農林水産委員会では、江藤拓農林水産大臣を中心に、畜産・米政策・水産・防疫など農林水産分野の幅広い課題が議論されました。ランピースキン病の防疫と経営支援、鳥インフルエンザ対策、配合飼料価格の高止まりと国産飼料への転換、酪農家戸数の減少が取り上げられました。米については水田活用交付金の見直しや五年水張り要件、備蓄米放出の運用、米価高騰時の情報発信が論点となりました。また、改正基本法における所得の位置付け、農林水産関係予算の確保、新規就農者の支援、クロマグロの漁獲枠配分、昆布の不漁対策、能登半島地震・豪雨からの復旧復興も議論されました。質疑には紙智子氏、舟山康江氏、田名部匡代氏、徳永エリ氏、松野明美氏、窪田哲也氏、寺田静氏らが立ちました。
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全78テーマ ・ 紐づく質疑88件
食料システムにおける適正な価格形成と流通効率化
PFASの農畜水産物実態調査と輸出・地域産業への影響について議論されました。調査については、安岡参考人が農畜水産物14品目を対象とした実態調査を今年度末まで行い、令和7年度に早期公表を目指すと答えました。これに対し、寺田静氏は、PFAS調査が輸出の推進や地域の酒造りに悪影響を及ぼすことへの懸念を示し、大臣に目配りを求めました。寺田氏のスタンスは慎重な姿勢で、賛否のスコアは0.30です。提示された範囲では、調査の実施と公表時期に関する答弁があったものの、懸念への具体的な対応や結論・決定事項は示されていません。
こうしたところ、もちろんこれからの調査の結果次第でもあるとは思いますけれども、輸出、農作物のこの輸出を推進するに当たって妨げにならないかというところを心配をしているところです。
アニマルウェルフェアの普及と消費者理解の醸成が議論されました。江藤拓大臣は、飼養管理指針の普及と定着を優先する考えを示し、消費者理解を進める方策としてシンポジウムの開催、資料の作成、ホームページ等での発信を挙げ、普及啓発に前向きな意向を示しました。これに対し寺田静委員は、消費者理解のための広報は国が担うべきであり、予算を掛けて普及啓発を行うよう求め、この方向性に賛成の立場を示しました。両者とも普及啓発の推進という方向性では一致しています。なお、大臣の前向きな姿勢を示す根拠は発言1件のみです。提示された範囲では、広報に充てる予算措置などの具体的な決定事項は示されていません。
カレントアクセスの全量輸入見直しに向けた関係国との協議について議論されました。江藤拓大臣は、バター等のカレントアクセスは輸入の義務ではなく機会提供であるが、実際には全量が入っていると説明しました。また、国内事情を踏まえ、国際交渉の場で議論の俎上に上げることに後ろ向きであってはならないと述べました。一方で、廃止にはウルグアイ・ラウンド合意国全ての了承が必要であり困難とも答弁しており、立場は中立寄りです。田名部匡代議員は、状況の変化を踏まえ、相手国への申し入れを真摯に検討すべきと主張し、見直しに前向きな立場を示しました。紙智子議員は、全量輸入は不要であり、生産者に需給調整を負わせるべきでないと主張し、見直しに賛成の立場を示しました。会議では、見直しに向けた具体的な決定事項は示されていません。
それであれば、この十三万七千トンを全量入れる必要はないというふうに思いますし、この需給調整をやっぱり生産者にさせるべきでないと思うんですよ。
私は、もう義務だからそれは無理なんですよ、約束事ですからということじゃなくて、やっぱり国内産業をどうやって守っていくのかということを考えたときに、まさに自民党の皆さんが過去におっしゃっていたように、この変化に鑑みて、やっぱりこれでいいのかどうか、相手に対して何かやっぱり言っておく、言っていくべきことがあるのかないのか、そこは真摯に検討されるべきではないかなというふうに思いますけど、どうですか。
日本として、様々な機会をつかまえて、日本の国内情勢はこういうことであるから、かつてこういう合意をしたけれども、我々としてはこういう方向性を示していきたいということをやはり議論の俎上に上げるということについては、私は後ろ向きであってはならないと思っています。
クビアカツヤカミキリの被害防止対策について議論されました。紙氏は、被害が梅の産地へ拡大していることに危機感を示し、格段の対策を求めました。これに対し江藤拓農林水産大臣は、同害虫は繁殖力が強く駆除が難しいと説明したうえで、自治体と連携して対策を講じる考えを答えました。江藤大臣の立場は、駆除の困難さを認めつつ対策に取り組む姿勢であり、賛否のスタンスデータでは0.60と、やや賛成寄りの中立的な位置づけです。ただし、この評価の根拠となる発言は1件のみです。提示された材料の範囲では、具体的な対策の内容や経営支援の方法、決定事項は示されていません。
都道府県、当該市町村の協力も必要ですから、しっかり連絡を取りながら対策を講じてまいりたいと思います。
クロマグロの漁獲枠の配分と沿岸漁業者への配慮が議論されました。江藤拓大臣は、今回の配分は沿岸に配慮した内容であり、くろまぐろ部会の設置など前回の反省を生かしたと述べ、肯定的な立場を示しました。また、1月から大臣許可漁期が始まるため、今の時点での決定が適切だったと答弁しました。これに対し紙智子氏は、沿岸漁業者から寄せられた1万2千筆を超える署名を挙げ、沿岸漁業者との協議の継続と、沿岸漁業への配分増を求めました。紙氏は沿岸への配慮に強く賛成する立場です。両者とも沿岸への配慮自体は重視しており、江藤大臣は現行の配分でそれが図られたとし、紙氏はさらなる配分増を求めています。なお、配分の見直しなどの決定事項は提示された材料には含まれていません。
スマート畜産技術の導入と若手の担い手確保について議論されました。畜産クラスター事業では、分娩監視装置、発情発見機、自動給餌機などの導入や作業の外部化が支援されるとの説明がありました。大臣は、発情発見機の活用で分娩間隔が短縮され、一年一産が可能になることが若者の関心につながると述べました。松野明美議員は、スコア0.75で賛成寄りの立場です。若者がスマート畜産に触れる機会が必要であるとして、導入の進め方を質問しました。なお、提示された材料の範囲では、結論や決定事項は示されていません。
やっぱり若い方々に畜産を通してスマート畜産に魅力を持つとか、そういうような機会というのもやっぱり必要なんじゃないかなと思うんですが、若者たちとスマート農機具、スマート畜産との触れ合う機会、そういうのはどのように進めていかれるのか、つくっていかれるのかということをお尋ねいたします。
チーズ向け生乳の減少と国産ナチュラルチーズの販路拡大が議論されました。松本参考人は、猛暑により生乳生産が低迷し、乳業が牛乳や生クリームの供給を優先したため、チーズ向けの生乳が減ったと説明しました。これを受け、徳永エリ氏は、世界コンテストで入賞した国産チーズを消費者が買える環境づくりと、ジャパン・チーズの発信を求め、販路拡大に前向きな立場(賛成)を示しました。江藤拓大臣も、受賞を国として応援する必要があるとして支援に前向きな立場(賛成)を示し、航空会社など民間との連携を働きかけると答えました。提示された範囲では、具体的な数値目標や新たな制度の決定には言及されておらず、国による応援と民間連携の働きかけが答弁として示されたにとどまります。
ランピースキン病の発生に伴う牛肉輸出停止の解除について、輸出先ごとの状況が説明されました。香港・豪州・台湾向けについては、協議の結果、輸出を継続できることになったと説明されました。米国向けについては、ワクチン接種県からの輸出が当面制限される一方、非接種県からの輸出は継続されるとされ、制限の緩和に向けて協議を進めると説明されました。発言者のうち安岡澄人氏は、賛成寄りの立場(スタンススコア0.80)を示しており、その根拠は、輸出制限の更なる緩和に向けて協議に取り組む姿勢を示している点にあります。提示された材料の範囲では、反対や中立の立場を示した発言者は確認できません。また、米国向けの制限緩和については協議を進める段階にとどまっており、解除の時期などの決定事項は示されていません。
