予算委員会では、安住委員長のもと補正予算三案が一括議題とされ、各会派一巡の基本的質疑が行われました。主な論点は、アベノミクスの検証、デフレマインドと成長型経済への移行、物価高と円安、賃上げと価格転嫁でした。百三万円の壁の見直しと財源、消費税、政治資金規正、社会保障、教育、外交・安全保障、防災なども取り上げられました。石破茂総理は物価高の要因として資材高騰を挙げ、賃金に見合う物価上昇は否定しないと述べました。質疑には前原委員、田村智子氏、岡本三成氏、黒岩宇洋委員、高井崇志氏、赤澤大臣、加藤大臣、福岡大臣らが参加しました。
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全71テーマ ・ 紐づく質疑70件
百三万円引上げの経済効果試算とEBPMの推進
アベノミクスの成果と異次元金融緩和の評価が論点となりました。前原委員は、第二次安倍政権以降に経常利益は増えた一方で分配がいびつであり、実質賃金は下落したと指摘しました。田村智子氏は、内部留保が賃金に回らなかった点をアベノミクスの結果として検証するよう求め、批判的な立場を示しました。吉良州司氏は、ゼロ金利と異次元緩和が行き過ぎた円安と輸入物価高を招いたと主張し、明確に批判する立場でした。赤澤大臣は、企業収益は増えたものの実質賃金は伸び悩み、消費も力強さを欠いたと述べました。石破茂氏は、配当増を肯定しつつ賃金・消費面の検証の必要性を認める条件付きの評価を示しました。提示された内容に、結論や決定事項は含まれていません。
インバウンド消費の拡大と観光産業の賃金底上げについて議論されました。中野洋昌大臣は、高付加価値旅行者の地方誘致に向けて補正予算約五百四十億円を計上したと答弁し、これを観光産業の賃金底上げにつなげることが大事であるとの考えを示しました。スタンスデータでは、中野大臣は賛成寄り(スコア0.80)とされています。また、岡本三成議員は、来訪者数よりも消費額を重視する立場から消費拡大に前向きであり、賛成寄り(スコア0.70)とされていますが、賃金への言及はありませんでした。提示された範囲では、反対の立場を示した発言者は確認されておらず、議論の中で明示された決定事項は補正予算約五百四十億円の計上のみです。
クレジットカード会社による決済拒否が消費者の選択権やコンテンツ産業に与える影響が議論されました。阿部司委員は、カード会社の決済拒否は消費者の選択権を損ない、地方創生にも逆行するとして批判し、立法の必要性を質しました。伊東良孝大臣は、決済可否はカード会社の判断であり他の決済手段もあるとして、状況を注視する考えを示し、中立的な立場でした。武藤容治経産大臣は、決済の制限は経営判断であるとしつつ、同種事例の有無を含め今後の状況を見極めて対応を考えると答弁し、政府の積極介入には慎重な姿勢でした。総理は、この件について報告を受けていないとし、事例を教えてもらえれば適切に対応すると答えました。立法措置などの具体的な結論や決定事項は示されていません。
しかし、クレジットカード会社による恣意的な決済拒否、これはまさに地方創生の根幹を揺るがしかねない事態だと思います。
一方で、今、伊東大臣からもおっしゃいましたけれども、クレジット会社がどのような商材の決済を行うかは、クレジットカード会社の経営上の判断によるものと考えています。
クレジットカード会社がどのような加盟店と契約するかどうかにつきましては、これはクレジットカード会社の判断によるところでありまして、消費者にはまた、他のクレジットカードを含むその他の決済手段が用意されておりますので、お尋ねのような事案につきましては、現実にどのような影響が生じているかなどを踏まえた関係省庁等の取組を注視してまいりたい、こう考えております。
デフレマインドの払拭と成長型経済への移行について議論されました。赤澤亮正大臣は、デフレマインドとコストカット型の経済が残存しており、今が成長型経済へ移行できるかの分岐点であると説明し、賃上げと投資による成長型経済でコストカット型からの脱却を図る考えを示し、明確に支持しました。橋本幹彦氏は、103万円の壁の引上げをマインド払拭に資する経済対策と位置づけ、肯定的な立場で質問しました。一方、田村智子氏は、消費低迷の原因はマインドではなく賃金が上がらなかったことにあると述べ、マインド論に反論し、慎重ないし反対の立場を示しました。賛否の傾向としては、赤澤氏と橋本氏が賛成寄り、田村氏が反対寄りです。論点は、停滞の要因をマインドとみるか賃金停滞とみるかにありました。本テーマに関して、提示された範囲では特段の結論や決定事項は示されていません。
トランプ政権下の日米首脳会談と対米投資・国益の両立について、岡田委員が質疑を行いました。岡田委員は、総理の所信にある「国益を相乗的に高め合う」とはどういう意味かを質しました。これに対し総理は、石橋湛山を引き合いに出しながら、役割分担という観点から説明しました。また岡田委員は、取引を重視するトランプ氏に対し、理屈を噛み合わせた上で日本が役割を果たすよう要望しました。なお、提示された材料には発言者の賛否を示すスタンスデータがなく、賛成・反対・中立の立場や具体的な根拠、結論・決定事項は示されていません。対米投資の具体的な内容についても、提示された要点には含まれていません。
このテーマでの明確なスタンス表明はありませんでした
ハローワークの機能強化と非正規職員の常勤化について議論されました。岡本三成氏は賛成の立場から、ハローワークの宣伝強化に加え、希望する職員全員の正規化と人員の確保を強く要望しました。これに対し福岡資麿大臣は、課題解決型支援モデルを令和七年度以降に拡大する方針を答弁しました。あわせて、非常勤職員の常勤化についても引き続き進めていくと明言し、賛成寄りの立場を示しました。提示された範囲では、課題解決型支援モデルの拡大と非常勤職員の常勤化を進めるという政府側の方針が示されています。
プライマリーバランス(PB)黒字化目標の未達と補正予算に関して、石破茂総理は、単年度のPB黒字化には必ずしもこだわらないと答弁しました。一方で、財政の強靱性は担保する必要があるとも述べ、財政の持続性を維持する必要性を強調しました。スタンスデータでは、石破総理のスコアは0.60(0=反対〜1=賛成)で、単年度黒字化に固執しない点では柔軟な姿勢を示しつつ、財政の強靱性維持を条件とする条件付きの立場と整理されています。提示された材料に基づく範囲では、この論点について他の発言者の意見や、具体的な結論・決定事項は示されていません。
しかしながら、何が起こるか分からないという経済の中にあって、財政の強靱性というものは担保しておきませんと国そのものが崩壊するというのは、自衛官として国に奉職された議員もよく御案内のとおりでございます。
ふるさと住民登録制度の創設と関係人口の創出による東京一極集中の是正について議論されました。長友慎治委員は、同制度を有効な取組と評価して賛成の立場から、創設に加え、住民税の分割納税や交付税算定まで踏み込んだ検討を求めました。これに対し石破茂総理は、東京一極集中は人為的に是正が必要であるとしつつ、制度については精査すると答弁するにとどまり、賛否は明示せず慎重な中立の姿勢でした。伊東良孝大臣は、関係人口の創出・拡大を重要と述べ、制度については創生本部の有識者会議で議論すると答弁し、前向きな姿勢を示しました。一方で、住民税や交付税に関わる事項は所管省庁との協議も必要との認識を示しました。本件について具体的な結論や決定事項は示されていません。
