本会議は、公立学校教員の給与等に関する特別措置法(給特法)等の改正案を議題とし、教員の処遇改善・働き方改革・定数改善を軸に、内閣総理大臣も出席して広範な議論が行われた。
本会議での議論の要点をAIが要約したものです。
日野紗里亜委員(国民民主党)が、スクールカウンセラー(SC)・スクールソーシャルワーカー(SSW)の常勤配置の必要性を強く訴えた。日野委員は、現状の非常勤・複数校兼務体制では「待ちの支援にとどまり根本的な課題解決につながらない」と指摘し、継続的な伴走支援のために常勤配置が不可欠であると主張した。また、財政面だけでなく、学校現場での専門職との連携設計の不備も課題として挙げた。あべ俊子文部科学大臣は、SCやSSWが教員と連携してチームで支援することの重要性を認め、事例をウェブサイトに掲載して各教育委員会に周知していると答弁し、引き続き教育相談体制の充実に努めると述べた。
中学校三十五人学級の実現
美延映夫委員(日本維新の会)が、スクールローヤーなどの専門人材を活用し、教師が教育に専念できる体制の構築を主張した。美延委員は、精神疾患による休職者が過去最多を更新し続けている現状を踏まえ、過剰な苦情や不当な要求への対応支援は「絶対に重要だ」と述べた。望月禎初等中等教育局長は、スクールローヤーを含む専門家の活用について都道府県での配置実績はまだ少ないとしつつ、今後もスクールローヤーの更なる活用を含め自治体への助言・支援を継続すると答弁した。石破茂内閣総理大臣も、不当な要求は教師のみでは解決困難であり、教育委員会・首長・警察・専門家と連携した支援体制が重要と答弁した。
保護者それから地域住民とともに、スクールローヤー等の専門人材を活用することにより、教師は教育に専念すべきであると私は考えているんですけれども、特に、学校、教師が担う業務に係る三分類に基づき業務の役割分担や適正化を進めるためには、保護者や地域の力が重要です。
今後、こうした過剰な苦情や不当な要求を行う保護者等への対応に関しまして、スクールローヤーの更なる活用も含めて、自治体が考えることに対しまして、文部科学省としても、そうした助言や指導等、あるいは支援等を継続してまいりたいと考えているところでございます。
政府といたしましては、教育委員会や首長、首長部局などによる支援体制構築に向けたモデル事業の実施、そして好事例の普及、弁護士さんなど法曹の活用に向けた手引の作成、相談支援などを行っておるところでございまして、引き続き、そのような先生方の御負担というものを減らすべく、必要な取組は進めてまいるところでございます。
日野紗里亜委員(国民民主党)が、不登校対応における継続的な伴走支援の必要性を訴えた。日野委員は、現状では不登校の子供たちに継続的に関われているのは担任の教員のみであると指摘し、信頼できる第三者として継続的に伴走できるカウンセラーやソーシャルワーカーの常勤配置が不可欠と主張した。非常勤体制では「つらかったら無理せず休もうね」という声がけしかできず、子供にとって適切な支援策を判断して継続的にケアを行うことが困難であると述べた。
だからこそ、学校の中に信頼できる第三者として継続的に伴走できるカウンセラーやソーシャルワーカーの存在が必要だと思っています。
萩生田光一委員(自民党)が、令和七年度中に義務標準法改正案を国会に提出し令和八年度から中学校三十五人学級を実現するよう大臣に確約を求めた。あべ俊子大臣は「令和八年度から財源確保と併せ中学校における三十五人学級への定数改善を行うこととしており、今年度中に義務標準法改正案を国会に提出すべく準備を進める」と明言した。うるま譲司委員(日本維新の会)は必要な教員数(約一万七千人規模)の確保と財源措置の実現可能性を問い、望月局長は各自治体の採用動向を丁寧に把握しながら進めると答弁した。坂本祐之輔委員(立憲民主党)は教職員定数改善計画の再開を要望した。浮島智子委員(公明党)は石破総理に「速いテンポで完成させるよう力強いリーダーシップを」と求め、石破総理は「速いテンポで完成させる」と表明した。田村貴昭議員(日本共産党)は三十五人学級の前倒し達成と三十人以下学級を目標とすることを主張した。
令和八年度から、財源確保と併せまして、中学校における三十五人学級への定数改善を行うこととしておりまして、今年度中に義務標準法の改正案を国会に提出すべく、しっかりと準備を進めてまいります。
令和七年度中に義務標準法改正案を国会に提出をし、令和八年度から中学校の三十五人学級を実現するべきと提言していますが、改めてこの場で今年度中に義務標準法改正案を国会に提出すると大臣から確約をいただきたいと思いますが、いかがですか。
教育界の悲願であった中学校三十五人学級は、来年度から速やかに速いテンポで完成させる必要があります。
速いテンポで完成させるということが必要でございまして、政府として取組を進めてまいります。
この教員定数の改善というのが本当に肝だと思っておりますので、是非よろしくお願いいたします。
私からは、この第八次の教員定数改善計画を再開していただくことを強く要望させていただき、質疑を終了いたします。
小学校は次なる目標に三十人以下学級を定めるべきではありませんか。中学校も前倒しで三十五人学級を達成して、目標年次を定めて、達成に向けての計画をやはり作るべきだと思います。
