衆議院農林水産委員会において、家畜伝染病予防法の一部改正案が審議され、ランピースキン病の家畜伝染病格上げ、豚熱の選択的殺処分導入、家畜防疫官による国内食材店立入検査権限の創設などを柱とする改正案が全会一致で可決されました。また、議員立法による食育基本法の一部改正案も委員会提出法律案として決定されました。
本会議での議論の要点をAIが要約したものです。
中川こういち委員(自民党)は、ヨーネ病の長期的な検査負担軽減を求め、現在八割の補償割合を十割に引き上げる検討を要望しました。また、感染拡大に介在する鹿など野生鳥獣の数を減らす対策も求めました。政府参考人の坂勝浩氏は、専門家による技術検討会を昨年十月に立ち上げ検査負担軽減策を議論中と述べながらも、補償割合の引き上げについては、全頭殺処分を行う疾病と異なり患畜のみが対象であることを示し、現行制度の制約を示唆しました。野生鳥獣対策としては、消毒対策や防鳥ネット等の侵入防止支援があると説明しました。
豚熱の選択的殺処分導入と運用方法
広瀬建大臣政務官は、ランピースキン病が再発生した場合には発生農場及び半径五キロ以内の農場の牛に対して緊急的なワクチン接種を実施する方針を明言しました。根本幸典副大臣も、備蓄ワクチンを都道府県に迅速に送付し緊急ワクチン接種を行える体制を構築していると述べました。また、発生農場周辺に対して少なくとも二十一日間以上の臨床症状監視と移動制限を課すこととしており、感染拡大防止のための総合的な対応体制が示されました。
坂勝浩政府参考人は、ランピースキン病について、令和六年に国内で初めて発生したウイルスがアフリカで流行していた株と比較して伝播力が増している可能性を理由に、家畜伝染病への格上げの必要性を強く主張しました。法的拘束力を持った強力な蔓延防止措置のために格上げが必要と説明しました。角田秀穂委員(中道改革連合)は、致死率が低い点や飼養衛生管理とワクチン接種で対応できるのではないかとの意見も踏まえ、格上げ理由の根拠や補償制度の十分性について確認し、手当金の考え方について疑問を呈しつつも、今後の検討を要望しました。
このため、今回の改正におきまして、ランピースキン病を家畜伝染病予防法上の家畜伝染病に追加をいたしまして、強力な蔓延防止のための措置を講じることによりまして、再び国内で発生した場合の早期の封じ込めに万全を期すことにしたいと思っております。
致死率も低く、一昨年の発生を教訓とした飼養衛生管理の徹底やワクチンの接種で発生予防、さらには蔓延の防止を図れるのではないかというような意見もありますけれども、そうした中で家畜伝染病に格上げする理由についてお伺いするとともに、家畜伝染病となると、発生した際、農家の負担も大きくなると思いますけれども、届出伝染病から家畜伝染病に格上げする際の判断の基準、これについて確認をさせていただきたい。
今回の法改正によりランピースキン病が家畜伝染病に追加されることについて、複数の委員が賛意を示しました。中川こういち委員(自民党)は、地元酪農家が前向きに捉えていると述べました。広瀬建大臣政務官は、法的拘束力のある強力な措置を実施するために家畜伝染病に位置づけると明言しました。林拓海委員(チームみらい)は喫緊の課題として速やかな対応を主張し、神谷裕委員は附帯決議提出者としてランピースキン病の防疫措置の適切な実施を要求しました。許斐亮太郎委員(国民民主党)は自ら要望していた対応が盛り込まれたことへの感謝を述べ、野中厚委員(自民党)は格上げによる飼養衛生管理の徹底強化を期待しました。鈴木憲和大臣は附帯決議の趣旨を踏まえ適切に対処すると表明しました。
同病が我が国で再び発生した場合には、早期の封じ込めにより感染拡大を防止することが重要となることから、法的拘束力を持って殺処分等の強力な措置を実施できるよう、家畜伝染病に位置づけることとしたいと考えております。
今回、私も要望していたランピースキン病の対応や水際対策の強化が盛り込まれたことに率直に感謝申し上げます。
ランピースキン病については、まん延防止対策を徹底するため、ワクチン接種や発生時の殺処分等の措置を適切に実施すること。
ランピースキン病の予防、また豚熱への効率的な対応、そして輸入禁止食品への対応強化など、いずれも喫緊の課題として速やかな対応が求められるものと考えております。
格上げすることによって、各農場で今まで以上に飼養衛生管理の徹底、そして強化を図られることを期待したいというふうに思っております。
今回、地元の酪農家の皆さんともお話をさせていただいた中で、ランピースキン病自体が家畜伝染病に追加されるということは非常に前向きに捉えていただいているので、今回の御説明もしっかり伝えさせていただきます。
附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。
国際郵便を通じた輸入禁止品の摘発増加に対応するため、AIを活用したエックス線画像解析技術の導入が議論されました。広瀬建大臣政務官は、令和六年度から令和八年度の三か年で技術開発を進めており、早期に現場実用化できるようAIの精度向上に努めていると表明しました。庄子賢一委員(中道改革連合)はAI活用の必要性が極めて高いと認識し導入見通しを質問しました。木下敏之委員(参政党)はAI活用エックス線画像解析技術が非常に効果的と評価し実用化に期待を示しました。根本幸典副大臣も国際郵便のエックス線画像をAIが判定する技術開発を推進中であると表明しました。
現状、検査対象品の種類や形状、梱包の状態により発見できる精度が異なりますが、早期に現場へ実用的に導入できるよう、AIの精度向上に努めていきたい、こう考えております。