中小企業向け支援制度の周知と申請サポートについて議論されました。岡本三成委員は、補助金が中小企業に十分知られていないことを課題として指摘し、費用を払ってでも選択肢を提示する仕組みを求め、積極的に推進する立場を示しました。これに対し、武藤容治大臣は周知が行き届いていないことを認め、金融機関と連携して周知の徹底に努める意向を答弁し、賛成の立場を示しました。両者はいずれも周知不足を課題として認識しており、反対の立場の発言者は提示されていません。決定事項として示されたものはなく、金融機関との連携が今後の対応方針として答弁されました。
中小零細企業の賃上げ原資確保に向け、価格転嫁の円滑化と取引適正化が論点となりました。古谷公正取引委員会委員長は、下請法改正の検討項目として買いたたき規制の見直しや「下請」という用語の見直しを挙げ、年内の取りまとめを目指すと答弁しました。また、下請法改正案の早期提出を目指して検討を加速すると述べ、価格転嫁支援に積極的な立場(賛成)を示しました。岡本三成氏も下請法改正を明確に主張し、価格転嫁の実現を支持する立場(賛成)でした。総理は、重点支援地方交付金で公共調達における物価高騰分を上乗せし、労務費の価格転嫁を円滑にすると答弁しました。提示された範囲では、反対や中立の立場を示した発言者は確認されていません。
二地域居住の推進について、坂井大臣が答弁しました。大臣は、二地域居住を進めるうえで交通費が課題となっているとの認識を示しました。そのうえで、法改正が11月に施行されること、また国土交通省が課題の解決に向けて取り組んでいることを述べました。なお、今回提示された材料には、他の発言者の氏名や賛成・反対・中立といったスタンスに関するデータは含まれておらず、この論点に関する各議員の立場や根拠は確認できません。また、具体的な支援策の内容や、結論・決定事項として明示されたものも示されていません。
このテーマでの明確なスタンス表明はありませんでした
人口減少社会に向けた社会保障制度の見直しについて議論が行われました。空本誠喜委員は、人口減少を見据えた新たな社会保障の仕組みの検討と導入を首相に求め、賛成の立場を示しました。阿部司委員は、昭和の制度を持続可能な形へ抜本的に再構築すべき時期ではないかと総理に質し、同じく賛成の立場でした。これに対し石破茂総理は、空本委員の求めに同意するとともに、小手先の改革では制度の持続可能性が失われるという点は阿部委員と共通していると答弁しました。また、負担と給付の見直しの必要性と、将来像を示す責任を認めました。ただし、具体策は示されませんでした。会議において、具体的な結論や決定事項は提示されていません。
昭和の時代につくられた制度を現代の社会環境に適した持続可能なものへと抜本的に再構築していく時期に来ていると思いますけれども、総理の御見解をお伺いいたします。
やはり新たな仕組みづくりを今検討し、五年後、十年後に導入することを考えなきゃいけないと思うんですが、総理、いかがですか。
そういう意味で、そういう負担と給付の在り方も含めて見直していかなきゃいかぬことはたくさんあって、人口構成、多分、どんなに少なく見積もっても、あと二十年間は人口が減りますので、そこを見据えながら、二十年後、三十年後、四十年後にこういう姿になるということをお示しをするのは、今を生きる我々の責任であることはよく承知をいたしております。
介護保険における国の負担割合の引上げが論点となりました。田村智子氏は、自民党が公約として掲げている国負担割合の引上げについて、その実行を石破茂総理に迫り、賛成の立場から質問しました。これに対し石破総理は、政権交代後も党の方針に変わりはないとしたうえで、公約として約束した国負担割合引上げの実現に向けて努力すると答弁し、前向きな姿勢を示しました。両者のスタンスはいずれも賛成寄りで、田村氏が強く実行を求め、石破総理が努力する意向を述べた形です。ただし、引上げの具体的な時期や規模、財源などを示す決定事項は、提示された材料には含まれていません。
令和六年度補正予算における能登復旧復興予備費一千億円の修正が論点となりました。黒岩宇洋委員は、約一・三兆円の基金を圧縮し、その分を能登復興予算として一千億円積み増すという立憲民主党の修正案を提示しました。黒岩委員は賛成の立場で、この修正案を提出したうえで、総理に対して受け入れ(応諾)を求めました。提示された材料では、黒岩委員のスタンスは賛成寄りで、スコアは〇・九五です。一方、総理を含む他の発言者の立場や応答内容、修正案に対する結論・決定事項については、提示された要点には含まれていません。
そういう意味で、是非この修正案についても、総理、しっかりと受け止めていただきたい、修正に応じていただきたい、このことをお願い申し上げて、私からの質問とさせていただきます。
企業・団体献金の是非と政治活動の自由に関して、総理の石破茂氏は、企業・団体献金を否定しないとの立場を示しました。そのうえで、誰が誰にいくら出したのかが容易に分かる仕組みが必要であると答弁しています。スタンスデータでは、石破氏のスコアは0.70(0が反対、1が賛成)であり、透明性の確保を条件として企業・団体献金を容認する姿勢と整理されています。提示された材料に含まれる発言者は石破氏のみであり、他の発言者の立場や反対意見、結論・決定事項は示されていません。
私どもはこれを否定をいたしません。
円安・物価高と日銀の利上げペースについて議論されました。吉良州司氏は、円安による輸入物価高が物価高の二番目の要因であるとの認識を示し、円安是正のため日米金利差を埋める必要があるとして、利上げに賛成の立場を取りました。これに対し石破茂総理は、金融政策は日銀が決めるものであり、政府は日銀と協調しつつ物価安定を第一とすべきだと述べました。また、為替については政府として言及しないとし、内需主導の経済構造への転換が必要との考えを示しました。利上げへの賛否は示さず、中立の立場です。提示された範囲では、利上げのペースに関する具体的な結論や決定事項は示されていません。
北方領土交渉の基礎として、東京宣言とシンガポール合意をどう位置づけるかが議論されました。岡田克也委員は、東京宣言は交渉の基礎として重要であるとして総理に明言を求め、シンガポール合意は東京宣言を排除するものであり交渉の基礎とすべきでないと主張しました。これに対し石破茂総理は、諸合意を踏まえて交渉するとしつつ、シンガポール合意を基礎に据えるとは言っておらず、二島先行の立場も取っていないと答弁しました。岡田委員は安倍回顧録等を根拠に二島を対象とした交渉だったと指摘しましたが、総理は出版物の内容を確定した事実とはできないと答えました。また岡田委員は首脳のみの会談はリスクが高いと指摘し、総理は条約の効力は国会が決めると答弁しました。スタンスとしては、岡田委員は反対、石破総理は中立的な立場です。
医療DXの推進とマイナ保険証の利用促進について議論されました。早稲田ゆき委員は、マイナ保険証の利用率が15.67%にとどまることやトラブルの発生を指摘し、資格確認書の周知徹底を求めました。早稲田委員は医療DXの推進自体は支持する一方、利用促進の手法には慎重な条件付き賛成の立場です。石破茂総理は周知不足を反省し、メリットも含めて周知を図ると答弁し、ポスター等の対応も検討する考えを示しました。また、医療DXは進めるものの医療費削減が目的ではなく、医療の質の向上を示すべきだと述べ、推進に賛成の立場を明確にしました。福岡厚労相は、資格確認書が職権で送られることを繰り返し周知してきたと答弁しました。