あべ俊子大臣が、今年度から中学校における生徒指導担当教師の拡充について、四年間で計画的な定数改善を図ると答弁した。坂本委員への答弁の中で、具体的な定数改善の取組の一つとして言及されたものであり、萩生田委員への答弁と合わせ、教職員定数の計画的改善の例示として示された。
今年度からは、小学校における教科担任制の四年生への拡充、新採用の教師の持ち時間の軽減、また中学校における生徒指導担当教師の拡充について、新たに四年間で計画的な定数改善を図ることとしておりまして、文科省としては、委員御指摘のように、今後とも計画的な教職員定数の改善にしっかり取り組んでまいります。
日野紗里亜委員(国民民主党)が主務教諭の新設について質疑した。あべ俊子大臣は、主務教諭は一定の経験と知識を有する中堅層の教諭が任用され、一校当たり一〜二人程度の配置を想定していると説明した。選考基準・配置人数は任命権者である各都道府県・政令市の判断によるものとした。田村貴昭議員(日本共産党)は、主務教諭の新設は学校現場の階層化を進め、教員同士が対等な立場で協働することを困難にするおそれがあると批判し、懸念を示した。
美延映夫委員(日本維新の会)が、大阪府の教育基本条例を例に挙げつつ、人事評価をしっかり行いボーナス査定等に反映すべきと主張した。あべ俊子大臣は、頑張っている教師が適正に評価されて処遇に反映されることはモチベーション向上に重要と述べ、各教育委員会に対して人事評価の実施と結果をボーナス等に反映するよう引き続き指導を徹底すると答弁した。
川内博史委員(立憲民主党)が、公立幼稚園教員も給特法の対象であるにもかかわらず教職調整額を支給していない自治体があるとして、文科省による網羅的把握と徹底した指導を求めた。川内委員は「教職調整額を支払わない自治体は法律違反だ」と強く主張した。望月禎局長は、全国的な調査による網羅的把握はしていないと認めつつ、今後は教職調整額を含む公立幼稚園教諭等の給与の状況について把握していくと答弁した。
浮島智子委員(公明党)が、優れた授業実践を共有するプラットフォームと教育データベースの整備について、文科省・教職員支援機構・国立教育政策研究所などが一体となって取り組むべきと主張した。あべ俊子大臣は、これまでも実践事例集・動画の公表や全国教員研修プラットフォームの運用、公教育データ・プラットフォームの構築を行ってきたと説明した上で、今後は各機関と連携しながら最先端の実践事例の積極的収集・公開、優れた事例の分析・研究、研修コンテンツの刷新などの必要な改善を行うと答弁した。
授業実践が共有されるプラットフォームの形成と教育データベースをしっかりと整備をして、多様な子供たちへの効果的な授業実践、そして支援、その効果を科学的に分析、共有する仕組みが必要であり、文部科学省や教育委員会、国立教育政策研究所あるいは教職員支援機構などが一体となって取り組むべきだと考えますけれども、あべ大臣のお考えをお聞かせ願いたいと思います。
今回は、中央教育審議会におきましての議論も受けまして、教職員支援機構や国立教育政策研究所とも一層緊密に連携をさせていただきながら、最先端の実践事例の積極的収集と公開、また、現場の実践にも活用できる優れた事例の分析と研究、研究コンテンツの刷新、一覧性の向上なども含め、必要な改善をしっかりと行ってまいりたいというふうに思います。
高橋英明委員(日本維新の会)が、国民投票をまだ一度も実施していないことは「国民の権利を奪っているようなものだ」と述べ、憲法改正・国民投票の実施を強く訴えた。石破茂総理は、憲法改正について有権者に問うのは議員の義務であると述べ、国民投票法を大変意義あるものと評価した。また、主権者たる国民が権利を行使できるようにするのは立法府に籍を置く者の義務であると表明した。自主憲法制定についての質問には、全ての条文について自分なりの見解を持ち国民に問いかけていくことが憲法改正の機運醸成につながるとの認識を示した。
浮島智子委員(公明党)が、デジタル・サイエンス・アート・スポーツ・発達支援など多様な専門性を持つ人材が教育学部に入り直さずに普通免許を取得できるよう、教員免許法の大幅な見直しが不可欠と主張した。あべ俊子大臣は、現在、中央教育審議会において教師に求められる役割の転換を踏まえ、大学の教職課程や教員免許制度の在り方について制度の根本に立ち返って議論していると述べ、その結果を踏まえて関係法令の見直しも含め改革を進めると答弁した。
日野紗里亜委員(国民民主党)が、民間企業で女性雇用が着実に進む一方で、公立小中学校の教員採用試験における女性受験者数が二〇〇〇年と二〇一九年の比較で大幅に減少している実態を指摘し、制度の硬直性改善が必要と主張した。茂里毅総合教育政策局長は、直近五年分では大きな変化は見られていないと述べつつも、産休・育休代替教員について正規教員も国庫負担対象とする制度改正を行ったと答弁し、計画的な人員配置などを通じ女性が働きやすい環境づくりに取り組むと述べた。日野委員は、一部自治体で男女別の受験者数や採用者数を把握していない実態も指摘し、全自治体での把握を求めた。