引き続き、ワクチン自体は非常に安全なものでございますので、更なる制限緩和に向けて、そういった協議についてもしっかり取り組んでいきたいと考えております。
ランピースキン病の発生に伴う防疫対応と経営支援が議論されました。発生状況として、福岡県で19事例、熊本県で2事例が確認されたこと、水際対策は難しいことが説明されました。安岡澄人参考人は、隔離や自主淘汰、ワクチン接種、再導入、生乳の廃棄処理、吸血昆虫の防除について支援を行うと説明しました。生乳出荷や牛の移動の自粛要請に対しては、再導入費や消毒への支援、公庫資金の融通を行うと答えました。また、新しい病気であることから、症状の写真の共有や早期通報を促す情報発信を行うとの答弁がありました。スタンスデータでは、安岡参考人は再導入支援や廃棄処理、防除対策など幅広い支援を実施すると説明した点を根拠に、賛成寄り(スコア0.75)とされています。
あわせて、そういう発生した農家に対する支援として、自主淘汰をされた場合の再導入の支援であるとか出荷自粛中の生乳の廃棄処理、さらには媒介する吸血昆虫の防除対策、そういったことを、幅広い様々な支援を行っているところでございます。
中山間地域等直接支払制度による支援と条件不利地域への対応が議論されました。舟山康江氏は、平地と中山間地域の米生産費に一俵あたり4240円の差があることを示し、条件不利への支払いの理念を制度に盛り込むよう見直しを求めました。江藤拓大臣は、同制度には集落への支援と人への支援の両面があると答弁し、条件不利補正の考え方に賛同しました。また、農業生産の4割が中山間地域で行われ、離農率が高い現実を直視すべきだと述べました。寺田委員は、中山間地域では離農率が高く、直接支払が届かないまま放棄地が増え、人里と山の境界が失われると指摘しました。スタンスデータでは、江藤氏(0.75)、舟山氏(0.70)がいずれも条件不利補正や中山間地域支援に賛成の立場です。本データには、制度見直しに関する具体的な決定事項は含まれていません。
令和九年度以降の水田政策見直しと水田活用交付金の見直しが論点となりました。江藤拓大臣は賛成寄り(スコア0.70)の立場で、現行の五年水張りを解決策ではないとし、利用者と納税者の双方が納得する内容に見直したいと述べました。見直し案は自民党にも未提示であり、まず省内で若手も含めて議論し、批判に耐える骨格を示した上で、熟議の国会として各党に諮る意向を示しました。飼料用米については、多収品種の単価を維持し、一般品種は令和八年産まで段階的に引き下げ、九年度以降は根本的に見直すとされました。具体的な見直し内容や決定事項は、提示された範囲では示されていません。
そういう批判がないように、納税者の方々、それから生産者の方々の双方の御理解がいただけるような見直しにしたいと考えております。
備蓄米放出ルールの運用柔軟化と食糧法の制約が論点となりました。高橋光男委員は、備蓄米を民間へ貸与して後に返還させる機動的な仕組みを提案し、運用柔軟化に前向きな立場を示しました。紙智子氏は、大凶作以外でも米が品薄の際に備蓄米を放出できる柔軟な運用への変更を求め、賛成の立場でした。松野明美氏は、放出基準の分かりにくさを指摘して運用の見直しを促し、柔軟化に前向きな立場でした。これに対し江藤拓大臣は、食糧法上の定義や価格変動への影響を挙げ、貸与の仕組みについては省内で検討して結論を出すと答えました。また、紙氏の求める運用変更については、食糧法の規定上、法改正が必要であり運用改善の範囲を超えると答弁し、慎重な立場を示しました。
やっぱり米が不足しているとか品薄のときにも備蓄米を放出できるような柔軟な対応が必要じゃないかと思うんですけど、これは変えられるんじゃないかと思うんですけど、いかがですか。
それは、今回の事態が再発しても機動的に対応できる、政府備蓄米の機動的な活用でございます。
様々御議論の中でこの運用を変えるということであれば、やはり法改正にまで踏み込まないとできませんので、運用改善というところではちょっとのりを越えてしまいますので、もうその先の話にまで踏み込まないとなかなか難しい話であるというふうに私は理解いたしております。
この在り方、備蓄米のこの基準というのがなかなか分かりにくいというんですね。
優良和子牛生産推進緊急支援事業の継続と交付の迅速化が論点となりました。松本参考人は、六十万円事業の継続を慎重に検討したうえで、支払手続の早期化を図ったと答えました。窪田哲也氏は、事業の予算確保と継承を求め、補填金の交付を速やかに行うよう要望するとともに、月別での交付も検討するよう求めました。窪田氏のスタンスは賛成寄り(スコア0.95)で、根拠は事業の予算確保・継承と交付の迅速化を明確に求めている点です。提示された範囲では、事業の継続や月別交付について最終的な結論や決定事項は示されていません。
しっかり予算確保をして、事業を継承して、そしてお願いしたいのが、なかなか、発動しているけれども、それは振り込みが遅いという、一生懸命やっていただいているんでしょうけれどもなかなか届いていないという、そういう声が多いんですね。
共同利用施設の再編・集約化への支援について、施設整備支援の拡充と予算の継続が論点となりました。高橋光男委員は、共同利用施設整備に対する支援の拡充を評価し、来年度以降も当初予算で継続的に確保するよう求めました。これに対し江藤拓大臣は、県が関与することで補助率が六割に引き上がることを説明し、補正予算分を繰り越して新年度予算と重ねて活用する考えを示しました。江藤大臣は施設の更新を合理的と評価し、継続的な政策として位置づける趣旨にも言及しています。スタンスデータでは、江藤大臣が賛成寄り(スコア0.80)、高橋委員も賛成寄り(スコア0.75)とされ、両者とも支援の拡充と継続を肯定する立場でした。提示された範囲では、反対や中立の立場からの発言は確認されていません。
加工原料乳生産者補給金および集送乳調整金の単価引上げをめぐり、算定ルールと生産現場のコスト負担が論点となりました。紙智子委員は、補給金が生産コストの上昇を反映していないと訴え、集送乳調整金についても燃油高等に見合う単価を求めました。あわせて算定方式の改善を強く求めており、引上げに賛成の立場です。これに対し江藤拓大臣は、単価は根拠法の算定ルールに縛られるとしつつ、立法府の意見を反映し、端数にもこだわって決定したいと答弁しました。引上げの明言はなく、立場は中立寄りの賛成にとどまります。会議の中で、単価の引上げに関する具体的な決定事項は示されていません。
和牛の消費ニーズの多様化と赤身肉生産の推進について議論されました。政務官は、消費者ニーズが赤身から霜降りまで多様化していることを踏まえ、肥育期間の短縮など多様な需要に応える生産が重要であると答弁しました。山本佐知子氏は、多様な需要に応える和牛肉生産の推進が重要であるとして賛成の立場を示しました。舟山康江委員は、生産側ではサシ(霜降り)を重視する志向が根強いと指摘し、消費ニーズの多様化を踏まえた政策的な後押しが必要であると主張し、賛成の立場を示しました。提示された範囲では、具体的な決定事項や結論は示されていません。
和牛の消費拡大対策と補正予算について議論されました。江藤拓大臣は、補正予算として170億円を措置し、サーロイン以外の部位も対象に含めて消費拡大を図る方針を述べ、賛成の立場を示しました。窪田哲也氏は、節約志向が強まる中で和牛を食べてもらう取組を求め、和牛の消費拡大を最も大事と述べて賛成の立場を示しました。両者はいずれも消費拡大の必要性で一致しており、反対や中立の立場を示した発言者は提示されていません。
高温障害に耐える品種の開発など、研究開発に必要な予算の確保と気候変動への対応が論点となりました。江藤拓大臣は、高温障害に耐える品種等の研究開発に対し、独立行政法人の予算は現状では不十分との認識を示し、研究開発予算は増額すべきであるという立場(賛成、スタンススコア0.90)を明確に述べました。一方、田名部委員は、研究機関の施設が老朽化しており、機材の更新や修繕が十分にできていないと指摘しました。両者の発言からは、研究開発体制の整備に向けた予算面の課題が共有されている様子がうかがえます。なお、提示された範囲では、具体的な増額の規模や時期、決定事項は示されていません。