医療・介護・福祉従事者の処遇改善について、賃金格差と賃上げ支援策が議論されました。早稲田ゆき委員は、六・九万円の賃金差は一時金では縮まらないとし、保育との不公平を指摘しました。早稲田委員は処遇改善法案と緊急支援法案を提出し、月額1万円の引上げを推進しており、賛成の立場です。田村智子氏は、医労連の調査で年末一時金が減るなど医療従事者の賃下げ状況があると指摘し、緊急かつ恒常的な手だてを求めており、賛成の立場です。福岡資麿厚生労働大臣は、報酬改定の処遇改善分に加え補正予算で差に対応すると答弁し、個別調査への言及は控えつつ、補正で更なる賃上げ支援策を盛り込んだと述べ、処遇改善に前向きな立場です。石破茂総理は、介護の賃金が他産業より低いと述べ、実態把握と報酬・手当の改善に努めると答弁しましたが、具体的な公定価格引上げへの言及はありませんでした。
これは、私たちは、さらに、このことについては、今、基本報酬を引き下げたことに対する緊急の支援の法案、それからまた、きちんと一万円月額上げていく処遇改善の法案、これをやっております。
賃上げのために緊急かつ恒常的な手だてを取るべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
今、他産業と比べて厳しい人材確保の状況への対応として、今般の補正予算においても更なる賃上げの支援策を盛り込んだところでございます。
そういう方々にふさわしい報酬というもの、手当というものがなされるのは社会としてあるべきことだと思っております。
国会議員関係団体からその他政治団体への資金移動、いわゆる茂木方式について議論されました。黒岩宇洋委員は、三閣僚がその他政治団体へ資金を移動させている点を指摘し、これを続けるのかと質しました。黒岩委員はこの方式を批判し、閣僚に自粛を求める立場で、強く反対の姿勢を示しました。これに対し林芳正官房長官は、法令に従って適切に処理するとの答弁にとどまり、賛否は明示せず中立的な立場でした。石破茂総理も法令に従い適切に処理すると答弁しました。また、禁止よりも公開を主張し、資金移動の禁止には消極的な姿勢を示しました。両者とも自粛の約束はしませんでした。本テーマについて、資金移動を見直す結論や決定事項は示されていません。
国債の六十年償還ルールと債務償還費、純利払い費の観点から財政健全性が議論されました。加藤勝信大臣は、六十年償還ルール下でも最終的には税金で償還しているのが原則だと答弁し、自国通貨建て国債はデフォルトしないとする文書も金利上昇の影響を否定するものではないと説明しました。高井崇志氏は、債務残高ではなく純利払い費対GDP比で見れば日本は健全だと主張し、債務償還費の大きさを指摘して現行ルールや財政健全性の見方に批判的な立場を示しました。宇波弘貴参考人は、純利払い費対GDP比はG7で2番目に低いものの0.28%の支払い超過であると説明し、債務残高比が最高水準にあることから金利上昇時の利払い費増に警戒を促しました。また、主要先進国に六十年償還ルールのような毎年度適用の特別制度はないと答弁しました。加藤大臣は現状説明にとどまり、賛否は示されていません。
国際卓越研究大学の選定と東京大学の授業料値上げをめぐる議論です。前原誠司委員は、授業料を上げる東京大学を国際卓越研究大学に選ぶべきではないと強く主張し、この問題に反対の立場を示しました。スタンスのスコアは0.10で、授業料引き上げを問題視する姿勢が根拠とされています。これに対し、あべ文部科学大臣は、授業料免除の拡大に触れたうえで、東京大学には改革のスケール感などが求められたと答弁しました。提示された内容の範囲では、選定に関する結論や決定事項は示されていません。
私は、大学授業料を上げるんだったら、東大は絶対に国際卓越研究大学に選ぶべきじゃないと思いますが、その点について、総理、どう思われますか。
多額の不用額や予備費の使い残しと、予算の見積りのあり方がテーマとして取り上げられました。提示された材料では、論点ごとの要点は抽出されておらず、発言者のスタンスデータのみが得られています。石破茂氏のスタンスは中立からやや反対寄り(スコア0.40)で、不用額については事情を説明しつつも、税収見積りを厳格化することは当然であると認める立場を示しました。このほかの発言者の立場や、結論・決定事項については、提示された材料に含まれていないため記述できません。
税収の見積りというものもより厳格にしていかねばならないのは当然のことでございます。
大企業の内部留保課税と中小企業への賃上げ直接支援について議論されました。田村智子氏は、内部留保が539兆円に達し、アベノミクス以降で220兆円増加したと指摘し、増加分への課税と中小企業の賃上げへの直接支援を提案しました(賛成、スコア1.00)。石破総理は、内部留保は賃金に回らなかった結果であると認め、賃金や消費の面について検証が必要であると述べました。赤澤亮正大臣は、成長型経済への移行を目指す立場から、共産党案は選択肢の一つであるとしつつ、政府は別の考え方で臨むと答弁しました(スコア0.30、慎重・消極的)。提示された範囲では、課税や直接支援の導入に関する決定事項は示されていません。
失われた三十年の要因と政治の役割が議論されました。前原誠司委員は、予算が社会保障と国債費に偏り教育・科学技術が小さいと指摘し、三十年を繰り返さぬよう政治が人への投資で役割を果たすべきと主張しました。石破茂総理は、人口減少、賃金停滞、価格転嫁や投資の不足といった複合要因を挙げ、円安に加え物的・人的な付加価値向上の努力を怠ってきたことへの反省を示し、与野党で分析と議論を行う必要があると答弁しました。高井崇志氏は、政府支出の伸び不足と消費増税が停滞の原因であると主張し、自民党の経済政策の失敗として政治責任を強く求めました。吉良州司氏は、日本だけ賃金と名目GDPが横ばいだった失われた三十年が物価高の最大要因であると指摘し、過去の政治・経済運営を批判的に捉えました。結論や決定事項は示されていません。
奨学金の返済免除と教育無償化の財源をめぐり議論が行われました。前原誠司委員は、返済免除は政治決断によるものだとして、日銀保有ETFの売却や外国為替資金特別会計(外為特会)の活用を財源として提案し、賛成の立場を示しました。これに対し、あべ俊子文部科学大臣は、既に返還を終えた人や返還中の人との公平性の観点から慎重な検討が必要だと答弁し、全員への返還免除には慎重で、猶予や減額で対応する立場を示しました。石破茂氏は、提案を党で検討すると発言するにとどまり、賛否は明示されず中立的な立場でした。本議論において、返済免除の実施に関する結論や決定事項は示されていません。
そういうことをやらないと、今、文科大臣がおっしゃいましたけれども、いろいろな、私も大臣を幾つかやらせていただいて、役人は、優秀な方ばかりが多いし、とても大事にしなきゃいけないんだけれども、できないことばかり言うんですよ、これが理由だからできないできないということを言うんですけれども。
