿勢を示しました。スタンスデータ上のスコアは0.80で賛成の立場ですが、根拠となる発言は1件のみです。反対や中立の立場を示した発言者は提示された材料には含まれていません。また、重要な結論や決定事項に関する記述も提示された材料にはありません。
運動・スポーツによる医療費削減と健康づくりの関係が議論されました。福岡厚労相は、累次の健康づくり運動で全国目標を設定し、国・自治体・企業が連携していると説明しました。アクティブガイドは運動による疾病発症リスク低下のエビデンスに基づくと述べ、健康日本21は医療費削減を目標としたものではないと答弁しました。また、医療費削減効果は確立した評価がないものの、生活習慣病予防の効果は明らかだとしました。青島氏は三重県いなべ市で588人が参加し総額約4,600万円の医療費削減が報告されたと紹介し、骨太方針二〇二五への書き込みを求めました。あべ文科相は志木市・八幡市の例も挙げ、適正化額は平均年3.5万円で、効果は3年以降に表れると答弁しました。石破総理は、文科省・厚労省の連携強化とエビデンス収集、企業への働きかけが大事だと述べ、骨太方針への記載は政府内で議論し、経済対策でも検討すると答えました。いずれの発言者も運動推進に肯定的な立場でした。
ですので、これ、医療費の削減につながるというエビデンス、データはもう幾らもございますので、これは何としても、これを実際にもっともっと確かなものにしていくということはこれ是非やるべきではないかと私考えております。
まさに運動やスポーツによる医療費の削減、厚生労働省と文科省が連携して取り組むことは非常に重要であると考えておりまして、
委員が冒頭から御指摘のように、どうしたら病気にならないで済むかということは、国民の医療に対します負担を減らし、持続可能性を高めるために極めて重要なことなのであって、これはスポーツ庁を中心として文部科学省あるいは厚生労働省、その連携の実はもっと上げていかねばならないと思っております。
スポーツによる健康増進の取組がそういう医療費の削減につながるかどうかについては必ずしも確立した評価が得られていませんが、一方で、スポーツなどの身体活動が生活習慣病の予防につながるというエビデンスは明らかでありますから、スポーツ庁と緊密に連携しながら様々な取組を進めていきたいと思います。
重度訪問介護における外出制限告示の見直しが論点となりました。横沢高徳議員は、通勤・通学で制度を使えないという制度の壁の解消を求め、海外の制度を参考にするよう要望しており、見直しに賛成の立場です。これに対し福岡資麿厚生労働大臣は、通勤・就労時の介助について、事業主の合理的配慮や公費負担の是非といった観点から重度訪問介護の対象外であると説明し、現行告示を維持する立場を示しました。提示された内容の範囲では、告示を見直す決定や結論は示されていません。
長期脱炭素電源オークションの見直しについて、金利上昇や事業報酬率に関する事業者の意見を踏まえた制度の在り方が論点となりました。武藤経産相は、これらの事業者意見を踏まえて制度の見直しを検討中であると答弁しました。あわせて、公的信用補完など脱炭素投資に係るファイナンスを円滑にするための方策を検討しているとし、早急に成案を得る考えを示しました。武藤経産相のスタンスは、賛否を0から1で示すスコアで0.60であり、制度見直しの検討と投資促進に前向きな姿勢がうかがえますが、具体的な立場は明らかではありません。提示された材料の範囲では、見直しの具体的な内容や時期、他の発言者の見解は確認できず、決定事項も示されていません。
こうした意見を踏まえて、脱炭素電源への投資が進むよう、現在、制度の見直しを検討しております。
防災庁の設置と防災立国をめぐり、司令塔機能や体制整備、設置場所が論点となりました。石破茂総理は、防災庁を大規模災害時の統一的対応を担う司令塔と位置付け、令和8年度の設置に向けて準備中だと述べました。また、出向では知識が蓄積しない現状を挙げ、専門人材の確保と体制強化、スフィア基準の実現を強調しました。設置場所については、リダンダンシーや復興庁との関係も考慮し、今後検討すると答弁しました。赤澤亮正大臣は、令和8年度中の設置に向けて司令塔機能を担う準備を進めると説明し、防災立国を早急に実現すべきと明言しました。設置前から47都道府県の担当職員を置き、ワンストップで要望を受ける体制を整える方針も示されました。激甚災害の復旧は事業所管省庁が担うのが合理的で、防災庁は総合調整を担うとされました。スタンスは、赤澤大臣が賛成(0.95)、石破総理が賛成寄り(0.70)です。
防災技術の研究開発と産学の知見結集について、災害対応ロボット・ドローン・AIの研究開発をどう進めるかが論点となりました。赤澤亮正大臣は賛成の立場で、防災庁の司令塔機能によってこれらの研究開発を加速させる意欲を明言し、社会実装も含めて進める考えを示しました。水野素子議員も賛成の立場で、大学向けの大型研究公募を自ら求めており、研究開発の推進に積極的な姿勢を示しました。両者はいずれも研究開発を進める方向で一致しており、反対や中立の立場を示した発言者は提示された材料には含まれていません。なお、提示された材料には、具体的な公募の実施や予算額など、決定事項として明示されたものはありません。