もっとそこに予算を付けて、新しい品種であったり、この気候変動が激しい時代にあって、高温障害に耐えられる品種であったり、様々な研究開発については、機構、独法の予算については、今の予算では十分ではないというふうに認識いたしております。
国産濃厚飼料の自給率向上と飼料用米の活用が議論されました。示された説明によると、濃厚飼料自給率は平成三十年度から一ポイント増の一三%となっています。飼料用米については、生産者と利用者のマッチングや機械の整備を通じて拡大が図られているとされました。発言者のうち寺田静氏は、国産飼料の増産を支持する立場(賛成寄り、スコア0.70)を示しました。一方で、熊被害など生産上の課題があることも指摘しています。なお、本テーマでは結論や決定事項として示された内容はありません。
国産飼料をなるべく増やすということですけれども、そのトウモロコシを増やしていくにしても、北海道も秋田も熊が来て大変なんですね。
国産飼料生産の振興と自給率向上について、輸入飼料への依存構造をどう転換するかが論点となりました。窪田哲也氏は、輸入飼料から脱却し国産飼料へ転換する支援を行うべきだとして賛成の立場を示し、鹿児島県伊佐市の飼料生産受託組織を例に挙げて国産飼料の普及支援を求めました。舟山康江氏は、飼料自給率の向上を大きな課題と位置づけ、目標が未達となっている要因を問いました。江藤拓氏は、輸入依存の構造は変えるべきとの意識を示しましたが、具体策への言及は乏しい内容でした。これに対し松本参考人は、補正予算で耕畜連携や外部支援組織の運営強化を支援すると答えました。提示された範囲では、これ以外の具体的な決定事項は示されていません。
基幹的農業従事者が二十年後に約三十万人まで減少する見通しを踏まえ、担い手の確保策が議論されました。羽田次郎委員は、この急減を受け入れず、総掛かりで人材確保に対応するよう求め、立場は賛成寄りです。これに対し江藤拓大臣は、三十万人まで減るトレンドは受け入れないと述べ、政策を総動員して対応する考えを示しました。江藤大臣は、所得を確保することで担い手を確保することが政治の責任であるとも答え、同じく賛成寄りの立場です。両者は、減少見通しを受け入れず対策を講じるという点で認識が一致しています。提示された範囲では、具体的な数値目標や個別施策に関する決定事項は示されていません。
基本計画の策定における与野党の熟議と合意形成について議論されました。江藤拓大臣は、過半数割れを新しい民主主義の形が醸成される契機にしたいと述べ、多様な意見を柔軟に聞く姿勢を示しました。舟山康江委員は、基本法の野党修正案への対応を質したうえで、基本計画の策定では野党の提案にも柔軟に対応し、幅広い声を尊重するよう求め、熟議を支持する立場を示しました。これに対し江藤大臣は、基本法の修正を受け入れなかったのは党内議論を踏まえた判断だったと説明しました。両者とも熟議や多様な意見の尊重という方向性では賛成寄りの立場ですが、基本法の修正対応をめぐっては認識が分かれています。なお、舟山委員のスタンスの根拠となる発言は1件にとどまります。本テーマで明示された結論や決定事項はありません。
基盤整備・農地集約による生産性向上と地域特性に応じた農業について議論されました。江藤拓大臣は、農業者の所得向上のためには基盤整備や農地の集約が必要であると述べました。一方で、中山間地域では平地と同様の方法をそのまま適用するのではなく、地域特性に応じた農業を行う必要があるとの考えを示しました。スタンスデータでは江藤拓大臣の賛否スコアは0.70で、賛成寄りの立場と位置づけられます。その根拠は、地域特性を生かした農業構造の確立が必要であるとして、基盤整備等に前向きな姿勢を示した点です。提示された材料の範囲では、他の発言者の意見や具体的な決定事項は確認できません。
ですから、農業は、縦に長いこの日本列島の中において、地域の特性を生かした農業生産構造を確立していくことが必要なんだろうというふうに考えております。
女性農業者の経営参画と働き方改革について議論されました。江藤拓大臣は、女性が事業主となる農業経営体をもっと増やす必要があるとの問題意識を示し、この方向性に賛成の立場を取りました。松野明美委員は、女性の活躍が鍵であるとして取り組みの遅れを指摘し、推進を支持する立場から女性の活躍への取組を質しました。あわせて熊本の農業女子を紹介し、視察を求めました。また寺田氏は、農村女性が炊事・家事・農作業を担ってきた実情を紹介しました。提示された材料の範囲では、視察の要望に対する回答や具体的な施策、決定事項は示されていません。
家畜の生体輸送費の上昇と、輸送を担うドライバー人材の育成が論点となりました。徳永エリ氏は、北海道からの生体輸送費がトラック1台あたり最大11.2万円上昇していると指摘し、輸送コスト上昇への支援とドライバー人材の育成の必要性を訴え、支援に賛成の立場を示しました。これに対し江藤拓農林水産大臣は、担い手不足への懸念を含むこの指摘を大切な指摘として受け止めると答弁しましたが、具体的な施策への言及はなく、立場は中立的でした。本テーマについて、支援の実施などの決定事項は示されていません。
審議会・意見交換会における女性委員の参画拡大が論点となりました。アニマルウェルフェアに関する意見交換会では、女性委員が四名で一四%にとどまることが示されました。寺田静氏は、審議会等の男女比への配慮を要望しており、参画拡大に賛成の立場です。これに対し松本平氏(局長)は、当該意見交換会は審議会に該当しないとしつつ、今後は女性委員の参画拡大に努める意向を答弁しました。江藤拓氏(大臣)は、重要な指針を決める場にも女性の活躍の場を増やせるよう、省内で検討すると答弁し、前向きな姿勢を示しました。発言者のいずれも参画拡大に肯定的であり、具体的な数値目標や実施時期に関する決定事項は示されていません。
改正基本法における所得の位置付けと、農業生産基盤の弱体化の要因が議論されました。江藤拓大臣は、基本法に「所得」の語が入らなかった経緯を説明したうえで、所得向上に関する条文は盛り込まれているとの立場を示し、所得の明記は不要と判断して野党修正を退けました。羽田次郎委員は、改正基本法には所得確保の視点が欠けており問題が多いとして、所得という言葉も入れるべきだったと改めて批判しました。舟山康江委員は、基本法制定後の総理も所得向上に言及していることを挙げ、再生産可能な所得の確保を目標に入れる提案は妥当だったと主張しました。また江藤大臣は、生産基盤の弱体化の原因について、所得、労働環境、職業選択などが複合的に関わっているとの認識を示しました。
しかしながら、基本法採決の際、討論で申し上げたとおり、改正基本法は、農業者の所得確保の視点が欠けている点、水田の畑地化を推進し、食料安全保障に逆行している点、障害をお持ちの方の位置付けが適正でない点など、多くの問題点があることを改めて指摘いたします。
そういう意味では、私たちが、まさに再生産可能な、持続的な農業生産活動が可能な所得の確保、これをまず目標に入れるというのは、私はさほどずれた提案ではなかったんじゃないのかなと思っておりますし、
そして、我々としては、言葉としては載ってはいないけれども、この所得を増大するために必要な項目については条文の中に十分書き込んであるというふうな自信があったので、そういう理念は十分に、言葉としてはないかもしれないけど、所得向上を目指すための施策、様々条文の中に盛り込んであったので書くまでは至らなくてもいいだろうという判断で、最終的には、私が調査会長ですから、私の判断で受け入れないという判断をいたしました。