奨学金の返還免除を全ての方々に実施することに関しましては、既に返還を終了した方々との公平性の問題の観点がございまして、また、経済困難にもかかわらず奨学金の貸与を受けずに大学を卒業した方も実はいらっしゃいまして、そういう方々との公平性の観点などから慎重な検討が必要だと私ども今考えているところでございまして、いずれにいたしましても、様々な事情によりまして返還が困難な方々に関しましては、引き続き、この返還の猶予、また毎月の返還額を減額するなどのいわゆる制度によりまして、きめの細かい対応に努めてまいりたいというふうに思います。
我が党のシステムとして、今委員の御提案というものを与党全体、あるいは自民党のシステムの中でどうするか検討させていただきます。
女性差別撤廃条約選択議定書の批准と個人通報制度について、未批准の状況が議論されました。田村智子氏は、検討会が23回開かれても未批准であることを指摘し、検討の継続ではなく批准の結論を出すべきだと明確に主張しました(賛成寄り)。これに対し岩屋毅大臣は、司法制度や立法政策との関係に課題があるとしつつ、早期締結に向けて真剣に検討していると答弁しました(条件付き・中立的な立場)。石破茂総理は、個人通報制度の意義は認識していると述べた上で、引き延ばしではなく真剣に検討中であると答弁しました(条件付きで賛成寄り)。議論では、批准の結論を求める意見と、課題を踏まえて検討を続ける政府側の姿勢が示されましたが、批准の可否や時期に関する決定事項は示されませんでした。
子供の文化芸術鑑賞体験支援(子供チケット)について、制度の周知が十分でないという点が論点となりました。浮島智子氏は、子供チケットが十分に知られていないことを問題視し、広報の強化を求めるとともに総理の考えを質問しました。同氏のスタンスは支援的で、スコアは0.78です。これに対し石破茂総理は、無料で本物に触れる制度を極めて意義深いと評価し、周知に前向きな姿勢を示しました。スコアは0.85です。具体的には、民間教育機関への周知やSNSでの発信など、文部科学省の努力によって周知に努めると答えました。両者とも制度自体には肯定的な立場であり、議論は周知・広報の強化に集中しました。なお、提示された範囲では、具体的な数値目標や新たな決定事項は示されていません。
学校体育館への空調設備整備の加速をめぐり議論が行われました。浮島智子氏は、体育館の空調設置率が18.9%で年間の進捗が3.4%にとどまると指摘し、補助率引上げの延長などを石破総理に質しました。石破総理は、臨時特例交付金を創設して整備ペースを2倍にし、算定割合を1/2として令和6〜15年度を対象とすると答弁しました。ランニングコストについては、進捗を踏まえ交付税措置を検討するとしました。浮島氏は、空調と断熱のセット要件がネックになっているとして、柔軟な運用と事例の周知を求めました。あべ俊子大臣は、両者を同時に求めない柔軟運用を検討し、低コスト事例を周知すると述べました。金城政務官は、通年工事の事例、標準仕様、電気式・ガス式の資料提供を行う予定と述べました。スタンスは、浮島氏が強く賛成、石破総理が賛成、あべ大臣が賛成寄りです。
少数与党下での野党との政策協議と予算・法案の合意形成が論点となりました。前原委員は教育無償化案をめぐる協議を求め、石破総理は党および与党内で検討すると答弁しました。岡本三成委員は、予算や主要法案について少数与党に限らず今後も広く野党の意見を聞く協議を行うよう提案し、賛成の立場でした(スタンススコア0.85)。これに対し石破総理は、野党の意見を聞く意義を前向きに評価し、意思決定の迅速さと的確さを学ぶと答弁しており、同様に賛成寄りの立場でした(スタンススコア0.70)。提示された内容では、教育無償化案の協議については与党内での検討にとどまっており、具体的な合意や決定事項は示されていません。
応急仮設住宅の空き室をボランティアの宿泊に目的外使用できるかが論点となりました。坂井学大臣は、仮設住宅に空きが生じた場合、自治体から申請があれば防災大臣が速やかに検討し、目的外使用としてボランティアの宿泊を認め得ると答弁しました。自治体の申請を前提に、前向きに対応する姿勢を示したものです。三木圭恵議員は、地方への権限移譲と仮設住宅の柔軟な運用を求める立場から、賛成寄りの姿勢を示しました。スタンスデータでは三木議員が0.80、坂井大臣が0.72であり、いずれも賛成寄りです。提示された材料では、具体的な決定事項や反対意見は示されていません。
このテーマでは、高校生の扶養控除の縮小をめぐる扱いが議論されました。早稲田ゆき委員は、高校生の扶養控除の縮小は子育て世帯への増税にあたると批判し、現行制度の存続を一貫して求め、再検討を要望しました。立場は賛成寄りです。これに対し石破茂総理は、令和六年度の税制改正大綱ではネットで負担増はないと答弁しました。また、七年度税制改正に向けて過度な負担が生じないか留意するとも述べましたが、政府としての確定的な立場は示さず、中立の立場でした。今回の議論では、扶養控除の存続について明示的な結論や決定事項は示されていません。
拉致問題の解決に向けた連絡事務所設置構想と家族会との関係が議論されました。阿部司委員は、連絡事務所構想に家族会が反対していることを踏まえ、首脳会談に向けた総理の意欲を質しました。また、公約を諦めたのかとただす発言もあり、構想の断念に対して批判的な姿勢がうかがえます。これに対し石破茂総理は、家族会に異論があることは承知していると述べた上で、トップ会談は必要であるものの、綿密な交渉が前提になると答弁しました。石破総理の立場は断片的で、賛否は明確には示されていません。本テーマについて、具体的な結論や決定事項は示されていません。
政治改革法案の再改正と公開方法工夫支出の撤回について、黒岩宇洋委員と石破茂総理が議論しました。黒岩委員は、公開方法工夫支出は領収書が非公開で上限もないとして、抜け穴だらけの改悪であると批判し、撤回を求める立場から明確に反対しました。これに対し石破総理は、領収書は保管するものの公開はせず、上限額も設けていないと答弁しました。そのうえで、支出は外交や営業上の事由に限定されると説明し、監査機関を付けた厳格な限定的制度であるとして擁護し、撤回には反対の立場を示しました。両者の主張は、制度の透明性と支出の限定性をめぐって対立しており、提示された材料には撤回や再改正に関する結論・決定事項は含まれていません。
政治資金を監視する第三者機関の設置と公開方法工夫支出の是非が議論されました。黒岩宇洋委員は、監視委員会は該当性しか審査できず、外交機密等の判断は困難であり、制度上無理があって機能性が低いと指摘し、批判的な立場を示しました。三木圭恵委員も、公開方法工夫支出は政策活動費の名称変更であり、ブラックボックスが残ると批判しました。これに対し石破茂総理は、監査機関で限定的に運用すると反論し、党内のチェック体制は議論中と答弁しました。また、公開方法工夫支出は理由を付して第三者機関が判断するもので、政治家が勝手に判断することはできないと述べ、第三者機関による厳正な審査を前提に擁護する立場を示しました。長友慎治委員は、要配慮かどうかの判断を政治資金監視委員会に委ねるべきだと主張し、与野党での成案を求めました。提示された範囲では、結論や決定事項は示されていません。
要配慮かどうかは、私たちとしては、この第三者機関、政治資金監視委員会に全て判断を委ねて、政治家本人が判断すべきじゃない、そういう立ち位置にいるわけなんですが、総理の見解を伺います。
