日本学術会議法案(国の機関から特殊法人への改組)について、黒塗り文書・任命拒否問題、法人化による独立性確保の実効性、会員選考・監事・評価委員会の在り方、財政基盤の多様化などをめぐり、政府・与党と野党・学術会議参考人との間で全面的な対立構図のもと審議が行われた。
本会議での議論の要点をAIが要約したものです。
柴田巧議員は、日本学術会議が2017年(平成29年)に発出した「軍事的安全保障研究に関する声明」が安全保障研究にブレーキを掛けてきたと指摘し、令和5年の見解がこの声明を「明確に撤回」するものかを光石衛会長に問いただした。光石会長は、2017年声明はデュアルユース研究の一律禁止ではなく審査制度の設置を求めるものであり、令和5年の見解は「科学技術をめぐる状況の変化に対応した位置付け」と説明した。柴田議員は「変化への対応であって撤回とはおっしゃらない、そのことが日本の安全保障研究にブレーキを掛け続けている」と改めて撤回を求めたが、会長は撤回の言葉を使わなかった。双方の認識は平行線のまま、明確な結論・決定事項には至らなかった。
このことが、先ほど申し上げた、いろんなこの日本にとって重要な研究がブレーキが掛かる面があるということは、そうなっているということを改めて指摘をしておきたいと思い...
平成二十九年の声明、軍事的安全保障研究に関する声明は、大学等の各研究機関に、軍事的安全保障研究とみなされる可能性のある研究について、その適切性を目的、方法、応用...
坂井学大臣は「世界最高のナショナルアカデミーを目指す」との方向性を繰り返し強調し、法人化により自主性・自律性が高まり、組織運営の自由度が向上すると主張した。山本啓介議員(自民)は世界に伍するナショナルアカデミーとしての存在感を示せる形になることへの期待を述べた。一方、杉尾秀哉議員(立憲)は「政府案ではナショナルアカデミーの5要件—特に活動面での政府からの独立、安定した財政基盤、会員選考の自律性—が充足されていない」と批判し、新生学術会議は「がんじがらめになる」と強く訴えた。光石衛会長(参考人)は、法人化自体に反対するものではないが、5要件の充足と条文修正を求めることが会員の意思だと繰り返し表明した。5要件の国際的普遍性についても笹川参考人から、各国アカデミーの実態はばらばらであり、抽象的には正しくても細部は異なると説明があった。
とにかく、この法案は、法人化をすることによって財政基盤が多様化し、自律的な活動を拡大する可能性が広がる、とにかく、今の学術会議の役割が時代が変わっていることによ...
政府案では、日本学術会議が確保を求めていたナショナルアカデミーとして満たすべき五つの要件の中でも、とりわけ国家財政支出による安定した財政基盤、活動面での政府から...
今回、こういったそれぞれの専門分野が融合したり、統合したり、関わりを持って、まさしく化学反応を起こしながら、世界に伍するナショナルアカデミーとしての存在感を示せ...
この法案が日本学術会議の独立性を高めることが本旨であるということであれば、条文の修正を求めることが総会における会員の意思であり、日本学術会議の独立性が尊重され、...
柴田巧議員は、世界最高レベルのナショナルアカデミーを目指すには事務局機能の強化が不可欠であり、博士号保持者やURA(ユニバーシティー・リサーチ・アドミニストレーター)など専門スタッフの適切な配置が必要と主張した。坂井大臣は、法人化により自前の職員採用・長期配置が可能となり、応募資格や採用手続の自由度も高まること、非常勤の専門スタッフも各省庁の制約を受けず柔軟に配置できるようになると説明し、事務局機能の強化を期待すると述べた。法案では事務局の在り方を法定せず学術会議の自主性に委ねているが、国として年次計画に基づき財政支援する意向も示された。
石川大我議員(立憲)は、令和2年10月に任命されなかった6名の任命拒否理由の具体的開示と謝罪・再任命を求めた。坂井大臣は「個々の任命理由など人事の詳細は、公正かつ円滑な人事の確保に支障を及ぼすおそれがあり、お答えは差し控える」との答弁を繰り返した。木戸口英司議員(立憲)も「任命拒否問題の説明なしに法案を通すことはできない」と述べ、石破総理へ相談するよう求めた。光石会長(参考人)は「6名は引き続き第25期・第26期の会員候補者であるとの立場に変わりはない」とし、任命されない理由の説明を政府に求めた。黒塗り開示と任命拒否理由の明示なしに採決は行うべきでないとする野党側と、人事の詳細として開示を拒否し続ける政府との間で対立が続いた。
やはり、この日本学術会議法案を、日本学術会議法案をしっかり審議をしてほしいということであれば、まず大臣がやるべきことは、この六名の任命拒否、これに関してしっかり...