給特法改正案をめぐり、各委員から多角的な議論が展開された。大石あきこ委員(れいわ新選組)は、現行の給特法も労基法も守られていない違法状態を固定化するとして改正案・修正案双方に強く反対し、速やかな法律遵守と時間外手当支給を求めた。田村貴昭議員(日本共産党)は、業務量管理義務づけのみでは長時間労働は解消できないと批判し、給特法廃止・残業代支給・教員増が必要と主張した。日野紗里亜委員(国民民主党)は、今回の法改正だけでは自治体格差が縮まらず国が明確に支える姿勢が必要と批判的に指摘した。眞野哲委員(立憲民主党)は教員の長時間労働・ブラック企業化を指摘し、働き方改革の見直しが必要と主張した。浮島智子委員(公明党)は三分類徹底・処遇改善・質向上を一体で進めなければならないと述べ、萩生田光一委員(自民党)は給特法改正を働き方改革推進の抜本的見直しの第一歩と位置づけ、現場改革継続を誓った。
言ってきたこの三分類を徹底し、そして、教師が教師でなければできないことにしっかりと、給与を上げるのももちろんです、でも、上げるだけでおしまいではなくて、質の向上、そして働き方改革、全てを一体としてやっていかなければならないと思いますので、どうか大臣、リーダーシップを発揮して、よろしくお願いいたします。
給特法と労基法を遵守し、公立学校の教員が定時に帰れるようにすることです。
やはり、これだけ長時間仕事をしなければならない、給料もそんなに高くない。今、民間企業に就職すると、例えば東京ですと、もう三十万、四十万、五十万という時代ですよね。
私は、これは、給特法が働き方改革を推進する法律となる抜本的な見直しの第一歩だと思います。
教員の長時間労働の是正は待ったなしであります。そのために国がやるべきことは、教員数の定数を抜本的に増やすこと、そして、年間授業時間そのものを減らして業務量を削減することです。しかし、本法案は、教育委員会に業務量管理・健康確保措置実施計画の策定を義務づけるのみとなっています。これでは教員の長時間労働はなくせません。
そのために必要なのは、国が自治体に対して単に委ねるのではなく、明確に支えるといった姿勢、これを示すことが必要であると思います。
浮島智子委員(公明党)が、学校業務の三分類を徹底し、教師が教師でなければできない業務に集中できるようにすることが働き方改革の目的だと主張した。石破茂総理は、三分類に基づく業務の精選・見直し、標準を大きく上回る授業時数の見直し、校務DXの加速化などを進め、時間外在校等時間を縮減することが重要と答弁した。
学校の働き方改革の目的は、我々がずっと提案してきました学校業務の三分類、これをしっかりと徹底し、教師が教師でなければできない業務に集中できるようにして、教材研究又は研修等に取り組む余白を確保することによって、子供たちの特性や関心に応じた教育の充実を図ることにあると私は思います。
先生方の負担軽減を図る観点からは、業務の仕分を行いました、学校、教師が担う業務に係る三分類、これに基づきます業務の更なる精選、見直し、標準を大きく上回る授業時数の見直し、校務DXの加速化、これらを進めてまいりますとともに、学校の指導、運営体制の充実により、教師の時間外在校等時間を縮減するということが重要であると考えております。
坂本祐之輔委員(立憲民主党)が、米価高騰に伴い給食費への影響が深刻化しているとして、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の活用を全国自治体に呼びかけるよう求め、交付金だけでは支援し切れない場合は速やかに新たな対策を講じるよう求めた。あべ俊子大臣は、昨年十二月に教育委員会等に対して本交付金の積極的な活用を通知済みであり、今後も周知を図ると答弁した。高校生の昼食への影響については、一部自治体で交付金が活用されていると紹介しつつ、高等学校は学校給食法の義務教育諸学校とは異なる扱いであることを説明した。
うるま譲司委員(日本維新の会)が、学校運営協議会の全国推進と教員の構成員参加を制度的に位置づけて支援機能を強化すべきと求めた。茂里毅局長は、現在、公立学校の六割に導入されており増加傾向にあると説明した上で、外部性の観点から教職員は委員とせず連携協力を図ることが望ましいとしつつ、教職員が参加して業務改善につながった好事例を示しながら有効な取組を推奨すると答弁した。美延映夫委員(日本維新の会)は、学校運営協議会を活用して保護者・地域の理解・協力を得ることが働き方改革に不可欠と主張した。
川内博史委員(立憲民主党)が、教育公務員特例法改正案に盛り込まれた学級担任への義務教育等教員特別手当の加算について質疑した。望月禎局長は、学級担任の職責の困難度等に応じた加算の必要性を説明し、文科省令を参酌しつつ条例で定める仕組みになっていると説明した。川内委員は、加算を行わず一律に支給するこれまでの条例の在り方も法違反ではないことを周知すべきと求めた。望月局長は一律支給が直ちに法令違反とは言えないと認め、今回の手当創設の趣旨も踏まえた対応を自治体に周知すると答弁した。
津村啓介委員(立憲民主党)が、年間標準総授業時数の削減・担当授業時数の削減・学習指導要領記載のスリム化をパッケージで進めるべきと主張した。石破茂総理は、日本の授業時数は主要先進国と比べて突出して多いわけではないと述べつつ、次期学習指導要領の検討では記載のスリム化や標準授業時数の柔軟運用が議論されていると説明した。津村委員から「四割の子供が多いと言っている」と指摘を受けた総理は、過度な負担にならないようにすることは重要としつつ、内容の充実との両立を図る観点から議論されているとの認識を示した。浮島智子委員(公明党)は、次期改訂では一人一人に焦点を当てたきめ細かい指導に必要な教職員定数・整備・運営費の充実を改訂議論と同時に進めるべきと主張した。