改正畜安法による系統外出荷の不公平是正について、系統外出荷や二股出荷が増加していることを不公平とする声が取り上げられました。これに対し江藤拓氏は、その声に共感を示しつつも、系統への加入を強制することは法的に不可能であると述べました。是正には消極的な姿勢で、賛否は明確ではなく、スタンスのスコアは0.40(中立寄り)です。一方、紙智子氏は系統外出荷の不公平を指摘し、法改正の見直しを急ぐよう主張しており、スタンスのスコアは0.75(賛成寄り)です。提示された範囲では、不公平是正に向けた具体的な決定事項や結論は示されていません。
政府備蓄米の無償交付について、対象をフードバンクにも拡大する方針が議論されました。山本佐知子政務官は、フードバンクへの交付拡大を推進する立場から、来年二月頃から申請受付を開始し、書類を簡素化するとともに年間複数回の配送が可能であると説明しました。松尾浩則参考人は、学校給食向けの無償交付は米飯給食の増加分が対象であり、減少分への対応は難しいと述べる一方、フードバンクも交付対象に加え、来年2月の申請開始を目指すと答えました。交付は実績の五分の一以内、上限50トンで、最大千トンを活用することが確認されました。紙智子氏は申請手続の簡素化と子供食堂等での備蓄米活用の拡大を要望し、高橋光男氏はフードバンクへの提供を評価して速やかな交付を求めました。松野明美氏は学校給食で量も含めて備蓄米を活用できるよう要望しました。
備蓄米の無償交付につきましては、子供食堂、子供宅食に加えまして、食育活動を支援するフードバンクにも新たに無償交付することとしまして、年度内の交付を目指しています。
申請手続の簡素化など、やっぱり利用しやすい仕組みにしてほしいと思うんですね。
必要な方々に速やかに行き渡るように、是非こうした声に応じていただきたいと考えますが、いかがでしょうか。
是非、政府備蓄米を、米飯給食の回数だけではなくて、その量、量も、その要請があったらこれ利用できるような、そういうようにお願いしたいんですが、これから検討になると思いますが、いかがでしょうか。
こういったことから、米飯給食の普及と直接関連しないような活用というのは難しいと思いますけれども、先ほど委員の御指摘のあった例は、多分、学校給食における食料品の価格の上昇というところで一つの原因かなというふうに思っておりまして、こういった食品等の物価高騰の対策といたしましては本年の経済対策にも重点支援交付金ということが措置されておりまして、私ども、こういった交付金を活用ということを、支援例をお示ししながら取り組んでまいりたいというふうに思っております。
新規就農者の定着率調査について議論されました。杉中淳参考人は、支援終了後三年目までの定着率を調査した結果、次世代人材投資事業では九八%であったと報告しました。一方、農の雇用事業の三年目定着率は約六〇%であると述べ、調査期間を延長して実施することを前向きに検討すると答弁しました。松野明美委員は、長期の定着率調査と離農理由の検証を求め、調査実施を推進する立場を示しました。両者とも調査の実施・拡充に賛成の立場であり、スタンスのスコアは杉中参考人が0.70、松野委員が0.80です。なお、提示された材料には調査期間延長に関する具体的な決定事項は含まれていません。
新規就農者の年齢要件の見直しと支援対象の拡大が論点となりました。徳永エリ氏は、継続期間を条件として高齢就農者も支援対象とするよう要件の見直しを求め、賛成の立場を示しました。これに対し江藤拓大臣は、親元就農の要件を大幅に緩和したこと、新規作物の導入を不要とし補助上限を六百万円に引き上げることを説明しました。一方で、年齢制限の撤廃は投資効果の面で困難であると述べ、税金を投入する以上は効果の検証が必要との認識を示しました。江藤大臣は、まず親元就農の要件緩和を行い、次のステップで検討すると答えており、慎重な姿勢でした。年齢要件そのものの見直しについては、今回の議論では決定には至らず、今後の検討課題とされています。
新規就農者の確保と担い手育成について、要点の抽出はありませんでしたが、発言者のスタンスデータから次の内容が確認できます。江藤拓氏は賛成の立場で、親元就農の要件緩和と補助上限の引き上げを説明し、支援拡充に積極的な姿勢を示しました。羽田次郎氏も賛成の立場で、親元就農に課されている厳しい要件の撤廃と支援の抜本的な見直しを求め、担い手の確保に積極的な姿勢を示しました。両氏とも親元就農に関する要件の見直しを論点としており、支援を拡充する方向で一致しています。ただし、提示された材料からは、具体的な要件の内容や補助額、結論・決定事項は確認できません。
昆布の不漁対策と藻場再生支援について議論されました。江藤大臣は、昆布が二年生であることから来年も厳しい見通しだと述べ、対応策として積立ぷらすおよび共済の活用と、補正予算の藻場再生事業7億円の活用を挙げました。江藤大臣のスタンスは支援に積極的(賛成寄り、スコア0.80)で、補正予算の藻場再生事業の活用を促しています。森参考人は、漁場保全緊急対策事業は藻場保全に使える一方、赤潮対策事業は直接の昆布支援ではないと説明しました。また、昆布の胞子の確保・保存については試験的段階にあると説明されました。提示された範囲では、新たな結論や決定事項は示されていません。
そして、その漁場を再生するには、藻場を再生しなければなりませんので、これも緊急対策事業で、補正予算で七億円積んでございますから、これを利用して、藻場の再生にも活用をしていただければと考えております。
森林整備の不足と水害の関係が論点として取り上げられました。江藤拓大臣は、林業への支援が薄くなったことで山の湛水能力が低下し、水害が厳しくなっていると述べました。この発言は、林業支援の薄さを水害激化の原因として挙げ、森林整備の必要性を示唆するものです。スタンスデータでは江藤大臣のスコアは0.85であり、賛成寄りの立場と位置づけられています。提示された材料に含まれる発言者は江藤大臣のみであり、他の発言者の賛否や反論、具体的な施策、結論や決定事項は示されていません。
今水害が非常に厳しくなっているのは、やはり林業に対する支援が薄い。
水田活用交付金の見直しと五年に一度の水張り要件をめぐり議論が行われました。江藤拓大臣は、五年に一度の水張りは会計検査院への対応としての窮余の策であり、解決策ではないと述べました。見直し案のたたき台は年明けぐらいに出したい意向を示し、白紙とは言えないが水活を根本的に見直すとして、骨子を早期に示すと答弁しました。山下委員は、農家が来年の作付けを判断するため新方針の時期を知りたがっていると質しました。紙智子氏は、五年水張り要件や畑地化の先が見えない点を挙げ、見直しを白紙に戻すよう求め、反対の立場を示しました。寺田静氏は、農家の意見を慎重に聞いて再議論するよう求め、見直しへの懸念を示しました。江藤大臣は白紙撤回を否定しつつ、廃止には慎重な姿勢でした。
海洋環境の変化を背景に、漁業共済制度の見直しと昆布漁師の経営継続対策が論点となりました。紙智子氏は、海洋環境が変化するなかで昆布漁師が経営を続けられるよう、対策の検討を求めました。これは支援強化を志向する立場で、賛否スコアは0.75でした。これに対し江藤拓大臣は、魚種ごとに課している共済への加入義務について、複数の魚種をまとめて加入できるようにする見直しを行う考えを示しました。江藤大臣も制度改善に前向きな立場で、スコアは0.75でした。両者とも見直しや支援の方向性では一致しており、対立する意見は示されていません。一方で、見直しの具体的な内容や時期、昆布漁師に対する個別の対策については、提示された材料の中では明らかにされていません。
漁船建造コストの上昇と漁船更新への支援について議論されました。田名部匡代委員は、漁船の建造費が倍増して融資枠が足りない状況を指摘し、融資枠の拡大と国の支援強化を求めました(賛成の立場、スコア0.85)。これに対し江藤拓大臣は、融資上限を引き上げたと述べるとともに、コスト上昇を踏まえて共同利用施設の補助率嵩上げの横展開を示唆しました(おおむね賛成の立場、スコア0.65)。ただし、横展開について具体策は示されませんでした。本テーマに関して、融資枠の追加拡大や新たな支援策に関する決定事項は示されていません。