防衛力強化と自衛官の処遇改善をめぐり、業務装備の私費負担が論点となりました。提示された要点によれば、私物の安全靴のみを使用している乗組員は約3割であり、中谷元防衛大臣は官給品の充実を目指すと答弁しました。中谷氏は処遇改善に官給品の提供を目指して積極的に取り組むと表明しており、賛成の立場です。石破茂総理は、現場の気持ちに思いを致すべきだとして、処遇改善の予算をお願いしていると述べ、隊員への配慮を重視する賛成的な姿勢を示しました。石垣のりこ氏は、業務装備の私費負担を問題視し、処遇改善に肯定的な立場です。ただし、この根拠は1件の発言のみです。三者はいずれも処遇改善に肯定的であり、反対や中立の立場を示した発言者は提示された材料に含まれていません。具体的な予算額や実施時期などの決定事項は、提示された材料には示されていません。
できましたら全てが官給品によって提供をするようになればよろしいわけでございますので、それを目指して取り組んでまいりますが、非常にこの隊員の処遇改善につきましては従来から大変な課題となっておりまして、やるべきことが非常に多いわけでございますが、一気にそれが実施できるように今取り組んでいるところでございます。
それはやはり、ミサイルだ、戦車だ、護衛艦だ、戦闘機だみたいな話になってしまいますが、やっぱりそれを動かす人たちの気持ちというものに我々はもっと思いを致さなければならないと思っておりまして、大臣を中心に処遇改善に向けて今予算もお願いをいたしておるところでございます。
やはり、装備で使うもの、仕事の業務上使うものを私費で出さなければいけないということは非常に問題があると思いますし、
防衛産業における人手不足を背景とした外国人材の活用と、その取扱いの基準が論点となりました。中谷防衛相は、保全情報を扱わない契約では従業者の国籍に制限はないと説明しました。そのうえで、制度の周知を強化し、相談窓口を設置する方針を示しました。また、人手不足を踏まえ、外国人を活用する事業者は今後増えると見込む考えを述べましたが、自らの賛否は明示しませんでした。新妻秀規議員は、外国人材の導入方針の明確化と安定的な活用を求め、基準を明確にするとともに、関係省庁の連携を防衛相が主導するよう要望しました。スタンスデータでは、新妻議員は賛成寄り(0.75)、中谷防衛相は中立寄りの賛成(0.60)と整理されています。本件で示された決定事項は、周知の強化と相談窓口の設置です。
障害児の十八歳の壁と放課後の居場所確保について議論されました。横沢高徳議員は、十八歳になると放課後等デイサービスが利用できなくなり、親が離職を迫られる問題を指摘し、実態把握と取組の推進を求めました。これに対し福岡資麿厚生労働大臣は、生活介護の延長支援加算を拡充したと答弁しました。あわせて、全面的な調査は困難としつつ、必要に応じて調査を検討するとし、実態をしっかり把握してニーズを踏まえ検討すると述べました。スタンスデータでは、横沢議員は課題解決に前向きな立場(スコア0.80)、福岡大臣は実態把握と検討に前向きだが具体的な方針表明はない立場(スコア0.60)とされています。具体的な新たな施策や結論の決定は示されていません。
障害者および60歳以上の方に関する年収の壁(180万円)への対応と、キャリアアップ助成金の拡充が議論されました。新妻秀規氏は、制度の周知が不足していると指摘し、改善と徹底を求めました。福岡資麿厚生労働大臣は、被扶養者認定の円滑化について周知の徹底に努めると答弁し、恒久化も180万円基準の方を同様に対象とする方向を示しました。石破茂総理大臣は、キャリアアップ助成金の拡充について、180万円を超える障害者や60歳以上の方も対象とする予定であると明言しました。スタンスデータでは、石破氏は拡充に積極的、福岡氏は穏当に前向き、新妻氏は制度拡充自体への賛否が不明瞭とされています。
障害者の逸失利益の算定と共生社会の実現が論点となりました。石破総理は、大阪高裁が聴覚障害児の逸失利益を全労働者の平均賃金の100%で算定したと承知していると述べ、共生社会の実現に向けて行動計画を推進する考えを示しました。石破総理は、障害者が同等に暮らすことを権利と認め、国の責務であると明言しており、スタンスは賛成寄りです。河野義博議員も、障害者にも健常者と同様の基準で逸失利益が算定されることを強く期待すると明言しており、賛成の立場です。提示された材料の範囲では、新たな決定事項や反対意見は示されていません。