次の改訂において重視するきめ細やかな指導に必要な教職員定数や学校整備、学校運営費の充実を、改訂の議論、それと一緒に進めていかなければならないと思っておりますけれども、あべ大臣の決意をお伺いさせていただきたいと思います。
子供と教師の双方の負担を軽減するために、小中学校の年間の標準総授業時数の削減、教育職員一人当たりの担当授業時数の削減、そして、現在進行形で中教審で改訂の議論が進んでおります学習指導要領の記載のスリム化などをパッケージとして、教職員の働き方改革につながる学習指導要領の見直しにしていくべきと考えます。
御指摘いただきました次期学習指導要領に向けた検討におきましては、学習指導要領の記載のスリム化、各教科の標準授業時数の柔軟な運用など、働き方改革にも資するような教育課程の改善の方策が議論されている、このように認識をしておるところでございます。
あべ俊子大臣が、今年度から小学校教科担任制の四年生への拡充など計画的な定数改善を実施すると答弁した。萩生田光一委員(自民党)は、専科を増やしマンパワーを現場に入れることが必要と主張し、小学校高学年教科担任制の強化を評価した。
西岡義高委員(国民民主党)が、就職氷河期世代は採用倍率が十三倍超に達するなど、なりたくてもなれなかった教員が多く、免許取得者が百万人以上いると指摘し、国がリーダーシップを取って積極採用を進めるよう求めた。石破茂総理は、四月二十五日の関係閣僚会議において就職氷河期世代の教師としての積極的な採用に向けた検討を関係閣僚に指示したと述べ、引き続き取組継続を表明した。
津村啓介委員(立憲民主党)が、持ち帰り業務の実態を国が責任を持って把握すべきと主張した。石破茂総理は、持ち帰り業務は行わないことが原則として周知されてきたとした上で、その実態がある場合には校長や教育委員会が把握に努め改善に向けて取り組む必要があるとし、国としても指導の徹底を図ると答弁した。
給特法の仕組みをめぐり、時間外手当支給の是非について委員間で立場が対立した。大石あきこ委員(れいわ新選組)は、労基法違反を解消するため速やかに時間外手当を支払うべきと強く主張した。田村貴昭議員(日本共産党)も、超勤四項目以外の時間外労働について労働時間を把握し残業代を支給すべきと主張した。これに対し、あべ俊子大臣は、給特法の仕組みは中教審での審議を経て現在においても合理性を有するとされたとして維持する立場を取り、時間外手当ではなく教職調整額で対応すると答弁した。萩生田光一委員(自民党)も、時間外勤務手当ではなく給特法の精神を尊重しながら教職調整額を一〇%以上にすることが適切と主張した。
速やかに時間外手当を払う。給特法上問題があるからなる理由で、労基法に違反してはいけません。
四項目以外の時間外労働について労働時間を把握して、そして残業代を支給すべきではありませんか。
給特法におきましては、こうした職務の特殊性を踏まえた上で、時間外勤務手当ではなく勤務時間の内外を包括的に評価するものとして教職調整額を支給することになっておりまして、今回、中央教育審議会におきましては、一年以上にわたりまして給特法の法制的な枠組みを含めまして総合的に御審議をいただきまして、給特法の仕組みは現在においても合理性を有しているとされたものでございまして、こうしたことも踏まえまして、今回、給特法を維持した上で、処遇改善、働き方の改革の更なる加速化のための仕組みを構築することを盛り込んだ改正案を提出しているところでございます。
時間外勤務手当ではなく、むしろ給特法の精神を尊重しながら、教師の職責にふさわしいベースアップとして教職調整額を一〇%以上にする、我が党はそういう結論に至りました。
あべ俊子大臣は、今回の法案によって各教育委員会が働き方改革に関する計画を策定・公表する仕組みを構築し、更なる加速化を図ると答弁した。眞野哲委員(立憲民主党)は、平日も土日も教育に忙殺される現状を具体的に紹介し、働き方改革が最も遅れている分野が教員であると主張した。
大石あきこ委員(れいわ新選組)が、過去九年で三十八件の過労死認定があったことを示し、ただ働きを解消し法律を守ることで過労死を防ぐべきと主張した。眞野哲委員(立憲民主党)は、過労死はあってはならない状態と明言し、安全配慮義務・健康確保措置の強化を求めた。あべ俊子大臣は、業務量管理・健康確保措置実施計画のPDCAサイクルを通じて取組の実効性を担保すると答弁した。
津村啓介委員(立憲民主党)が、令和十一年度までに月三十時間程度への削減目標を給特法改正附則に明示するよう提案した修正案を紹介した。石破茂総理は、将来的に月二十時間程度を最終目標とし、まず今後五年間で月三十時間程度に縮減することを目標としていると答弁し、必要な取組を行うとした。田村貴昭議員(日本共産党)は、業務量管理・健康確保計画の策定義務づけだけでは長時間労働はなくせないと批判し、給特法廃止・教員増が必要と主張した。