国際郵便のエックス線画像をAIが判定して指定検疫物等を発見する技術の開発であったり、過去、輸入禁止品が繰り返し送られている住所のリストアップと再送付があった際の開披検査などを行っているところであり、引き続き、検査精度の向上に努め、家畜伝染病の侵入防止を徹底してまいりたいというふうに考えております。
現実的なマンパワーなどを考えると必要性は極めて高いんだろう、こう理解をいたしますが、現在、調査研究事業で導入の可否を判断をする途中にある、こう理解をしておりますが、今、現時点でのこの評価、今後の導入の見通しについてお聞かせ願います。
農林省から事前のレクチャーを受けた際には、郵便による持込みに対しては、AIを活用したエックス線画像解析技術、これが非常に効果的だということを伺いまして、今年度終了後、いよいよ実用化というふうにも聞いておりますので、大いに期待をしております。
今回の法改正により家畜防疫官が外国食材店等へ立入検査を行うことになりますが、防疫官の安全確保が論点となりました。柏倉祐司委員(日本維新の会)は、厳しい態度で臨めるよう警察との連携強化を求めました。許斐亮太郎委員(国民民主党)は、「ホームからアウェー」になる業務変化を指摘し、警察・通訳とのチーム編成による安全確保を求めました。野中厚委員(自民党)も家畜防疫官の身の安全のため警察との連携を要求しました。鈴木憲和大臣は、複数名を一チームとして立入検査を実施し、必要に応じて警察とも連携すると明言しました。
やはりこれは、実効性の担保、それに加えて、家畜防疫官の身の安全、命を守るという視点でいくと、やはり、地元の警察官や通訳、それと一緒にチームを組んで業務に当たる必要があると思いますが、運用に関して、チームで進んでいくことに関しての大臣の御見解をお伺いしたいと思います。
このため、家畜防疫官に対して、先ほど申し上げた必要な研修を行うほか、安全の確保のため、複数名を一チームとして実施をすることとしております。
家畜防疫官が現場に赴くわけでありますので、その家畜防疫官の身の安全というのも大切ですから、警察としっかりと連携を取っていただきたいというふうに思います。
現状、限界もあるとは思いますが、是非厳しい態度で臨めるような形で、家畜防疫官そして警察の連携というのを今後勘案していただければというふうに思います。
坂勝浩政府参考人は、今回の改正案に輸入禁止品の販売禁止規定の設置、家畜防疫官の食材店への立入検査権限付与、輸入禁止品発見時の廃棄権限を盛り込んだと説明し推進姿勢を示しました。野中厚委員(自民党)は法改正による立入検査権限付与を評価するとともに、悪質な店舗については公表すべきと強く求めました。根本副大臣は廃棄処分を受けた店舗名等を原則全事例について公表すると明言しました。鈴木憲和大臣は、家畜防疫官の国内食材店への立入検査権限創設を法改正に盛り込んだことを明言し、水際強化への取組を誓約しました。
外国人が経営する食材店への動物検疫制度の周知徹底が議論されました。坂勝浩政府参考人は、多言語リーフレットを活用し外国食材店等への周知を継続していると説明しました。木下敏之委員(参政党)は、日本語が十分に分からない経営者も多いとして、外国人経営の食材店への周知徹底の具体策を質問し推進を求めました。根本幸典副大臣は、法案成立のタイミングも捉えて積極的に制度周知を図ると表明しました。野中厚委員(自民党)も、法案成立後に外国食材店を始め周知を図るべきと主張しました。
外国人などへの周知を行うに当たりましては、日本語に堪能でない方もいらっしゃいますので、このような方々にも動物検疫制度を確実に御理解いただけるよう、多言語でリーフレットを作成し、活用してきたところでございまして、引き続き、多くの人々にしっかりとこの仕組みについて理解していただけるように努めてまいりたいというふうに考えております。
本法案の成立のタイミングも捉えつつ、引き続き、積極的に制度周知を図ってまいりたいというふうに考えております。
仮にこの法案が成立した暁には、外国食材店を始め、周知を図るべきだというふうに思っております。
具体的に、外国人の経営する外国食材店、飲食店に対してどのような周知徹底をするつもりなのか、農林水産省にお伺いいたします。
林拓海委員(チームみらい)は、人手不足や業務過密化といった現場課題への対応として、AIを用いた音響監視システムによる畜舎内での動物のせき等の音響データ解析や、動物に取り付けるウェアラブルセンサーの活用について、政府への導入検討を求めました。政府側からはこれらの具体的な技術への言及・回答はなく、坂勝浩政府参考人は新たな技術の開発と先端的取組の体系化・横展開を進めるとの一般的な方針を示すにとどまりました。
例えば、今、家畜伝染病の予防に際して、AIを用いた音響監視システム、畜舎の中で例えば動物がせきをした、その音響をもって家畜伝染病を測定といいますか、そこのデータを解析することであったり、動物にウェアラブルセンサーをつけることでそのデータから様々な、伝染病なり、けがなんかの予測なり観測をするといったことがあったりしますので、こういったシステムをどのように導入していくかということも是非御検討いただきたいなと思っております。
家畜防疫員と産業動物獣医師の確保・育成・処遇改善が複数の委員から取り上げられました。柏倉祐司委員(日本維新の会)は必要な人員を国の施策で誘導することを要望しました。角田秀穂委員(中道改革連合)は獣医師確保対策の充実の必要性を主張し今後の取組を質問しました。許斐亮太郎委員(国民民主党)は産業獣医師・家畜防疫員確保政策の推進を繰り返し要望しました。鈴木憲和大臣は修学資金やインターンシップ等の支援策を説明しながら、産業動物獣医師の確保に問題意識を持ち前向きに努力すると明言しました。附帯決議にも家畜防疫員及び産業動物獣医師の確保・育成及び処遇改善が明記されました。