だから、政策活動費という言葉だけをなくして、ほかのものはちゃんとブラックボックスとして、要配慮支出であったりとか公開方法工夫支出と名前を変えてブラックボックスは残っているじゃないかというふうに国民は思っているわけです。
政治家が勝手に判断をすることは許されませんで、何でこれが公開方法に工夫が必要な支出であるかということの理由を申し述べなければいけないということがございます。
だから、それは、今言ったように制度上無理があるから、結局、言ってしまうと、この委員会の機能性も極めて低い可能性がある、そのことを私は指摘している。
政策活動費の廃止をめぐり、迂回の可否と公開範囲が論点となりました。黒岩宇洋委員は、自民案では政党から政治資金団体を経由して個人への渡し切りが可能だと指摘し、石破茂総理もこれが可能であると認めました。総理は、迂回すれば収支報告書に記載され、社会的批判が抑止力になると答弁しました。黒岩委員は、施行日の令和八年一月まで政策活動費を使わないと明言するよう求めましたが、総理は断言を避け、抑制的に対応すると答えました。三木委員は、公開方法工夫支出は政策活動費の名前替えであり、ブラックボックスのままだと指摘しました。これに対し総理は、不記載にできるのは相手方の氏名・住所・日付のみで、目的と金額は公表すると答弁しました。スタンスデータでは、石破総理は廃止を支持し、黒岩委員は迂回を抜け穴と批判して廃止・規制強化を支持する立場とされています。
教育予算の増額と自己負担の軽減について議論されました。前原誠司委員は、日本の教育予算が経済規模比でOECD下位にあり、自己負担が重いと指摘し、教育予算を大幅に増やすべきだと主張しました(賛成、スタンススコア0.95)。これに対し、石破茂総理は、教育予算は増やし自己負担は減らすべきだと答弁し、増額と自己負担軽減を支持する立場を示しました(賛成、スタンススコア0.80)。なお、石破総理の立場を裏づける発言は提示された材料では1件のみです。両者は方向性として一致しており、反対や中立の立場を示す発言者は確認されていません。具体的な増額幅や財源、実施時期などの結論・決定事項は、提示された材料には含まれていません。
文化芸術省の創設と文化芸術振興について議論されました。浮島智子氏は、文化芸術は成長産業であるにもかかわらず、行政組織や公的投資の規模が小さいと指摘し、文化芸術省の創設が必要であるとして、石破総理に見解を問いました。これは創設を支持する立場からの提起です。これに対し石破茂総理は、文部科学省とも相談し、各国の事例も踏まえて知見を深めていきたいと答弁しました。創設の是非については明確な賛否を示さず、慎重かつ中立的な姿勢でした。本議論では、文化芸術省の創設について具体的な結論や決定事項は示されていません。
最低賃金千五百円への引上げと中小企業への社会保険料減免をめぐる議論です。岡本三成氏は、2030年までに最低賃金1500円を実現することを強く要望しており、賛成の立場(スコア0.85)です。これに対し、赤澤亮正大臣は、最低賃金千五百円の達成に向けて、生産性向上や価格転嫁などの支援を全力で行うと答弁しました。赤澤大臣は中小企業の倒産抑制にも配慮し支援を行うとしていますが、引上げや社会保険料減免そのものへの賛否は示されておらず、立場は中立寄り(スコア0.55)です。提示された材料の範囲では、社会保険料減免についての具体的な応答や、結論・決定事項は確認できません。
東京デフリンピックの成功と合理的配慮の普及というテーマでは、大会の周知不足が論点として取り上げられました。浮島智子氏は、来年に開催が予定されている東京デフリンピックについて、周知が十分でないと指摘しました。そのうえで、政府に対して広報・周知を行うよう要望しました。浮島氏のスタンスは賛成で、スコアは0.90です。根拠は、デフリンピックの大成功に向けて政府へ広報・周知を求めており、大会を積極的に支持している点です。提示された材料の範囲では、他の発言者の見解や、政府側の回答、結論・決定事項は確認できません。
どうか政府におかれましても、このデフリンピック大成功のために広報等、周知をしていただくようお願いをさせていただき、私の質問を終わりにさせていただきたいと思います。
核兵器禁止条約締約国会議への日本政府の不参加をめぐり、オブザーバー参加の是非が議論されました。岡田委員は、オブザーバー参加の検討結果を来年三月までに示すよう政府に要請しました。これに対し石破総理は、参加国の主張等を精密に検証する意向を示した一方、結論を出す期限については示せないと答弁しました。スタンスデータでは、石破総理は賛否スコア0.40で、オブザーバー参加の検証を求めており、検証なしの参加には否定的ですが、全面的に否定しているわけではないとされています。今回の議論では、参加の可否について具体的な期限を伴う結論や決定事項は示されませんでした。
これをきちんと精密に検証した上で、さて、我が国が戦争における唯一の被爆国として、その悲惨さを最も知る国としてオブザーバー参加をして、どのような議論を展開をすることが望ましいかということを分析せずして参加しますということは、私は余り正しいことだと思っておりません。
核融合や地熱など国産エネルギーの推進とエネルギー自立について議論されました。吉良州司氏は、核融合をはじめとする国産エネルギーへの大胆な投資と早期の実用化を要望し、推進に賛成の立場を示しました。石破茂総理は、核融合を非常に重要と位置づけ、取組を強化する考えを述べるとともに、地熱や小水力の活用にも言及し、他国に依存しない安全保障の観点を強調して賛成の立場を示しました。武藤容治大臣は、第7次エネルギー計画等で石油への依存度を減らす方針について吉良氏の意見に同感と答弁し、推進に前向きな姿勢を示しました。なお、武藤大臣の立場を示す発言は今回の材料では1件のみです。具体的な投資規模や実用化の時期に関する決定事項は、提示された内容には含まれていません。
消費税の社会保障財源性と特別会計化をめぐり議論が行われました。高井崇志氏は、消費税の増税分が法人税減税に回っているとして追及し、消費税は社会保障財源というのはデマだと主張したうえで、特別会計化を求めました。これに対し加藤勝信大臣は、消費税収は社会保障四経費に充当すると明記されていると答弁しました。特別会計化については、総覧性が失われることを理由に、慎重な検討が必要との立場を示しました。また加藤大臣は、税率の引上げは保育無償化等の財源と結びついており、無関係ではないとも述べました。スタンスデータでは、高井氏は特別会計化に賛成(0.80)、加藤大臣は抑制的(0.25)とされています。会議では、特別会計化に関する具体的な結論や決定事項は示されていません。
消費税の廃止・減税をめぐる議論では、減税の実現可能性と景気への効果が論点となりました。高井崇志氏は賛成の立場から、他国は消費税減税を1か月以内に実施しており日本も可能だと主張し、消費税の廃止と減税を総理に迫りました。これに対し加藤大臣は、日本は転嫁の考え方が異なり、諸外国と状況は大きく異なると答弁しました。石破茂総理は反対の立場から、消費税は景気に左右されない安定財源であり、減税で景気は良くならないと述べ、減税・廃止には賛成できないと答弁しました。以上のとおり、高井氏と石破総理の間で賛否が分かれ、減税・廃止について合意や決定事項は示されていません。