私たちは、昨年十二月二十四日の財務大臣と文部科学大臣によるいわゆる大臣合意に示された、令和十一年度までに平均時間外在校等時間を月三十時間程度にまで縮減する旨の削減目標をこの給特法改正案の附則に明示をして、さらに、自治体が見通しを持って取組を進めることができるように、政府としての取組の工程を具体的に示していくことが必要と考えていますけれども、総理の御見解を伺います。
教員の長時間労働の是正は待ったなしであります。そのために国がやるべきことは、教員数の定数を抜本的に増やすこと、そして、年間授業時間そのものを減らして業務量を削減することです。しかし、本法案は、教育委員会に業務量管理・健康確保措置実施計画の策定を義務づけるのみとなっています。これでは教員の長時間労働はなくせません。
時間外在校時間につきましては、将来的には、先生方の平均時間外在校時間を月二十時間程度に縮減することを目指しております。まずは、今後五年間で月三十時間程度に縮減するということを目標としておるところでございます。
あべ俊子大臣が、定数改善計画という名称にかかわらず、義務標準法の改正による計画的な改善に取り組んできたと述べ、今後も継続すると答弁した。うるま譲司委員(日本維新の会)は教員定数の改善が「本当に肝だ」と強調した。坂本祐之輔委員(立憲民主党)は第八次教員定数改善計画の再開を強く要望すると明言した。田村貴昭議員(日本共産党)は子供の数が減る今こそ教員を増やし、三十人以下学級を目標にすべきと主張した。
日野紗里亜委員(国民民主党)が、男女別の受験者数・採用者数を全自治体で把握するよう求め、女性が安心して長く働き続けられる職業となるための環境構築を訴えた。一部の自治体では男女別の把握がなされていない実態があることも指摘した。
今後、どの自治体においても男女別の調査を行って、しっかりと誰もが安心して長く働き続けられる職業となるために環境構築していただきたいと思います。
浮島智子委員(公明党)が、次期学習指導要領の改訂と一体で、きめ細かい指導に必要な教職員定数・整備・運営費の充実を進めるべきと主張した。石破茂総理は、計画的な定数改善に引き続き取り組むと答弁した。萩生田光一委員(自民党)は、少子化の時代こそ教員を増やして専門性を高め子供と向き合う時間を増やすべきと主張した。
坂本祐之輔委員(立憲民主党)が、参考人の佐久間教授の発言を引用しつつ、第八次の教員定数改善計画の再開を強く要望した。うるま譲司委員(日本維新の会)は、定数改善計画が策定されなかったことで教員不足の悪循環が生じたとして計画的整備を求めた。あべ俊子大臣は、計画という名称にかかわらず義務標準法改正による計画的改善を行っているとして、計画再開の必要性には直接同意せず、今後も計画的な改善に取り組むと答弁した。
私からは、この第八次の教員定数改善計画を再開していただくことを強く要望させていただき、質疑を終了いたします。
この教員定数の改善というのが本当に肝だと思っておりますので、是非よろしくお願いいたします。
教職員定数につきましては、定数改善の計画という名称にかかわらず、義務標準法の改正によりまして、複数年度にわたる計画的な定数改善を行っているところでございまして、具体的には、平成二十九年から十年間で通級指導、また日本語指導の基礎定数化を行うとともに、また、令和三年からは五年間で小学校三十五人学級の計画整備、また、令和四年からは三年間で小学校高学年における教科担任制を推進するなど、計画的な改善をしてきたところでございまして、加えまして、今年度からは、小学校における教科担任制の四年生への拡充、新採用の教師の持ち時間の軽減、また中学校における生徒指導担当教師の拡充について、新たに四年間で計画的な定数改善を図ることとしておりまして、文科省としては、委員御指摘のように、今後とも計画的な教職員定数の改善にしっかり取り組んでまいります。
教職調整額を四%から一〇%に引き上げる今回の改正について、各委員から様々な評価が示された。日野紗里亜委員(国民民主党)は「過労死レベルで働く教員に対して一%ずつ上がるだけでは胸を張れない」と批判した。田村貴昭議員(日本共産党)は三二〜四〇%に引き上げなければ本来もらえる額にはほど遠いと批判した。眞野哲委員(立憲民主党)は四%から一〇%への引上げはないよりあった方がいいとしつつ、元々の賃金への不満は解消されないと条件付きの評価にとどめた。美延映夫委員(日本維新の会)は一〇%の根拠が一九八〇年度のデータであり現状に鑑みればもっと高くすべきと疑問を呈した。萩生田光一委員(自民党)は給特法の精神を尊重しながら教職調整額を一〇%以上にする結論に至ったと表明した。
時間外勤務手当ではなく、むしろ給特法の精神を尊重しながら、教師の職責にふさわしいベースアップとして教職調整額を一〇%以上にする、我が党はそういう結論に至りました。
今回、教職調整額を四%から一〇%に引き上げると言いますけれども、仮にこれを六年間で達成されても、残業代にすると月二十時間程度なんですよね。本来もらえる額からはほど遠いわけです。
今回の法改正で何がすぐに変わるのかといえば、正直なところ、教職調整額が一%上がる、すぐ変わるのはこれだけなんですよね。
今回、四%から一〇%まで毎年一%ずつ、しょぼいアップをするところは、ないよりもあった方がいい。