日本学術会議としては、令和二年十月に会員任命されていない六名については引き続き第二十五期、第二十六期の会員候補者であるとのこれまでの立場に変わりはございません。
この黒塗り部分の開示をすること、それから任命拒否の経緯と理由について明らかにすることを協議をしていただきたいと思います。
国民主権の原理ということを引き出して説明もしないということ、私は憲法を語る資格もないんじゃないかということを言って、質問を終わります。
個々の任命の理由など人事の詳細について明らかにすることは、他の公務員の人事と同様、公正かつ円滑な人事の確保に支障を及ぼすおそれなしとは言えず、政府としてお答えは...
本テーマは「会員任命拒否と法解釈の開示」と実質的に同一の議論であり、奥村政佳議員(立憲)の質疑も加わった。奥村議員は、内閣法制局審査資料の黒塗り部分の開示なくして監事・評価委員制度の濫用懸念が払拭できないと訴え、参考人の川嶋氏の「法令解釈文書の黒塗りは国会の政府法令解釈監督権の否定であり、即刻開示が憲法上も必要」との見解を引きながら、黒塗り部分に特定のイデオロギーや政治的忌避を示す記述があるかどうかをイエス・ノーで問いただした。坂井大臣は内容の開示を拒否し続け、「あたかも政府の確定的な考え方との誤解を招く可能性があり、公正・円滑な人事の確保に影響を及ぼすおそれがある」との理由で不開示を維持した。木戸口議員・石川議員・井上哲士議員(共産)からも、黒塗り開示と任命拒否理由の明示なしに審議続行・採決は行うべきでないとの強い主張がなされた。
やはり、この日本学術会議法案を、日本学術会議法案をしっかり審議をしてほしいということであれば、まず大臣がやるべきことは、この六名の任命拒否、これに関してしっかり...
日本学術会議としては、令和二年十月に会員任命されていない六名については引き続き第二十五期、第二十六期の会員候補者であるとのこれまでの立場に変わりはございません。
この黒塗り部分の開示をすること、それから任命拒否の経緯と理由について明らかにすることを協議をしていただきたいと思います。
国民主権の原理ということを引き出して説明もしないということ、私は憲法を語る資格もないんじゃないかということを言って、質問を終わります。
この墨塗りの開示なくして、監事、評価委員制度などの濫用の懸念、これが払拭できないんですね。
個々の任命の理由など人事の詳細について明らかにすることは、他の公務員の人事と同様、公正かつ円滑な人事の確保に支障を及ぼすおそれなしとは言えず、政府としてお答えは...
坂井大臣は、会員選考について「客観性・透明性の高い方法を法制度として担保する必要がある」として選定助言委員会の設置を支持した。片山大介議員(維新)は、選任理由の公表が努力義務にとどまっていることへの疑問を呈し、国民が納得できる透明性が本当に確保できるかと問いただした。一方、光石会長(参考人)は、現行でも外部団体からの意見聴取や選考方針の公表など透明性確保の取組を行っており、法定化は不要と示唆した。井上哲士議員(共産)は、学術会議が自主的に選定方針を策定し外部意見も取り込んでいる実態を指摘し、選定助言委員会の削除を求めた。透明性の法的担保を主張する政府・与党側と、自主的取組で十分として法定化に慎重な野党・参考人側との間で対立が続いた。
学術会議が我が国の科学者を代表すること、特別な権限を付与することを国民に納得していただくためには、学術会議の活動、運営を担う会員選考は重要であると思っております...
政府は、国民の納得が得られる会員の選考が行われるだろうかという懸念を払拭できる十分な透明性というものを今のこの努力義務としているもので本当に確保できるというふう...