災害時の学びの支援とD-EST(災害時の教育支援に関する枠組み)の構築について議論されました。浮島氏は、公明党の要望によってD-ESTが創設されたこと、能登豪雨の際に派遣が行われたこと、補正予算に枠組みの経費が計上されたことを述べました。提示された材料では、浮島氏の発言以外の論点や他の発言者の見解は確認できず、賛成・反対・中立といったスタンスのデータも示されていません。そのため、本テーマについて明示的に確認できる内容は、D-ESTの創設経緯、能登豪雨での派遣実績、補正予算への経費計上にとどまります。
このテーマでの明確なスタンス表明はありませんでした
物価高対策の重点支援地方交付金と中小企業の賃上げ支援について議論されました。総理は、重点支援地方交付金に関して自治体の負担に感謝を示し、地域の実情に応じた活用を求めました。岡本三成議員は、予算の目的を徹底することと、適正価格での発注を総理から依頼するよう求めており、支援に前向きな立場(スコア0.75)です。石破茂氏は、交付金を活用して労務費を含む価格転嫁の円滑化に取り組む意向を示しており、賛成寄りの立場(スコア0.78)です。提示された材料の範囲では、両者とも交付金を用いた支援に前向きであり、反対や中立の立場を示す発言者は確認できません。また、具体的な結論や決定事項は示されていません。
現役世代の社会保険料負担をめぐる議論では、過去25年間で現役世代の社会保険料が増加したという点が論点となりました。阿部司委員は、この25年で負担が増えたことを指摘し、現役世代の負担増に歯止めがないとして、踏み込んだ改革を主張するとともに、維新の負担軽減策を示しました。スタンスデータ上、阿部委員は賛成寄り(スコア0.85)です。これに対し石破茂総理は、高齢化の影響による負担増の事実を認めました。ただし、社会保険料の引下げそのものへの明確な賛意は示しておらず、スタンスは中立からやや賛成寄り(スコア0.60)とされています。提示された材料の範囲では、引下げや改革に関する具体的な結論や決定事項は示されていません。
百三万円の壁の定義と、特定扶養控除・配偶者控除のあり方が議論されました。三木圭恵委員は、百三万円の壁の引上げに基本的に賛成の立場を明言し(スタンススコア0.75)、学生の扶養の問題も指摘しました。そのうえで、学生の特定扶養控除についても、配偶者特別控除のように段階的に逓減させる仕組みとすべきだと提案しました。これに対し加藤大臣は、年収要件の引上げについて三党で議論中であると答弁しました。また高井氏は、百三万円の壁は所得控除であるため高所得者ほど恩恵が大きくなると指摘し、欧州では税額控除に移行していると述べました。提示された内容の範囲では、具体的な結論や決定事項は示されておらず、年収要件の引上げは三党での議論が続いている段階です。
我が党は百三万円の壁の引上げに基本的には賛成の立場なんですけれども、十九歳から二十一歳の学生さんを想定した場合、アルバイトをして百三万円を超えると税金がかかってくる。
百三万円の壁の百七十八万円への引上げとガソリン暫定税率廃止の三党合意をめぐり議論が行われました。空本誠喜委員は、百七十八万円に上げても百三十万円超で手取りが減る試算を示し、厚生労働省がこれを認めました。空本委員は百三万円の壁の引上げ自体には賛成の立場です。長友慎治委員は、百七十八万円を最低賃金の一・七三倍に基づく根拠があるとして引上げを求め、ガソリン減税の年内結論も要望しました。補正予算への賛否は税制改正大綱次第との考えも示しました。橋本幹彦委員は、百七十八万円まで非課税とすることを極めて妥当と評価しました。石破総理は、労働供給や手取り、将来の給付を総合的に考え政府として検討すると答弁し、引上げ時期については予算編成に必要であり十二月中旬までに結論を出すべきと述べました。賛否は明示しませんでした。加藤大臣は、ガソリン減税は自動車関係諸税全体の見直しで検討中とし、時期の明言は控えました。
百三万円の壁の見直しにつきましては、私たち国民民主党は、最低賃金の上昇率を基に、控除額を百七十八万円に引き上げるよう求めています。
まさに物価高で苦しんでいる国民にとっては、この十五万円というのは、少ないかもしれないですけれども、この十五万円に課税しないということは極めて妥当だというふうに思いますけれども、総理、百七十八万円という水準についてはどのように受け止めていらっしゃるでしょうか。
まず、私たち日本維新の会は、この百三万円の年収の壁については引き上げていくべきだろうと考えています。
足して二で割ればそれでいいとか、中間線でそれでいいとかいう話にはなりません。
百三万円の壁の見直しと財源をめぐり、財源の確保可能性と引上げ水準が論点となりました。長友慎治委員は、使い残し予算9.1兆円と税収上振れ4.2兆円を挙げ、基礎控除引上げに伴う減収は対応可能であり、壁の解消は財源論ではないとして賛成の立場を示しました。橋本幹彦委員も、生存権に基づく施策であり税収を理由に見送るのは筋違いだとして引上げを支持し、百七十八万円の水準への受止めを質問しました。石破茂総理は、壁の突破を意義ある経済政策として同意する一方、財源への言及は限定的で、歳出・税収見積りの厳格化を答弁しました。また、水準については物価か賃金かを議論中であると述べ、地方税収減への対案も求めました。加藤勝信委員は、過去に財源なしの例があるが今は状況が違うと指摘し、財源確保に慎重な立場でした。結論や決定事項は示されていません。
ですが、この百三万円の壁の解消については、これは財源論ではないんだと私たちは考えております。
そもそも、この百三万円の壁の引上げというのは、先ほどもありましたけれども、憲法二十五条の生存権に淵源がある施策であるので、税収を事由に引き上げないというのはちょっと筋が違う話です。
ですけれども、今までにない経済政策としてそれは大きな意義を持つものだということは、私も同意をいたします。
ただ、あの頃の財政事情と税収というのは今と全然違う状況だったということが一つあるというふうに思います。
百三万円の壁の引上げに伴う経済効果の試算とEBPMの推進が議論されました。加藤勝信大臣は、減収試算は七〜八兆円で粗い試算であり、就業調整の緩和効果は考慮されていないと認め、議論の参考にはなるとの中立的な立場を示しました。橋本幹彦議員は精緻な試算の欠如を批判し、EBPMのさらなる推進を求めました。長友慎治議員は、減税のプラス効果を織り込まない政府試算は過大だとして見直しを促しました。石破茂議員は、消費や税収増を見込んだ精密な試算の必要性を認める肯定的な立場でした。平将明大臣は、各府省庁にEBPM統括責任者を置き、政策立案へのEBPMの徹底を進めていると答弁し、問題意識を共有すると述べました。
本来は、証拠に基づく政策立案、EBPMをもっと推進していく、よりしっかりとした調査や推計に基づいた政策立案を行っていく必要があると思いますけれども、総理、御見解はいかがでしょうか。
政府試算の減収幅は、減税によるプラスの効果を織り込めば、どう考えても過大だというふうに考えますが、この点についての総理の見解を伺います。
私も、EBPMは、自民党でまず真っ先にこういった問題意識を持って、プロジェクトチームをつくって、ずっと関わってまいりました。
計算というのは、そういうふうに精密にしていかねばならないものだと思っております。
ただ、この推計自体は、実際どういう形で減税するかということが決まっていないわけでありますから、大変粗い数字である、粗い試算であって、相当な幅でもって見ていただく必要があるというふうに考えておりますが、議論するに当たっては一つの参考にしていただけるものと考えております。