この七・四二%という数字は、一九八〇年度のものであり、当時と比べて学校を取り巻く環境の現状を鑑みれば、教員給与の優遇分はもっと高くするべきだと思いますが、人材確保法による処遇改善後の水準を基準とした理由について、文科省に教えていただけますでしょうか。
給特法の在り方をめぐって議論が交わされた。大石あきこ委員(れいわ新選組)は、給特法を守るために不払い残業するという論理は成立しないとして速やかな改正を求めた。田村貴昭議員(日本共産党)は給特法を廃止して残業制度を適用し時間外労働に適切に報酬を支払うことが必要と主張した。川内博史委員(立憲民主党)は給特法が教員の足かせになっているのではないかという問題意識を持ちながら態度を検討してきたと述べた。石破茂総理は、給特法廃止・抜本見直しも含めてゼロベースで検討すべきとの問いに対し、月二十時間程度になるまで幅広く課題整理を行うと答弁した。
今の給特法に問題があるなら変えればいいんですよ。でも、変えなくて違法状態に、給特法違法状態になっていたとしても、時間外手当を払わなければいけないんです。
教員の長時間労働を是正するためには、給特法を廃止して、教員に残業制度を適用し、そして時間外労働に対して適切に報酬を支払う、この整備をすることが何よりも大事です。
私どもは給特法というものが足かせになっているのではないかという思いを持ちながら、しかし、この法案に対してどのような態度を取るのかということをしっかりと考えながら議論を進めてきたというところでございまして。
給特法について、今、津村さんが御指摘になったように、様々な議論があることはよく承知をいたしております。まずは、時間外在校などの時間が月二十時間、この程度に達するまでに、幅広い観点から諸課題の整理を行ってまいりたいと考えております。
眞野哲委員(立憲民主党)が、教育委員会が策定する業務量管理・健康確保措置実施計画の公表は重要としつつ、計画が守られない場合の措置や責任所在の明確化を求めた。望月局長は各教育委員会が責務を負うとしつつ、責任所在の一元的な特定は難しいと答弁した。
公表自体はとても重要です。しかし、計画を守らなければ、守ってもらわなければ意味がありません。その計画がもし実施されなかった場合はどのような措置を取られますか。
あべ俊子大臣が、全教育委員会が業務量管理・健康確保措置実施計画を策定・公表し、PDCAサイクルで改善を図る仕組みを構築すると答弁した。眞野哲委員(立憲民主党)は計画策定と公表の重要性を認めつつ、未実施時の責任所在の明確化を強く求めた。田村貴昭議員(日本共産党)は、計画策定義務づけのみでは長時間労働解消の展望が示されていないと批判した。
今回の法案におきましては、各教育委員会が自ら定めました計画の実施状況を毎年度公表すること、そして、首長が設置する総合教育会議への報告をすることを義務づけておるところでございます。
給特法の本来の趣旨は、教員の業務量の適切な管理と健康福祉を確保するために機能しなければなりません。今回の改正では、業務量管理、そして健康確保の措置の実施計画、この策定、計画の実施状況を公表することとなっております。
業務量を管理する、健康を管理すると。では、それによってどれだけの超勤が減っていくのか、そういう展望が全然示されていないじゃないですか。だからこれは問題があるんですよ。
萩生田光一委員(自民党)が、高校無償化などの教育無償化の議論が今回の教員関連予算を含む他の教育予算に影響を与えないことを石破総理に明言するよう求めた。石破茂総理は「教育無償化により教育の予算が減るということがあってはならない」と明確に答弁し、政府全体として歳出歳入両面の措置によって安定的・恒久的な財源を確保する必要があると述べた。
美延映夫委員(日本維新の会)が、教頭のなり手不足の最大原因は雑務の多さとして、副校長が教育外業務を担い教頭は教育に集中できるよう分担することで教頭の負担を減らすべきと提案した。あべ俊子大臣は、副校長・教頭の業務が年々肥大化しており、令和四年度勤務実態調査でも在校等時間が最も長時間であると認め、副校長・教頭マネジメント支援員の配置充実等も踏まえ、管理職も含む学校における働き方改革の加速に取り組むと答弁した。
各学校において副校長を置いて、今もうされているところがありますけれども、副校長がいわゆる学校協議会の事務局であるとか保護者対応であるとか、いわゆる教育と離れた面のことは副校長が担当してもらい、教頭先生というのは、もう本当に教育に係ることをしっかり担当して、分けて、学校によっての人数もあるでしょうけれども、それをしっかりやっていくべきであって、それで教頭先生の負担を減らすということが必要だと私は思うんですけれども、大臣、どうでしょうか。
文科省といたしましても、こうした副校長、教頭の業務を支援する副校長・教頭マネジメント支援員の配置充実等も踏まえまして、引き続き、管理職も含む学校における働き方改革の加速に取り組んでまいります。
あべ俊子大臣が、校長の人事評価に働き方改革の観点を位置づけ、マネジメント能力を身につけた校長の取組が着実に働き方改革につながるよう取り組むと答弁した。日野紗里亜委員(国民民主党)は、過酷な環境を乗り越えてきた校長が自らの価値観で部下に同様の働き方を求めないよう、共感力・傾聴力・対話力といった資質を国がしっかり求めていくことが重要と主張した。