国においても、家畜伝染病予防のために極めて重要な役割を担っている獣医師確保対策、これを更に充実させる必要があると考えますけれども、この点について、今後の取組についてお伺いをしたいと思います。
今回のワクチン接種者を確保するための改正案の根本の課題は、獣医師の不足にあるとやはり思います。特に産業獣医師、家畜防疫員の確保は、家畜伝染病の発生予防、蔓延防止に重要な要素になりますので、政策の推進をお願いしたいと、本日二回目の要望とさせていただきます。
引き続き、産業動物獣医師の確保に取り組んでまいります。
やはり必要な人員というものを何とか国の工夫、施策で誘導していただきたいというところをこの家畜防疫員に関しては要望をさせていただきたいと思います。
インバウンドの増加を踏まえた家畜防疫官の人員配置が議論されました。庄子賢一委員(中道改革連合)は、政府目標である訪日外国人六千万人を達成するために地方空港が活用されることを見据え、防疫官の戦略的な配置を求めました。坂勝浩政府参考人は、令和十二年の六千万人目標を踏まえ、情勢の変化を十分に考慮しながら地方を含めた動物検疫所の適切な人員配置を図ると明言しました。また、昨年に熊本空港に動物検疫所の出張所を新設したなど、リスクに応じた機動的な対応を進めていると説明しました。
今回の法改正の重要な柱として、家畜防疫官への国内食材店立入検査権限の付与が活発に議論されました。広瀬建大臣政務官は、家畜防疫官に立入検査・廃棄・販売停止指示の権限を付与すると明言しました。鈴木憲和大臣も法改正に立入検査権限創設を盛り込んだことを明言しました。柏倉祐司委員(日本維新の会)は水際末端での関与強化と警察との連携強化を要望しました。神谷裕委員は附帯決議提出者として立入検査の実効性確保と警察連携を要求しました。許斐亮太郎委員(国民民主党)は立入検査権限付与を意義あり・必要と評価し、野中厚委員(自民党)は悪質店への立入・公表を強く要求しました。
今般、この法律改正によって、家畜防疫官の国内の食材店への立入検査権限の創設などを盛り込ませていただいたところであります。
今般の改正法では、家畜防疫官に、店舗等への立入検査及び輸入禁止品等の廃棄、それから検査中の輸入禁止品等の販売停止の指示の権限を付与しているところです。
やはり悪質な店については、ちゅうちょなく公表すべきです。
これらの業務は、非常に意義があって、必要なことだと私も思います。
輸入禁止品の販売等の禁止や家畜防疫官による立入検査の実施に当たっては、外国食材店をはじめとする関係者に対して制度の趣旨を周知徹底し、疑義情報の収集に努めるとともに、家畜防疫官の安全を確保するために警察と連携する等実効性を高める体制の構築を図ること。
現状、限界もあるとは思いますが、是非厳しい態度で臨めるような形で、家畜防疫官そして警察の連携というのを今後勘案していただければというふうに思います。
今回の法改正により家畜防疫官の業務が新たに拡大することに伴い、増員の必要性が議論されました。広瀬建大臣政務官は、法改正成立を見据え今年度も増員を実施し、立入検査の実施状況等を踏まえながら必要な体制整備に努めると明言しました。許斐亮太郎委員(国民民主党)は、業務拡大による総体的な人数不足を指摘し、立入検査のために要員が打って出ると空港・港湾が手薄になりかねないとして、全体的な増員計画を求めました。
木下敏之委員(参政党)は、輸入禁止品を悪質に持ち込もうとする外国人に対して入国拒否措置を取るべきと主張し、入管法改正を求めました。入管庁の礒部哲郎政府参考人は、現行入管法には輸入禁止畜産物の持込みのみを理由とする上陸拒否事由がなく、現行法での対応は困難であると説明しました。また、入管法改正についても、上陸拒否という処分の厳しさを考慮すると、一律に上陸拒否の対象とするのは適当ではない場合があるとして、慎重な判断が必要との見解を示しました。
水際検疫における探知犬の体制について議論されました。根本幸典副大臣は、探知犬を令和元年度の五十三頭から現在の百四十頭に大幅増頭し、家畜防疫官の口頭質問と併せて侵入リスクが高い国からの全到着便及び国際郵便に対応可能な体制を整備したと表明しました。坂勝浩政府参考人も百四十頭体制で全便対応可能と説明しました。木下敏之委員(参政党)は、今後入国者が増加することを踏まえ探知犬の更なる増頭と予算確保の必要性を示唆しました。なお、探知犬一頭当たり年間八百万円程度のコストがかかると説明されました。
動物検疫探知犬を、令和元年度の五十三頭から現在の百四十頭へと増頭し、家畜防疫官につきましては、令和元年度の四百八十一名から今年度には五百四十四名体制まで増員し、強化をしているところであります。
この頭数でありましたら、家畜防疫官の口頭質問と併せまして、侵入リスクが高い国からの全ての到着便や国際郵便に対応可能となったものと考えております。
これから四千万人が六千万人に入国者が増えていくということになると、またその一・五倍予算を準備しないといけないということになるのかもしれませんが、今お答えにあったような探知犬による検査、それから保税倉庫などでのエックス線による検査、どれぐらい昨年では費用がかかったのでしょうか。
輸入禁止品対策を実効あるものとするため、農林水産省以外の省庁との連携強化が議論されました。木下敏之委員(参政党)は、入管庁や厚労省も協力すべきとして関係省庁連携を強く訴えました。根本幸典副大臣は、税関及び出入国在留管理庁等との連携体制を強化すると明言しました。許斐亮太郎委員(国民民主党)は、来年度から導入予定のオンライン事前審査「JESTA」への言及も交えながら省庁横断的な政策推進の必要性を主張し政府見解を求めました。