災害時の温かい食事の提供とキッチンカーの活用が論点となりました。河合宏一審議官は、避難所運営指針にキッチンカーの活用を盛り込むとともに、データベースの整備を進め、キッチンカーの購入を支援する新たな交付金を創設すると説明し、賛成の立場を示しました。高橋光男議員も賛成の立場から、キッチンカーによる活動への支援と、平時からの活用を国に求めました。反対や中立の立場を示した発言者は、提示された範囲では確認できません。決定事項として、指針への盛り込み、データベース整備、新交付金の創設が政府側から説明されました。
獣害およびいそ焼けへの対策と被災地復旧をめぐる議論では、獣害やいそ焼けの脅威にどう対応するかが論点となりました。山本佐知子政務官は、獣害やいそ焼けを深刻な問題と認め、データ分析を進めるとともに科学的知見を共有していく意向を示しました。スタンスデータでは、同政務官のスコアは0.75で、賛成寄りの立場と位置づけられています。その根拠は、問題の深刻さを認めたうえで、データ分析と科学的見地の共有という具体的な取組を進める姿勢を示したことです。提示された材料の範囲では、他の発言者の見解や、具体的な数値目標、制度の決定事項は確認できません。
一方で、獣害やいそ焼けなど自然の脅威も深刻であり、こうしたデータ分析、科学的見地の共有も進めてまいりたいと思っています。
田んぼダムの取組拡大と流域治水をめぐる議論では、田んぼダム等が持つ湛水機能の多面的価値をどのように評価するかが論点となりました。江藤拓氏は賛成の立場を示し、田んぼダム等の湛水機能の多面的価値を高く評価すべきだと述べています。一方、本テーマについて抽出された要点はなく、他の発言者の賛否や、具体的な施策、結論・決定事項については提示された材料からは確認できません。
ですから、その湛水能力、その農地もそれから山林も、その多面的機能はいかに国民に大きな利益をもたらしているかということは評価されてしかるべきだと思います。
畜産分野における外国人材の確保と育成就労制度について議論されました。答弁では、育成就労制度は三年間で特定技能一号水準の人材を育成することを目的としていると説明され、ベトナム人材が活躍している事例もあると紹介されました。発言者のスタンスとして、松野明美氏は人手不足が課題であるとの認識を示しましたが、外国人材の受け入れや育成就労制度そのものへの賛否は示されておらず、立場は中立(スコア0.50)と位置づけられます。提示された材料の範囲では、結論や決定事項は確認できません。
また、先ほどもありましたが、倒産とか廃業の件数もどんどんと増加しているということで、人手不足というのはやっぱり大きな課題になっているなと思っております。
畜産物価格の決定にあたり、再生産可能な水準の確保が論点となりました。舟山康江委員は、資材高騰を反映した再生産可能な水準で価格を決定すべきだと明確に主張し、賛成の立場を示しました。窪田哲也委員も、再生産可能な価格水準の確保を明確に要望しています。これに対し江藤拓大臣は、現場の状況や立法府の意見を踏まえて適正な水準を考えると述べ、立法府の意見を丸めて結果を出すと答弁しました。ただし、賛否は明確にしておらず、中立的な立場にとどまっています。なお、今回提示された材料には、具体的な価格水準や決定事項に関する記載は含まれていません。
畜産物価格等に関する決議について、田名部委員が全会派共同提案の決議案を朗読しました。決議案の題目には、再生産可能な価格、防疫、飼料、輸出、復興などが掲げられています。採決の結果、決議案は全会一致で可決されました。これに対し大臣は、決議の趣旨を踏まえて適切に対処すると述べました。提示された材料には、個々の論点に関する各発言者の賛否や根拠を示すスタンスデータは含まれておらず、決議の具体的な条項内容や各項目をめぐる詳細な議論も示されていません。そのため、確認できる範囲は、全会派共同提案による決議案が全会一致で可決され、大臣が趣旨を踏まえた対処を述べたという点に限られます。
このテーマでの明確なスタンス表明はありませんでした
畜産経営の適正規模と飼料自給率をめぐり、規模拡大が輸入飼料への依存を強めるのではないかという点が論点となりました。舟山康江委員は、規模拡大路線に疑問を呈し、規模拡大が輸入飼料依存を強めると指摘しました。そのうえで、自給飼料で賄える適正規模を推進し、その規模を明示するよう求めました。スタンスデータでは、舟山委員の賛否スコアは0.20(0が反対、1が賛成)で、規模拡大路線に対しては慎重ないし反対寄りの立場です。提示された材料の範囲では、これに対する政府側の答弁や、結論・決定事項は示されていません。
安定的な持続可能な畜産といったときに、きちっと国産自給飼料が使える範囲の規模を改めて推進するべきではないかと、こういった疑問が出てくるわけです。
畜産経営への融資支援と畜産特別資金(畜特資金)の活用が論点となりました。江藤拓大臣は、融資の条件変更要請についてフォローアップを行うとともに、畜特資金の利用を躊躇せず勧めたいと述べ、制度活用に積極的な立場を示しました。山本啓介議員も、金融機関による寄り添った対応と畜産特別資金に関する説明の充実を求め、融資支援に積極的な立場を取りました。また、杉中参考人は、セーフティネット資金の特例を令和7年3月末まで延長したこと、および金融機関に対して償還猶予を要請したことを説明しました。提示された発言の範囲では、両氏とも賛成の立場であり、反対や中立の発言は示されていません。
直接支払制度の整理・簡素化と、食料安全保障のための基礎支払いの創設が議論されました。舟山康江委員は、農地維持のため食料安全保障基礎支払の創設を求め、予算確保を迫りました。また、中山間直払いは条件不利の補正が本来の趣旨であるとして、単価や制度設計の見直しを求めました。これに対し江藤拓大臣は、直払いの統一・フラット化という指摘を否定せず、手厚くしたいとの考えを示しました。中山間直払いが急傾斜に着目する点については、谷間の平地も不利であるとの指摘に賛同しました。一方で、ドイツ並みの面払いでも千億円超かかるとして、財源面では慎重な姿勢を示しました。スタンスとしては、舟山委員が強く賛成、江藤大臣は整理統合を否定せず充実を望みつつ財源制約も強調する立場です。本議論で具体的な決定事項は示されていません。
米の輸出拡大と国内需給バランスをテーマとする議論について、提示された要点の抽出はなく、スタンスデータの範囲でのまとめとなります。江藤拓氏は賛成寄りの立場で、輸出機会の増加を見通しており、プロモーション強化も前向きに検討しているとされています。田名部匡代氏も賛成寄りで、米の輸出拡大に期待を表明しています。ただし、田名部氏のスタンスの根拠は証拠1件のみに基づいています。国内需給バランスに関する具体的な論点や、結論・決定事項については、提示された材料に含まれていないため、記述できません。
米の輸出拡大戦略(2030年35万トン目標)に関し、外国産米が日本風のパッケージで販売されている問題を中心に議論が行われました。田名部委員は、この問題を挙げたうえで、日本米をどのように売り込んでいくのかという戦略を質しました。これに対し江藤大臣は、和牛について「ジャパン・ビーフ」への表示変更を行った経験を挙げ、米についても有効な策を検討すると述べました。提示された材料には発言者の賛否を示すスタンスデータはなく、賛成・反対・中立の立場を整理することはできません。また、具体的な結論や決定事項についても示されておらず、議論は大臣が対応策を検討するという答弁にとどまっています。
このテーマでの明確なスタンス表明はありませんでした
米価高騰と端境期の品薄に対する情報発信が論点となりました。江藤拓農林水産大臣は、正確な情報発信が不足していたと認めて反省を述べ、買い置きの限界も周知する考えを示しました。滝波宏文副大臣は、端境期の買い込みで品薄になったとし、農水省の情報提供不足は反省点であり、分かりやすい発信が重要だと述べました。松野明美委員は、農水省がきちんと情報発信すべきだったと指摘し、適切な発信を求めました。高橋光男委員は、端境期の品薄を特殊事情で片付けず対策を求める姿勢を示しました。松尾参考人は、南海トラフ臨時情報等でスーパーの購買量が約1.5倍になり品薄になったと説明し、流通業者や消費者へタイムリーな情報発信を行うと答えました。いずれの発言者も情報発信の強化に肯定的な立場でした。