特定の思想の人を排除するような選考は、選考を行ったなどというようなことはあり得ないと考えております。
ですから、今会長からありましたように、法案で事細かに法定しなくても、自主的に選定方針を定めて、外部の意見もしっかり取り組んで、会員選考をより発展をさせているとい...
本テーマは会議全体の核心的争点として広範に議論された。坂井大臣は、法人化により自主性・自律性が高まり、海外アカデミーとの対等な交流が可能になると主張した。柴田巧議員(維新)は法人化と独立性強化に賛成し、法案成立を期待した。一方、杉尾秀哉議員(立憲)は「政府案は希代の悪法で独立性は外形上のものにすぎず、新生学術会議はがんじがらめになる」と強く批判し、修正案を提出した。石川大我議員(立憲)は「政府による学術会議の統制・支配が目的であり、民主主義に危険な法案だ」と主張し廃案を求めた。奥村政佳議員(立憲)は、形式的な独立ではなく学問の自由を真に守る態度が必要と述べ、政府の関与の多さを懸念した。木戸口英司議員(立憲)は、法人化はやむなしかもしれないが内容に懸念があり修正が必要と述べ、学術会議が同意していないことを指摘した。大島九州男議員(れいわ)は任命拒否からスタートした法案であり廃案にして出し直すべきと主張した。光石会長(参考人)は、法人化自体には反対しないが、5要件の充足と条文修正が会員の意思であり、条文修正を求めることが独立性尊重の明確化につながると述べた。
国から独立したというのはあくまで外形上のものにすぎず、法案の中身を見ると多段階かつ複雑に、外部の、とりわけ政府が影響力を及ぼすことができる仕組みが組み込まれたも...
まさに政府による学術会議の統制、支配、これが目的であるというふうに私は強く申し上げたいと思います。
スタートがまさにその任命拒否から入って、そしてそれも説明しないというところから、明らかにされない闇の中から法案を出していく、こういう法案だからすっきりしないんで...
また、法人化により自主性、自律性が高まり、組織運営の自由度が向上し、海外アカデミーのような柔軟な活動や必要な体制整備が可能になります。
単なる仕組み的な独立ではなくて、学問の自由を真に国が守り抜くというこの態度ですね、そして意思、これがなくては科学の、学術の時の政権への忖度につながると大きな危惧...
法人化に踏み出すということについて、そのことは学術会議もやむなしかもしれませんが、容認はしたのかもしれません。
今のままだったらやっぱり最高レベルのナショナルアカデミーにはなれないと思いますので、この法案が成立することを期待をしたいと思います。
声明及び決議のいずれも法人化自身に反対するというものではありませんが、本法案に関して様々な観点で懸念を持たざるを得ないということはるる申し上げてきているところで...
坂井大臣は、国の機関のままでは海外アカデミーや内外シンクタンクとの共同事業に対等な立場で参加できず、専門人材の登用や官民・外国との研究者交流にも制約があると説明し、法人化によってこれらの制約が解消され国際的プレゼンスの向上が期待できると述べた。柴田巧議員(維新)は、諸外国と同等の独立性を有するナショナルアカデミーになることで国際的な認知と発信力の向上が期待できると述べ、法人化の効果に賛成の立場を示した。竹谷とし子議員(公明)は、日本学術会議の国内外における権威を高め、世界のアカデミーと対等になることを求めた。笹川参考人は、法人化後は海外から「政府機関ではないか」との誤解がなくなることや、民間資金が入る共同事業への参加が容易になる点を具体的な効果として挙げた。
坂井大臣は、監事・評価委員会は学術的内容に立ち入らず、必要最小限のガバナンス確保であると説明した。柴田巧議員(維新)は、公正中立に機能すれば国民の信頼を高めるために必要であると述べた。一方、光石会長(参考人)は、内閣総理大臣任命の監事・評価委員が科学的助言の中立性に疑義を生じさせる懸念があると表明し、監事については「法人の長と任命権者が異なることで運営に支障を来すおそれがある」とした。杉尾秀哉議員(立憲)は修正案において監事・評価委員会の存置はやむなしとしつつ、天下り禁止・資格要件(弁護士・公認会計士等への限定)・中立性規定の明記を盛り込んだ。石川大我議員(立憲)も監事への天下り禁止と専門家への限定を主張した。政府側は「適材適所で任命すべき」として資格要件の限定に応じなかった。
監事は、国が設立し、国の財政的支援を受けて運営される法人に共通して求められる運営の健全性を担うものであり、その所掌事務や監査事項は他の法人と同様のものであり、ま...