家畜伝染病の侵入防止に向けた水際検疫強化が複数の委員から強く求められました。中川こういち委員(自民党)は水際検疫強化への大臣の決意を求め、アフリカ豚熱は絶対に入れてはいけないという認識を示しました。野中厚委員(自民党)は水際措置で止めるという強い意思を持って取り組むよう要求しました。鈴木憲和大臣は、特にアフリカ豚熱は入れてはならないという覚悟で水際対策を徹底すると明言し、法案成立後に更なる強化に全力で取り組む旨を表明しました。
角田秀穂委員(中道改革連合)は、家畜防疫員の多様化する業務を確実に実施するためには必要な家畜防疫員の確保が大きな課題であり、国として獣医師確保対策の更なる充実が必要と主張し、今後の取組を質問しました。鈴木憲和大臣は、獣医系大学卒業者の産業動物分野への就業が二割程度にとどまっていることや地域偏在の課題を示しながら、修学資金やインターンシップ、遠隔診療推進等の支援を進めており、産業動物獣医師確保に問題意識を持ち前向きに努力すると明言しました。
産業動物獣医師の確保・処遇改善については複数の委員から継続的に取り上げられました。庄子賢一委員(中道改革連合)は、都道府県への修学資金活用の働きかけを農水省がより積極的に行うべきと主張しました。坂勝浩政府参考人は修学資金の活用促進に努めると表明しました。神谷裕委員は附帯決議提出者として産業動物獣医師の確保・育成と処遇改善を都道府県と協力して実施するよう要求しました。角田秀穂委員・許斐亮太郎委員(国民民主党)も国レベルでの獣医師確保対策充実の必要性を主張しました。鈴木憲和大臣は附帯決議の趣旨を踏まえ適切に対処すると表明しました。
家畜防疫員の業務が増加かつ多様化している中、国内防疫体制の維持・強化のため、都道府県と協力して家畜防疫員及び産業動物獣医師の確保・育成及び処遇の改善を図ること。
今後の獣医師の確保として、これは農水省として、もっと地方、都道府県に働きかけを行って、使っていただくべきだというふうに思っておりますが、お考えを最後に伺います。
国においても、家畜伝染病予防のために極めて重要な役割を担っている獣医師確保対策、これを更に充実させる必要があると考えますけれども、この点について、今後の取組についてお伺いをしたいと思います。
産業獣医師の確保、何とぞよろしくお願い申し上げます。
委員から御指摘のありました修学資金につきましては、都道府県に対して修学資金の活用を促すなどの働きかけを行っております。この試みをまた更に広げまして、より多くの都道府県において活用していただけるように努めてまいりたいというふうに思っております。
附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。
林拓海委員(チームみらい)は、獣医師不足や労働力不足が深刻化する中で畜産業のスマート化推進が重要と主張し、飼養衛生管理記録のデジタル化や自動化の可能性も含め政府の見解を求めました。鈴木憲和大臣は、畜産ICT事業や畜産クラスター事業によりAIを含むICT機器の畜産現場への実装を進め、スマート畜産を推進すると明言しました。また、飼養衛生管理のカメラ・データ化など新たな技術活用の可能性についても省内で検討する意向を示しました。
豚熱発生時の選択的殺処分の導入について議論されました。野中厚委員(自民党)は大いに賛成すると明言し、農場や関係者の経済的・精神的負担軽減を強調しました。許斐亮太郎委員(国民民主党)も一日でも早く進めるべきと主張しました。柏倉祐司委員(日本維新の会)は非常に前向きな法案と評価しました。鈴木憲和大臣は、適切なワクチン接種により免疫が獲得されている場合には移動制限等のリスク管理措置を講じれば全頭殺処分なしで蔓延防止が可能との専門家の評価を得て導入することとしたと明言しました。
この選択というのは、私は大いに賛成いたします。やはり選択的殺処分をすることによって、発生の養豚農場の経済的負担も抑えられますし、何より、殺処分するときに、地方自治体とか建設業協会とか、身体的だけではなくて精神的負担もかかるんですよ、それが軽減されるのが何よりだというふうに思っております。
この結果、適切なワクチン接種により免疫が獲得できており、また、移動制限などのリスク管理措置が講じられている場合には必ずしも全頭殺処分を行わずとも蔓延防止が可能との専門家の評価を得たところであります。
まず、豚熱に関してなんですが、選択的殺処分というところは、今回、非常に前向きな法案だというふうに評価をしているところでございます。
この選択的殺処分、私は一日でも早く進めるべきだと思っております。
豚熱の選択的殺処分の導入と具体的な運用方法について多くの委員が取り上げました。坂勝浩政府参考人は、ワクチン未接種や接種後二十日未満の豚を殺処分対象とする基準を示し、科学的結論に基づく正当化とともに風評対策も実施すると表明しました。庄子賢一委員(中道改革連合)は選択的殺処分で残せる豚もあり経済的損失・作業負担が大きく減ると評価しました。柏倉祐司委員(日本維新の会)は「非常に前向きな法案」と明確に評価しました。角田秀穂委員(中道改革連合)は補償の不公平が生じる懸念を示しつつ現場に寄り添った対応の検討を要望しました。神谷裕委員は附帯決議提出者として選択的殺処分の基準策定・指導徹底と風評被害防止の広報実施を要求しました。野中厚委員(自民党)は「大いに賛成」と明言し、鈴木憲和大臣は附帯決議の趣旨を踏まえ適切に対処すると表明しました。
この選択というのは、私は大いに賛成いたします。
選択的殺処分というところは、今回、非常に前向きな法案だというふうに評価をしているところでございます。
豚熱発生時の選択的殺処分の実施に当たっては、発生農場内での再発防止に資するよう、殺処分対象を正確に把握するための適切な基準を定めるとともに、当該基準について家畜防疫員等への指導を徹底すること。