米政策における需給見通しの精度向上と流通状況の把握が論点となりました。紙智子氏は、需給見通しの甘さが米不足の混乱を招いたと指摘し、来年も同様の事態が再発することを懸念しました。同氏は見通しの精度向上と実態の把握を求める立場で、スタンスのスコアは0.80でした。これに対し江藤大臣は、米政策の難しさを述べたうえで、ミスが全くなかったとは言わないと認めました。提示された材料の範囲では、具体的な改善策や結論、決定事項は示されていません。
今のこの需給見通しの甘さというものがやっぱり混乱を招いたんじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
米穀の生産量減少を背景に、食糧法に基づく備蓄米放出の法的解釈が論点となりました。滝波宏文副大臣は、食糧法上の備蓄は年間の供給不足が見込まれる場合に放出するものであると説明しました。そのうえで、今回の状況は法の趣旨とは異なると述べました。スタンスデータでは、滝波副大臣は賛否のスコアが0.40で、備蓄米放出に対してやや慎重かつ説明的な立場と整理されています。その根拠は、備蓄米放出が法の趣旨と状況の異なるものだったという点です。提示された材料の範囲では、他の発言者の立場や、重要な結論・決定事項は確認できません。
先ほど、作況一〇〇なり一〇一だったということも申し上げましたけれども、そういった法の規定の趣旨とちょっと状況が今回異なっていたことを御理解いただければと思います。
肉用子牛対策と肉用牛経営の採算ライン、補給金について議論されました。窪田氏は、補給金の保証基準価格を再生産が可能な水準に設定するよう求めました。これに対し江藤拓大臣は、採算ラインは経営形態によって異なるため一概に示すことはできないと述べ、多くの関係者が納得できる決定を目指す考えを示しました。また、保証基準価格は根拠法に基づいて算定されるものの、現場の状況を見ながら適正な水準を考えると答えました。江藤大臣のスタンスは、採算ラインの乖離を縮小し納得感のある決定に努めるとの条件付きで、賛否いずれにも傾かない中立的なものでした。本議論の中で、具体的な基準価格の水準や新たな決定事項は示されていません。
ですから、そのことについては、今回の御指摘も踏まえた上で、乖離がなるべく少ない、今回の決定についてなるべく多くの方が納得いただけるようなものにする努力をしたいと思っております。
能登半島地震・豪雨からの農林水産業の復旧復興について議論されました。田名部匡代委員は、珠洲市の農業法人の被害を挙げ、営農再開に向けた中長期的な支援と情報提供を求めました。江藤拓大臣は、各省が連携して使える制度を現場へ伝える体制を築くと述べ、前向きな姿勢を示しました。滝波宏文副大臣は、二重被災した農業機械の自己負担分を県・市町が支援し、農家の負担はないと説明しました。また、奥能登営農復旧・復興センターを設置し、建設業者二十三社を確保したと答えました。山本政務官は、能登と福島を訪れたことに触れ、一刻も早い復旧復興に尽力すると述べました。高橋光男委員は、二重被災した農家への特別補助など、国・県・市町一体の支援を求めました。スタンスデータでは、発言者はいずれも復旧復興に積極的な立場として示されています。
農水省としましては、引き続き、県や市町と密接に連携し、建設業者の確保、努めるとともに、再び奥能登地域で営農したいという農家の方々のお気持ちに寄り添い、地域の農業の将来を見据えた地震と豪雨からの能登の復旧復興を一体的に推進するため、切れ目なく支援してまいります。
是非、国、県、市町が一体となった支援をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
営農を再開するまでに、短期ではない中長期的な、やっぱりその先の見通しが立つような支援が必要だというふうに思っています。
しっかり我々は、現場の現状をつかんで、受け止めて、それに対して、省庁の枠を超えて対応するので頑張ってくださいというふうに言えるような農林水産省の体制を築いていきたいと考えております。
脱脂粉乳の需要拡大と生乳消費促進をめぐり、消費拡大策と需給安定の方策が議論されました。徳永エリ氏は、脱脂粉乳を使った健康ドリンクのドリンクバーを設ける案など、消費拡大策を提案しました。スタンスデータでは、同氏は消費拡大に積極的な賛成の立場(スコア0.80)とされています。これに対し局長は、脱脂粉乳の在庫対策と需要拡大への支援を通じて需給を安定させ、あわせて国産飼料の拡大を進めることで構造転換を図ると答弁しました。提示された範囲では、具体的な決定事項や結論は示されていません。
脱脂粉乳を使ったドリンクバーをつくったらどうかなと私思っているんですよ。
自民党農政への評価と規模拡大・担い手政策をめぐり議論がありました。紙氏は、新自由主義的な農政が選挙結果の一因になったと指摘しました。これに対し江藤拓大臣は、農政への批判があったことを認めました。そのうえで、規模拡大、基盤整備、農地集約については与野党に共通する認識であると述べました。江藤大臣のスタンスは、賛否を0から1で示すスコアで0.60であり、やや賛成の立場です。根拠として、大規模化と基盤整備は推進する一方、中山間地域では規模拡大が困難であるとして、地域特性への配慮を求めています。提示された材料の範囲では、この論点について具体的な結論や決定事項は示されていません。
ですから、基盤の整備もする、そして大規模化もする。でも、できないところもあるんですということを忘れちゃいけないですよね、中山間地域では。
財政制度等審議会(財政審)の建議への見解と、食料安全保障上の備蓄の在り方が議論されました。羽田次郎委員は、財政審建議における輸入重視の指摘は改正基本法の趣旨に逆行するとして批判し、反対の立場を示しました。紙智子氏は、ミニマムアクセス米は活用ではなく削減すべきだとして、財政審のミニマムアクセス米活用の建議を否定するよう求めました。これに対し江藤拓大臣は、国内で作れるものは国内の農地を使って生産するのが基本であり、備蓄についても国産米が基本であると答弁しました。江藤大臣は国産優先の備蓄と国内農地の有効活用を基本方針として示しており、財政審建議の輸入重視の方向とは異なる立場を取っています。提示された範囲では、建議の扱いについて具体的な決定事項は示されていません。
農地面積の目標設定と減少への対策が論点となりました。江藤拓大臣は、農地四百三十三万ヘクタールの確保と耕作放棄地二十五万ヘクタールの解消・再生に取り組むと述べ、農地の減少を容認せず耕作放棄地の解消に取り組むべきとの立場(賛成)を示しました。舟山康江委員は、農用地面積が令和十二年の目標をほぼ下回っていると指摘し、人と農地が減少している背景を質しました。農地の減少と生産基盤の弱体化を問題視する一方、目標そのものへの賛否は示されておらず、立場は中立寄りです。田名部匡代委員は、農地減少を前提とせず、守るべき農地量の目標設定を求める立場(賛成)でした。提示された範囲では、重要な結論や決定事項は示されていません。
農家の再生産可能な所得の確保と、戸別所得補償制度の検討が論点となりました。田名部匡代委員は、所得補償の必要性を毛嫌いせずに検討するよう求め、食料自給率を達成するまでの時限措置とすることも提案しており、導入に前向きな立場です。羽田委員は、収入保険だけでは不十分であるとして、直接支払による所得補償を求めました。一方、江藤拓氏は、戸別所得補償の導入時に土地改良予算が減ったことを指摘し、慎重でやや否定的な立場を示しました。以上のとおり、所得補償を求める側と、予算面の影響を踏まえて慎重な姿勢を示す側とで見解が分かれました。提示された材料には、制度導入に関する結論や決定事項は含まれていません。