百三十万円の壁対策と被扶養者認定の恒久化の公平性について議論されました。空本誠喜委員は、被扶養者認定における収入から交通費を除外するよう通知の見直しを求め、壁対策に前向きな立場(賛成寄り)を示しました。これに対し福岡資麿厚生労働大臣は、交通費を除外することについて、公平性や実務面の課題があるとして慎重な検討が必要であると答弁し、やや反対の姿勢を示しました。両者の間で、交通費を認定収入から除くか否かという点で立場が分かれましたが、今回提示された議論の範囲では、交通費の除外に関する結論や決定事項は示されていません。
百六万円・百三十万円の壁対策と被用者保険の適用拡大について議論されました。阿部司委員は、百六万円の壁を撤廃すると手取りが減るとの問題を指摘し、その対応として給付による補填を提案しました。壁撤廃の方向性には賛同する立場で、スタンスは賛成寄りの中間(0.60)です。これに対し福岡資麿厚生労働大臣は、適用拡大は重要であると認めつつ、就業調整の現状にも言及し、留保的な立場を示しました(0.60)。また福岡大臣は、年金部会において労働者の保険料負担割合を下げる特例についても議論中であると答弁しました。提示された範囲では、重要な結論や決定事項は示されていません。
立憲民主党の予算修正案について、暫定税率廃止、給食無償化、処遇改善、および歳出改革による財源確保が論点として挙げられています。ただし、今回提示された材料では議論の要点が抽出されておらず、各項目の具体的な内容や財源の詳細は確認できません。発言者のスタンスとしては、黒岩宇洋氏が賛成の立場(スコア0.90)を示しています。その根拠として、基金の圧縮と能登復興予算の積み増しを内容とする修正案への応諾を積極的に求めている点が挙げられています。他の発言者の立場や、結論・決定事項については、提示された材料からは確認できません。
これは、簡単に言いますと、昨日も議論になった基金、約一・三兆円、これは過大な部分は少し圧縮して、その代わり、能登の復興予算を一千億積み増すというものですから、これについては是非、やはり与野党伯仲しているんですから、我々の後ろにも皆さんの後ろにも多くの国民がいる、その国民から私らが送られてきたこの国会の中で、熟議の、新しい議論をして、そして新しい結論を導いていく。
給付付き税額控除の導入検討が議論されました。空本誠喜委員は、税と社会保障の一体化の観点から導入を考えるべきだと求め、賛成の立場を示しました。阿部司氏は、長期的に導入を視野に入れると表明し、前向きではあるものの検討段階にあるとしています。高井崇志氏は、所得控除より税額控除が効果的であり、税額控除や消費税減税、現金給付の方が簡素・公平・効率的だと総理に迫りました。これに対し石破総理は、その考えは取らないと答え、決めつけの議論は公平でないと述べました。加藤勝信財務相は、従来の答弁から認識は変わらないと述べ、慎重で消極的な姿勢を示しました。今回の議論で、導入に関する具体的な結論や決定事項は示されていません。
私たちは、次の社会保険の壁について、やはり、税制と社会保障制度一体化を考えるならば、給付つき税額控除を考えるべきだろうというふうに考えています。
つまり、所得控除よりも、ここで言うヨーロッパのゼロ税率とか税額控除の方がより効果的なんです。
そのときの答弁と、基本的に今の状況認識、私自身は変わっているところはございません。
私たち日本維新の会は、現役世代の社会保険料の負担軽減、そして百六万円の壁を越えて働いた場合の給付措置などを緊急経済対策として発表してまいる予定でございますし、また、より長期的には、マイナンバーを活用した給付つき税額控除の導入なども視野に入れております。
能登半島地震・豪雨からの復興に関し、農地に堆積した土砂の撤去と財源確保が論点となりました。総理は、農地の土砂撤去について直営施工方式を活用する考えを示し、農林水産省が制度の周知を徹底すると答弁しました。一方、三木委員は、複合災害に応じた財源を確保するため、補助率や起債充当率の引上げを要望しました。スタンスデータは提示されておらず、賛成・反対・中立の別は確認できません。また、予備費の交付金化については、提示された要点に具体的な議論内容が含まれていません。決定事項として示されたものはなく、総理の答弁は直営施工方式の活用方針と周知徹底にとどまります。
このテーマでの明確なスタンス表明はありませんでした
自民党による非公認候補への支援と公認の在り方が論点となりました。橋本幹彦委員は、無所属候補に対する自民党の実質的な支援について、公認と非公認の区別を曖昧にするものだとして批判し、反対の立場を示しました。これに対し石破茂総理は、当該支援は選挙のためではなく党活動として行ったものであると説明し、支援自体は政党活動として擁護しました。一方で、寄せられた批判については留意すると答弁し、批判を招かぬよう配慮する姿勢も示しました。本テーマに関して、結論や決定事項として示されたものはありません。
自衛官の人材確保と処遇改善について、退官後の処遇と部隊の精強性の観点から議論がありました。石破茂総理は、五十六歳で退官した後の第二の人生においても自衛官が誇りを持てるようにするため、国民的な共感を得ることが大事だと答弁しました。中谷大臣は、精強性を保つために幹部の資質向上や士気向上の方策を幕僚で検討していると述べました。スタンスの面では、橋本幹彦氏が退官後の処遇を大事な問題と評価し、おおむね賛成の立場(スコア0.70)ですが、その根拠となる材料は断片的です。石破総理は、退官後の処遇や国民の尊敬を得るための合意の重要性に言及して支援に前向きな立場(スコア0.75)を示しました。今回提示された内容では、具体的な結論や決定事項は示されていません。
日本原水爆被害者団体協議会(被団協)のノーベル平和賞受賞と政府の対応が議論されました。岡田委員は被団協の授賞式に触れ、核のタブー形成に対する授賞であるとして敬意を表しました。岡本三成委員は受賞を祝う立場から、被団協の代表を官邸に招いて労をねぎらうよう求めました。石破茂総理は、受賞を本当にすばらしいことと述べ、被団協の証言活動を意義深いと高く評価しました。そのうえで総理は受賞に感謝を述べ、代表者を官邸に招くための調整を進めると答弁しました。提示された発言では、いずれの発言者も受賞に肯定的な立場であり、反対や中立の意見は示されていません。
規制改革の推進と既得権益への対応が議論されました。阿部司委員は、既得権益に忖度せず規制改革を断行すべきだと明確に主張し、政府が規制改革に消極的ではないかと質問しました。これに対し石破茂総理は、経済的規制は撤廃すべきとの原則に賛成の立場を示しつつ、規制改革が既得権益を損ない選挙に不利に働くという事実を説明し、既得権益が障害になると指摘しました。また阿部委員は混合診療解禁等の具体案を実現する意思を質問しました。平将明大臣は、内閣として技術進化に合わせた規制改革に積極的に取り組むと表明し、ドローン、自動運転、AI分野の規制改革について答弁しました。提示された材料には、結論や決定事項は含まれていません。