今回の改正案に盛り込んでおります豚の選択的殺処分の導入に当たりましては、科学的見地から十分な議論を重ねた上で、適切なワクチン接種を行って免疫を獲得した豚で、豚熱感染を疑うような臨床症状が出ていないもの、これにつきましては、一定の移動制限などのリスク管理措置を講じることによりまして、ほかの農場に豚熱のウイルスを蔓延させるようなリスクにはならないというような結論を得たところでございます。
今回の選択的殺処分は、分割管理の導入の推進力にもなると思います。
つまり、選択的殺処分ということによって、仮にどこかで発生しても、選択的でありますので、残せる豚もある、経済的な損失あるいは作業負担は大きく減っていくわけでございまして、これが、ふだんの飼養衛生管理の意識や早期通報といった基本的に大事な意識、ここをおろそかにしてはならない、こう思っております。
附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。
こうした補償も含めて、運用によっては、かえって生かされた方が損をしてしまうというような声も現場では出かねないのではないかというふうに懸念をしております。防疫への協力が得られないといったことにならないように、あくまでも現場に寄り添った対応となるよう検討をしていただきたいということを要望させていただきたいというふうに思います。
獣医師法の特例として登録飼養衛生管理者による豚熱ワクチン接種を認める制度について、研修体制のあり方が議論されました。坂勝浩政府参考人は、家畜防疫員の指示監督の下で実施し事故発生時の責任は家畜防疫員にあると明言しました。庄子賢一委員(中道改革連合)は、知識・技術の習得だけでなく遵法意識・規範意識の徹底を研修に盛り込むよう求め、一日研修の十分性に疑問を呈しました。角田秀穂委員(中道改革連合)も獣医師以外によるワクチン接種のリスクを指摘し、獣医師相当レベルの確保策や研修内容・責任の所在を確認しながら懸念を示しました。
登録飼養衛生管理者によるワクチン接種の研修体制について詳細な議論が行われました。坂勝浩政府参考人は、技術習得と遵法意識を盛り込んだ研修プログラム策定に取り組むと表明しました。広瀬建大臣政務官は、都道府県が実施する研修と毎年更新研修の義務づけにより適切な接種体制を図ると明言しました。庄子賢一委員(中道改革連合)は研修への遵法・規範意識の徹底を要求し内容の充実を求めました。角田秀穂委員(中道改革連合)は獣医師以外によるワクチン接種のリスクを明示し懸念を示しました。神谷裕委員は附帯決議提出者として研修による知識・技能習得と適切な接種指導の徹底を要求しました。鈴木憲和大臣は附帯決議の趣旨を踏まえ適切に対処すると表明しました。
登録飼養衛生管理者による豚熱ワクチン接種の実施に当たっては、研修により十分な知識及び技能を習得させるとともに、家畜防疫員の指示の下、適切な接種が行われるよう指導すること。
これらに加えて、実際に接種を行うに当たっては、家畜保健衛生所との連携を緊密に取り、獣医師である家畜防疫員の指示、監督の下、実施すること、ワクチンの保管、使用に係る手順や使用数量等の管理に係る手順等の詳細を記載した作業手順書を備え付けることを求めることとしております。
またこれからの段階でございますけれども、これまでの御答弁でも御紹介いたしましたけれども、基本的なその技術の習得と、委員御指摘のような遵法意識の徹底、こういったものについて限られた時間の中でしっかり盛り込んで、登録飼養衛生管理者の方に必要な知識、技術を習得してもらえるものとなるように、そのプログラムの策定、それから都道府県との意見交換などを実施してまいりたいというふうに考えております。
附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。
本来、獣医師が行うべきワクチン接種を獣医師以外の者が行うことには、誤った接種であるとかワクチン管理不備によるそうしたリスクも考えられます。
繰り返しになりますけれども、やはり遵法意識や規範意識といったものが欠けてしまってはならないということを是非注意をして定めていっていただきたい、そう思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
豚熱清浄国ステータスの復帰に向けた取組について議論されました。許斐亮太郎委員(国民民主党)は豚熱清浄国ステータス喪失が豚肉輸出拡大の足かせとなっているとして、ステータス復帰に向けた取組と決意を大臣に求めました。鈴木憲和大臣は、昨年六月に豚熱清浄化ロードマップを公表し、マーカーワクチンへの切り替えと農場での十二か月以上発生ゼロの達成を目標として清浄国ステータス復帰を目指すことを明言しました。
鈴木憲和大臣は、豚熱清浄国ステータスへの復帰に向けたロードマップの中でマーカーワクチンへの切り替えを位置づけており、マーカーワクチン実用化に向けた研究を進めつつ清浄化を推進すると明言しました。マーカーワクチンは野外株感染かワクチン接種によるものかを判別できるという特性から、清浄化の判定に不可欠とされています。
農林水産省としては、マーカーワクチンの実用化に向けた研究を進めつつ、生産現場において、適時適切なワクチン接種、そして飼養衛生管理の徹底などによる発生予防対策、また野生イノシシ対策などの各種の対策を推進していくこととしております。
豚熱清浄国ステータス復帰に向けたマーカーワクチン開発・実用化についての議論が行われました。神谷裕委員は附帯決議提出者としてマーカーワクチン実用化・普及への取組の着実な実施を要求しました。許斐亮太郎委員(国民民主党)は清浄国ステータス喪失による輸出への影響を指摘し復帰への取組を促しました。鈴木憲和大臣はマーカーワクチンへの切り替えを清浄化ロードマップに位置づけており、実用化研究を推進すると表明しました。