内閣総理大臣の任命による評価委員がこれらについて評価し、意見を述べることとなると、科学的根拠に基づく助言の中立性に疑義を生じかねないのではないかという懸念がある...
大臣、これ天下りは禁止をすべきじゃないでしょうか。我が党の修正案は監事を弁護士、公認会計士などに限っています。大臣、これ限定をすべきじゃないですか。
こうした機関がしっかりと公正中立の立場から機能して、厳しく監査、評価を行ってこそ、学術会議に対する国民の信頼が高まることも期待できるんではないかと考えますが。
修正案では、この監事と評価委員の二つについては政府案どおり残した上で、選定のプロセスと監事の資格要件や職務の中立性などを明記することで懸念を払拭して、学術会議の...
坂井大臣は、法人化により財政基盤の多様化と外部資金獲得が可能になることを法人化の主要なメリットとして繰り返し強調した。柴田巧議員(維新)は、真の独立のために外部資金獲得は必須であり、寄附金控除の税制措置を早期に検討すべきと主張した。大臣は法人税等の税制措置は法案に盛り込まれており、寄附金控除についても政策決定プロセスに乗せる形で検討を進めると述べた。竹谷とし子議員(公明)は、財政基盤の多様化は法人化のメリットとして評価しつつ、独立性・中立性の確保も重要と述べた。片山大介議員(維新)は、全額国費での運営継続は法人化の趣旨に反するとし、費用を自ら稼ぐ覚悟を示すべきと述べた。杉尾秀哉議員(立憲)は、政府案の補助金規定では安定財源が保障されないとして、継続的・安定的な活動を可能にする規定を修正案に明記した。光石会長(参考人)は、外部資金獲得はメリットとも捉えられるが資金獲得自体が目的ではなく安定した財政基盤確保が必要であり、外部資金獲得時には利益相反に十分留意すると述べた。
法人化によって財政基盤を多様化し、自律的な活動を拡大する可能性が広がることは本当この法人化のメリットの一つでございますし、例えば海外の研究者の皆さんと共同でとい...
学問の自由を追求をし、真の独立を勝ち取るためには、今申し上げたように、私らは究極的にはやっぱり民営化を目指していくべきだという考え方ではありますが、そのためにも...
政府案では、日本学術会議に対する財源措置について、法文上、必要と認める金額を補助することができると規定するにとどまっていまして、これからの日本学術会議の活動に当...
財政基盤の多様化に向けた取組に関しましては、坂井大臣から衆議院の審議において必要な支援をしてまいりたいという答弁があったというふうに認識をしております。
今のように全額国費で見てもらい続けるんなら、それこそ国の影響下に残ることを意味するし、それこそその法人化の趣旨にもそぐわないと思うし、何よりもその七十六年前の当...
外部資金が獲得できるようになることを法人化のメリットとして捉えることもできますが、いずれにしましても、資金を得ることが日本学術会議の目的ではなく、ナショナルアカ...
政府は法人化により学術会議の自主性・自律性が高まり、世界最高のナショナルアカデミーを目指せると主張したが、野党側・光石会長はナショナルアカデミーの5要件が充足されておらず、独立性は外形上のものにすぎないと批判し、条文修正を強く求めた。会員任命拒否の理由と黒塗り文書の開示については政府が一貫して拒否し、これが審議の大きな障壁となって会議は議論が収束しないまま継続された。
この要約はAI(自然言語処理モデル)を用いて生成しています。 要約の精度向上に努めていますが、解釈の違いや誤りが含まれる可能性があります。
必ず元の議事録本文もご確認ください。
○委員長(和田政宗君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 日本学術会議法案の審査のため、本日の委員会に日本学術会議会長光石衛君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
| モデル | Claude (Anthropic) |
|---|---|
| 要約方式 | 抽出+要約 |
| 対象範囲 | 議事録 全文 (約105,442文字) |
AIによる自動生成のため、一部情報が省略されている場合があります。