親の所得による教育機会の格差と、その固定化が論点となりました。前原誠司委員は、親の所得によって進学率が変わり、格差が固定化されていると指摘し、教育機会の格差が生涯賃金の格差につながることを問題視しました。スタンスデータでは、同委員のスコアは0.80で、この問題への対応を求める立場として示されています。これに対し、石破茂総理は、格差の再生産は良くないと答弁し、希望する教育を受けられるべきだと述べました。総理は教育格差が格差の再生産を生むとして否定的に評価しており、スコアは0.20です。両者は、親の所得に左右される教育格差を問題とする認識を共有しています。提示された材料には、具体的な施策や決定事項は含まれていません。
訪問介護の基本報酬引下げと事業者支援が論点となりました。早稲田ゆき委員は、訪問介護事業所の消滅や基本報酬引下げを批判し、九九%が反対とのアンケート結果を紹介して、引下げは間違いだったと強く反対しました。また、補正の五・四万円が独り歩きしていると指摘し、人件費への充当の徹底を求めました。老健局長は、五・四万円は常勤換算の積算上の額で、配分は事業所の判断によると説明しました。田村智子氏も、四月のマイナス改定を遡って元に戻すよう要求し、倒産は過去最多だと述べて反対の立場を示しました。石破総理は、訪問介護の重要性を認識しており、人材確保と処遇改善に努力すると答弁しました。福岡資麿大臣は、引下げ維持を前提に、処遇改善加算の取得促進、同行支援の強化、常勤化支援で対応すると答弁しました。報酬引下げを元に戻すといった決定事項は示されていません。
農林水産予算の拡充と食料安全保障について議論されました。空本誠喜委員は、農林水産予算が他の安全保障分野に比べて少ないと指摘し、予算を四兆円規模へ増強するよう政府に求めました。空本委員のスタンスは賛成(スコア0.95)で、増額を明確に要望する立場です。これに対し石破茂総理は、農業予算を充実させるよう努力し、食料安全保障に配意すると答弁しました。石破総理のスタンスは賛成寄り(スコア0.78)ですが、根拠となる発言は1件のみです。両者とも予算の拡充という方向性では一致していますが、答弁では具体的な金額や時期への言及はありませんでした。本議論において、予算額に関する決定事項は示されていません。
選択的夫婦別姓と旧姓使用拡大の在り方について議論されました。民事局長は法制審議会の答申を重く受け止め、国会での議論を踏まえて対応を検討すると答弁しました。一方、林官房長官、鈴木法務相、石破総理は、賛否についての個人的見解の表明を控えました。黒岩宇洋委員は、閣僚の六割が賛成との調査結果を示したうえで、現行制度を強制的夫婦同氏と呼び、選択的夫婦別姓を認める民法改正案の審議を求めましたが、総理からの答弁はありませんでした。田村智子氏は、夫婦同姓を強制しているのは日本だけであると指摘し、自民党が導入を妨害していると批判して実現を強く支持しました。黒岩氏と田村氏は賛成の立場、石破総理は立場を示さず中立の扱いです。会議では、法案審議の開始など具体的な結論や決定事項は示されませんでした。
遺族年金の非課税と老齢年金課税の公平性について議論されました。三木圭恵議員は、高齢者の課税状況を平等に扱うことが大切であると主張し、公平化に前向きな立場(賛成寄り)を示しました。これに対し福岡資麿大臣は、遺族年金は予期できないリスクに対する給付であるため非課税とされており、課税関係の違いは不公平には当たらないと答弁し、現行制度を擁護する立場(反対寄り)を示しました。また福岡大臣は、課税体系の変更は影響が大きいため慎重な精査が必要であると述べました。総理も同旨の考えを示したうえで、世帯像の変化を踏まえて検討すると述べました。提示された範囲では、具体的な制度変更の決定は示されていません。
避難所の生活環境改善とスフィア基準に沿った運営について議論が行われました。浮島氏は、イタリアのTKB等、避難所の生活環境整備に関する好事例を紹介し、石破総理に所感を問いました。これに対し石破総理は、備蓄拠点を立川のみに置くのではなく全国7か所に分散させる方針を示し、ロジスティクスを強化する旨を答弁しました。なお、発言者の賛否を示すスタンスデータは提示されておらず、各発言者の賛成・反対・中立の立場は確認できません。また、今回提示された材料の範囲では、決定事項として明示されたものはありません。
このテーマでの明確なスタンス表明はありませんでした
防災・事前復興における関係人口の活用について、ふるさと住民登録のように地域との関係を見える化する仕組みが取り上げられました。坂井学大臣は、このような関係の見える化は災害対応力の向上や地域強靱化の観点から意義があると答弁しました。スタンスデータでは、坂井大臣は賛成寄り(スコア0.85)と示されており、その根拠は、関係人口の増加を極めて有意義と評価し、防災面での支援を表明している点にあります。一方、反対や中立の立場を示した発言者は、提示された材料には含まれていません。また、具体的な制度の決定事項や結論は、提示された範囲では示されていません。
こういった関係人口を増やす取組は極めて有意義なことであると考えておりまして、防災面でも支援していきたいと思っております。
防災庁の設置と防災立国をめぐり、防災庁の意義と組織のあり方が議論されました。石破茂総理は、防災庁の意義について、経験と知識の蓄積、および全国で対応できる体制の整備にあると答弁し、災害対応体制の整備は国家の当然の責任であると述べて設置に積極的な立場(賛成)を示しました。赤澤亮正大臣は、防災庁に各省への勧告権限を持たせるなど縦割りを乗り越える組織づくりを進めると答弁し、防災立国を早急に実現すべきだと明確に主張しました(賛成)。橋本幹彦議員は、防災庁の意義に関する総理の説明に共感し、これを共有すると発言しており、賛成寄りの立場です。提示された範囲では反対や中立の発言者は確認されず、具体的な決定事項も示されていません。
その上で、国民の生命、身体、財産を守り抜くためには、防災業務の企画立案機能を抜本的に強化し、本気の事前防災というものに取り組むとともに、大規模災害発生時における政府の統一的な災害対応の司令塔としての機能を担う防災庁の組織づくりを進め、人命最優先の防災立国を早急に実現することが必要であると思っています。
別に強大な権限を振るうとかそういうことではなくて、北海道から九州、沖縄まで、どこで災害が起こってもきちんとした対応ができる体制をつくるというのは、国家として当然の責任だと私は思います。
まさに今総理がおっしゃったところは、私も共有するところであります。
高齢者が保有する金融資産から生じる金利収入の増加と、金融所得に対する分離課税の活用が論点となりました。吉良州司氏は、高齢者の金融資産の金利収入増と分離課税を、資産の少ない高齢者の生活支援に充てる案を自ら提案し、この案に賛成の立場を示しました。これに対し石破茂総理は、首肯すべき点は多いと述べて一定の理解を示し、為替や内需型経済の観点から問題意識を述べました。ただし、為替政策には踏み込まず、立場は明確ではなく中立的です。提示された範囲では、この件に関する具体的な結論や決定事項は示されていません。
各論点で政府側から対応方針や検討姿勢が示されたものの、百三万円の壁、消費税、政治資金などの多くは具体的な結論には至りませんでした。委員長は各会派一巡の基本的質疑の終了を宣言しており、議論は引き続き検討段階にあります。
この要約はAI(自然言語処理モデル)を用いて生成しています。 要約の精度向上に努めていますが、解釈の違いや誤りが含まれる可能性があります。
必ず元の議事録本文もご確認ください。