選択的殺処分を実施する際の具体的な基準設定について議論されました。坂勝浩政府参考人は、ワクチン未接種や接種後二十日未満の豚を殺処分対象として基準を明示しました。広瀬建大臣政務官は、殺処分範囲を国と都道府県が協議して決定し、知事が殺処分命令を出す手順を説明しました。また、感染確認から防疫措置完了まで通常約二日の判断期間を要するとも説明されました。
野生イノシシを介した豚熱感染対策と経口ワクチンの効果向上について議論されました。柏倉祐司委員(日本維新の会)は経口ワクチンを豚熱根絶の三本柱の一つと位置づけ、国の統一ガイドライン策定を強く要望しました。根本幸典副大臣は経口ワクチン散布を重要な施策と認識し効果的な散布方法確立を目指すと明言しました。神谷裕委員は附帯決議提出者として野生イノシシ対策の一層の推進を要求しました。許斐亮太郎委員(国民民主党)は野生イノシシ対策の根源根絶とサーベイランス強化を強く主張しました。鈴木憲和大臣は附帯決議の趣旨を踏まえ適切に対処すると表明しました。
どうか国として統一的なガイドラインの作成に精力的に取り組んでいただきたいと思います。
いかに豚舎の中で衛生管理を徹底しても、外にウイルスがいるのはやはりまずいと思います。
豚熱の清浄化に向けて、マーカーワクチンの実用化及び普及に向けた取組などを着実に実施するとともに、経口ワクチンの散布など野生イノシシ対策を一層推進すること。
農林水産省といたしましては、都府県との連携を密に取り、現在実施中のワクチンの摂食状況や抗体の保有状況の検証に関する研究事業等を活用しながら、より効果的なワクチン散布の方法の確立を目指して検討を進めてまいりたいというふうに考えております。
附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。
輸入禁止畜産物の持込み防止に向けた外交ルートの活用について議論されました。木下敏之委員(参政党)は、中国・韓国・ベトナム等の政府に対して外務省を通じた外交ルートで持込み防止の指導要請を行っているかを質問し推進を求めました。根本幸典副大臣は、摘発件数が多い国や逮捕者が出た国については外交ルート等を通じた働きかけを実施していると表明しました。過去にベトナムへの働きかけ後に一時的に持込みが減少した事例も紹介されました。
アフリカ豚熱等の侵入防止に向けた輸入禁止畜産物対策と水際検疫強化が最重要課題として複数の委員から取り上げられました。中川こういち委員(自民党)はアフリカ豚熱は絶対に入れてはいけないと明言し、庄子賢一委員(中道改革連合)は家畜防疫官の増員を評価しながら更なる強化を求めました。木下敏之委員(参政党)は今回の改正を「大変すばらしい」と明確に支持しました。角田秀穂委員(中道改革連合)は台湾での発生により東アジアで未発生なのは日本のみとなっているとして水際強化の必要性を訴えました。鈴木憲和大臣は法案成立後に水際対策を更に強化し侵入防止に全力で取り組むと明言しました。
本法案が成立した暁には、水際対策を更に強化をして、海外からの家畜伝染病の侵入防止に全力で取り組んでまいります。
今回の改正で、輸入禁止品を持ち込んだ後の対応を強化されること、これは大変すばらしいことだと思っております。
今回、私も要望していたランピースキン病の対応や水際対策の強化が盛り込まれたことに率直に感謝申し上げます。
やはり入れる前に止めるということで、アフリカ豚熱は絶対に入れてはいけないというところも全く認識は一緒でございますので、本当に力強い大臣、そして農水省の皆様の答弁であり、農業を支える一員として、私自身、改めて頑張ってまいりたいと思っております。
人が持ち運んだり送ったりするものに関しては、これは水際対策を更に徹底させていかなければなりません。
輸入検疫体制の強化のため、税関や出入国管理庁等とも十分に連携しつつ、AIの活用や検疫探知犬の育成及び運用方法の見直し等、空港、港湾及び国際郵便局における水際対策を一層充実させるとともに、外国食材店をはじめとする関係者、訪日外国人及び在留外国人等に向けて、改めて動物検疫の重要性についての周知及び啓発を行うこと。
水際対策に加えて、国内に入った輸入禁止品への対応強化、これによって何としても発生を防がなければなりません。
令和元年四百八十一名だったものを、令和六年が五百四十四名という御答弁だったと思いますが、増員をしているということについて評価をするものであります。
違法な畜産物を販売する外国食材店に対する営業禁止・停止措置について議論されました。木下敏之委員(参政党)は繰り返し違反する外国食材店への営業禁止・停止措置を求めましたが、厚生労働省の榊原毅政府参考人は食品衛生法と家畜伝染病予防法の規制目的の違いから、家伝法違反のみでは食衛法の営業禁停止処分は困難との否定的見解を示しました。一方、根本幸典副大臣は廃棄処分を受けた店舗名等を原則全事例について公表すると明言しました。
何度も持込みや郵便などによって違法に畜産物を輸入しようとした人に対して、その人が経営する外国食材店に対して、営業の禁止ですとか営業の停止というような措置を取る、又はその人の在留資格を取り消す、そういった厳しい措置を取るべきではないかと思いますが、厚生労働省と入管庁の御見解を伺います。
輸入禁止品等を廃棄処分を受けた店舗については、食材店等、一般市民、農場、当該食材店の取引先に対して同様の注意喚起を行う観点から、原則として、全ての事例について店舗名等を公表するということにしております。
規制の目的が異なります家畜伝染病予防法の輸入禁止品の販売禁止規定に違反した事実のみによって、直ちに食品衛生法に基づく営業の禁停止処分を行うことは難しいのではないかと考えているところでございます。