農村人口の維持と中山間地域振興について議論されました。寺田氏は、農村では現状として食べていけないことを挙げ、地域に定住できる農政の実現を求めました。これに対し江藤大臣は、棚田支援法案に取り組んだ経験を踏まえ、地域を守る責任は農林水産省だけが負うものではないとの認識を示しました。そのうえで、各省庁が横串で連携して取り組む考えを述べました。なお、発言者の賛否を示すスタンスデータは提示されておらず、結論や決定事項に関する言及も示された要点には含まれていません。
このテーマでの明確なスタンス表明はありませんでした
農林水産省の定員減少と独立行政法人の運営費交付金の確保について議論されました。田名部匡代委員は、農水省の必要な定員の確保に加え、独法の運営費交付金および施設整備補助金の予算確保を求めました。これに対し江藤拓大臣は、行政改革により人員が減少し、統計部門も脆弱化したとの認識を示し、農水省の定員増を強く求めていると答弁しました。両者とも定員の確保・増員を支持する立場であり、江藤大臣は行革一辺倒の人員整理に反対する姿勢を示しています。提示された範囲では、定員や交付金の具体的な数値、あるいは決定事項は示されていません。
農林水産関係予算の確保と、五年間の農業構造転換集中対策の初年度にあたる当初予算の水準が議論されました。江藤拓大臣は、集中期間の初年度にふさわしい当初予算の総額確保に最後まで努力すると述べ、賛成の立場を一貫して示しました。補正予算で五百億円近く増額したものの、基本は当初予算で確保することだと説明しました。また、財務当局との折衝を続けているとしつつ、予算が足りず力不足であるとも述べました。舟山委員は、農林水産予算が三兆四千億円から一兆円超減少している点を挙げ、安全保障の観点から果敢に挑戦するよう要請しました。田名部匡代委員は、農林水産省予算内でのやりくりを否定し、全体予算からの確保を主張しており、賛成の立場です。当初予算の確保に向けた折衝は継続中で、結論や決定事項は示されていません。
農業の多面的機能の評価と農林水産予算の確保が論点となりました。舟山康江委員は、農地の洪水防止機能が三兆五千億円と試算されることなど、多面的機能の評価を理論的根拠として挙げ、農林水産予算の確保と直接支払による支援の見直しを求めました。舟山委員の立場は賛成(スタンススコア0.90)です。これに対し江藤拓大臣は、農地や山林の多面的機能は評価されるべきものであり、直接支払の見直しの俎上に上るとの認識を示しました。また、多面的機能を数字で示して評価する方向で挑戦中であると応答しており、立場は賛成寄り(スタンススコア0.70)です。提示された材料の範囲では、具体的な予算額や制度変更に関する決定事項は示されていません。
農業高校等の教育現場への最新技術導入について議論されました。松野明美氏は、鹿児島の農業高校でロボットトラクターやドローン、発情通知バンドなどを用いたスマート畜産の実習が行われ、生徒の意欲が向上していると紹介し、教育現場への導入を前向きに問いました。この論点では、教育現場の機材が古いことも取り上げられました。これに対し江藤拓大臣は、文部科学省と連携し、最新技術の導入と普及に努める意向を示しました。両者とも賛成の立場であり、スタンスのスコアは松野氏が0.80、江藤氏が0.75です。具体的な導入計画や時期などの決定事項は示されていません。
遊漁船業法改正に伴う瀬渡しの安全管理と保険料負担について議論されました。徳永エリ氏は、瀬渡し後の監視・巡回義務や保険料の増加が中小零細事業者にとって重い負担になると指摘し、改正の趣旨自体は否定せず、負担軽減策を求めました(賛成寄り)。これに対し森健参考人は、法律上、安全管理は業務として位置づけられているとして、現時点では運用の見直しは考えず、実施状況を注視すると答えました(賛否は明確でない中立の立場)。江藤拓大臣は、保険料の推移や現場の受け止めなど実態に関するデータを集める考えを示しました(賛否の明言はなく中立寄り)。運用見直しなどの結論や決定事項は示されていません。
配合飼料価格の高止まりと飼料自給率目標が議論されました。松本参考人は、国際相場が落ち着く一方で円安の影響により配合飼料価格が高止まりしていると説明しました。令和12年度の飼料自給率目標34%については、農地確保の難しさ等から上昇は僅かにとどまると説明され、次期目標を検討するとされました。飼料費が経営費に占める割合は牛で四〜五割、鶏で六割、豚で七割とされ、副大臣は草地整備や配合飼料工場の再編等により飼料費の低減を図ると答弁しました。また大臣は、自給率が上がらない理由として、輸入乾牧草の使い勝手の良さと経営判断を挙げました。スタンスデータでは、紙智子議員(賛成寄り、スコア0.80)が、飼料の高止まりを問題視し、政府に緊急対策を求めています。
価格が下降局面だというふうに、上がり過ぎていたのが少し収まってきているとは言うんだけども、しかしながら、直近でも飼料はトン当たり九万円超えている金額に高止まりしているわけですから、これらのやっぱり緊急対策必要じゃないかというふうに思うんですけれども、大臣、いかがでしょうか。
配合飼料価格安定制度の見直しと国産飼料への政策誘導が議論されました。舟山康江委員は、同制度が配合飼料への依存を後押ししていると指摘し、制度の見直しと国産飼料への政策誘導の必要性を大臣に問いました。江藤拓大臣は、この指摘に率直に賛成すると述べ、多様な飼育法を考慮する余地があるとの認識を示しました。また、紙委員は、飼料価格が高止まりしているにもかかわらず異常補填が打ち切られたと指摘しました。これに対し大臣は、発動基準が延長されてきた経緯を挙げ、悩ましい問題であると述べました。スタンスデータでは舟山委員、江藤大臣ともに賛成寄り(スコア0.75)ですが、江藤大臣については根拠となる発言が1件のみです。本議論において、制度見直しに関する具体的な結論や決定事項は示されていません。
酪農ヘルパー等による畜産農家の休日確保について議論されました。答弁では、酪農家の約七割がヘルパーを利用しており、その利用日数は平均で年二十五日であると示されました。あわせて、ヘルパーの人材確保・育成や利用支援に取り組んでいると説明されました。また局長は、配合など経営の肝にあたる作業は任せにくいため、ヘルパーが担う役割は単純作業や力仕事の代替が中心であると述べました。なお、発言者ごとの賛否を示すスタンスデータは提示されておらず、賛成・反対・中立の別や結論・決定事項は確認できません。
酪農家戸数の減少と経営悪化への対応が議論されました。徳永氏は、酪農家が初めて1万戸を割り、約半数が離農を検討しているとする調査結果を挙げ、見解を質しました。中央酪農会議の調査では離農は年率6%とされています。江藤拓大臣は、極めてショッキングな結果であるとし、生産基盤を守る政策の検証が必要だと答えました。また、原因は複合的であり、政治にも一定の責任があると述べ、対応に前向きな立場を示しました。紙智子氏は、離農の加速と経営赤字に危機感を示し、対応を求める立場です。令和4年の酪農経営は飼料費等の上昇で赤字となり、乳価引上げで改善傾向にあるものの、輸入飼料に依存する経営や借入金返済を抱える経営は厳しい状況にあると説明されました。具体的な決定事項は示されていません。
離島における和牛経営の支援と、輸送費負担の軽減が論点となりました。窪田哲也氏は、離島の和牛経営を島を守ることと位置づけ、支援を求める立場から発言しており、賛成寄りのスタンス(スコア0.85)です。これに対し松本参考人は、離島の輸送費の三分の二相当を奨励金で支援している旨を説明し、来年度の在り方については慎重に検討すると答えました。現時点で、来年度の支援内容や制度変更に関する具体的な結論や決定事項は示されていません。
やはり、島で和牛を育てる、経営をするというのは、やっぱり島を守っていくことです。
「需要に応じた米生産と農家所得の確保」のテーマについては、要点の抽出がなく、議論された具体的な論点や結論・決定事項は確認できません。提示された材料から確認できる発言者は江藤拓氏のみです。江藤氏は米の増産そのものには異論がないとしつつ、現場における需給の判断を尊重すべきだと述べており、スタンスのスコアは0.50で、条件付きの立場と整理されています。賛成か反対かを明確に示したものではなく、増産を認めながらも生産の判断は現場に委ねるという内容です。農家所得の確保に関する具体的な発言内容は、提示された材料には含まれていません。