あべ俊子大臣が、全教育委員会が業務量管理・健康確保措置実施計画を策定・公表し、総合教育会議への報告を義務づけると答弁した。眞野哲委員(立憲民主党)は計画の策定と公表は重要と認めつつ、未実施時の責任所在の明確化を強く求めた。
茂里毅局長が、産休・育休代替教員について正規教員も国庫負担対象とする制度改正を行い、計画的な人員配置を進めると答弁した。日野紗里亜委員(国民民主党)への答弁の中で、女性が働きやすい環境を整える観点からの施策として言及された。
産休や育休を取得する教員の代替者につきまして、給与費の国庫負担の対象を臨時講師に限定せず、正規教員である場合にもその対象とするという制度改正を行ったところでございます。
うるま譲司委員(日本維新の会)が、学校では学校医が産業医の資格を有していない場合が多いとして、労働安全衛生法に基づく産業医の選任が必要と主張した。また、教職員の所属は学校単位ではなく教育委員会単位で考えれば五十人以上の規模となることも指摘した。望月禎局長は、産業医の選任などを含む労働安全衛生管理体制の整備充実を引き続き指導していくと答弁した。
大石あきこ委員(れいわ新選組)が、現状では給特法も労基法も守られておらず、直ちに遵守するよう強く求めた。田村貴昭議員(日本共産党)は、給特法がある限り超勤四項目以外の残業代は請求できず、労働者として当然保障されるべき権利が阻害されていると批判した。石破茂総理は「法律を守るのは当然のことだ」と答弁した。
眞野哲委員(立憲民主党)が、三位一体改革によって義務教育費国庫負担金の国庫負担割合が二分の一から三分の一に引き下げられたことが教職員の処遇改善が進まない大きな要因だとして、国庫負担割合を二分の一に戻すべきと主張し、地方交付税では実際には教員人件費に充てられない問題を指摘した。あべ俊子大臣は、三位一体改革での国庫負担引下げは地方の裁量拡大を図ったものであり教師の処遇を引き下げたものではないとして、交付税措置が講じられているとの見解を示し、見直しに否定的な立場を取った。
大石あきこ委員(れいわ新選組)が、教師の残業の九割が給特法で超勤命令が認められていない超勤四項目以外であり、これは給特法違反状態だと強く批判した。田村貴昭議員(日本共産党)は、さいたま地裁判決においてテスト採点等が時間外労働として認定されたにもかかわらず残業代請求が認められなかったことを挙げ、四項目以外の時間外労働についても残業代を支給すべきと主張した。眞野哲委員(立憲民主党)は、時間外在校等時間が「自主的・自発的」とされる整理に疑問を呈し、残業時間としての認定を問いただした。望月局長は、給特法の制度的枠組みにより通常の残業時間とは異なる整理がなされていると説明した。
現状、教師の残業の九割は、その超勤四項目以外で成り立っている。だから、学校の先生は、時間外で超勤四項目以外、ほとんどの時間外の労働で埋め尽くされて、息も絶え絶えになって、一万人以上の学校の先生が精神疾患などで休まざるを得ないというような状況をもたらしていて、この罪は、元凶は文科省にあるのですから、しかるべき財源をつけて、早急にこの二つの法律の違反状態を解消するしかないのです。
テストの採点業務というのは教員の自主的な活動なんですか。違うでしょう。教員としての必須の仕事ではないんですか。四項目以外の時間外労働について労働時間を把握して、そして残業代を支給すべきではありませんか。
文科省は時間外等在校時間を自主的又は自発的な時間と整理していますが、これは残業時間としては考えていませんか、いるんですか。
浮島智子委員(公明党)が、子供たちの集団の学びと個別学習を行き来する中で「一人一人に光が当たり、子供が生きる喜びに輝いている」輝き教育を提唱し、その実現のための施策を一体的に進めるよう求めた。あべ俊子大臣は、輝き教育の実現のため次期学習指導要領の検討と環境整備も含め総合的に対応すると答弁した。
我々はかねてから、子供たちの集団の学び、そして実体験等の個別学習を行き来する中で、一人一人に光が当たり、子供が生きる喜びに輝いている、輝き教育というのを提唱してまいりました。
子供たち一人一人の可能性を最大限伸ばす輝き教育、これを実現していくために、新たな時代にふさわしい学びの構築、子供たちを指導する教師への対応、いわゆる次の世代の学びを支える学習基盤の整備等に一体的に取り組んでいく必要があると考えておりまして、こうした取組を一層推進しながら、質の高い、きめの細やかな教育を実現できるよう、学校の働き方改革に集中的に取り組んでいくなど、今般の改正法案に盛り込まれた施策の具体化に全力で取り組むとともに、中央教育審議会におきます次期学習指導要領の検討と併せまして、その趣旨が実現可能な環境整備も含めて総合的にしっかりと対応してまいります。
津村啓介委員(立憲民主党)が修正案の一つとして不当な要求等を行う保護者等への支援策を盛り込んだことを紹介し、政府の方針を問いただした。石破茂総理は、不当な要求は教師のみでは解決困難であり、教育委員会・首長・警察・専門家と連携した支援体制が重要と答弁し、モデル事業や弁護士等法曹の活用に向けた手引作成・相談支援などを行っていると述べた。美延映夫委員(日本維新の会)は、精神疾患休職者が過去最多を更新し続ける中で過剰な苦情や不当な要求への対応支援は「絶対に重要だ」と主張した。