野生イノシシを対象とした経口ワクチン散布の重要性と推進が議論されました。柏倉祐司委員(日本維新の会)は経口ワクチンを豚熱根絶の三本柱の一つとして重要と認識し、国産ワクチンの実用化を評価しながら国の統一ガイドライン策定と推進を求めました。根本幸典副大臣は経口ワクチン散布を野生イノシシ豚熱対策として重要な施策と認識し推進すると明言しました。なお、今年一月から国産経口ワクチンの供給が開始されており、今後は輸入ワクチンと国産ワクチンを併用していくとされています。
坂勝浩政府参考人は、豚熱感染野生イノシシへの対策として、捕獲強化・サーベイランス・経口ワクチン散布の三つを組み合わせて取り組むと表明しました。各県では毎年二百九十九頭を目標にサーベイランスを実施していると説明しました。許斐亮太郎委員(国民民主党)は地元猟友会員からイノシシが少なくなっているとの声を紹介し、現在の監視体制では不十分ではないかとして、より幅広い調査地点の見直しを求めました。根本幸典副大臣は、イノシシの専門家や猟友会とも連携しながらより効果的な検査が行われるよう取り組むと述べました。
藤井比早之委員長が委員会提出の食育基本法一部改正案の起草趣旨を説明しました。法律の目的として、食料安全保障の確保にも資する食育の推進を追加することが明記されました。これは、食料・農業・農村基本法の改正に対応し、消費者が農林水産物の生産コストを理解して負担したり地場産・国産を選ぶための食育を中長期で推進する必要性に応えるものとされています。
法律の目的として、食料安全保障の確保にも資する食育の推進を追加することとしております。
藤井比早之委員長が委員会提出の食育基本法一部改正案において、食育推進基本計画に関し、少なくとも毎年一回目標の達成状況を調査・公表するとともに、おおむね五年ごとに変更するものとするとの規定を追加することを説明しました。また、地方公共団体の取組状況の見える化のための支援に係る規定も追加されます。本案は起立総員で委員会提出の法律案とすることが決定されました。
食育推進基本計画に関し、少なくとも毎年一回目標の達成状況を調査、公表するとともに、おおむね五年ごとに変更するものとするとの規定及び地方公共団体の取組状況の見える化のための支援に係る規定を追加することとしております。
飼養衛生管理記録のデジタル化・オンライン化について議論されました。坂勝浩政府参考人は、令和六年度からオンライン報告システムの運用を開始しているものの利用者はまだ多くない状況であり、定着に向けて取り組むと表明しました。林拓海委員(チームみらい)は現場ニーズに合ったシステム作りの重要性を強調しながらデジタル化推進を求め、データ活用の観点も含めた推進を要請しました。鈴木憲和大臣は飼養衛生管理のカメラ・データ化の可能性について共感を示し省内で検討する意向を表明しました。
このような状況に対処して、家畜防疫員の負担軽減を図るためにも、報告をオンラインでできるようにシステム開発を行ったところでございまして、令和六年度から運用を開始しているところでございます。
あくまで現場の方々が使いやすいものをどういうふうに作っていき、それを利用しやすい形にした上で、どのようにそのデジタル活用のところに皆さんに乗っていただくかといったところの促進が重要だと考えております。
飼養衛生管理の手でつけなきゃいけないみたいな話も、本来だったら、カメラで撮っておいて、どの行動をちゃんとしたんだよというのが自動的に、いつ、何時にどうしたというのがもしデータ化されればとても楽になりますし
林拓海委員(チームみらい)は、飼養衛生管理記録のデジタル化について、単なる制度更新にとどまらずデータ活用の観点も含めた推進を求め、カメラ撮影や自動送信といった現場の負担を減らす仕組みの実現可能性について検討を要求しました。鈴木憲和大臣は、飼養衛生管理のデジタル化・自動化の可能性について省内で検討すると表明しました。
これがもし仮にデジタル化がうまくいき、日々記載されている内容を送信いただくような管理体制になれば、そのデータを活用して家畜伝染病の予防全般にも生かしていく余地があるのではないかなというふうに思っておりまして、そうしたデータ活用、単に衛生管理しているかを確認するという趣旨ではなくて、そこでいただいたデータを活用していくという視点も含めて、是非デジタル化を進めていっていただきたいというふうに思います。
飼養衛生管理の手でつけなきゃいけないみたいな話も、本来だったら、カメラで撮っておいて、どの行動をちゃんとしたんだよというのが自動的に、いつ、何時にどうしたというのがもしデータ化されればとても楽になりますし、また、先ほどの別の質疑でもありましたけれども、カラスを追い払うみたいなのでもしかしたらドローンが使えるとか、何かこの新しい技術をもう少し、今の導入されているものだけではなくて、新たな可能性、そしてそれができれば経営をされる皆さんの負担感の軽減、関わる皆さんにとって負担感の軽減につながる、そしてそれがよい形に更につながっていくということが今できそうな感じがしましたので、よく省内でも検討させていただきたいと思います。
高病原性鳥インフルエンザ対策としての分割管理導入について議論されました。広瀬建大臣政務官は分割管理に必要な施設整備への支援策を措置していると表明しました。庄子賢一委員(中道改革連合)は期限を区切った補助率かさ上げや上限引き上げで分割管理導入を加速させるよう求めました。許斐亮太郎委員(国民民主党)も分割管理施設整備への一層の支援策の検討を求めました。鈴木憲和大臣は分割管理推進を重要と認識し各般の施策を組み合わせて講じると明言しました。