障害者医療費助成に伴う国民健康保険(国保)の減額調整措置について、廃止の是非が議論されました。河野義博議員は、この減額措置の廃止に向けた検討を始めるよう政府に要望し、強く賛成の立場を示しました。これに対し福岡資麿厚生労働大臣は、自立支援医療の存在や自治体ごとの対応の差、国保財政への影響を理由に、廃止には慎重な姿勢を示しました。一方で、償還払いの運用について周知することは検討するとし、河野議員の提案を踏まえてどのような対応が可能かを検討すると答弁しました。廃止そのものについての決定はなく、政府として今後の対応を検討する方向が示されるにとどまっています。
首相による商品券配布問題について、公邸での会食と商品券配布の位置づけが議論されました。横沢議員は、誰に何を理解してもらうのかを総理に質問しました。石破総理は、法律に抵触しないとしつつも社会通念との感覚のずれを認め、自身の不徳として繰り返し謝罪しました。歴代首相の慣例かについては答える立場にないとし、報告の要否は理事会の判断に従うと答弁しました。高木議員は国民の方を見るよう求め、青島議員は報道や議論に時間が割かれた点を指摘し、総理は道義的に深く反省すると答えました。小池氏は、公邸会食で政策や選挙が話題になっており政治資金規正法違反の疑いがあると追及し、商品券が会食前に議員会館の事務所へ届けられ慣例化していたのではと質しました。これに対し石破総理は、個別政策や特定候補の推薦はしておらず政治活動ではないと反論しました。小池氏は、機密費を使っていないことを総理が証明できないと認めたと指摘し、追及を続ける考えを示しました。スタンス上は、小池氏、石垣議員、石破総理、青島議員、高木議員のいずれも配布に批判的または否定的でした。
総理のやったことは、これは私、社会通念上の問題にとどまらない、明らかに政治資金規正法違反だ、アウトだということを申し上げておきたいというふうに思うんです。
大変申し訳のないことだったと思っております。
問題がないというお話はあるんですけれども、社会通念上納得ができない、倫理上どうなんだという話ももちろんありまして、これどうなのかということをお調べいただいて、理事会に御報告いただけないでしょうか。
私は本当に、この時期に、これ、法的なことはまだまだ議論、追及が続くんではないかと思っておりますが、道義的にはもうこれもやっぱり相当私は重いことだというふうに感じております。
総理、やはり今、国会議員の方を見るのではなく、国民の方を見ていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
高額療養費制度の見直し凍結をめぐり、見直しの扱いと負担のあり方が議論されました。福岡厚労相は見直し全体を見合わせ、本年秋までに再検討し、令和7年度中の見直しはしないと答弁しました。石破総理は患者団体の声を十分聞けていなかったと反省し、秋までに方針を決め、治療を諦める人が出ないよう徹底するとしました。石垣委員は、年収が低いほど医療費負担割合が高くなる逆進性を試算で示し、年間上限の導入を提案しました。厚労相は所得区分の細分化で負担をなだらかにする方向を示し、年間上限は秋までに検討するとしました。倉林委員は限度額引上げを禁じ手として白紙撤回からの出発を求め、多数回該当の上限一万円化も提案しましたが、厚労相はその立場に立たないと答えました。総理は所得・家族構成別の負担を細かく見ると述べました。スタンスでは倉林氏、青島氏、石垣氏が凍結に賛成寄り、福岡氏はやや賛成、石破氏は慎重寄りです。
高額療養費制度の限度額の引上げ、これは、治療すればつなぐことができる命を諦めろと国が患者に突き付けるものだと、私はやってはならない禁じ手にほかならないと申し上げたい。
この据置き、私は英断だというふうに思っております。
今回、一年間の高額療養費の上限額を支払い続けたら幾らになるだろうかと試算して改めて気付いたんですが、現行の高額療養費制度は非常に逆進性が強い制度になっているというところでございます。
高額療養費の見直しにつきましては、この検討プロセスに丁寧さを欠いたとの御指摘をいただいたことを反省いたしまして、見直し全体について実施を見合わせることといたしました。
ですから、保険料負担を抑制するとともに、この大切な制度をどうすれば次の時代も持続可能にするかということのために見直しは必要だということは、ほとんど全ての党が一致しておられるというふうに私は認識をしておりますし、間違いはないと思います。
集中審議は終了しました。高額療養費制度は令和7年度中の見直しを行わず秋までに再検討する方針、防災庁は令和8年度の設置に向け準備する方針が示されました。一方、多くの論点では具体的な結論や決定事項は示されていません。山本氏が求めた避難計画の会議記録の提出は、理事会で協議されることになりました。
上記テーマに分類されなかった質疑応答です。
この要約はAI(自然言語処理モデル)を用いて生成しています。 要約の精度向上に努めていますが、解釈の違いや誤りが含まれる可能性があります。
必ず元の議事録本文もご確認ください。