こうしたことも踏まえれば、過剰な苦情や不当な要求を行うような保護者への対応に関する教師の負担軽減を進めていくことが、これは絶対重要だと思うんですけれども、先ほど言いましたスクールローヤーの活用も含めた保護者対応の負担軽減に向け、文科省はどのようにお考えなんでしょうか。
この間、この文科委員会の審議におきまして立憲民主党の阿部祐美子議員を始めとする複数の同僚議員から、学校における保護者や地域また一部教員間の不当な要求や過剰な苦情も学校運営上の大きな課題になっているという議論が行われてきました。
保護者の方々からの不当な要求など、先生方、教師のみでは解決が難しい事案というものがございます。これが教師の方々の大きな御負担となっておりまして、教育委員会や首長、首長部局、警察、専門家などと連携した支援体制をつくっていくということが重要であると考えております。
大石あきこ委員(れいわ新選組)が、時間外の部活動指導が労基法上の労働時間に該当するかどうかをめぐって文科省・厚労省に確認した。あべ俊子大臣は、所定勤務時間外の部活動指導は給特法の仕組みにおいて労基法上の労働時間には当たらないと答弁した。一方、尾田進厚労省審議官は、労働時間の該当性は個別具体的に判断されるものであり公立学校教員にも同じ考え方が適用されるとして一律の回答を差し控えた。大石委員はこの答弁をもって可能性がゼロではないと受け止めた。
坂本祐之輔委員(立憲民主党)が、部活動を地域移行するのではなく外部指導者確保により学校内に残しつつ教員負担を減らすべきと主張した。あべ俊子大臣は、急激な少子化で学校単位での部活運営が困難になったとして地域展開を進めているとし、指導者確保や地域の課題に対応する多様な取組を支援していると答弁した。萩生田光一委員(自民党)は、やりたい教師には部活指導をやってもらっていいとして、ライフステージに合わせた柔軟な制度設計を提案した。
私は、地域移行せずに、学校の中に部活動は残しても教員が指導しなくていいように指導者だけ外部から来ていただく、そして、人数の少ない部活は今もやっておりますが、周辺の学校同士で合同チームをつくる、それだけで教員の部活の負担は減りますし、人数の少ない部活も、全てとは言えませんが、存続できるものもあろうかと思います。
学校が行ってきたこれまでの部活動から地域全体で支えるという新たな仕組みに変えていく、部活動の地域展開を私ども進めているところでございますが、これは子供たちのための改革でございまして、学校における働き方改革、また、我が国のスポーツの発展にも資するものと私ども考えているところでございます。
部活動の話が度々中学校で出ますけれども、教師のやりがいという意味では、やりたい教師には是非やってもらっていいと私は思っているんです。
給特法改正案をめぐり、教職調整額の引上げや業務量管理計画の義務づけといった改正内容の評価は委員によって大きく分かれ、給特法・労基法の遵守を求める意見や廃止・抜本見直しを求める意見も示された。中学校三十五人学級の令和八年度からの実現については大臣・総理が明言し、教員定数の計画的改善・働き方改革の加速化に向けた取組の継続が政府から表明されたが、財源確保の具体的道筋や自治体間格差の是正については引き続き課題として残された。
この要約はAI(自然言語処理モデル)を用いて生成しています。 要約の精度向上に努めていますが、解釈の違いや誤りが含まれる可能性があります。
必ず元の議事録本文もご確認ください。
給特法改正案をめぐり、教職調整額の引上げや業務量管理計画の義務づけといった改正内容の評価は委員によって大きく分かれ、給特法・労基法の遵守を求める意見や廃止・抜本見直しを求める意見も示された。中学校三十五人学級の令和八年度からの実現については大臣・総理が明言し、教員定数の計画的改善・働き方改革の加速化に向けた取組の継続が政府から表明されたが、財源確保の具体的道筋や自治体間格差の是正については引き続き課題として残された。
○萩生田委員 おはようございます。自民党の萩生田光一です。 久しぶりに文部科学委員会で質問に立たせていただきました。 我が党では、この問題について特命委員会をつくり、当時政調会長だった私自ら特命委員長になりまして、ここにいらっしゃる多くの我が党のメンバーと共に何度も議論を重ねてきました。 我々は、教師という職業は尊い仕事だと思っています。私、よく申し上げるんですけれども、その先生との出...
○あべ国務大臣 委員のおっしゃるとおり、本当に総合的に教師を支えていく体制が必要でございまして、自民党の令和の教育人材確保に関する特命委員会からいただきました御提案も踏まえまして、令和八年度から、財源確保と併せまして、中学校における三十五人学級への定数改善を行うこととしておりまして、今年度中に義務標準法の改正案を国会に提出すべく、しっかりと準備を進めてまいります。
| モデル | Claude (Anthropic) |
|---|---|
| 要約方式 | 抽出+要約 |
| 対象範囲 | 議事録 全文 (約89,387文字) |
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