是非、食料安全保障という観点からも、分割管理導入の加速によります殺処分数の抑制、あるいはその他の設備投資に関しまして、ずっと毎年毎年というのではなくていいと思うんですが、例えば、期限を区切って補助率をかさ上げする、上限額を引き上げるといった対応をしていただいて、踏み込んで、期限を区切って背中を押していただきたいと思っておりますが、大臣のお考えを伺いたいと思います。
このため、農林水産省としては、規模にかかわらず、分割管理に取り組む場合に追加で必要となる柵であったり更衣室、堆肥舎等の施設整備に対する支援策を措置しているところであります。
選択的処分の導入と併せて分割管理の取組が広まるように、施設整備に対する一層の支援策の御検討をよろしくお願い申し上げます。
委員御指摘のとおり、発生予防のための飼養衛生管理の強化の取組や、殺処分などによる影響緩和のための分割管理を推進することは重要だというふうに認識をしております。
高病原性鳥インフルエンザの蔓延防止に向けた分割管理の導入状況と今後の推進について議論されました。坂勝浩政府参考人は、令和八年四月時点で全国二十七農場に分割管理が導入されており採卵鶏全体の七%をカバーしているものの、百万羽以上の大規模農場では三分の一が導入済みと説明しました。庄子賢一委員(中道改革連合)は補助率かさ上げや上限引き上げで分割管理導入加速を強く要望しました。鈴木憲和大臣は飼養衛生管理強化と分割管理推進を重要と明確に認識し、各般の施策を組み合わせて取り組むと表明しました。
是非、食料安全保障という観点からも、分割管理導入の加速によります殺処分数の抑制、あるいはその他の設備投資に関しまして、ずっと毎年毎年というのではなくていいと思うんですが、例えば、期限を区切って補助率をかさ上げする、上限額を引き上げるといった対応をしていただいて、踏み込んで、期限を区切って背中を押していただきたいと思っておりますが、大臣のお考えを伺いたいと思います。
委員御指摘のとおり、発生予防のための飼養衛生管理の強化の取組や、殺処分などによる影響緩和のための分割管理を推進することは重要だというふうに認識をしております。
昨年九月に家畜伝染病予防法に基づきます飼養衛生管理基準を改正いたしました、その中で、おおむね二十万羽以上を飼養する大規模な家禽農場における分割管理の導入の検討を行うことを義務づけたところでございます。
高病原性鳥インフルエンザの予防ワクチン接種の導入可能性について議論されました。角田秀穂委員(中道改革連合)は、地元千葉県での大規模な鳥インフルエンザ発生を踏まえ、現場の期待が大きいワクチンの開発導入の見通しを求めました。根本幸典副大臣は、昨年八月にワクチン技術検討会を設置して検討を進めているものの、ワクチンの有効性・接種体制・費用対効果・輸出入への影響・公衆衛生リスクなど解決すべき課題が多く、検討には一定の時間を要すると表明しました。まずは有効性に関するデータ収集を目的とした接種試験の実施等について具体的な検討を進める予定としています。
家畜伝染病予防法の一部改正案は起立総員で可決され、ランピースキン病の家畜伝染病格上げによる防疫強化、豚熱の選択的殺処分導入による農家負担軽減、家畜防疫官への国内食材店立入検査権限付与による水際対策強化の三本柱が実現する見通しとなりました。附帯決議では、ランピースキン病対策、豚熱の選択的殺処分基準の策定・指導徹底と風評被害防止広報、登録飼養衛生管理者への研修充実、豚熱清浄化とマーカーワクチン開発の推進、立入検査の実効性確保と警察連携、水際対策の充実、家畜防疫員・産業動物獣医師の確保・育成・処遇改善など、七項目にわたる措置の万全な実施が政府に求められました。
この要約はAI(自然言語処理モデル)を用いて生成しています。 要約の精度向上に努めていますが、解釈の違いや誤りが含まれる可能性があります。
必ず元の議事録本文もご確認ください。
家畜伝染病予防法の一部改正案は起立総員で可決され、ランピースキン病の家畜伝染病格上げによる防疫強化、豚熱の選択的殺処分導入による農家負担軽減、家畜防疫官への国内食材店立入検査権限付与による水際対策強化の三本柱が実現する見通しとなりました。附帯決議では、ランピースキン病対策、豚熱の選択的殺処分基準の策定・指導徹底と風評被害防止広報、登録飼養衛生管理者への研修充実、豚熱清浄化とマーカーワクチン開発の推進、立入検査の実効性確保と警察連携、水際対策の充実、家畜防疫員・産業動物獣医師の確保・育成・処遇改善など、七項目にわたる措置の万全な実施が政府に求められました。
○野中委員 おはようございます。自由民主党の野中厚でございます。 農林水産委員会で質問をさせていただくのは実に四年ぶりになります。その期間、答弁する側、進行する側にはいたんですけれども、機会をいただいたことに感謝をいたしまして、質問に入らせていただきます。 家畜伝染病予防法の改正でありますが、大きく分けて三つポイントがあると思いますので、それぞれ質問をさせていただきます。 まず、ランピ...
○坂政府参考人 お答え申し上げます。 家畜伝染病の体系におきまして、これまでも、届出伝染病から家畜伝染病に格上げした事例、これにつきましては、疾病の性質や発生状況に応じて行ってきたところでございます。最近の例といたしましては、平成二十三年の法改正におきまして、ヤギと羊の疾病でございます小反すう獣疫が家畜伝染病に格上げされたという事例がございます。 今回の改正におきまして格上げをしたいと考え...
| モデル | Claude (Anthropic) |
|---|---|
| 要約方式 | 抽出+要約 |
| 対象範囲 | 議事録 全文 (約66,173文字) |
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