ですから、米の生産を増やすということ自体については、全くそれは異論はありませんが、しかし、ある程度の、これまでの歴史を振り返って、米はコントロールをしてきた、そして今は、現場の方々が、生産者の方々の独自の御判断の下に適正な需給バランスを取っていただいていることもやはり尊重しなきゃいけないんだろうと思っています。
食料システムにおける適正な価格形成と流通効率化について議論されました。松尾参考人は、資材価格指数が農産物価格指数を上回っており、経営への影響が考えられると説明しました。宮浦浩司参考人は、取引実態を監視する専門職員の配置を令和七年度の組織・定員要求に盛り込んだと答え、体制強化に前向きな姿勢を示しました。羽田次郎委員は、取引監視の予算拡充と生産者に寄り添った価格形成を求め、法案の提出を要請しました。窪田哲也委員も、コスト配慮の努力義務の法制化を含む合理的な価格形成を求めました。山本佐知子政務官は、価格形成にはコストの見える化が必要であるとして、サプライチェーン全体の把握を進めると述べました。江藤拓大臣は、価格形成の法制化を次期通常国会に必ず提出し、米・野菜も対象とすると表明しました。滝波宏文委員も、合理的な価格形成の新たな仕組みづくりに力を入れると述べました。発言者はいずれも賛成の立場でした。
ですから、現場の期待は非常に大きいので、余り待たせることは適切じゃないと思ったので、次の通常国会には必ず出すという決意を述べたところであります。
特に、コスト等高まる中で、ちゃんともうかる農林水産業として将来にわたって食料の安定供給がなされるような、そのための合理的な価格形成の新たな仕組みづくりなどについても力を入れていきたいというふうに思っております。
やはり少しでも生産者に寄り添ったそうした価格形成ができるように、法律、法案を出していただきたいなというふうに思います。
食料の持続的な供給に要する費用を考慮した価格形成を行っていくためには、まずはコストの把握、明確化、見える化ですね、を行うことが必要であります。
また、生産、加工、流通、小売、各段階の取引の実態、こういったものにきちっと目を光らせるという意味において、令和七年度の組織・定員要求におきまして、農林水産省の本省と七つの地方農政局、それから北海道農政事務所に専門の職員の配置を要求しておりまして、これも最終調整をしているところでございます。
コスト配慮の努力義務の法制化を含めて、合理的な費用を考慮した価格の形成について伺いたいと思います。
食料自給率の目標設定と、摂取熱量(カロリー)ベースの指標の扱いが論点となりました。江藤拓大臣は、食料自給率を国民の理解を醸成するためのツールとして、大事な指標であり今後も使い続けるべきだと述べ、これを肯定する立場を示しました。田名部匡代委員は、大臣の過去の答弁を引いたうえで、カロリーベースを食料・農業・農村基本計画の目標に据え、自給率の向上に努めるべきだと主張し、賛成の立場を示しました。両者はいずれも食料自給率を指標として維持・活用することを支持しており、根拠として江藤大臣は国民理解の醸成への有用性を、田名部委員はカロリーベースを計画目標とする必要性を挙げています。提示された材料には、反対や中立の立場の発言者、および決定事項や結論に関する記述は含まれていません。
食料自給率以外の食料安全保障指標と次期基本計画の目標設定について議論されました。山口参考人は、次期基本計画において食料自給率に加え、農地、労働力、生産資材の確保に関する目標を設定する方向で検討すると答弁しました。江藤大臣は、所信表明で食料自給率に触れなかったことについて失敗だったと認め、食料自給率は大変大事な指標であると述べました。提示された材料にはスタンス(賛否)のデータがなく、各発言者の賛成・反対・中立の立場は確認できません。また、基本計画の目標について決定された事項も示されていません。
飼料用米と青刈りトウモロコシの生産体系の見直しをめぐり、水田活用の直接支払交付金(水活)の見直しの流れの中で、政策の方向性が議論されました。江藤拓大臣は、水活の見直しに合わせて青刈りトウモロコシや子実トウモロコシの生産へ政策誘導したいと明言し、賛成の立場(賛否スコア0.80)を示しました。その根拠として、技術が進展し、輸入品と同等の価格水準まで到達したことを挙げています。提示された材料の範囲では、他の発言者の立場や、具体的な決定事項、制度の詳細に関する言及は確認できません。
そして、これから水活を見直す流れの中で、もし、今後の議論の流れの中でまたお話をさせていただきますが、例えば青刈りのトウモロコシであるとか子実トウモロコシであるとか、そういうものに是非政策誘導したいと思います。
飼料用米の利用拡大と輸送コストの課題が議論されました。徳永エリ氏は、酪農地帯と稲作地帯が離れていることから飼料用米の輸送コストが課題であると指摘し、支援を求めました。同氏は、支援が飼料自給率の向上につながると主張しており、スタンスは賛成寄りです(スコア0.80)。これに対し松本参考人は、生産者と利用者のマッチング、給与マニュアルの整備、保管庫や粉砕機の整備によって利用を促進すると答えました。また江藤大臣は、配合飼料工場の立地を生産現場に近づけることについて、産業界と議論を行いたいと述べました。輸送コストへの具体的な支援策や、工場立地に関する結論・決定事項は、提示された内容には含まれていません。
今もう輸送コストどんどん上がっています。ただでさえ掛かるのにどんどん上がっているので、こういったところも支援していただく、そのことが飼料自給率の向上にもつながっていくので、今後是非検討していただきたいということをお願い申し上げたいと思います。
高病原性鳥インフルエンザ対策と経営再開支援について議論されました。江藤拓農林水産大臣は、飼養衛生管理基準に基づく事前演習と日頃の緊張感が、発生時の伝播防止に重要であると述べました。また、大規模な殺処分によって卵価が高騰した点に触れ、感染を広げない努力と卵価安定対策によって貢献していく考えを示しました。スタンスデータでは、江藤大臣は事前演習や飼養衛生管理といった日頃の備えを重視し、対策に前向きであるとして、賛成寄り(スコア0.75)と評価されています。提示された材料の範囲では、他の発言者の立場や、経営再開支援の具体的な内容、結論や決定事項については示されていません。
やはり事前に、家畜伝染病予防法、それから飼養衛生管理基準、これに基づいて事前に演習をする、都道府県の責任においてですね、演習をして、そして、いざ起こったときにはこうするんだということをあらかじめ用意しているところはそうやって食い止めることができますので、日頃の備え、日頃の緊張感が大変大事だというふうに思っております。
鶏卵価格の変動と卵価安定対策について議論されました。要点として、一千六百万羽の殺処分が行われた際には卵価が三百五十円まで上昇したことが示され、供給量が二〜三%変動するだけでも価格が変動するとの説明がありました。発言者のうち江藤拓氏は、スタンススコア0.60で、やや賛成寄りの立場と整理されています。その要旨は卵価安定に貢献する意向を示すものですが、引用された発言は殺処分羽数への言及にとどまっており、根拠は限定的です。提示された範囲では、具体的な対策内容や結論、決定事項は確認できません。
ですから、あれだけの頭数、何羽だったかな、十二万だったかな、前回十二万だったかな、一千六百万か、一千六百万羽でした。
畜産物価格等に関する決議が全会派共同提案により全会一致で可決され、大臣は趣旨を踏まえ適切に対処すると述べました。価格形成の法制化は次期通常国会に提出すると大臣が表明しました。水田政策などその他の論点では、具体的な決定には至っていません。
上記テーマに分類されなかった質疑応答です。
この要約はAI(自然言語処理モデル)を用いて生成しています。 要約の精度向上に努めていますが、解釈の違いや誤りが含まれる可能性があります。
必ず元の議事録本文もご確認ください。